「呪いを祓って祓って祓いまくれ!!自信も他人もその後からついてくんだよ!!」
概要
呪術高専東京校の2年生。四級呪術師。
呪術界御三家の一つである禪院家26代目当主・禪院直毘人の姪。
名門の出ではあるが、生まれつき呪力を殆ど持たず、術式が扱えない上に呪霊を視認する事すらできない。それ故幼少期は禪院家の中でも「落ちこぼれ」扱いであり、母親からも「産まなければ良かった」などと罵倒されながら雑用をさせられるなど徹底的に虐げられてきた。しかし、あえて呪術師となって名を上げる事で、禪院家を見返す為に家を出て呪術高専東京校に入学した。
呪霊を視認するために特殊な眼鏡を常にかけており、戦いにおいては呪力の篭った武器である「呪具」を扱う。身体能力が非常に高く「呪具の扱いなら学生一」と伏黒恵に評される。
プロフィール
年齢 | 16歳 |
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誕生日 | 2002年1月20日 |
身長 | 170cmくらい |
所属 | 東京都立呪術専門高等学校二年 |
高専入学方法 | 家系 |
等級 | 四級呪術師 |
髪質 | 真依と比べて直毛 |
趣味特技 | 空き缶潰し |
好きな食べ物 | ジャンクフード |
嫌いな食べ物 | 精進料理 |
ストレス | 禪院家絡みの手続き |
一人称 | 「私」 |
CV | 小松未可子 |
演(舞台) | 高月彩良 |
人物
男勝りで反骨精神が強く、面倒見の良い姐御肌。相手を基本的に下の名前で呼び、一年次の担任だった五条悟や、ほぼ初対面の虎杖悠仁をも下の名前で呼んでいた。
自身の出自から名字で呼ばれる事を嫌っており、自身の事も下の名前で呼ぶよう言っている。
呪力を持たない身で「次期当主になる」と啖呵を切って家を出た為、実家からは様々な妨害を受けているらしく、双子の妹である禪院真依からも「落ちこぼれ」呼ばわりされているが、そのような逆境をも面白がって逆に強い反骨心で挑戦していく芯の強さを持つ(本人曰く「性格が悪い」との事)。
対人関係
妹の禪院真依とは幼少時は仲が良かったが、真希が出奔してからは憎まれるようになった。しかし今でも真希にとっては可愛い妹であり、真希が禪院家を見返して自身が当主になろうとしているのは、実は真依の実家での居場所を作る為でもあった。そして真依も実際のところは姉への思慕を捨てきれていない様子。ちなみに一卵性双生児だった為に、2人の外見は瓜二つである(0巻1話のラストで登場する髪を下ろして眼鏡を外した真希の外見は、真依と区別がつかない程である)。
真依に対する愛情は深く、彼女に関する事では姉らしい言動をする事が多い。普段は負けん気が強い彼女ではあるが、真依の嫌味や挑発は悉く笑って聞き流しており、普通に素直で善良な性格の京都校の三輪霞と対峙した際には、思わず真依とちゃんと仲良くやれているのかと心配する描写もあった。
釘崎野薔薇の事は「パシリ」と呼んでいるがその実は非常に可愛がっている。野薔薇の方からも懐かれており、彼女が手放しで素直に尊敬している数少ない相手の一人である。
乙骨憂太の事は初対面時は嫌っていたが、徐々に彼の内面に触れて打ち解けていく(パンダが言うには「ツンデレ」)。乙骨にとって初となる呪術実習では、迷いうろたえる乙骨に冒頭の発破をかけて鼓舞し、彼の力を覚醒させて彼が己の願いを叶える為に呪術師となる事を決意するきっかけを作った。
乙骨の方は真希の逆境にも折れない強さと真っすぐさに憧れており、また真希から刀の扱いを初めとした基本的な戦闘技術を教わったのもあって、単なる友人としてだけでなく「恩人」とまで評している。
伏黒恵とは後輩であると同時に親戚でもあり(父親の伏黒甚爾は真希の従兄にあたる)、高専に入学する以前から面識はあった模様。伏黒の事は後輩として可愛がっており、伏黒の方も何だかんだ言いながらも先輩として慕っている。乙骨同様に伏黒の近接戦闘術や武器の扱いも真希が仕込んだものであり、伏黒が術式を拡張して影に武器を収納できるようになって以降は、特級呪具・游雲を初めとした一部の呪具を伏黒に預けている(游雲に関しては禪院家が所有権を主張したが故の処置でもある)。
パンダや狗巻棘とは乙骨が入学する前から同級生として仲が良く、よく3人でつるんで行動している。良くも悪くも歯に衣着せない言動が多い真希をパンダと棘がたしなめたり、よく悪ノリをするパンダと棘を真希が呆れながら制止したりと、非常にバランスが良い3人だと言える。彼等も真希と実家との確執を理解しており、それをどうにかするべく姉妹校交流で真希を活躍させる事を当初から考えていた。ちなみに伏黒が術式を拡張する前は、真希は呪具をパンダに持ち運ばせていた。
夏油傑には呪力を持たない事から猿と呼ばれて見下されていた(これについては、同じ天与呪縛を持つ甚爾との一件もあったからだと思われる)。
彼との戦闘では一度敗北し、瀕死の重傷を負ったが乙骨の反転術式で助けられた。
宿儺からは呪力を持たない強靭さを冗談交じりで「俺に使命を持たせるか」と評価された。
容姿
ポニーテールに眼鏡を掛けている。眼鏡は呪力を持たない彼女が呪霊を見えるようにする呪具であり、1年時はリムレスの丸眼鏡、2年時はスクエアフレームのアンダーリムを着用している。
外見はさっぱりした雰囲気の釘崎も認める美人であり、真希を嫌う禪院直哉が認めるほど顔は良く、パンダの発言から察するにスタイルは作中でも良い方に入る模様。作者によると腹筋は「バッキバキ」。
アニメでの髪色は緑色。
能力
戦闘スタイルは呪具を用いた近接戦。刀や大刀、短刀や暗器までもを得物とする技量は、真っ当な呪力・術式を持つ同輩を優に圧倒する。隙を突く為に躊躇わず武器を捨てる、死角に隠れたと見せかけての奇襲など咄嗟の判断力にも長ける。格闘術のベースは中国拳法で、合気の心得もあるなど様々な格闘術を織り交ぜている。ちなみにベースが中国拳法であるのは、武器の使用を前提とした戦闘術が多い事から、彼女の戦闘スタイルとの親和性が高い為である。
その実力は、三輪霞からは二級呪霊くらいなら余裕で祓えると評され、五条や冥冥からも最低でも二級呪術師相当と認められている程だが、実家である禪院家が昇級を妨害していた事から、未だに最低の四級呪術師に留まっており、その為に姉妹校交流会で活躍する事で己の名を広めようとしていた。そして結果的にそれは成功して、交流会後には冥冥と東堂葵の連名で一級推薦を受ける。
交流会参加メンバーの中では、伏黒は「全員が呪力無しでやりあったら虎杖が一番強い」と分析していたが、当の虎杖は一目見ただけの段階で「ケンカは超強い」「歩き方だけでもうヤバい」と手放しで評価し、真希が四級術師だと聞いた際には驚きを隠せずにいた。
ちなみにファンブックでの作者の採点では「運動神経」は共に10点(満点)で同格。
これら非常に卓越した近接戦闘術や戦闘センスから、後輩などを指導する機会も多く、前述通り乙骨や伏黒に武器の扱いや近接戦闘術を叩き込んだのは真希である。映画のおまけ冊子である0.5巻によると乙骨の戦闘術については真希の影響が最も強いらしく、一応は教師である筈の五条よりも影響を受けている模様(これについては刀を使う乙骨のスタイルとの親和性もあるのだろうが)。
天与呪縛・フィジカルギフテッド
真希が生まれながらにして受けていた天与呪縛。
彼女は本来持って生まれる筈の術式と呪力を持たない代わりに、人間離れした身体能力を手に入れたのである。そういった意味において彼女は、一種の突然変異体であり特異体質者だと言える。
呪術師における一般的な天与呪縛(先天的な身体の欠損や不自由と引き換えに高い呪力を持つ事)の真逆であるそれは、才能が無いと見せかけて真希には呪術とは異なる天賦の才があるという事を示しており、これによって飛んでくる弾丸を目視で捉えて素手でキャッチする程の凄まじい身体スペックを持つ。
ちなみに同様の天与呪縛を持つ者に伏黒甚爾がいるが、あちらは呪力が完全に0なのに対して、真希は呪力を持たないと言っても呪術師の中での範疇で一般人並みの呪力はあり、「天与の暴君」とまで呼ばれた甚爾にはフィジカルギフテッドのスペックは大きく下回る。ちなみに九十九由基曰く甚爾のような呪力0の存在は世界でも他に全く類を見ないのに対して、真希のようなケースは一応幾つかはあるとの事(いずれにせよ極めて希少な存在である事には変わりないのだが)。
ただし、ファンブックによれば「いかに何かを捨てるか」という考えにシフトする事で、今後甚爾と同じ存在になる事は可能との事だが…
技
第二部で使用した体技。
相撲取りの蹲踞のような体勢で構え、敵の攻撃を捨て身で受けて反撃を行うカウンター技。
使用呪具
- 眼鏡
真希は呪力を持たない為に、これが無いと呪霊が見えない。
0巻で夏油との戦いで破損して、本編の時点では新しい物に付け替えていた。
- 屠坐魔
片刃の短剣状の呪具。真希に所有権があった数少ない呪具の一つ。
真希が五条に貸したところ無断で虎杖に又貸しされた。
少年院における特級呪霊との戦闘で破壊される。
- 大刀
薙刀状の所謂「偃月刀」のような呪具。真希に所有権があった数少ない呪具の一つ。
真希が最も積極的に愛用している呪具であり、0巻の頃からメインウェポンとして使っていた。
刀身部分が呪具化しており、柄はただの木の棒なので折られても問題ない。
渋谷事変編での陀艮戦の際に、陀艮の領域内で紛失してそのまま失われた。
- 游雲
特級呪具の一つであり、形状は三節棍。売れば5億は下らない代物。
特級呪具の中では唯一術式効果を一切持たず、しかしそれ故に特級呪具クラスの呪力を内包する純粋な力の塊であり、所有者の膂力に破壊力と殺傷力が大きく左右される性質を持つ。
フィジカルギフテッドである真希が使用すると、特級呪霊にすら大きなダメージを与える程の破壊力を持つ。
元は伏黒甚爾の武器庫呪霊の中に残っていた呪具で、甚爾の死後は夏油傑が所有していた物であり、百鬼夜行後は五条家の管理下に置かれたが禪院家が所有権を主張し、五条パワーで真希に貸し出されている。しかし夏油に敗れた過去がある真希としてはこれを使うのは胸糞悪いらしい。
渋谷事変編で、霊媒で復活して暴走状態で陀艮戦に乱入した甚爾によって先端を研がれて変形させられ、陀艮討伐に使われたものの最終的には鎖を引きちぎられて3つに分割され、先端を研がれた1本以外は捨てられた。その後回収されたかは不明で、そもそも呪具としてまだ使えるのかも不明。
- 黒刀
京都姉妹校交流戦の花御との戦いで使用。伏黒が所有している呪具である。
伏黒とのコンビネーションで游雲と共に使用され、花御に有効なダメージを与えた。
その後の起首雷同編では伏黒が使用していたが、特級呪霊との戦いで破壊されてしまった。
- 暗器
スカートの内側のベルトに隠し持った苦無状の投擲武器。
京都姉妹校交流戦の三輪との戦いで囮として使用した。
ただし、呪具かどうかは不明。
- 三輪の刀
京都姉妹校交流戦の三輪との戦いで、太刀取りで三輪から奪った刀。
三輪の呪力により半ば呪具になりかけていたもの。
その後の花御との戦闘で真希がそのまま使用するが、一撃で壊れてしまう。
- 竜骨
刃で受けた衝撃と呪力を蓄積し、使い手の意図に合わせ峰から噴出する呪具。
組屋鞣造が作った呪具であり、彼の傑作とされている。
天元の案内で組屋鞣造のアトリエから真希が持ち出した。
余談
実は乙骨や里香と並んで、0巻の原型のネーム段階から構想されていたキャラクターである。
ファンブックによると、元々は呪霊となって乙骨の肉親(特に妹)までもを殺害しようとするようになった里香を除霊する為に、里香に勝てる呪霊を探すべく心霊スポット巡りの旅に出るというのが、元々原作者が考えていた構想であり、その際に乙骨のような人間を利用して、治安維持の為に各地の除霊を行う政府の秘密機関から派遣され、乙骨達の旅に同行する事になったエージェントが真希という設定だったとの事(この事から元の設定では学生ではなく、既にプロの呪術師だった事が窺える)。
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渋谷事変のその後
渋谷事変にて、禪院直毘人・七海建人と共に漏瑚の襲撃を受け重傷を負う。その後は直毘人と共に、九十九由基らによって救出されて渋谷を脱出した模様。
天与呪縛によって得た生来の肉体の頑強さにより一命は取り留め回復するものの、顔から腕にかけて大きな火傷跡が残ってしまう。髪が焼けた事で髪型はポニーテールからショートヘアになった。眼鏡も焼失したらしく、一年次に掛けていたようなフチなしの丸眼鏡に新しくかけ替えている。
羂索の仕組んだ『死滅回游』の平定に各々が行動を開始する中、真希は伏黒が新たな禪院家当主となった事を利用して、禪院家の忌庫の呪具を回収する為に一度禪院家へと向かう。
母の制止を振り切って禪院家の忌庫を開くが、そこはもぬけの殻。それどころかそこには実父である禪院扇が待ち受けており、実妹の禪院真依が父に斬られて倒れ伏していた。
扇と禪院家上層部の目的は「伏黒恵・禪院真希・真依の3人の殺害」だった。
直毘人の遺言によって禪院家当主となった伏黒に禪院家の全財産が渡る事を嫌った扇は、カモフラージュ及び大義名分として伏黒を『五条悟解放を企てた謀反者』に仕立てて殺害することを企てる。そして呪術総監部からの信用を得る為に、同じ機会に実の娘2人をも誅殺しようとしたのだった。
更に扇自身は私的感情として真希・真依に「娘が出来損ないだったから自身が当主になれなかった」という、最早逆恨みを通り越した妄言たる恨みを抱いており、この機会にその鬱憤をぶつけようと目論んでいたのである。
真希はその場で扇に一騎打ちを挑み、一応は特別一級術師である扇の刀を折り、さらに扇の顔に傷を入れるなど健闘したが、扇の炎の刃による不意打ちで後一歩力及ばず敗北する。
その後、真依と共に意識不明の状態で二級以下の呪霊が無数に飼われている部屋に放り込まれ、二人の命は潰えようとするが...
「いつか・・・・・・こうなるんじゃないかって思ってた」
「最悪」
意識が戻った真希の眼前には、息絶えた真依。
そして手には、一つの呪具。
──呪術において、一卵性双生児は同一人物として扱われる為に、『何かを得るために何かを差し出す』という、利害による縛りが双子では成立しない。──
この事実を認識していた真依は、例え真希が天与呪縛を持っていても、双子の自分が術式を持っていては意味が無い事、真希が強くなりたいと願っても、自分が強くなりたいと思わなければ意味が無い事を理解していた。
そして、真希の『天与呪縛』を完成させるためにはどうすれば良いか、その術についても察していた。
故に、姉妹共倒れという窮地を脱するため、意を決したのである。
―真希の呪力を全て引き取った上で、自らの命を擲つことを。
真希の手に握られていた呪具は、真依が自身と真希の2人分の呪力を以て構築術式により生み出したものであり、その反動と扇より受けたダメージが重なり、真依は息絶えたのだった。
真依の死の間際、海辺の砂浜を模した精神世界。
上記の意志を伝え入水する真依を、必死に止めようとする真希。
その手を振り解いた真依は、作成した呪具と共に、最期の約束を姉に託した。
「全部 壊して」
「全部だからね お姉ちゃん」
妹の犠牲により、身体から一切の呪力が消え去った真希は、完全なる天与呪縛・フィジカルギフテッドとして復活。扇を一瞬にして切り捨て、禪院家を全滅させるべく行動を開始する。
「真依、始めるよ」
禪院家お抱えの戦闘部隊である躯倶留隊に屋敷内で囲まれるも難なく圧倒し、準1級~1級呪術師相当である禪院甚壱・長寿郎・蘭太ら炳の面々もあっさりと撃破。炳の筆頭である禪院直哉には若干苦戦するも、投射呪法の速度に対応した真希のカウンターの一撃で顔面が陥没してしまい戦闘不能に
「悪い、もう一回言ってくれ」
その日禪院家にいた術師達と母親を鏖殺した真希は、駆けつけた西宮桃に真依の遺体を託してその場を去る。
その後間もなく、その日禪院家に不在だった術師達の死亡も確認され、禪院家は全滅した。
その後は加茂憲紀と合流し、共に桜島結界において好戦的な術師、呪霊の排除を行っていたところ、呪霊として復活した直哉に強襲される。
変態を遂げ、力を増す直哉に苦戦していたところに大道鋼と三代六十四が乱入。状況の打開を狙って釈魂刀を大道鋼に投げ渡すと、真希が使った時とは比べ物にならない異様な切れ味を発揮する。これを目の当たりにした真希はフィジカルギフテッドとして完成して尚存在する甚爾との差を痛感し、三代六十四の誘いに乗り、簡易領域内における千を超える取組みを経て、遂に甚爾と同じ領域へと覚醒する。
覚醒した真希は底上げされた五感を最大限活かすことが可能となった(フィジカルギフテッドとして完成した当初は「眼鏡なしでも呪いを視認できる」=「皆と同じになった」ことで満足していたと独白している)。索敵能力の強化はもとより、周囲を取り巻く空気の温度や湿度の違いにより存在する”面”を捉えることで、空中での回避運動すら行っている。さらに釈魂刀の術式効果を十二分に引き出し、呪霊直哉を両断、これを撃破している。
その後の宿儺陣営との決戦における作戦会議では敵の呪力探知を無視できるというフィジカルギフテッド独自の強みを担任である日下部に高く買われ、奇襲攻撃を提案されている。
その為か、虎杖や乙骨をはじめとする高専術師達が参戦し、それぞれが活躍を見せ始めた後も彼女の姿は確認できない。
使用呪具
- 釈魂刀のレプリカ
真依が己の命と引き換えに構築術式で作成した呪具。鍔に当たる部分にファーのような装飾が施されているのが特徴。
かつて伏黒甚爾が所有していた呪具、釈魂刀のレプリカ。術式効果も再現されており、あらゆる物の硬度を無視し、魂を切り裂くことが可能。ただしその効果を十二分に発揮するためには無生物の魂すら観測する目が必要となる。特級呪具である可能性が高い。
真依の意思が宿っているような描写がある。
ファンからは真依が作った事とその経緯から「真依ソード」「出涸らしソード」「呪術版ブラックトリガー」等々、様々な名称で呼ばれている。
「魂を切り裂く」とあるが、真人に通用するのかは不明。
269話、270話のネタバレ注意
新宿決戦を終えて、死滅回游プレイヤー達のその後が描かれる中、高専組は宿儺戦の反省会を開いていた。真希は宿儺戦での乙骨の羂索への奇襲手段やその後の無茶な行動に対してブチギレていた。彼女も宿儺の黒閃を2回もくらったという反省を述べつつも、乙骨のことを心配して脅すかのようにキレて彼を泣かせていた。そんな彼女のツンデレっぷりを見てニヤニヤする同級生二人も側にいた。その後は、死滅回游で世話になった大道鋼と河童に会いに行き、これから虎杖と来栖(天使)が受肉体プレイヤーの被害者から呪物を引き剥がしに来るため、死にたくなければ隠れていろと忠告をし、大道からは「もし始末しに来るなら貴様が来い。返り討ちにしてやる。」と誘われ、再戦の約束をした。