概要
翁の能面のような顔をしたモヒカン頭の小柄な老人であり、常に不気味な笑顔を浮かべている。
とても無口であり、台詞は殆どなくモノローグを含めても一言だけ。
生得術式の詳細は不明だが、建物から巨大な岩の腕を精製して操ったり、禪院家の術師向けの鍛錬所を作ったりするなど、どこぞの鋼の錬金術師のような能力だったのではと推測されている。
ファンからは「岩石ジジイ」などと呼ばれている。
他にも身体能力や体術にも秀でており、作中では禪院信朗と連携して戦った。作中の描写やキャラ達の反応、そして炳のメンバーである事などから実力は1級呪術師レベルだった事はほぼ間違いなく、その中でも非常に高い実力を持っていた事が窺える(単純な火力なら禪院甚壱に次ぐレベルである)。周囲からの評価は高かったようで、信朗などからもさん付けで呼ばれていた。
しかし、覚醒した禪院真希には2人がかりでも圧倒され、一瞬で呪力によるガードを貫通され、喉を素手で潰されて死亡した。作中での扱いは他の炳のメンバー同様に真希の噛ませだった。
禪院家でも謎の多い人物だったらしく、躯倶留隊の隊員達はその実力を評価して一目置いている一方で、「自分が子供の頃からおじいちゃん、喋ってるのを見た事がない」「何歳なの?」などと語っている。評価も星3と普通である。
このような人物なので、上記のような高い実力があるものの当主候補や幹部の中には入っていなかったようである。そもそも本人がそういった立場に興味があったのかも不明。