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新橋テツユキ

しんばしてつゆき

新橋テツユキは『超特急ヒカリアン』及び『電光超特急ヒカリアン』の登場人物の一人。
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cv:巻口久美子(超特急)

超特急ヒカリアン編集

地球人側の主人公。メイン画の容姿はこの時のもの。

放送当時も含めれば徐々に無くなりつつあった短パン少年。父親に関しては秘密がある。

学年は設定画では4年生になっているが、本編では教室や教科書、答案用紙などに小学5年生ととれるシーンもある。大阪の祖母の家に遊びに行った帰りに乗った新幹線がのぞみで、それがブラッチャーに襲われてヒカリアンとなったのがきっかけで知り合い大親友となる。ミナヨよりハッキリした性格ながら、美人なお姉さんを見るとデレデレする(ただし、過去の夏に出会った少女・神無弥生は例外)。野菜嫌いで毛虫が苦手な様子。ブラッチャーロボ2号をJHRが奪って改造したテツユキロボに乗り込んで操縦し、ヒカリアンをサポートしたお手柄でJHR少年隊員に任命された。第63話ではナレーションで、マリモの解説をしている最中に、出番が少ないことに不満を抱き、「ちっとも出番が無いじゃないか僕」と言って顔を出す描写がある。第92話でJHR中央新幹線の建設現場で将来JHRの運転士になることを決意すると、のぞみの運転席に座って運転するようになる。それまでは客席に座ってヒカリアン自身が運転していた。107話でのぞみとの友情や信頼が深まり特別隊員に格上げされ、ヒカリアンモバイルというヒカリアンとのテレビ電話が可能なPDA端末(現代のスマートフォンに近い)を渡される。着メロは「ぼくらのヒカリアン」。JHRでの重要性からシルバーエクスプレスに狙われるようになり、最終回間近でシルバーに脅されてのぞみと自ら絶交してしまうが、ヒカリアンたちと和解し大団円を迎えた。


家族構成編集

新橋テツロウ

父親。職業は不明だが、スーツを着ていることからサラリーマンだと思われる。

実は「マスター」の正体。


新橋ユキ

母親。登場回数は少なめだが、熱を出したテツユキを看病する場面で登場する。


新橋ハツ

祖母。大阪在住で関西弁を話すのが特徴。

ブラッチャーに人質として取られ、テツユキの「テツユキロボ」と引き換えのダシにされるも、彼女の作った「キンピラゴボウ」の味に惹かれ、キンピラゴボウと引き換えに解放される。

関連タグ編集

超特急ヒカリアン のぞみ(ヒカリアン) 神田ミナヨ 神無弥生

デスベイダー→テツユキロボ


電光超特急ヒカリアン編集

この作品でも、終盤に登場する。だが…
























「こないだ助けたのは、昔のよしみだ。だがこれからはビジネスとしての付き合いをさせてもらう。それが…AHRのやり方だ!」























CV.成瀬誠

前述の台詞からわかる様に、事ある度に高額請求をするAHRの局長として再登場。

その台詞とともにのぞみを突き放した。

ついでに一人称も「僕」から「俺」に変わっている。

これについて市ヶ谷ソノカから、連れているAHRレスキューが元凶では、と推察されるが、そんな事は一切無く、テツユキ自身の経験から来た歪み(後述)による物である。

それでも、「指導料が出るから」というややツンデレ染みた理由でのぞみ等を特訓したり、ブラッチャールJr.が「第二のXやスターになりかねないから止める」としたのぞみ等を諌めたりと、「超特急」時代の良心は残っている模様。

第50話から、突如干されていたヒカリアン等を「皆平等に活躍出来る」「世界的規模でのブラッチャーによる脅威への対処」を掲げ、AHRへ引き抜く。

JHR中央本部には、のぞみ、つばさ、E4が残る結果となった。

その後は米軍とNASAの協力を得て自身が開発したガルーダ2号機「牛若丸」、引き抜いたヒカリアン等に持たせた装置によってブラッチャーを圧倒。

ただ、それも最初の間だけであり、その後は(グランドスリーセブンの加護を得たとは言え)ブラッチャーに逃げられるわ、ブラフマーへの対処の際、ガルーダ諸共赤ん坊を巻き込んでしまい、それで糾弾されるわでボロを出してしまう。

結果JHRと共闘する事となり、のぞみと和解。共にシルバーエクスプレスを葬り去った。

直後、基地の爆発に巻き込まれるが、親友ののぞみと共に牛若丸で脱出。ガルーダで脱出したケンタ、ウエスト、ブラッチャーと共に五体満足で生還した。

尚、実力についてはかなりあるらしく、特に身体能力の面では第45話で底が尽きない体力(ブラックが開発した時間を緩やかにする機械「ドン亀くん」の効果で全世界の時間が狂わされても、ケンタやウエストなどがバテかけるなかで息一つ切らしていない)、つばさ、E4を圧倒するほどの実力を見せつけた。実際、レスキューと共にアメリカで全ての格闘技をマスターしているとのことらしい(劇中で見せたのは、ボクシングサブミッション合気道系の技。ボクシングはのぞみと特訓しており、その顔は楽しそうだった。サブミッションはE4に披露し、合気道系はつばさに「相手の動きを利用するんだ」と助言してかかってきたつばさに「空気投げ」を披露している)。

これが本編で度々見られた自身の実力への過信にも繋がっており、あくまで二次創作内の話だが、「それ大丈夫なん?」とセブンに指摘されている描写がある。

だが、根本的には父・テツロウの遺伝によるところが目立っている(「マスター」としてのテツロウは、人間離れした運動神経、早食いが得意、前向きな言葉と生き方、生来の正義感などが備わっており、それが息子の生き方にも表れている)。


テツユキ自身の経験から来た「歪み」について

彼自身はAHRレスキューと出会う前の自分について、「異国で現実ってもんを思い知らされ、すっかり夢を諦めちまった俺に残っていたのは、その街で暴れ回ることだけだった」と回想している。

実際にボブ(やよく解らないが他数名。基本的にボブと行動を共にしていた)と共に、ピンポンダッシュなどの悪戯(※)をやっている。

そうやって当たり散らしている最中、レスキューがビルから転落した男性を救助する場面に遭遇。これを見て、「ここにヒカリアンが来たんだったら、こいつらと共に『正義』で金を稼ごう」と思い、AHR結成へと至ったのだった。

この際に「正義でも金は稼げる」とも言っていることから、金稼ぎの発想については、暴れ回っていた(テツユキ談)頃にもあったものと思われる。

ちなみに「異国での現実」と言うのがなんなのかについては詳しく語られていない。

成績低下、差別を受けた、と言う説がファンによって上がっている。

だが、「暴れ回る」という表現が正しい場合、「ピンポンダッシュ」以上の非行を重ねていた可能性もある。その根拠に、レスキューと共にJHR基地に侵入して道に迷い、レスキューが占いやギャンブルで近道を決めているギャグ描写があるが、そのコントの中には「カジノのルーレット」(しかも、バーテン姿で)もあり、「未成年でギャンブルに手を染めていたのではないのか?」とも見て取れる描写がある。

『超特急』時代の第75話『少年と海』のゲストキャラクターである親善大使の少年・ラビンが語っていたような「自分の国にも海があれば戦争がなくなり、平和を作れる」という理想論とは相反し、テツユキの場合は「AHRに金さえ出せば、この街を平和にしてやるよ」という現実論を語るが、その報いとして、上記のような戦争や市井の人々からの糾弾にまで発展してしまった。


※ピンポンダッシュの悪戯は、日本では昔なら見つかったら説教される程度のものだったが、現代でそれをやると迷惑防止条例違反で逮捕されるケースも出てきている。なお、アメリカでは、『電光』放送終了後、2016年にピンポンダッシュをした少年が銃殺される事件が起こっている。そのため、テツユキがピンポンダッシュの悪戯をやって「暴れ回る」と表現しているのは、客観的に見て「ダサい」と思っていても、アメリカでやったらシャレにならないことを表していると言える(事実、テツユキは実行直前に呼吸が激しくなっている描写がある)。


「電光」時代の関連タグ

電光超特急ヒカリアン

AHR

AHRレスキュー

牛若丸

テツユキが関わった機体。


キラ・ヤマト

前作主人公であり、劇中の勢力図掻き乱すという共通を持つ。

また、それによって顰蹙を買ってしまうことも共通。

アンジュを始めとしたアルゼナルの人間ほぼ全員

生きて行く為には金が必要である、という思想、現実を思い知らされ、捻くれてた点、実力は高いことが一致している。

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