概要
CV:横田栄治(※ブラックエクスプレスと同じ)
第13話『走れ! タロウ』に登場。
公園に展示されていた、年配の国鉄C12形蒸気機関車(現実の歴史をたどると、製造年が1932年から1947年であるため、『ヒカリアン』放送当時が1997年であることを踏まえると、年齢は50歳から65歳ということになる)。
公園の展示物として余生を送っていたため、ブラッチャーでもヒカリアンでもない存在と言える。
「もう一度線路を走りたい」という思いから、公園を脱出し、それを前後して線路を走っていたドジラスとウッカリーに出くわす。
「僕たちの線路だぞ!」と抗議する2人に「もう一度線路を走りたい」という事情を話し、同情した2人はタロウのために老朽化したパーツを交換するために新幹線の部品を盗み出してまでタロウに尽力。
だが、2人はヒカリアン一行に包囲されるが、タロウ自身が「その人達を叱らないでくれ」と諫め、自分が線路を走りたいという思いを知ったヒカリアン一行は同情する。そこでDr.イエローによってある程度修理してもらい、線路を走れるようになるが、ドジラスとウッカリーに今生の別れを告げ、宇宙の銀河系へと旅立った。
本エピソードは屈指の「感動モノ」であり、ドジラスとウッカリーの人情味に熱い一面が描かれた数少ないエピソードでもある。