CV:嶋崎はるか
概要
「何だかワクワクしてきちゃった。」
本作のヒロインであり、人間側の主人公である新橋テツユキのガールフレンド。
ちなみに中の人は本作のロボット側主人公である300系のぞみ号と兼役。
「超特急ヒカリアン」
ヒカリアンやブラッチャー達にとってもアイドル的な存在であり、父親は東京駅の構内で「ヒーヒーカレー」なるカレー屋を経営している。
第2話から初登場し、東京駅の倉庫内で整理中にブラッチャーと初対面し、テツユキからブラッチャーが悪だと伝わるが悪事を知らなかった為、友好的だと誤解した。頭が良くて強い奴はヒカリアンなのかブラッチャーなのか区別がつかなかった。
提灯のお化けを怖がっておらず、可愛がってる。
物語の当初は少々天然ボケでお転婆な所はあるものの心優しく真面目な女の子であった。しかし中盤以降、ワガママでハチャメチャな性格での登場が増え、物語の後半にはこの性格で固定されてしまった。後述する続編でもこの性格設定が引き継がれている。
ある回では立体映写機を利用して巨大な怪物に変身することでブラッチャーを見事に騙し、ヒカリアン達を救出しているが、変身シーンの作画が妙にエロい。
ブラッチャー達が西部開拓時代のアメリカにタイムスリップしてしまう回ではミナヨと瓜二つの少女、ミーナが登場している。
「電光超特急ヒカリアン」
いつの間にか商売替えをしていた父親の中華料理店「374庵」の看板娘を務め、チャイナドレス姿で出前をしている。小学生だった前作から数年が経ち、中学2年生の14歳となっており、高慢ながらも活発な天才美少女である。当初は、聖橋ケンタ達の手助けをしたりアドバイスをしたりなどをしていたが、次第に出し抜くような活躍をするようになってくる。
ケンタに対しては基本的に甘いが、「ブラッチャーに対抗するため」に厳しく(?)シゴいたこともある。
ケンタの同級生である市ヶ谷ソノカとは性格が似ているからか、ニコイチで登場することが多い。
ちなみに前作からほとんどのキャストが変更された本作で数少ない中の人が続投しているキャラクターでもある。
13話にミナーシャと言うそっくりさんが登場し、疲弊されたヒカリアンを祈りながら助け、記憶喪失になったケンタを思い出し、勝利への道を切り開いた。
友好関係
テツユキとは同級生だが、クラスメイトであるかは不明。「超特急」の第6話でブラッチャーの悪戯で学校の校舎に煙幕を撒かれ、のぞみが学校に赴いた際、テツユキと同じ教室にいる描写があったり、第38話ではテツユキが遅刻で廊下に立たされた際、「また遅刻したの?」と声を掛けるシーンがあるが、教室でテツユキと転校生の神無弥生と先生とモブのクラスメイトが描写されているなど、単にミナヨの席がテツユキと離れているだけなのかもしれない。
テツユキとは仲が良く、むしろ彼のことが好きだが、テツユキが未知アンナなどの「お姉さん」にデレデレするとヤキモチを焼く。転校生の神無弥生も例外ではなく、テツユキが弥生のことを父に話しただけでキレて食器を割っていた。ヤベェ。
『電光超特急』では、何故か存在を完全に忘れていた。ひでえ。
それでも、テツユキのことを徐々に思い出したようで、テツユキもJHRとの取引の打ち合わせ場所を「374庵」にしているなど、お互いに寄りを戻す形にはなったようだ。
スナイパーソニックとウッカリーはデートしてるがあまりにも気にしていない。
家族構成
全シリーズ通してミナヨの父親だけで、母親等は不明。
搭乗機
テツユキの成績が下がりついに0点を取ってしまったことから彼に勉強をするように叱咤し、ヒカリアンの面々が家庭教師をつけたことによって知恵熱を出してしまい、責任を感じたミナヨが代行で操縦した。
宝箱争奪戦でソノカが駆るソノカニアAが危機に陥った際に搭乗して駆け付けた。
「ミナヨブーメラン」という技でブラッチャーを撃退した。
最終回でもソノカ・スグルを乗せて最後の戦いに赴き、「ミナヨビーム」でシルバーエクスプレスを倒すのに一役買った。
ミナヨスターZに搭乗するときのスーツ
関連タグ
名言・迷言
『超特急』
2話
- 「なんだかワクワクしてきちゃった」
- 「ヒカリアーン チェーンジ!」
ラストより。ヒカリアンとブラッチャーの戦いを見て盛り上がり、ヒカリアン変身時の決め台詞を笑顔でガッツポーズをするところで締めくくる名シーン。
3話
- 「うん!わかってればよろしい!」
ミナヨの父がテツユキとミナヨにつばさ号の割り引き切符をくれたことにテツユキが感謝したときに返した台詞。天然なのか笑顔で恩着せがましい言い方になっている。
4話
- 「意外と頭が良いのね、あの連中」
テツユキ「ミナヨちゃんはどっちの味方なんだ?」
「もちろん、強い方よ!」
いずれも天然交じりの高慢な話し方になっており、前者は盗まれたゴンスケを盾にヒカリアンを攻撃させないという卑劣な手段に対して「変に感心」している。後者はテツユキにヒカリアンとブラッチャーのどちらの味方なのかを問われた際の返答。
- 「言うとおりにすれば、『ヒーヒーカレーを食べさせてやる』とか言ってー」
ゴンスケが「なぜブラッチャーの言いなりになっているのか」という動機をひかり隊長が疑問に思った時の発言。テツユキからは「こんな時に店の宣伝しないでよ」と突っ込まれているが、のぞみからは「それに近いことかもしれない」とミナヨの発言を一役買っている。
- 「じゃあ、直接ゴンスケに聞いてみれば?」
テツユキ「あのねー……」
上記のゴンスケが「ブラッチャーの言いなりになっている理由が分かれば反撃できる」という疑問に対する発言。マックスから「いい考えだ!」と称賛されており、ひかり隊長を筆頭にゴンスケの元に出撃することになった。
- ひかり隊長「よし、早速聞きに行こう!」
- ミナヨ&マックス「「おー!」」
作戦を実行するときにミナヨとマックスは応答しているが、テツユキ、のぞみ、救急あずさは何故かズッコケている。
- 「ゴンスケの中にも、海があるー!」
- テツユキ「ホントだー!」
- のぞみ「ありがとう、ミナヨちゃんのおかげだよ」
- 「あたしはただ、ゴンスケに聞けば、正直に答えてくれるって思っただけ」
- ゴンスケ「おら、もう引退しても良いだよー」
- 「何言ってるの。ゴンスケはまだまだ働けるわ。新しい車両みたいですもん」
- テツユキ「生まれ変わったみたいだよ。ゴンスケ」
- ゴンスケ「おら、もうひと頑張りするだーよ!」
- 「そ。その調子。元気出して!」
ラストより。海を見て感動したゴンスケが「引退してもいい」という言葉に返した励ましの台詞。
7話
- 「ま、細かい事はいいじゃない。せっかく会ったんだから皆で楽しくやりましょう。ね!」
スナイパーソニックとウッカリーを共にデートする。ウッカリーとは敵対関係ののぞみは特別に許してもらう。
12話
- 「私がまだお母さんのお腹に居た頃、「丈夫な赤ちゃんが生まれますように」ってお父さんと一緒にこの京都にお参りに来たんですって」
- 「お願い神様!のぞみを助けて!元の大仏様に戻して!」
- 「ふふふ。そう信じていた方がロマンチックで良いじゃない!ね!」
20話
- 「はっ!」「夢?」
冒頭より。ミナヨがエイリアンに変身する悪夢を見て起きた時の台詞。この夢が後にブラッチャーに対抗する作戦に使われることになる。
- 「はっ!」
- テツユキ「どうしたの?ミナヨちゃん」
- 「フフフフフフ……」
ブラッチャーによってヒカリアンエネルギーを吸収されて成すすべもなく困っていたDr.イエローらの会話に、突如、昨日の夢のことを思い出した時の台詞。
- ドジラス「あっ、ミナヨちゃん?」
- 「フッ……私はミナヨではない……第三銀河からこの星を征服するためにやってきた、イザメル生命体……」
ウッカリー「あのー、ミナヨちゃん、何言ってんの?」
- 「フッ……お前たちには感謝するぞ。地球征服の邪魔だったヒカリアンどもを、始末してくれたんだからな……」
- 「もはや恐れるものは何もない。この世は私のものだ!」
- 「ウウウウウウ……ウワァー!」
(ブラッチャーが慌てる。)
- 「ブラッチャー!次はお前たちの番だ!ウォーッ!」
ミナヨがエイリアンになった時の台詞。だがこれはブラッチャーに対抗するための作戦だった。
- 「うふふふふふ。引っかかったわね、ブラッチャー!」
- ドジラス「でも、壊れたビルはー?」
- 「それは、取り壊し中のビルよ!」
すべてがお芝居だったことをブラッチャーに明かした時の台詞。
- 「うふふふっ。みんなも、わたしが本当のエイリアンだと思った?えへ」
ラストより。視聴者に向けた台詞。
『電光』
1話
- 「どいてどいてー!」
第1話より。初登場時の台詞。JHRの出前中に自転車のスピードを出し過ぎてスグルを轢きそうになり……。
- 「こらー! そんなに髪が気になるなら、あたしが切ってやろうかぁー!? オラオラオラァー!」
同上。スグルを轢くのを回避したが、自転車が転倒して転んだのを逆恨み同然にどこから取り出したハサミでスグルの前髪を切ろうと脅す。大人げない……。
「ヘアメイクセット」を常備しているのだろうか?
- 「あーっ! 麻婆豆腐とラーメンとチャーハンが、『チャーハン・ラーメン・マーボーソースがけ』になってるー!」
同上。自転車が転倒した拍子に出前の料理が台無しになっている様子。
- ケンタ「あの……」
- 「何よ!」
同上。ソノカとスグルに置き去りにされたケンタが質問したときに八つ当たりし、鼻息をするが、直後にケンタが374庵の客であることに気づき、冷静になる。
- 「男の子なんだから、もっと元気出しなさいよ! ねっ!」
同上。控えめな話し方をするケンタにポンと肩を置き、励ましの言葉をかける。ミナヨは本編では再会するまでテツユキのことは忘れていたが、ミナヨの男の子のイメージはテツユキのような「元気な少年」であることは脳裏にあったようで、ケンタにかつてのテツユキの面影を無意識に見ていた節がある。
- 「お待ちどう様でしたー!」
同上。JHR基地に着いた時の台詞。
- 「どうしたの?笛太郎さん。泣いちゃったりして」
同上。JHR基地の閉鎖が決定したことに泣きながら話してきた笛太郎に対して。JHR基地の閉鎖にただ一人反対していた笛太郎が「実はまともな人物」であることを示しているシーンでもある(この直後にブラッチャーが襲来することを踏まえれば、笛太郎の基地閉鎖に反対していたことは適切であったといえる)。
- 松田隊員「あっ、そういえば、ミナヨちゃんは、ヒカリアンたちと……」
- 「あっ、うん……」
同上。かつて一緒に楽しく過ごし、戦ってきたヒカリアンたち5人の幻を思い浮かべる。その中には、ひかり隊長の姿もあった。
この直後、ブラッチャーの襲来に直面することになる。
- 松田隊員「な……何……あれ……」
- 「ブラッチャーよ!」
同上。JHRのメインモニターを開示した松田隊員が見た黒い宇宙船にある「ドクロマーク」を見て、『超特急』時代の経験則からブラッチャー本人たちだと断定するシーン。