概要
CV:横田栄治(超特急)、千葉繁(OVA版及び電光超特急)
「暗黒007系」というドリルの付いた超特急から変形する、ブラッチャーのリーダー。
戦闘能力は高く武器は暗黒鉄球。
最初の雑誌掲載ではのぞみ~ポリスウィンを一人で相手取っていた。
しかしいかんせんドジである。
続編の『電光超特急ヒカリアン』ではブラッチャールロボを繰り出して戦ったりする。性格はほぼそのままだが、千葉氏のアドリブギャグによりかなり「濃い」キャラになっていた。また、時には自分以上にアホな言動や、見苦しいがめつさを見せるヒカリアンや人間の大人達に対して、冷静に鋭いツッコミを入れることもある。
武器は暗黒マシンガンに変わっているが、使い方は暗黒鉄球と殆ど変っていなかった。必殺技は「ブラックバード」だが、使用したのは第19話のみだった。好物は鯖の味噌煮とエビチリとプリン。
OVA版の「ヒカリアンワールド」では「邪悪なエネルギーと合体してしまった謎の超特急」と書かれているが元々は新幹線の300系であり、暗黒エネルギーと合体した後、『超特急』や『電光超特急』でおなじみの姿となった。
人物
年齢は『電光』の時点で49歳(演者の千葉氏の当時の年齢でもあるため、ギャグで言った可能性が高い)。また、この年までサンタクロースの存在を信じていた。悪事を犯しているにもかかわらず、不思議なことに下記の「クリスマス回」の終盤でサンタクロースからプレゼントを貰っている。やはり、根っこの部分まで悪に成りきれない人柄だからだろうか……?
部分的にではあるが、幼少期は『電光』の「クリスマス回」で一軒家に住んでいたらしい描写があり、またサンタクロースの存在を信じて「いい子」にしていたためにプレゼントを貰ったことから、(品川スグルほどではないにしろ)裕福な家庭で育ったことがわかる。
『電光』第17話Aパート『はるかなる水平線』にてブラック自身が艦長を務めた際の台詞によれば、士官学校を卒業していたことが判明する。
『超特急』第75話『少年と海』のゲストキャラクターである親善大使の少年・ラビンの過酷な生い立ち(戦争で両親を失っていることなど)を聞かされて同情し、悲しそうな顔をしながらドジウカと共に「おぼえてろよー!」の一言もなく去っていった。このことから、本編が始まる前日談に「ブラッチャール星の内乱か、ヒカリアンとの宇宙戦争が起こった」と仮説を立てた場合、ブラックの両親は戦争によって故人となった可能性が高い。後者の仮説に関しては、上司の「シルバーの命令でヒカリアンを倒す」というよりは私怨から来るような言い方で「ヒカリアンどもめ!」としばしば台詞を口にしていることからも納得がいくものである。
作戦
超特急
ブラッチャーの目的である、世の中を真っ黒にすることへの実現のため、邪魔なヒカリアンを倒す作戦を毎回立てている。総称はブラブラ大作戦である。
電光
ブラッチャーの先祖である、後ろ向きで弱い心の持ち主の人間を増やすために、毎回人の嫌がるようなこととアドリブギャグを連発する。そして前向きで強い心を持つ人間を先祖に持つヒカリアンと戦っている。
関連タグ
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