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「三歩後ろを歩かれへん女は背中刺されて死んだらええ」

※本記事には単行本未収録のネタバレ情報を含みます。閲覧の際にはご注意ください。

概要

禪院家26代当主・直毘人の息子。特別1級術師。甚爾真希真依とはいとこの関係。推定27〜28歳(五条悟の1つ下)

やや吊り目で整った顔立ちを持つ、若い金髪の男性。常に薄笑いを浮かべており、関西弁で喋る。

睫毛がバサバサで日本人離れした正統派美形の五条悟とは異なるタイプの美形で、金髪でピアスという洋風的な部分もありつつ、顔立ちは狐目という和風タイプ。
金髪は染めており、幼少期は禪院家の血筋を引く黒髪であった。

若さと爽やかな容姿に反して旧弊的な人物で、女性を見下す発言も多く、男尊女卑を当然視している。また「次の禪院家当主には自分がなって当然」と考えており、当主候補の有力な親族にも不遜な態度をとるなど、自尊心が高く権威志向が強い。自分が当主になるために父が死ぬのを待ちわびたりと、五条悟が嫌う呪術界の負の側面を凝縮させたような人物。
一方で、強さに対しては真摯で、純粋に実力によって人を評価する一面も持っており、特に幼少期に圧倒的な強さを持った甚爾のことは今も慕っている。
ちなみに、この性格の悪さは環境に左右されたとはいえ生まれつきの物であったらしく、幼少期には呪力の無い甚爾のことを嘲笑うためにウキウキで見に行くという、実に性悪な一面を見せている。

実力は幼少期から評価されていたらしく、幼少期から次期当主の座は彼という見方が強かった模様。

活躍

父の遺言で27代当主の座が決定したかに思えたが、遺言に付け足されていた「五条悟に異常があった際」の規約が原因で伏黒恵が次期当主となってしまう。
他の当主候補は直哉がなるくらいならと恵を認めるなど人望にも欠ける模様。緊急事態にも蘭太からは呼びかけもなかった。父親からもイマイチ信用されてなかったようで、遺言状には「禪院、及び高専の呪具は扇か甚壱の同意がなければ出せない」と書かれてい
た(尚、禪院家全体から信用がなかったようで、躯倶留隊の面々からの評価値はぶっちぎりの最下位で0.0。「クズ」「うんこ」「うんこクズ」と散々な評価をされていた)。

劇中には登場してない兄達(回想では3人で刀使い)の事は嫌っており、かなり見下している。兄達への感情から「ぶっちゃけダサいと思っとんねん 術師が得物を持ち歩くの」と呪術師が道具を使用して戦う事にも否定的である(直哉曰く「意外とおんで 同じ考えのやつ」との事だが、特級術師の乙骨憂太や1級術師の七海建人などを筆頭に高位の術師にも得物を使う人物は多く存在している。呪術界全体と言うより禪院家の中での話なのかもしれないと、思われていたが…)。

一方でその壊滅的な人間性と人望の薄さにも関わらず、伏黒が出てくるまでは次期当主には実質確定していた様子であり、同じ特別1級の禪院扇を「パッとしない」と評するなど高い実力を持っている事も窺える。
事実、作中では特級である脹相を相手に体外の血液操作を一切行わせない程のスピードで一方的に圧倒する高い実力を持つ。また、前述の通り武器嫌いを自称しながらも密に懐刀を携行しており、いざという時の使用は躊躇わないという抜け目のなさも見せた。
しかし脹相を受肉体ではなく人間と誤認していた事が災いし、失血死を狙った攻撃で溢れ出た大量の血液(脹相は呪力を血液へと変換出来る特殊体質なので失血死しない)に翻弄され、最終的に赤血操術には無い彼独自の技である「超新星」の前に敗北。
乙骨の登場により九死に一生を得たが、反転術式で傷を治してもらう代わりに、虎杖殺害の報告を依頼される。

その後帰還したようだが態度や言動は相変わらずであり、呪具の回収に来た真希に対し「カス」「金魚のフン」と罵るなど悪い意味でブレていなかった。
甚壱から伏黒らの謀殺計画を聞き静観していたが、覚醒した真希の強襲により禪院家の主力部隊が壊滅、筆頭である彼自身が直接対峙することとなる。



術式

父と同じく、禪院家相伝『投射呪法』の使い手。

自らの視界を画角として「1秒間の動きを24の瞬間に分割したイメージ」を予め頭の中で作り、その後それを実際に自身の体でトレースする術。 動きを作ることに成功すればトレースは自動で行われる。
ただし、動きを作るのに失敗するか、成功してもそれが過度に物理法則や軌道を無視した動き(例えば加速度が大きすぎる動きなど)であればフリーズして1秒間全く動けなくなってしまうデメリットが存在する。

しかし、後者に関しては裏返せば「ある程度の物理法則や軌道を無視した動きを作ることは可能」ということでもあり、これこそがこの術式の醍醐味。失敗しない範疇であればその動きが術者の身体能力的に不可能な場合でも問題なく全自動でトレースされる。
また上述の「過度に物理法則を無視できない」という制約は1回の術式発動によって得られる加速度にも適用されるため「1秒で音速を超える」といった過剰な加速度での動きは設定できない。
だが制約に反しない範囲での加速度で絶えず術式を繋げていけば制限は青天井に拡大されていく。(仮に1秒で100km/hまで加速できるとして、術式効果終了直後の100km/hで動いている状態で間を置かずに術式を再び発動すればさらに100km/h加速でき合計で200km/hになる)
劇中で連続使用した際の直哉の速度は亜音速(飛行機並み)にまで到達したと語られている。そして当然加速していくごとに放たれる一撃の重さは飛躍的に上昇する(なお作中では加速できる速度の上限などは詳しくは語られていないが「自らの視界を画角とする」という条件もあるため、おそらく自身が視認できない距離まで1秒で移動するほどの速度は得られない可能性がある)。

また術式発動中の術者の掌に触れられた者にも同じ効果が適用される。
これだけ聞くと一見敵もこの術を利用できるように思えるが、実際には触れられてから1/24秒という短い時間で動きを作ることを強制されることになり、術式の情報や特別な才能・訓練なしで即座に24コマ分の動きを正しく作るのはまず不可能なので、触れた相手を強制的に1秒間フリーズさせる技として機能する。
このフリーズは術をかけられた者には自覚が無いらしく、相手からするとまるで時間が1秒飛んだかのように感じてしまうため対処は容易ではない。

自身がフリーズするリスクもこの術式を使いこなしている直哉にとっては無きに等しい。もう1つ弱点を挙げるとすれば、トレース中は(外部から攻撃されるなどの大きな力を加えられない限り)絶対にその動きしか出来ないため不測の事態への対処が困難なことだが、直哉は相手のカウンターをも予測した上で動きを作ることでこの弱点もカバーしている。

総じて印象に反してかなり攻撃的で強力なポテンシャルを秘めた術式であり、御三家相伝の肩書きに恥じない力を持っている。
直哉は作中で2回の戦闘描写があるが、そのいずれも特級相当の敵に一方的にダメージを与え、トドメを指す直前まで漕ぎ着けている。




読者からの反応

一言で言えば、「クズエリート」もしくは「愛されるクズ」
細目で関西弁で金髪の美形、そして清々しいまでにクズということで良くも悪くも読者の心を掴み、登場するやいなやトレンド入りを果たした(海外でも「Naoya」がトレンド入り)。そのビジュアルから「女殴ってそう」と言われた某デビルハンターと比べてか、「女殴ってる」と話題を呼んだ。某デビルハンターと違い否定しきれない、と思われていたが、真希との会話で幼少期の彼女を遊び半分でいたぶっていた事実が発覚。読者から本当に女殴ってるタイプのクズ認定された。

登場初期は、心底当然の考えだとばかりに真希を見下して侮辱した発言と、禪院家当主になるという野望のために恵を殺そうと行動を始めたことにより、呪術廻戦において五条悟以外の最強戦力の地雷を見事に踏み抜いたため読者から早速憐れみの目を向けられていた。
その後、乙骨の前では真希のいとこであることをアピールしてさも味方であるように振舞うなど自身の立ち位置を理解している強かな面を見せるが、脹相を相手に戦い敗北し、最終的には生還したものの、目的の伏黒暗殺は果たせないまま、無駄に負傷した挙句、パシリに使われるという本人にとって屈辱的な結果に終わっている。
再登場したときには、呪具の回収に来た真希を相手に罵倒交じりに会話するという、クズ度を保った姿を見せたのだが、親類の扇や甚壱、特に扇はシャレにならないくらいのレベルでクズだったため、直哉が結構なクズだと言う評価は変わらないものの、相対的にいっそ清々しいまでにクズなのを全面に出していた直哉の方がまだマシだったという形で評価されるようになる。

その後、回想と彼の心理描写により、実は甚爾や五条の強さに対して憧れともとれる感情を持っていたこと、自分はその領域の人間になるという信念を持っていたことが明かされ、特に甚爾に関しては幼少期に圧倒的な存在感と実力を一目見ただけで分からせられた経験から未だに彼に対して敬意を払っており、五条以外の人間がその実力を理解していなかったという考えから、強い者のことを理解できないのは弱い者の罪という思想にまで至っており、甚爾同様の天与呪縛を持つ真希のことを偽物扱いしたり見下したりと、彼が単なる男尊女卑の前時代的な人物ではなく、甚爾の限界オタク、若しくは厄介オタクというめんどくさい人物であることが明らかになった。

一方で、彼の心境が明らかになったことで、実力こそあれど本当に欲しい力や居場所が手に入らないどころか、後から来た者達が次々とその領域に踏み込んでいく中、取り残されていることへ同情する声も少なからず出るようになった。特に彼が恵殺害を決意したことに対しても、憧れの人の息子で、尊敬する人に目を掛けられ、その尊敬する人と同レベルの相伝持ちの呪術師で、自身から当主の座を奪った人物という存在そのものが地雷を踏みまくる人間であったことが発覚したことで、彼の恵に対する殺意も理解されるようになった。(まあそもそも直哉からすれば恵は「これまで禪院家に関わってこなかったのにいきなり現れて自分よりも好待遇で当主の座を奪った」存在であるため、甚爾や五条の件を抜きにしても殺意を覚えるのは当然といえば当然なのだが)
また、自らも「あちら側」へ行けていない事を自覚しながらも、必死に「あちら側」を目指して足掻く姿を見て「見直した」という意見も見られ、特に投射呪法を駆使して覚醒した真希を相手に善戦したことから、その実力に関しても再評価されるようになった。

また、禪院家の中ですら嫌われていたが、第二回キャラクター人気投票では2935票を獲得し、9位3384票の甚爾についで10位にランクイン。

余談

  • 「美形で関西弁を喋る」「細目がち」という点から『BLEACH』の市丸ギンや『ヒプノシスマイク』の白膠木簓を想起した読者も多かった様子で、彼の登場によりTwitterなどではサジェストに全く無関係の市丸ギンの名前が挙がるようになった。

(白膠木簓は五条と夏油によって組まれた祓ったれ本舗繋がりでもある。)
ちなみに作者の芥見下々は『BLEACH』の大ファンである。

  • 扇と甚壱と併せて「三馬鹿」と評している読者も存在している。
  • 上述の色々残念な態度や行動を若さ故の過ちと笑っていた読者が単行本のおまけページで年齢が判明した事で軽く戦慄していた。
  • 関西弁繋がりからスナックバス江の森田やウマ娘タマモクロスと親和性が高くネタにされている。

関連イラスト

直哉くん
禅院直哉


直哉くん
なおやくん



関連タグ

呪術廻戦
呪術界御三家

トップ同時期にジャンプに掲載されている作品の加速系能力を持つキャラクター。停止しようとすると逆に倍以上の速度で押し出されてしまうデメリットの大きい能力を逆手にとり、断続的に加速を重ねる事で超高速移動を可能とする。作中の描写ではおそらく最終的には投射呪法以上の加速が可能だがその代償も遥かに大きい。
































※ここから先はネタバレ情報を含みます。閲覧の際にはご注意ください。
















「オマエは オマエは!! 甚爾君やない!!」


「オマエやない!!アッチ側に立つんは 俺や!!!」



禪院家を『全て壊す』為に禪院の術師を次々と殺害していく真希。
その前に禪院家最強の術師集団『炳』筆頭として立ちはだかる。

憧れの存在であったかつての暴君と同じ実力を手に入れた真希に対して、ある種の憎しみのような感情を抱き、全力で真希を潰しにかかる。
最初は投射呪法の速度により真希を圧倒する。
さらに過去の敗戦から学習し術式の重ね掛けにより、自身の速度を爆発的に引き上げ、亜音速を超えることに成功する。


「もう止まらん!! あの時みたいなヘマはせん!! 」


これまでのダメージもあり、長期戦は不利と判断した真希は真っ向勝負を誘う。
しかし直哉がそんな見え見えの勝負に乗る筈もなく、すれ違いざまに掌で真希に触れる。
『術式発動中の術者の掌に触れられた者にも同じ効果が適用される』
フリーズして隙だらけの真希に追撃を仕掛けようと、真希に突っ込むのだが──────


「24回だろ?」

「1秒に24回刻んでた この体になってようやく見えたよ」


なんと真希は化け物染みた動体視力により、投射呪法のタネを見破っており、さらに1/24秒間で動きを作ることに成功し、フリーズを回避していたのだ(今の所この方法で投射呪法を破ったのは真希のみ)。
直哉は既にカウンターパンチの体勢に入っている真希に、自分から突っ込む形になってしまった。
最早回避も軌道の変更も間に合わない。


「このッ 偽も゛っ」


それでもなお憎まれ口を叩くが、直後に顔面にカウンターパンチを喰らい一撃でダウンしてしまう。
結局最後まで真希を認めることはなかった。

































一部の読者からは生存が危ぶまれていたが、顔の半分が潰れるという重傷を負いながらも、無事(?)に生存していた。瀕死の状態ながらも何とか本邸に帰還する。


「ツメが甘いんじゃ クソ女ぁ…!!」


勝ち誇った笑みで真希を罵倒するが、既に彼の命運は尽きていた。








































「〜〜〜ざっけんなや!!(……呪力が練れん!!)」


いつの間にか背後に忍び寄っていた、瀕死の真希の母親に包丁で刺されてしまう。


「ドブカス……がぁ!!」


最早呪力を練ることも叶わず、屈辱に塗れたまま死亡した。
奇しくも男尊女卑主義の直哉が「三歩後ろを歩かれへん女は背中刺されて死んだらええ」と見下していた「三歩後ろを歩いていた女性」から背中刺されて死ぬという皮肉な最期を遂げる。

さらに最期の台詞(↑の台詞)も辞世の句のようになっているという、最後の最後まで話題に事欠かない存在だった。

しかし、京都姉妹校交流会加茂憲紀「呪術師が死後呪いに転ずることを防ぐために呪力で殺す」と言っていたことから非術師に普通の包丁でとどめを刺された直哉はもしかしたら呪霊として復活するのではないかと一部では考察されている。だが、真希と真依の母親が非術師とは明言されていないこと、その包丁に呪力がこもっていなかったのか、呪力が練れないほどの状態でも呪いに転ずるのかどうかも不明なため、あくまでもただの予想にすぎない。

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