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見ていろ!これがオマエ達のお兄ちゃんだ!!!

※この項目は単行本未収録のネタバレ情報を含む場合があります。

プロフィール

等級特級呪物
嗜好・興味
嫌いなもの加茂憲倫
声優浪川大輔


概要

呪術廻戦』の登場人物。
史上最悪の呪術師であり、御三家の汚点・加茂憲倫が呪霊の子を孕むという特殊体質の妊婦への実験によって生み出した特級呪物・呪胎九相図の一番が受肉し生まれた姿。
同時期に受肉した弟に二番の壊相と三番の血塗がいる。未受肉を併せると九番まであり、彼らを「弟たち」と呼ぶ。兄弟の絆は強く、常に弟達に対して他の兄弟のために生きることを徹底させている。
また、術式の影響で弟たちとは独自の「絆」があり、彼らの死亡時にはそれを察知することができる。

夏油傑真人らの作戦によって呪術高専東京校の保管庫から持ち出され、受肉後は彼らの「人間を滅ぼし、呪霊が取って変わる世界を創造する」という目的に協力する。
八十八橋で壊相と血塗が虎杖悠仁釘崎野薔薇によって祓われたことで、二人の仇を討つことと、四番以降の弟達を呪術高専の保管庫から連れ出すことを目的として動いていたが、後述の事情から仇を討つことは止めている。

余談であるが長兄の脹相のみ加茂憲倫の血が与えられており、ハーフと言うより正確には三分の二が人間である。その血筋により術式の他、三兄弟で最も人間に近い姿をしている。

人物

詳細は省くが、一言で言えば呪霊と人間のハーフ。
茫洋とした態度と、無気力そうな外見をしており、どことなく浮世離れした雰囲気を醸している青年。
一方で、その外見とは裏腹に、兄弟愛が強く、呪霊たちが信用できないという事を知りながらも、兄弟で暮らすために、彼らの側に着くことを決める。
「壊相は血塗のために 血塗は俺のために 俺は壊相のために生きる 俺たちは三人で一つだ」と兄弟同士で支えあうことを信条としており、それ故に弟をバカにされたときには激しい怒りを見せる。
受肉した3人だけでなく、呪胎九相図全員のことを案じており捜索を続けている。
また「出来が良かろうと悪かろうと兄は弟の見本になる」ということをモットーとしており常に弟の手本となる善き兄として行動をするように心がけている。
また、このモットーの最大の特徴として、「兄"だから"失敗できない」ではなく、「兄"だからこそ"失敗する」が、それ故に、「自分が正道を歩めば弟はついてくればいいし、道を誤ればその道を避ければいい」と言う思想が根底にあり、いわば、「弟のために絶対にあきらめないことが、兄としてできる最良の行動」と言う点にある。

誕生自体は百年以上前になるが、実際に人と同じように肉体を得たのは作品内の時間でつい数か月前になる。
下記の項目にあるように、戦闘では主に癖が少なくどんな状況にも対応することができる「赤血操術」を使う。
戦闘では持ち前の汎用性に優れた能力に加えて、怒りに駆られても状況に的確に対処することができることからかなり高い実力を持つが、肉体を得たのがごく最近であり、戦闘を含めたあらゆる物事の経験が少ない為、敵の挑発に乗りやすく、罠や策に嵌まりやすいという精神的な弱点も有している。

それでも尚、咄嗟の機転で状況を逆転できる辺り、戦いにおける天性の才能がある。

死滅回游編においては、紆余曲折の末に天元の護衛に回ることになったが、これは天元からの直接指名であり、乙骨憂太九十九由基と並べられていたことから、特級呪術師レベルの戦力であることが公式で明らかにされた。

活躍

初登場時は、壊相の回想の場面であり、「俺たちは三人で一つだ。」と言い放っていたが、弟の死後、夏油傑真人と一緒に人生ゲームに興じている場面にて、弟たちの死を察知して人生ゲームの駒を思わず破壊した。
その後、しばらくは活躍の機会がなかったが、渋谷事変の際に漏瑚花御と共に、五条悟の封印作戦を遂行した。(なお、本人にとっては弟たちの仇を取ってやることのできないこの作戦は不毛なものでしかなく、漏瑚からは「協力しないのであれば貴様から殺すぞ‼︎」と言われる程やる気がまるで無かった。)
作戦後は、真人の提案した"誰が虎杖悠仁を最初に殺せるか"というゲームに参加し、渋谷駅構内にて待ち伏せていた際に虎杖と会敵する。究極メカ丸からのサポートを受ける虎杖を相手に、封印作戦の時とは打って変わって多彩な技を使い、終始優勢に戦闘を進め、ついには虎杖をあと一歩のところまで追い詰めた。
だが死に瀕した虎杖を前に「存在しない記憶」を幻視。血の絆により虎杖が「弟」であることを理解し、「弟の仇で自分が直前まで殺そうとしていたのが自分の弟」という事実に大きなダメージを受け、ふらついた足取りでその場を立ち去ってしまう。
その後、様々な思惑が渦巻いた渋谷事変の終結に立ち合わせる。

能力

だから俺は強いんだ


御三家の一角である加茂家相伝の赤血操術を操る。
呪術高専京都校の加茂憲紀も同じ術式を持っており、使用する技や弱点などが一部共通している。
しかし、憲紀よりも全体的な技の威力は脹相のほうが高く、劇中で使用している技の数も脹相のほうが多い。また、呪霊と人間のハーフと言う特殊体質(後述)からも、赤血操術の使い手として憲紀を大きく上回る実力を持つ。

赤血操術

術者の血液を操作する術式。
シンプルな術式だが、汎用性が非常に高く、近距離・中距離・遠距離、360度全範囲対応。更に、外傷は周辺の血液を凝固させることで応急処置ができる為、戦闘・回復を同時に行える。
さらに、脹相は後述の特殊体質によって呪力を血液に変えることができるため、赤血操術最大の弱点である失血によるダメージおよび死のリスクが事実上存在しない。(実際、憲紀が少量の血液を付着させた武器で戦うのに対し、脹相は刃を生成するにも血液を惜しみなく使っている)血液パックなどの準備なく長時間の戦闘が可能なのは人間の術者にはない強みである。
ただし、操作する血液は基本的に液体である必要があり、水分などが混じって血中成分が破壊されてしまうと「血液」ではなくなって操作が不可能になる。そのため大量の水が用意された場所では戦闘手段が極端に限られてしまう。

「百斂(びゃくれん)」
血液を加圧し限界まで圧縮させる。赤血操術の基本となる技。おおよそ三つ程ストックすることができる。

  • 苅祓 (かりばらい)
血液を手裏剣状に圧縮し投げつける。加茂憲紀も同様の技を使うが、脹相のほうが威力が高い。

  • 百斂 穿血 (びゃくれん せんけつ)
「百斂」で圧縮した血液を一点から解放して打ち出す。その初速は音速をも超え(本誌では"音速にも及ぶ"であったが単行本にて修正されている)、非常に高い貫通力を誇る。しかし、この技が最高速度を発揮するのはあくまで最初だけなので、一度避けられると軌道を流しても距離を一気に詰められてしまう。また、発動前には上記の百斂を使わなければならず、予備動作と発動時間にラグが発生するという弱点がある。
赤血操術の奥義と作中で称されており、赤血操術を大したことがないと評したある呪術師も穿血だけは気を付けなければいけないと警戒していた。

  • 百斂 超新星 (びゃくれん ちょうしんせい)
「百斂」で圧縮された血液を全方位に解放し、散弾のように撃ち出す高威力の広範囲技。この技で発射された血液の弾一つにでも当たれば毒を喰らうことは必須。脹相のオリジナル技らしい。
穿血と全く同じ構えから発動する為、穿血の弱点を知らない人間からすれば広範囲型の高威力攻撃と一点突破型の超高速攻撃の二択を迫られることになり、穿血の弱点を知っている人間からすれば、穿血を躱すつもりで超新星の間合いに入ってしまう、といった状況も作り出せる。

  • 血刃 (けつじん)
血液で生成したナイフ。内部の血液を高速で回転させることにより殺傷力を高めている。

  • 血星磊 (けっせいせき)
血を凝固させた弾丸を撃ち出す。高い硬度を持つが「穿血」程の速度は持たないため、不意打ちでないと相手に命中させる事が出来ず、扱いの難しい技となっている。

  • 赤鱗躍動 (せきりんやくどう)
加茂憲紀と同じ技。体内の血中成分を操作し、身体能力を大幅に向上させる。

  • 赫鱗躍動・載 (せきりんやくどう・さい)
赤鱗躍動の出力を最大限まで高めた技。

上記の技のほかにも、血で鎧を作り出したり、相手の衣服に染み込んだ自分の血を固めて敵を拘束したり、瞬時に血の壁を生み出し防御や目眩しに使ったりなどすることもできる。
そして、脹相も加茂憲紀のように自身の血が付着したものも操ることができるため、相手は例えば前述のように衣服や、脹相を斬りつけ血のついた刀などにも気を配らなければならない。

特殊体質

呪霊と人間のハーフである脹相たち呪胎九相図兄弟は、呪力を血液に変換できる特殊体質の持ち主であるため、前述の赤血操術の弱点を完全に克服している。
そして、特級呪物の受肉体である脹相の血液は人間に対し猛毒として作用する、という特性がある。そのため血液を用いた攻撃を受け、血を体内に取り込んでしまった場合は毒に体を蝕まれながら戦闘を継続しなければならなくなる。さらにこの毒は反転術式での治療はできない模様。
この呪力による血液生成と毒属性を持った血を赤血操術と組み合わせることで、高火力かつ遠近中距離いずれも隙がなく、かすり傷すら致命傷になる上スタミナも豊富というハイスペックさが実現している。

渋谷事変以降のキャラクター

登場当初こそ、目立った動きもなく虎杖との間に因縁があると言う位でしかキャラクター的な特徴が無く、単行本の表紙を飾った時にも首を傾げられていた脹相だが、渋谷事変以降は一転して屈指の人気キャラクターとなった。

理由は113話の対決後の134話にて悠仁の兄と判明。
一話で祖父の死後、天涯孤独となった悠仁の血縁者であったと同時に二人の共通する親が加茂憲倫という衝撃の事実が明かされる。
150年間苦難を共にした同母の弟達を失い、その仇は呪胎九相図の中で脹相しか持たない災厄の血を引いた新たな実弟。
「兄」である事を存在意義としている脹相にとって、宿敵と血の繋がりのある悠仁だけが生き残ってしまったのは皮肉な因果の巡り合わせと言ったところ。

脹相の行動原理の大部分は弟たちへの愛が占めており、作者の芥見氏自身、「脹相は意識していないと炭治郎になる」と発言するほど、兄としての責任感は強い。
そのお兄ちゃん力は決して生半可なレベルのものではなく、弟を守るために即刻で今まで付いていた勢力を裏切ることも厭わないほど。
特に最近の展開においてそれは顕著であり、極度の疲労の中にあっても、敵に向かい「(疲れていることが)弟の前で命を張らない理由になるか?」と言い切り、全力でお兄ちゃんを遂行する!!」「どけ!!!俺はお兄ちゃんだぞ!!!などの迷言から、Twitterのトレンドにもなったりしている。読者にネタにされることも多いが、戦闘面においては非常に強力な戦力。精神面においても直向きなまでに真っ直ぐ弟を支え続けるその姿勢から、作中で鬱展開が続く中、読者の精神安定剤となっている面もあり、とある話数で前回まで居たはずの彼が出なかった際には「兄ちゃんどこ」がトレンド入りするなど、読者にとって無視できないほど大きな存在になっている。
特に、渋谷事変後に登場したキャラクターが非常にクズな人間性をしていたこともあって、彼の無償の兄弟愛とお兄ちゃん力が対比として引き合いに出される事も多い。

ちなみに悠仁は脹相の最後の弟に加えて末っ子である為か率先して世話を焼いており、兄と認められたときは普段の無表情が崩れて感涙し、一旦別れるときは笑顔で見送った。

呪霊側に着き、渋谷での大量殺戮に加担したと言う前科こそあるものの、呪霊側に着くこと決めた際には、「受肉の恩は忘れろ」と弟二人に語っており、三人が受肉を果たした状況などの考察から、この言葉は自分たちの為に犠牲になった人間に対しての「恩」ではないかともファンの中で考察されている。

関連イラスト

no title
九相図のお兄ちゃん


脹相お兄ちゃんブラザー
なんかファンシーなおにいやん



関連タグ

呪術廻戦 呪胎九相図 九相図  脹相
夏油傑 真人 漏瑚 花御
加茂憲紀 加茂憲倫 壊相 血塗 虎杖悠仁
どけ!!!俺はお兄ちゃんだぞ!!! 全力でお兄ちゃんを遂行する!! 兄を名乗る不審者 存記兄弟
半人半霊 異母弟/異父兄…共通の親のせいでややこしくなっているが、脹相と悠仁、双方の視点から相手をそれぞれ見ればこうなる。

  • 関連キャラクター
    • パワー…血を自在に操る能力を持つ事や人外の者が人間の体を乗っ取った存在であるなど共通点が多く、同時期にジャンプで掲載していたこともあってよく比較される。また、作中では周囲が敵だらけになっている中でも主人公の精神を支える最大の味方となった点でも共通点がある。
    • 鳴上悠…声優繋がりのお兄ちゃんキャラクター。弟ではなく妹だが溺愛している。
    • 竈門炭治郎…同時期にジャンプで掲載していた家族愛と長兄としての自覚が強いお兄ちゃん。作者も油断すれば炭治郎になるというなどかなり参考にしている模様。
    • 黒崎一護作者が好きなジャンプ漫画のお兄ちゃんキャラクター。兄が先に生まれるのは弟妹を守るためという考えを持つ。
    • ライスシャワー(ウマ娘)カレンチャン(ウマ娘)…タイミングがたまたま重なってしまった結果「お兄さま」「お兄ちゃん」と呼ぶキャラクターとシスコンを重ね合わせてしまうトレーナーが多量発生した。→脹相(ウマ娘)

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呪胎九相図 じゅたいくそうず

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