「私は 負けるわけにはいかないのだ!!」
概要
『呪術廻戦』の登場人物。呪術高専京都校三年。準一級呪術師。
御三家のひとつ・加茂家の出身で、表向きは嫡流とされる。
プロフィール
身長 | 180cm |
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所属 | 京都府立呪術高等専門学校三年 |
等級 | 準一級呪術師 |
CV | 日野聡、川井田夏海(幼少期) |
人物
冷静沈着で、長い黒髪を持つ糸目の男。和服を着ている。一人称は「私」。
表向きは加茂家の嫡男だが、実際は側室の息子で、正室が加茂家相伝の術式を継いだ男児を産めなかったため、術式を継いでいた彼が嫡男として本家に迎えいれられた。
母親は加茂家内では「爛れた側妻」として虐げられ、幼い頃に家を追われている。そのような辛い身の上ながら、最後まで己を案じ続けてくれた母親への想いは強く、その想いが加茂家の次期当主としての自覚と責任感に繋がっている。
呪術界を牽引する御三家嫡流としての矜持の高さから、厳粛なる秩序を重んじる。そのため礼儀正しく落ち着いた振る舞いをする一方で、非情な判断も厭わない。リーダーシップにも富み、姉妹校交流会では個性派揃いの京都校メンバー全体の指揮を執った。
さらには優れた戦術眼と呪術戦の知識を持ち、仲間へのアドバイスも的確である。
その一方で、非常に杓子定規かつ天然気味である。伏黒恵のことを「宗家よりよほど出来がいい」と宗家の人間の前で口にしてしまったり、高田ちゃんの番組を見るために退室しようとした東堂に「録画すればいいだろう」と真顔で諭したりしている。
伏黒に対しては同じ傍流の立場ゆえ、仲間意識を抱いている。が、伏黒から「違います」と否定されてしまい「違くない」と反論している。
術式
- 赤血操術 (せっけつそうじゅつ)
加茂家相伝の術式。自分の血液と血液がついた物を自在に操れる。血液パックの血液も有効。近・中・遠全てに対応できるバランス力を有した術式。
- 赤鱗躍動 (せきりんやくどう)
- 赤縛 (せきばく)
- 苅祓 (かりばらい)
- 百歛 穿血 (びゃくれん せんけつ)
余談
名前の読みが御三家の汚点こと加茂憲倫と全く同じである。
理由は作中でも明らかになっていないが、読者からは「側室の子」であることが分かるよう嫌がらせとしてつけられたでは、と推測されている。