概要
日本に二校しか存在しない四年制の呪術教育機関の一つ。京都府に位置する。正式名称は『京都府立呪術高等専門学校』。姉妹校として東京校がある。
私立の宗教系学校を装っているが、実際は府立であり公費で運営されている。
多くの呪術師が卒業後もここを拠点に活動しており、教育だけでなく任務の斡旋・サポートも行なっている呪術界の要。東京校が東日本での任務や高専生の受け入れを行っていることから、京都校は西日本方面をカバーしていると考えられる。
呪術界では旧態依然とした男性社会や歴史ある家柄を重視する風潮が根強く残っている。ひいては作中世界において京都は「呪術の聖地」と呼ばれる伝統ある古都である。
そのため京都校は東京校に比べて保守的な気風が強い。
所属
生徒
3年生
- 東堂葵(とうどう あおい)
CV:木村昴
1級呪術師。知識や戦闘技術などの高い実力を持つが粗暴な性格ゆえに、周囲から厄介者として扱われている。
- 加茂憲紀(かも のりとし)
CV:日野聡
- 西宮桃(にしみや もも)
CV:釘宮理恵
2級呪術師。父親が外国人のハーフの呪術師。真依の理解者であり、女の呪術師の立ち位置の難しさを知る。
2年生
- 禪院真依(ぜんいん まい)
CV:井上麻里奈
3級呪術師。御三家の一つ・禪院家の出身。東京校の禪院真希は双子の姉。
CV:松岡禎丞
準1級呪術師。天与呪縛により肉体がボロボロであるがため、ロボを遠隔操作で動かして行動している。
- 三輪霞(みわ かすみ)
CV:赤﨑千夏
3級呪術師。シン陰流の使い手。家が貧乏のため、弟2人のために呪術師を務めて生活費を稼ぐ。委員長キャラ。
1年生
- 新田新(にった あらた)
執事服を着た少年。東京校の補助監督・新田明は姉(京都高出身)。術式がとても役に立つ。
教員・所属術師
- 楽巌寺嘉伸(がくがんじ よしのぶ)
CV:麦人
京都校学長。呪術界の保守派筆頭である老人。
- 庵歌姫(いおり うたひめ)
CV:日笠陽子
京都校の引率。準1級呪術師。
- 田辺(たなべ)
補助監督。小説版に登場。
別名・表記ゆれ
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最終回までのネタバレ注意
渋谷事変、死滅回游、人外魔境新宿決戦といった三つの山場を乗り越えた結果、京都校のメンバーで呪術師をやっていけるのは、片腕がビブラスラップになった東堂と、真依を失いつつも肉体的には無傷の西宮と、そして新田新だけとなった。メカ丸は高専を裏切りその償いとして真人と戦い戦死し、三輪はメカ丸の仇として羂索に一矢報いるために二度と刀を振るわないという縛りを結んでしまい、もう戦う事は出来なくなり、真依は自身の父親に双子の姉・真希と共に殺されそうになりその際に自身の命と引き換えに真希に呪具を作り戦死。加茂は加茂家が羂索により潰され、生きる目的を失ったが真希に論され母親の元に帰る事を決意し呪術師を引退した。