概要
呪術高専・東京校と京都校の学生同士で競い合う恒例行事。2日間の戦いの中で、仲間を知り己を知ることを目的とした呪術合戦である。
相手に再起不能の怪我を負わせること及び殺害以外は何でもあり。
呪術師にとっての繁忙期が過ぎて落ち着いてくる毎年9月に、東京校・京都校それぞれの学長が提案した勝負方法が1日ずつ2日間かけて実施される。といってもそれは建前で、初日に団体戦、2日目に個人戦が行われるのが通例となっている。また、前年に勝ちを収めた方の学校が開催場所となる。
基本的に2・3年生がメインのイベントだが、数合わせで1年が参加する場合もある。なお、最終学年の4年は参加できない。
縦の繋がりのない呪術師にも交流会の話は伝わりやすく、ここで活躍した学生には在学中の昇級のチャンスが多く与えられる。そのため昇級を望む学生にとって交流会は実力をアピールするには最適の行事となっている。
2018年の交流会
作中で行われた交流会。原作では33~54話にあたる。
前年度の交流会で勝利した東京校が会場となった。
東京校からは海外にいる2年及び停学中の3年に代わる数合わせとして1年が参加。京都校からは庵歌姫引率の元、参加者の2・3年が会場に現れた。
当初は例年通りの交流会になるかと思われたが、死亡したはずの虎杖悠仁が飛び入り参加したことにより事態は一変。保守派筆頭である京都校学長・楽巌寺嘉伸 は虎杖の殺害を画策。思惑渦巻く波乱の交流会が幕を開けた。
1日目 団体戦
種目は「"チキチキ呪霊討伐猛レース"」。
指定された区画内に放たれた二級呪霊を先に祓った側の勝利となる。区画内には三級以下の呪霊も複数放たれており、日没までに決着が着かなかった場合は討伐数の多いチームの勝利となる。それ以外のルールは一切なし。妨害もアリだが、相手を殺したり再起不能の怪我を負わせるのは禁止。
虎杖は京都校で最強の3年生・東堂葵の相手を担当することになる。一方、楽巌寺は事故を装って虎杖を抹殺するため、京都校メンバーに虎杖暗殺を指示。さらに躾けた準一級呪霊を密かに区画に放っていた。
開幕早々、東堂と虎杖が交戦。その途中で他の京都校生徒が虎杖を襲撃するが、東堂と東京校の妨害で失敗し、そこから東京校と京都校の呪術戦に突入する。
2日目 野球戦
従来の個人戦から急遽変更。夜蛾学長は事前に個人戦を提案していたが、ルーティンが嫌いな男により勝負方法を書いた紙が差し替えられていた。
その結果、読んで字の如く、東京校・京都校生徒による野球対決「呪術甲子園」が開幕する事に。(詳細なルールなどはリンク先を参照。)
最終結果は2(東京)-0(京都)。
東京校の勝利で閉幕した。
2017年の交流会
前年の交流会。開催場所は京都校。京都校からの参加者は当時の2年と3年(2年は東堂の学年、3年は面々は不明)、東京校からは当時の2年と3年と考えられる。
また数合わせのために出場した当時一年の乙骨憂太が祈本里香の解呪前だったこともあり東京校の圧勝に終わったらしい。作者の芥見下々先生曰く、「(里香が)出ちゃった」とのこと。(この事実を聞いた禪院真希ら乙骨と同学年の3人は、夏油傑が宣戦布告のために東京校へ来た際に「憂太さんに殴られる前にさっさと帰れ!」などと本人が困惑するような発言している。)