概要
円谷プロダクションの特撮作品『ウルトラシリーズ』とLiLiTHの対魔忍シリーズのコラボ。
どちらも異能の存在と戦うヒーローorヒロインという共通点こそあるが、片や巨大生物同士の戦闘、片や等身大のキャラクター同士の戦闘という明確な差異があったため、両作品をクロスオーバーさせた二次創作はあまり存在していなかった(なかったわけではない)。
しかし、2024年6月に『対魔忍RPG』でストーリーイベント「怪獣と巨大化対魔忍」が開催、イベントのストーリーがウルトラシリーズをはじめとする特撮作品のパロディになっていたこと、同イベントで追加された新キャラ:大道寺なみが対魔忍シリーズで初めて巨大化能力を持つキャラとして設定され、各種演出にウルトラマンやグリッドマン等の円谷ヒーローへのオマージュと思われる要素がたっぷり仕込まれていたこと(ご丁寧にも回想(所謂エロシーン)まで『帰ってきたウルトラマン』のとあるエピソードのオマージュという徹底ぶり)が大きな話題になった。
このため、今後は両作品をコラボさせたイラストが増えていく可能性がある。
その他関連要素
2013年~2020年にかけて行われていた、円谷プロ公認の擬人化企画。
『対魔忍RPG』でも一部キャラクターデザインを手掛けているなまにくATK氏がゼットン星人、マグマ星人、レッドキング、ヒッポリト星人のデザイン担当として参加していた。
また、Zトン氏が手掛けたパワードバルタンが対魔忍っぽいデザインと言われたことがある。
過去に対魔忍シリーズと公式でコラボしたことがあるニトロプラスのキャラクター。
実は、一度エイプリルフールのネタでウルトラシリーズのパロディをやったことがある(ちゃんと円谷プロから許可は取ったとのこと)。
また、そに子のデザインを手掛けた津路参汰氏も上記の擬人化計画に参加しており、恐竜戦車とバギラのデザインを担当している。
- 風魔小太郎モチーフのキャラクター
風魔小太郎は、安土桃山時代に後北条氏に使えていたとされる忍びの頭目で、その人気から現在でも忍者を題材とした作品では彼をモデルにしたキャラクターが出てくることも多い。
対魔忍シリーズでは、ふうま小太郎というほぼそのまんまの名前の人物が登場し、『対魔忍RPG』や『アクション対魔忍』で主人公を務めている。
ウルトラシリーズでは、『ウルトラマンタイガ』で主役ウルトラマンの1人として活躍したウルトラマンフーマの名前の由来になっている。
共通出演者
ウルトラシリーズ側のキャストは、一部他の円谷プロ作品の出演者も含む。太字はウルトラマン若しくはそれに相当するキャラクターの役。
対魔忍側のキャストは、全年齢向け作品である『アクション対魔忍』および『対魔忍GOGO!』のものを記載。太字は対魔忍役
声優名 | ウルトラシリーズ | 対魔忍シリーズ |
---|---|---|
五十嵐裕美 | 歌川ベニオ(怪獣娘) | スピネル |
伊藤静 | 夢芽のママ(SSSS.DYNAZENON) | 神木鈴音 |
上坂すみれ | カルミラ(トリガー) | 由利翡翠 |
小西克幸 | ビースト・ザ・ワン(ULTRAMAN)、ギルバリス(ジード劇場版)、マックス(GRIDMAN UNIVERSE) | 桃知東洋 |
瀬戸麻沙美 | ウルトラウーマンベス(UGF) | 紫藤凜花 |
高垣彩陽 | (『ウルトラマンタイガ』ED担当) | メイジャー |
戸松遥 | ユリアン(UGF)、(『ウルトラマンタイガ』ED担当) | ふうま天音 |
堀内賢雄 | 初代ウルトラマン(ウルトラマンZOFFY、ウルトラマン物語) | エドウィン・ブラック |
湯浅かえで | 道理サチコ(怪獣娘)、ダーリン(R/B)、ベビーザンドリアス・ケダミャー(トリガー) | マルグリット・ラマルク |
関連項目
ウルトラマンフーマ バルタン星人 サータン ガマス ユニタング Xサバーガ - 忍者をモチーフとしたウルトラシリーズのキャラクター