- フレーバーテキスト
SSR
全空の脅威に座する因縁を宿す男は比類なき力をもって、遥かなる蒼天の総てを掌る。不安定な感情を仮面に、敬愛注ぐ者への想いを胸に抱き、彼がゆく空の果てを目指す。
イベントSSR
深淵の闇の中で孤独を抱え続けた銀狼は、自らの意思で光に手を伸ばす。為すべきことを為すために。咎を背負いし命灯を燃やすその姿は、夜に輝く星に似ていた。
概要
レアリティ | SSR/イベントSSR |
---|---|
属性 | 闇 |
タイプ/武器 | 攻撃/格闘 |
種族 | エルーン |
年齢 | 19歳(2023年1月22日『グラブルフェス2022-2023』「グラブルQ&A」コーナーにて判明。公式サイト、グラフィックアーカイブ等では「年齢:不明」表記) |
身長 | 174cm |
趣味 | 庭木の剪定 |
好き | 特にない |
苦手 | コミュニケーション(自覚は無い) |
CV | 檜山修之/宮崎雅也(演算世界の人物※幼少期) |
全空の脅威に座する十天衆が1人。最強の格闘使い。
古戦場武器『六崩拳』を最大まで強化した上で発生するフェイトエピソードで撃破することで仲間になる。
仮面で顔を隠しフードを被ったエルーンの男性。
かつて暗殺術で名を馳せたカルム一族の生き残りで、先天的に類まれなる才能と技術的能力を持っていたが、その才能を一族中に疎まれ、蔑まれて育った。
精神的に追い詰められた影響か、あるいは別の要因のせいか、彼は幼少期にその爆発的力で一族を皆殺しにしてしまう。
その後、一人悩み苦しんでいた所をとある騎空士に拾われ一時の安寧の時を得る。シスは十天衆となってからもその騎空士の事が忘れられず、『空の果て』を目指した彼を探すために主人公の仲間に加わった。
後にカルムの郷へと戻り、遺された手記から全てを知るも、自分が『化け物』として蔑まれていた過去は拭えず悩み続ける。
一方主人公はその時に見つけた手記の筆跡に覚えがあるようだった。
そこから、シスの恩人の騎空士は主人公と関係がある人物なのではないかという疑惑が浮上する。
後のイベント『こくう、しんしん』にて、事前にヴァルフリートから聞いていたリーシャの口から、かつてシスを救った騎空士こそが主人公の父親だという事が明かされる。
(つまり二人は、グラブル世界の法則性で云う所の義兄弟(妹)という関係になる)
それは主人公やシスをはじめとする周囲を驚かせ、シスは「これも【縁(えにし)】か……」と複雑な心境を抱いていた。
イベント出演
シエテから十天衆としての指令を受けて正体を隠し『漆黒の断罪者』を名乗って出場。この扮装はイベント報酬のスキンとして交換可能。
大会ではまずアイルと戦うが相手がボーマンの問題を抱えていた事から優位に試合を運び、姉ジェシカの叱咤を拒絶したスキを突いて勝利。勝利後は家族の大切さを説いていた。
続いてイベントラスボスのアルハリードと戦いその体の秘密に気付くが、長引かせるのは危険だと判断したアルハリードが更に加速し、シス自身の勢いをも利用して場外に投げ飛ばした。そのため、7回戦目でリングアウト負けを喫する。
その後は主人公にアルハリードの弱点を伝え、「暴くにせよ、利用されるにせよ、勝負はリング上だ」と言って託している。
土SSRアイルの最終エピソードにはシスも登場し、このイベントでのやり取りに関連した内容がある。
副料理室『ラードゥガ』を主とするイベント。
ヴェトルに巻き込まれる形で店内に入ったシス。そこでファスティバやジャミルと会うことになる。ジャミルは元暗殺者ということもあり、(元)同業者の気配を察せられるシスは入店時に警戒される。その後、暗殺者にとってタブーとされる強い匂いのする料理(アヒージョ)を二人で共に食べることでジャミルから警戒を解かれた。
夜にはハーブを摘みに行くというヴェトル・モルフェ・ジャミルに同行する。皆孤独だった過去があり、一緒に過ごしている今があるからこそ却って孤独の恐ろしさが身に沁みるというジャミルたちの言葉にシスも同意していた。
このイベントには特別バトル『ぶつかり稽古』があり、シスはジャミルと共に稽古に挑む事になる。
- こくう、しんしん※6周年記念イベント
こちらでは主役に抜擢。予告PVでは十天の名を返上する内容だが……。
シスの心境の変化に関わる重要なイベントであり、ここが大きな転機となる。
主役とはいえこのイベントではシスがプロローグの時点で負傷したり、その後にまた倒れたりするため、全体で見ると意外と出番が少ないと言えるのかもしれない。また後にプレイアブルとなる新キャラが3名、星屑の街とマフィア、十天衆と秩序の騎空団といった様々な思惑が入り混じる群像劇となっているため、このイベントだけでは複雑で要点が掴みにくいものとなっている。
シスに関してはむしろこのイベントで入手できるイベントSSR版のフェイトエピソードの方が本編と言えるのかもしれない。(もちろんイベントがあってこその内容ではあるが)
こちらのフェイトエピソードでは彼の本名が明かされる。(十天衆のメンバーで本名が明かされたのはオクトーに続いて2人目)
サイド入り済みのため、こちらの一連のストーリーは是非読んで頂きたい。
このイベント後のシスの心境はムゲンのフェイトエピソードからも見ることができる。
前述の『こくう、しんしん』の後日談のような側面を持っており、似たような境遇を持つユリウスと邂逅した。シスの「償いの術を持たないまま生きながらえ、望んだ未来へ進もうとしている俺を、身勝手だと思うか?」という問いに対し、ユリウスは「咎人が生きるのは贖罪のためだけと、何も決めつける必要はない、と思う」と答えている。似た境遇だからこそ、大切な人たちへの思いをお互いに吐露することができた貴重なイベントである。
- ...and_you※9周年記念イベント
最初から主人公に同行しているIFストーリーを見ることができる。
普段とは服装が異なり、とある理由から性格も多少異なっている。
オロロジャイア視点の後日談がグラブルEXTRAフェス2023のパンフレットの書き下ろし小説に掲載されており、そこにシスも登場している。
時系列でいうとこのイベントの後に当たるのがネハン(※バレンタイン)のフェイトエピソードである。こちらにもシスが登場している。
コラボイベント
ストリートファイターシリーズとのコラボイベント。グランブルーファイターV。
格闘キャラということでシスもイベントに参戦している。登場したのは格闘キャラとの連戦を勝ち抜いていくサバイバルモード。
ここで敵として登場するシスは色違いでマントの色が黒い。(すでにシスを仲間に加えていればシスVSシスの同キャラ対決も可能)
このイベントで勝利することでシス関連の称号が手に入る。
ちなみに「ストリートファイター」シリーズのオマージュに満ち溢れたこのコラボイベントでシスを倒すと、リザルト画面で本家のようなダメージを負ったシスの表情が見られる。(ダメージ描写は控えめ)
詳細
※一部ネタバレを含みます。
容姿
アイドルスキンの説明文には『秀麗』と記載されている。
髪色はカルム一族特有のもので、緑がかったような銀髪。灰色に近くも見える。
獣耳は髪色と同じで、先端だけはやや濃い色合いになっている。瞳の色は紫色。
イラストによっては耳の色が異なっており、全て髪色と同じ時もあれば、全てが茶色の時もある。瞳の色も青色の時がある。
左の目元に泣きぼくろがあり、それが見えるようにか仮面が割れるのは左半面のみ。
(上記画像のように全て割れると後々大変なことになる)
普段は肌を露出させないためわからないが、体にはいくつもの爪の傷跡が残されている。
- 衣服
- 通常衣装:十天衆のフード付きマント+仮面という怪しげな装いのため、不審者と間違われたりハロウィンの仮装だと勘違いされたりされがち。ちなみにフードに耳が付いているのはシスのものだけである。腰の装備はヌンチャク。
- 『スクレ・オーンブルノワール』※配布スキン:通常衣装のカラバリで黒色のもの。正体を隠すためにシス自身が新たに誂えさせた漆黒のマントだが、ただ色を変えただけのこれで本人としては変装ができていると思っているらしい。
- 『咎戒の夜叉』※イベント配布SSR:シエテの依頼の下にウーノが生地を選び、エッセルたちが繕ったもの。皆の思いが込められたその服はその後も大切に着ている様子。GBVSのコスチュームでも実装されている。
- 『マスク・ブルクレー』※有料スキン:シエテが丹精込めて作ったコスチューム。舞台で戦うことを見越して作られた渾身の力作だが、シスにとっては戦いを彩る格好は落ち着かず、着心地は悪くないもののすぐに脱いでしまったとのこと。
- 『朧夜黒狐白霞』※有料スキン:2023年にしてようやく実装されたシスの初めての季節スキン(浴衣)。これもまた落ち着かない様子。穏やかに微笑んでいる姿は非常に珍しい。
- 『キミとボクのミライ』※アルバム特典:グランと十天衆3人でアイドルをした時の衣装。「あまりじろじろ見るな」と少々恥じらっているかのようなボイスが確認できる。この衣装でステージに立つことは乗り気ではなかったようだが、練習では毎回一番乗りという生真面目さがある。
内面
言葉の選び方が独特なせいでどこか厨二病感のある言い回しになりがちだが、本人は至って真面目。
過去の罪を忘れることなく背負い、自分を想ってくれる人たちに恥じないように大切なものを守り前に進み続けるというかなり誠実な性格である。
アイルなどの年下の者や、ムゲンなどといった境遇が理解できる者に対しては、不器用ながら真っ直ぐに助言をする傾向がある。
幼少期には一族の者たちから忌み嫌われ、実の親から幽閉されており、接触をしていたのは一部のごく限られた大人だけだった。シスは一度だけ外に出してもらうその日まで、自分以外の子供が存在していることすら知らずにいた。
閉鎖的な環境で育ったため、内向的で世間知らずなところがある。
幼い頃から殺すことに特化した教育を施されたため、知識も非常に偏っており、毒薬(毒草)には詳しいのだが、その処理方法を変えれば薬として安全に使えるということは知らなかった。
カルムの郷での境遇や、一族を滅ぼしてしまった過去から、生まれ持った自分の力に忌避や嫌悪といった感情を抱いている。
かつて郷の者から罵られた『化け物』という言葉にトラウマを持っており、他者からそう呼ばれることを非常に恐れている。フェイトエピソードでは『化け物』と呼ばれたことで一時自暴自棄に陥りかけたが、シスの異変を察知した主人公の機転によって冷静さを取り戻した。
天星器『六崩拳』の言葉に動揺して艇を飛び出したことがあるが、そちらはシエテの計らいにより他の十天衆の手も借り、一人一人と戦うことでシス自身の迷いを無くしていった。結果的に『六崩拳』に洗脳されたり暴走したりすることなく事が収まる。
上記の通り精神的に脆いところがあり、自分を暗闇から救い出してくれた恩人である『あの男』とその子供である主人公の善性に光を見出し、それを拠り所としている。
ストーリーが進み主人公が強大な力を手にするのに合わせ、シス自身も大きな力に対して無闇に忌避や嫌悪といった感情を抱かなくなりつつあるようだ。
ちなみに、悩んだり迷ったりするとよくグランサイファーの甲板で考え事をしている。そのため、その隙を狙われて仮面を奪われがちである。
- 対面恐怖症/人見知り
実のところ仮面で顔を隠していないとまともに会話できない極度の対面恐怖症である。
そのため、ほぼ全てのスキン等で毎回仮面をイジられているボイスがある。
ちなみにシスにとって仮面は『お守りのようなもの』とのこと。一応半顔でも隠れていれば大丈夫なようだが、今でも基本のスタイルは全顔仮面に覆われている。
対面恐怖症なだけでなく人見知りでもある。
(ルリアノートの某項目にはシスが人見知りであることが記載されている)
仮面があれば他者と普通に会話はできるものの、見知らぬ店員に話しかけて買い物をするのは苦手なようだ。とあるエピソードでは、店の前で主人公への土産を買うかどうか悩んでいたことがある。(結局同行者に買ってもらっている)
その他にも、温泉での入浴中に清掃員が入ってきた際には、咄嗟に敬語を使って謝罪し、顔を合わせないように抜け出すなど、かなり気弱になっていた。それでも皆といつか一緒に温泉に入りたいという願望はあるようで、(仮面を付けられないので)無理だろうか、と一人呟いていた。
- 感情
笑った顔を見せないため、フュンフは一時期「シスを笑わすこと」がブームになったことがある。ムゲンですらシスを笑わせることができるのか疑問に思っていたが、フュンフとしては強敵なので燃えるとのこと。
ちなみに、笑う時には困ったように眉を下げていることが多い。
『こくう、しんしん』後のとあるエピソードでは「なにかを楽しいと思う余裕などない」とシスは語っている。
普段から笑顔を見せないこともあり、アイドルスキンの説明によると彼のファンサービスは大変貴重なものだとか。余談だが、4コマ漫画ぐらぶるっ!では羞恥心を抑えるために心を壊してまでライブをしていた。
- 弱さ
『こくう、しんしん』時にカトルから言われている通り、一人で戦うことに特化しすぎており、近くに味方がいる場合に途端に弱くなる傾向がある。同イベントでは身を挺してフュンフを庇っており重傷を負っている。
『ノーレイン、ノーレインボー!』では傍にヴェトルがいたため、あっさりとジャミルに背後を取られている。
さらに『六崩拳』からは主人公を狙うかのような発言をされ、動揺して『六崩拳』を持ったままグランサイファーから飛び出している。
上記の通り、本人の戦闘能力は極めて高いのだが、他者を人質に取られた場合などには心が揺らぎ、その強さが発揮できなくなることがある。
また、フェイトエピソードでのオクトーとの一騎打ちでは、戦闘が完全に終了しきる前に仮面を弾き飛ばされ、シスはそれに気を取られてしまっている。容易に揺らぐ心は、容易く負けを呼び込むと言われており、彼の心の弱さを突いていた。
十天衆
シエテにスカウトされて加入したものの、元々十天衆という肩書には興味がなかった。
『こくう、しんしん』では一度は十天衆を辞めると言い出すも、事件後は自分を受け入れてくれた十天衆の皆を仲間として大切に思うようになっている。
その後のイベント『全員あつまれ!十天衆湯けむり懇親会』では「俺たちは十天衆だ」と自ら名乗り出るほどになっており、過去のイベントの経験から仲間意識が芽生えているのがわかる。
- 関係性
自分が生まれ持った力に恐れを抱き、他者と馴染むことが難しいという点で、ソーンからは共感されているようである。
逆に力を求めて努力してきたカトルとは考え方が相容れない様子。しかし、カトルの方はシスをよく観察しており、普段は何かとフォローを入れたり話しかけたりしていることもあるため仲が悪いわけではない。
サラーサとも考え方が合わないのだが、彼女の性格上仲が悪くなりようがない。
オクトーからはフュンフを苦手としていると思われているようだが、シス本人としては苦手というわけではないらしい。
一騎打ちの連戦の際にはオクトーからは助言され、ウーノからは穏やかに見守られている。
スカウトしてきたシエテのことは頭目であることもあり一応信頼しているようで、何か伝えるとしたら最初に彼になるようだが、揶揄われることも多いせいか他のキャラクターと比べると扱いは雑である。
ちなみに、『こくう、しんしん』のラストバトルには、十天衆全員からのバフが入るのだが、その効果を確認しようとするとシスからの彼らに対する敬意や感謝の気持ちが表示される。
彼らと団長に恥じないように前に進み続けなければならないとシスは決意している。
団加入後
加入早々「この身をお前に委ねよう」などというなかなか重いセリフも普通に言ってしまうほどに世間ズレしているが、超越150まで進めると更に重くなるのでこれは誠実が故なのかもしれない。
何かとあまりにも真面目な上、一度は十天衆を辞めると言ったり、グランサイファーから飛び出したりしたことがあるため、シスが頼み事をしようとするとルリアやビィからはまたいなくなるのではと心配されている。(あまりにも深刻そうに改まって言うため、ビィには「ぐちぐちジメジメ湿っぽい事言って、兄ちゃんの悪い癖だぜ」と言われている)
幼少期の環境のせいで戦闘面以外では知らないことが多く、団入りするまでは季節イベントを全く経験することがなかったようだ。
最初期の方ではバレンタインやホワイトデーを理解しておらず、毒や秘薬を練り込んだ飴玉を渡してきたりしていた。徐々にイベントを理解してくると、お年玉をもらえる子供たちを羨ましがっていたり、バレンタインのチョコレートの意味を考えて一人疲れてしまっていたりする。
『ノーレイン、ノーレインボー!』ではひとりぼっちになることを恐れるヴェトルに同意しており、シス自身も再び過去のような孤独になることを恐れているような様子が窺える。
団員との関係は良好のようで、ファスティバのような年上キャラからは「シス君」と呼ばれて頼りにされているようだ。
シャノワールの最終エピソードでジャミルが「シス様に追跡術のご指導ご鞭撻を改めていただかねばなりませんね」と言っていることから、イベント以降も交流があることがわかる。
後のエピソード(他のキャラのものだが)では、「おかえりなさい」と言うルリアに対して素直に「ただいま」と返す姿を見る事ができる。時系列としては『...and_you』の後だが、グランサイファーを自分の居場所だと感じている様子である。
更にその後、主人公とルリアたちとシスでホワイトデーを理由にケーキバイキングに行ったことがある。
六崩拳
シスに対応している天星器。天をひしゃぎ星を砕くほどの力を持つとされている。
『六崩拳・真』には『炯々たる宝珠の真意は破壊と創世』と書かれている。
声の主は命を奪い合うことに喜びを感じている様子。
己を使わせようとシスの心を揺さぶるが、最終エピソードでは異変に気付いたシエテが早々にフォローし、次々と挑んでくる他の十天衆や主人公との戦いによって立ち直った彼から拒まれている。
同胞を殺したシスを自分と同類だと言い、シス以外を使い手には選ばない。
他の一部の天星器とは異なり、洗脳や強制的に肉体を操るなどということはなく、シスが自ら力を求めることを望んでいる。
性能
SSR『十天衆』
バージョン | 奥義 | アビリティ | サポートアビリティ |
---|---|---|---|
SSR | 天地虚空夜叉閃刃 | 惡門・羅刹 / 迅門・紫電 / 鬼門・修羅 | 神狼 |
最終上限解放 | 三千一穿明王破斬 | 惡門・羅刹 / 迅門・紫電 / 鬼門・修羅 / 六崩の悟り | 神狼 / 反撃の狼煙 |
限界超越 | 神髄・鬼面阿修羅 | 惡門・羅刹 / 迅門・紫電 / 鬼門・修羅 / 六崩の悟り | 神狼 / 反撃の狼煙 / 友狼邁進 |
自身のバフに特化した通常攻撃重視のアタッカー。
目玉の3アビは被弾しなかったターンの終わりに攻撃力が上がるというもの。
上昇量が凄まじく、装備にも依るが3ターン分発動しただけで上限ダメージを出せてしまうほど。
奥義の追加効果として自身への幻影を付与する効果もある為意識せずとも維持しやすい。
さらにサポートアビリティにとって常時DA以上が確定しているおかげで高い攻撃力を存分に発揮できる。
以前は3アビの性能が低く、同じ属性に高火力アタッカーのナルメアがいたことから十天衆最弱とまで呼ばれてしまっていた。
現在では3アビの上方修正と環境の変化によって十天衆でも屈指の高性能キャラとして評価されている。
2019年11月7日にバランス調整となり、全体的に見直され調整と新要素が追加される。中でも新たに神狼レベルというのが追加され、シエテと同様に被ダメしなければ自動的にレベルが上がり、性能が強化されていく事になる。
最終上限解放後は凄まじい力を見せることになり、今までの評価を覆す結果となった。この性能を受けてシスを加入・最終上限解放する騎空士も今まで以上に増えている。
限界超越後は火力面、防御面において更なる強化が施され、圧倒的な強さを誇る性能となっている。
現在でもシスは戦闘時の状況を選ばないことからレギュラーメンバーとしての認識が強い。キャラクターが増えてくると多少パーティーから外れる部分も出てきてはいるが、周回性能とフルオート適正が高く、まだまだ闇属性パーティーで必要とされる存在である。
イベントSSR『咎戒の夜叉』
バージョン | 奥義 | アビリティ | サポートアビリティ |
---|---|---|---|
イベントSSR | 羅睺一穿虚空拳 | 狼哮/六爪無斬/疾門・紫電 | カルムの神狼 |
『こくう、しんしん』のイベントVerは、アビリティアタッカーと言うべきな性能を持っているのに加え、両方とも永続に加えて消去不可の回避成功で2アビ発動の狼爪効果か1アビが発動する狼気効果、そのどちらかの効果を受けて戦う事になるだろうか。ある意味でどのアビリティを発動させるかで選択を強いられそうな気配がする。
こちらのバージョンの奥義は奥義発動時にあらゆる攻撃を回避可能(永続/1回のみ)。それに加えて回避率アップ系アビリティと組み合わせると、更に強みが増すかもしれない。
グランブルーファンタジーヴァーサス
シーズンパス2の最後の1人として参戦。十天衆のプレイアブルはウーノに続いて2人目。
- 性能
使いやすさ★★★★☆
「スピードと手数で攻める高速アタッカー」
リーチが短いものの、接近戦でのラッシュが圧倒的。相手の懐にどう上手く入っていけるかが勝負の鍵となる。
- ストーリー
団長たちを守るために、シス自身が因果の歪みから生まれた『シス』と戦うことになる。己を殺す罪をも背負うことになるが、それでも団長たちを守ると決意していた。
- コスチューム『罪背負い正道を往く者』
プレミアムバトルパスの第三弾ではシスのコスチュームが実装された。『こくう、しんしん』での配布SSRの衣装が元になっている。
- 武器スキン『ネコパンチ』
プレミアムバトルパスの第五弾ではシスの武器スキンが実装された。本家でも実装されている格闘武器の『ネコパンチ』で、セットで装備される仮面には猫の顔がついている。シスには元々エルーン耳があるので、この武器スキンを装備するだけで猫の仮装になる。ちなみに攻撃を続けると猫の鳴き声が聴こえてくる。
- 掛け合いボイス
生真面目な性格が出ており、ベリアルらのような明らかな敵対勢力ではない限りは誰に対しても敬意を表している。
団員たちからは日常的に仮面を狙われたり、手合わせの申し出などでよく追いかけられているようだ。ちなみにベアトリクスからは特に意味もなく追いかけられているらしい。(彼女曰くマイブームとのこと)
メーテラからはラウンド勝利セリフで「からかいたくなっちゃう」と言われ、ナルメアに敗北すると「ちょっとだけお世話したくなっちゃうような」と言われる。ヴィーラからは自らを偽り続ける仮面に親近感を抱かれており、一部キャラからはシスの内面を察せられている様子が窺える。
ビカラとの対戦前ボイスで、シスは彼女のネズ耳に特別な気配を感じており、自分の仮面と似たものだと気付いていた。戦闘後ボイスでビカラからは「いつか本音で話し合えたら良いな」と言われており、(少なくとも彼女は)ネズ耳や仮面を付けた状態ではお互いに自分を偽った状態でしか話せないことを察している様子である。
余談
- シス(six)はフランス語で6を意味する。
- 公式4コマ漫画『ぐらぶるっ!』でも度々仮面ネタで弄られている。その際大体は本人よりもニオなどの周辺キャラが二次被害に遭いがちである。女性の匂いがしただけで十天会議を開かれそうになるなど、人見知り認識は本編と変わらない。
- その他、第2547話 十天ファンサ編 では羞恥心を抑えるために『ぼんやりする魔法』と『存在崩壊』で心を壊してまでアイドルをこなしている。
- 第2569話 ノー危険・ノー交換編 では何故かジャミルと衣装交換をしていた。
- ユーザーには仮面を取られた際のギャップやサウザンド・バウンドでの偽名や奥義・アビリティの名前のセンスにより、彼自身の設定は重いものが多いにもかかわらずネタキャラとしても愛されているところがある。
- GBVSではシスの奥義名『天地虚空夜叉閃刃』をシエテから「名前、カッコイイけど長くない?」と言われている。
- シスを演じた檜山氏はグラブルに関してはそこまで詳しい身でないと、ぐらぶるTVちゃんねるっ!で明かされており、もっと色々と知っていきたいと語っている。
- 『...and_you』の影響か、主人公の兄枠として徐々に定着しつつあるが、本来の彼はむしろ戦闘面以外ほとんど知らないため、どちらかといえば主人公らに引っ張ってもらっているという弟属性的な面が出ている。
- 10周年記念アニメーション映像に登場している。フュンフに乗られたまま歩き十天衆と合流するシーン、6・9周年記念イベントのラストバトル再現シーン、仮面を奪われるシーンがありシスが登場するカットはなかなか多め。一瞬で気付きにくいが無数の手に囚われている姿もある。
- GRANBLUE FANTASY:Relinkでは本人の実装はされていないが、シエテのエモートにシスの真似をするものがある。
- グランサイファーキッチン第6弾のキャラに抜擢されている。同時にピックアップされているのはジャミル、イシュミール、ルナールである。コラボメニューは『シスのオムハヤシライス』『シス考案デザート・マーブルイチゴアイス』『紫電・黒胡麻牛乳』の3品。描き下ろしイラストでシスが持っているオムハヤシライスには猫のイラストが描かれている。
- シス自身は狼がテーマのキャラクターだが、何故か猫扱いされることが稀にある。英語版のシエテの最終フェイトやGBVSでのベリアルとの対戦前ボイスでは、彼らからkitty catと煽られている。GBVSでは武器スキンに『ネコパンチ』が実装され、カフェコラボのオムハヤシには猫のイラストが描かれていた。
Shadowverse
同じCygames制作の対戦型デジタルカードゲーム『Shadowverse』では、グランブルーファンタジーをテーマにしたカードパック「十天覚醒」にて参戦した。リーダースキン動画
カード名 | 神狼・シス |
---|---|
種類 | フォロワー |
クラス | ヴァンパイア |
レアリティ | レジェンド |
コスト | 6 |
進化前 | 攻撃力:4 体力:2 |
能力 | 突進 |
1ターンに2回攻撃できる。 | |
攻撃時 疾走 と「次に受けるダメージを0にする」を持つ。この攻撃時 能力を失う。 | |
ファンファーレ 奥義 10; 神狼・シス1体を出す。 | |
解放奥義 15; 1体ではなく2体。 | |
進化後 | 攻撃力:6 体力:4 |
能力 | 進化前と同じ能力。(ファンファーレ 能力を除く) |
CV | 檜山修之 |
収録セット | 十天覚醒 |
※突進…場に出たターンでもフォロワーを攻撃できる能力。
※疾走…場に出たターンでもフォロワーやリーダーを攻撃できる能力。
※ファンファーレ…手札からPPを支払って場に出たときに発動する能力。
※奥義(解放奥義)…数字のターンかそれ以降にプレイすると発動する能力。手札にあるとき自分のフォロワーが進化すると-1される。
4アビを再現した2回攻撃能力及び、攻撃時に「次に受けるダメージを0にする」能力を持つ。突進に加え、攻撃時に疾走も持つため、相手フォロワーを処理しつつ相手リーダーへの攻撃に転じることが可能。
さらに、奥義能力で自身を1体、解放奥義能力では代わりに2体を出せる。おそらくは原作の奥義にある分身の演出の再現だろう。
場に出た分身も同じ能力を持っているため、出した分だけ疾走能力で相手リーダーを叩き込むことができる。
関連タグ
グランブルーファンタジー グランブルーファンタジーの登場人物一覧
ネハン:『こくう、しんしん』で登場。シスの過去に関係した重要人物の一人。
ジャミル:暗殺一族の生き残りという共通点がある。『ノーレイン、ノーレインボー!』で共演して以降もジャミルに追跡術を指導している。
ビカラ:ネズ耳がないと陰キャになる。シスは仮面が無いと対話が中々しづらいのと、何となく親近感が沸く。ちなみにどちらもかなり重要な立ち位置同士。本家では絡みがないが、2024年10月にGBVS側でビカラが実装され掛け合いが発生。その際にネズ耳と仮面に似た気配があることをお互いに察していた。