「災いの樹」
突如として現れた謎の物体を人々はそう呼んだ
それは、救いの象徴
それは、終焉を導く光
それは、新しい世界への扉
世界を覆う樹の陰が人の心に影を生む
世界が闇で満ちたとき
虚無への門が開かれる
概要
2016年6月17日にサービスを開始した、Cygames制作による『本格スマホカードバトル』ゲーム。
2019年以降は「本格スマホeスポーツ」というキャッチコピーも使うようになった。
略称は主に「シャドバ」が使われている。
プラットフォームはGoogle PlayやApp Storeといったスマートフォン向けの他、後述するPC向けのプラットフォームも存在している。
ジャンルは1対1の対戦型カードゲームというTCG(トレーディングカードゲーム)をベースにしたもの。ただし紙のTCGとは違い、プレイヤー間でのカードのトレーディング要素は存在しないため、デジタル媒体ということもあり「DCG」(デジタルカードゲーム)と呼ばれるジャンルになっている(ただし公式によるジャンルの呼称は「対戦型オンラインTCG」となっている)。
基本プレイ無料のアイテム課金系。いわゆる「体力」「スタミナ」のような時間単位のプレイ回数を制限する要素は存在せず、課金アイテムのクリスタルは主にカードパックの購入に使用する。
課金アイテムによる支払い以外にも、ゲーム内通貨「ルピ」や報酬やキャンペーンなどで獲得できる「カードパックチケット」でもカードパックの購入に使用でき、どの方法でカードパックを購入してもカードの提供率は基本的に同じである。
カードには通常の種類のほかにも、ゲーム開始時から所有する基本的なカード「ベーシックカード」や、カードパックから稀に入手できる、イラストにエフェクトがかかった「プレミアムカード」、構築済みデッキ(後述)やコラボで入手できるイラスト違いのカード「プライズカード」、通常のカードとは入手経路が異なるお試し用カード「テンポラリーカード」が存在する。
基本的ルールなどは、デジタルカードゲームの先駆者であるHearthstoneと似ている部分が多い。
しかしこちらはカジュアルなゲーム性と後述する進化などの独自要素で差別化がなされている。
沿革
2016年7月21日には、DMM.comにてPC向けとなるDMM GAMES版のサービスを発表し、8月22日にリリースされた。また、2016年10月27日には同じくPC向けであるSteam版も配信された。
2019年10月7日には本作のTVアニメ化が発表され、2020年4月から2021年3月までテレビ東京系列にて放送された。タイトルは『シャドウバース』。アニメーション制作はZEXCS。ストーリーやメインキャラクターなどはアニメ独自のものとなっている。
また、2020年11月5日には、TVアニメ版の世界観を踏襲したNintendo Switch用のゲームソフト『シャドウバース チャンピオンズバトル』が発売された。
2021年10月8日には第2弾にあたるシリーズである『シャドウバースF』の制作が発表された。2022年4月から放送開始。
2021年12月19日、ブシロードとCygamesによる紙製TCG版となる『Shadowverse EVOLVE』の制作が告知された。2022年4月下旬より販売開始。
eスポーツ
本作はeスポーツ競技としても念頭に開発されている。
CyberZ、エイベックス・エンタテインメント、テレビ朝日の3社により協業・運営されているeスポーツ大会『RAGE』のタイトルの一つにShadowverseが採用されているほか、『JCG Shadowverse Open』といったオンライン大会が定期的に開催されていたり、全国各地のカードショップやネットカフェなどで、『ES大会』(EVENT SUPPORTの略)と呼ばれるShadowverse Event Supportの対象となる大会・イベントが開催されている。
世界大会『Shadowverse World Grand Prix 2018』では、国内eスポーツとしては史上最高額であった100万ドル(約1億1000万円)の優勝賞金を出したことで話題になった(参考)。
『Shadowverse World Grand Prix 2021』では、WGP2020と統合したことで賞金総額が2億8000万円(優勝賞金1億5000万円)となった。
また、RAGEによるShadowverseのプロツアー(旧プロリーグ)も開催されている。
詳細は後述。
新カードパック
2023年9月26日、第30弾となる新カードパック『Order Shift / オーダーシフト』が実装された。
キャッチコピーは『新たな秩序を作り出せ』。
システム
ゲームプレイ
ソロプレイ
ソロプレイは各キャラクターの物語を追う「メインストーリー」、CPUと相手をする一人用対戦モード「プラクティス」、期間限定で開催される特殊なCPUとの対戦モード「クエスト」がある。
「プラクティス」は、予め用意されている特定のデッキを使用するCPUとの「バトル」のほかに、「パズル」モードが存在する。
「パズル」とは、カードを順序よくプレイすることで特定の条件の達成を目指す詰将棋のようなモードである。こちらは2023年現在はTVアニメ『シャドウバースF』と連動しており、クリアするとそちらの絵柄のカードスリーブといったサプライが手に入る。
「メインストーリー」に関しては、現在下記の章に分かれている。
期間限定ストーリーは以下の通り。
エクストラストーリーは以下の通り。
詳細については、メインストーリー(シャドウバース)を参照。
バトル
人間の対戦相手と勝負をするバトルでは、不特定のプレイヤーと対戦し勝利してBP(バトルポイント)を貯める事で自身のランクを上げる「ランクマッチ」のほか、BPが変動しない「フリーマッチ」、特定のプレイヤーと対戦する「ルームマッチ」がある。
いずれの場合でも、お互いのリーダーの体力を削りあい、先に0にしたほうが勝ちとなる。
余談だが、Shadowverseにおいては対戦や試合といった戦いのことを「バトル」と称しており、これは実際にカードテキスト内にも使用されている用語の一つでもある。
TVアニメ『シャドウバース』シリーズでは、「バトル、シャドウバース!」のセリフがバトル前の掛け声として採用されており、Shadowverseの派生作品の一つであるTCG作品『Shadowverse EVOLVE』においても、そちらの掛け声をもってバトルを始めるシーンが見られる。
アリーナ
特殊なゲームモードであるアリーナは、「チャレンジ」とそれ以外のゲームモードに分けることができる。
「チャレンジ」には2種類のゲームモードがあり、2枚1組のカードが2組ランダム選出されるため片方を選択し、それを繰り返して30枚の即席のデッキでバトルする「2Pick」、その場でカードパックを開封し手に入れたカードを用いて対戦を行う「Open 6」がある。
この2つの「チャレンジ」はルピやクリスタルで入場できるほか、配布などで入手できる「チャレンジチケット」を消費することでも入場ができる。
その他に存在する「アリーナ」内のゲームモードとしては、期間限定で開催されるゲーム内の大会「グランプリ」、同じく期間限定のゲーム内の大会だが、参加の際はクリスタルか高額なルピが必要な代わりに最大報酬が非常に豪華な「ガントレット」がある。「グランプリ」に関しては、チャレンジチケットと同じような「グランプリチケット」が存在する。
また、アリーナには「大会モード」と呼ばれるゲームモードが存在する。
『RAGE Shadowverse』などのCygamesが指定する大会の参加者は、こちらの機能を使用した事前のデッキ登録が必要になる。こちらの機能によるデッキ登録では、カードの所有の如何に関わらずにデッキを登録することが可能。
大会モードにはほかにも、ユーザーが自由に大会を開催したり参加することができる機能「ユーザー大会」が存在する。
レッドエーテル
カードは「分解」と「生成」が可能で、分解すると「レッドエーテル」を獲得する。これを消費することで好きなカードを生成することができる。分解で得られる入手量や、生成時の消費量はレアリティごとに変わる。
また前述したプレミアムカードを分解すると、通常版のカードより多めのレッドエーテルを獲得することができる。
カードパックにて入手できるカードは基本的にレッドエーテルで生成する事が可能だが、カードパックの中の一部に存在する「イラスト違いカード」の生成は不可能である(分解は可能)。ベーシックカードやプライズカード、テンポラリーカードはレッドエーテルによる生成も分解も不可能。
プレミアムカードに関しては、かつて生成は不可能だったが2017年6月以降は「プレミアムオーブ」という特別なアイテムを使用することで生成が可能になった。
また「オーブの欠片」というアイテムを5個集めることで、「ショップ」にてプレミアムオーブ1個と交換することができる。
テンポラリージェム
カードに関するアイテムの一つ。
デイリーミッションの達成や対戦することで入手できる「テンポラリージェム」を使用することで、前述したテンポラリーカードと交換することができる。
なお、テンポラリージェムを用いて交換できるテンポラリーカードは、1種類のカードにつき1枚までしか交換できない。
カードパック
カードの入手手段の一つ。一般的なソーシャルゲームにおけるガチャに相当。カードパック一つにつき8枚のカードが入手できる。
前述した通り、「カードパックチケット」、ゲーム内通貨「ルピ」、課金アイテム「クリスタル」のいずれかを用いて購入する。カードパックチケットは1枚/1パック、ルピは100ルピ/1パック、クリスタルは100個/1パックだが1日1回のみ半額の50クリスタルで購入可能。
ここからパックを購入しカードを手に入れ、不要なカードはレッドエーテルに分解し必要なカードを生成することで目的のカードを集めることがデッキ作成の基本的な流れである。
カードパック一覧
ここではレイアウトの見やすさを優先した関係上、カードパック名を日本語と英語に分けて表記するが、日本語版の正式なカードパック名は、第1,10,12,14,16,20,25,27弾を除くと、「(英語タイトル) / (日本語タイトル)」の表記が正しいものである。
例:「バハムート降臨」 → 「Rise of Bahamut / バハムート降臨」
弾数 | パック名(日本語) | パック名(英語) | 略称 | キャッチコピー | 実装日 |
---|---|---|---|---|---|
第1弾 | クラシックカードパック | Classic Card Pack | CLC | リリース時から存在 | |
第2弾 | ダークネス・エボルヴ | Darkness Evolved | DRK | 新たな進化を手に、戦え | 2016/09/30 |
第3弾 | バハムート降臨 | Rise of Bahamut | ROB | 全てを破壊し、勝利せよ | 2016/12/29 |
第4弾 | 神々の騒嵐 | Tempest of the Gods | TOG | 戦いは、神の次元へ | 2017/03/30 |
第5弾 | ワンダーランド・ドリームズ | Wonderland Dreams | WLD | さぁ、物語の向こう側へ | 2017/06/29 |
第6弾 | 星神の伝説 | Starforged Legends | SFL | その輝きは、銀河を翔ける | 2017/09/28 |
第7弾 | 時空転生 | Chronogenesis | CGS | 今、世界は再誕する | 2017/12/29 |
第8弾 | 起源の光、終焉の闇 | Dawnbreak, Nightedge | DBN | 選ぶのは、君だ | 2018/03/29 |
第9弾 | 蒼空の騎士 | Brigade of the Sky | BOS | 飛べ、あの空の果てまで! | 2018/06/28 |
第10弾 | 十禍絶傑 | Omen of the Ten | OOT | 十の試練が汝を待つ | 2018/09/27 |
第11弾 | 次元歪曲 | Altersphere | ALT | これは、もう一つの世界 | 2018/12/27 |
第12弾 | 鋼鉄の反逆者(リベリオン) | Steel Rebellion | STR | 反逆の時は来た | 2019/03/28 |
第13弾 | リバース・オブ・グローリー | Rebirth of Glory | ROG | 伝説は、その手の中に | 2019/06/27 |
第14弾 | 森羅咆哮 | Verdant Conflict | VEC | 君の野生が、いま目覚める | 2019/09/26 |
第15弾 | アルティメットコロシアム | Ultimate Colosseum | UCL | 大決戦の幕が上がる! | 2019/12/28 |
第16弾 | ナテラ崩壊 | World Uprooted | WUP | 君の野生で、抗え | 2020/03/30 |
第17弾 | 運命の神々 | Fortune's Hand | FOH | では、運命と戯れよう | 2020/06/29 |
第18弾 | レヴィールの旋風 | Storm Over Rivayle | SOR | 世界を貫く、定めの弾丸 | 2020/09/29 |
第19弾 | 十天覚醒 | Eternal Awakening | ETA | 我らこそ、この空にて最強 | 2020/12/28 |
第20弾 | 暗黒のウェルサ | Darkness Over Vellsar | DOV | 来たれ、永久なる闇よ | 2021/03/30 |
第21弾 | リナセント・クロニクル | Renascent Chronicles | RSC | 戦いのその先へ | 2021/06/29 |
第22弾 | 災禍を超えし者 | Dawn of Calamity | DOC | 災い、恐るるに足らず | 2021/09/27 |
第23弾 | 十禍闘争 | Omen of Storms | OOS | いざ行かん、試練の果てへ | 2021/12/27 |
第24弾 | 天象の楽土 | Edge of Paradise | EOP | 始めよう、終わり無き宴を | 2022/03/25 |
第25弾 | 極天竜鳴 | Roar of the Godwyrm | RGW | そして再び咆哮を聞く | 2022/06/28 |
第26弾 | 天示す竜剣 | Celestial Dragonblade | CDB | その手に、運命の剣を | 2022/09/27 |
第27弾 | 八獄魔境アズヴォルト | Eightfold Abyss: Azvaldt | EAA | 咎人よ、明日へ往け | 2022/12/27 |
第28弾 | 遥かなる学園 | Academy of Ages | AOA | さて、授業を始めよう | 2023/03/27 |
第29弾 | ミスタルシアの英雄 | Heroes of Rivenbrandt | HOR | 汝の神話を紡ぎだせ | 2023/06/27 |
第30弾 | オーダーシフト | Order Shift | ORS | 新たな秩序を作り出せ | 2023/09/26 |
そのほかにも、ローテーションで使用できるカードパックのレジェンド1枚が確定で排出される「レジェンドカードパック」、選択した任意のクラスとニュートラルのローテーションのカードのみが排出されるクリスタル購入限定のカードパック「ローテーションセレクトパック」などの特別なカードパックも存在する。また、様々なセール付きのカードパックが販売されることもある。
アディショナルカード
『起源の光、終焉の闇』から始まったシステム。
カードパックに収録されるカードのうち、ニュートラル以外のレジェンドと各クラスのゴールドレアのカード1種類ずつが、カードパックのリリースから約2ヶ月ほど遅れて収録される。それらのカードを「アディショナルカード」と呼ぶ。
一部のカードパックのアディショナルカードは、上記の例に当てはまらない場合がある。
『ナテラ崩壊』からはアディショナルカードの排出率が上昇した「アディショナルカードパック」の提供も開始された。
構築済みデッキ
2016年12月29日のアップデートにて初登場した。
クリスタルを使い購入することで、決まった40枚のカードを即座に入手することができる。2020年2月時点で第7弾までが実装済み。
収録カードはデッキによってまちまちだが、そのクラスを使うなら持っておきたいカードが満遍なく収録されてることは共通しているため、Shadowverse始めたばかりの初心者には特にうってつけ。
また各デッキにはカードスリーブなどのコレクション要素がセットで付属してるほか、購入セット数による特典などが付属してるシリーズもあるため、カードが揃ってる上級者にも嬉しい仕様となっている。
2020年6月にはテンポラリーカードのみを使用した構築済みデッキ「テンポラリーデッキ」が初めて実装された。
『十天覚醒』以降はカードパックのリリース毎に新たなテンポラリーデッキが配布されるようになった。3~4つほどのクラスのテンポラリーデッキが登場し、「テンポラリーデッキチケット」を使用する事でその分入手する事が可能。ただしこちらのテンポラリーデッキに使用されるテンポラリーカードには、次のカードパックがリリースされるまでという有効期限が設定されているため、期間が超過するとそのテンポラリーカードは削除されてしまう点に注意。
カード
Shadowverseのカードには「フォロワー」「スペル」「アミュレット」の3種類が存在している。各カードの左上に示されてる数字(コスト)の分のPPを支払うことで使用することができる。また、PPを支払ってカードを使用することを「プレイ」と呼ぶ。
カードのレアリティは、下からブロンズレア、シルバーレア、ゴールドレア、レジェンドの4種類。
一部のカードにはフォロワー、スペル、アミュレットとはまた別の分類分けである「タイプ」が設定されている。
例として、『鋼鉄の反逆者』で初登場した「機械」タイプ、『森羅咆哮』で初登場した「自然」タイプなどがある。
カードの種類
フォロワー
所謂モンスターカード。バトルの主役であり、相手のリーダーや相手のフォロワーへの攻撃を主に行うカードである。
全てのフォロワーには「攻撃力」(カードの左下の数字)と「体力」(右下の数字)が設定されている。フォロワーの体力が0になると「破壊」され、「墓場」の数字へカウントされる。
また、全てのフォロワーに音声が付いており、様々な人気声優を用いたセリフ付きのカードも多数存在してるため、賑やかで爽快なバトルが楽しめるようになっている。
スペル
所謂魔法カード。プレイすると書かれている能力が働き、すぐに墓場に置かれる使い捨てのカードである。
同じコスト帯のフォロワーカードと比べると能力が強力である反面、あくまで使い捨てであるため使用するタイミングが重要な場合が多い。
アミュレット
プレイするとそのまま場に留まりバトルを支援するカード。フォロワーと違い、攻撃したり攻撃されることは無い。
フォロワーではないためフォロワーのみを対象とした除去は効かず対処が難しい場合が多い。そのため強力とされるデッキはアミュレットを軸にしたケースもある。
PP(プレイポイント)
カードをプレイするために必要なポイント。最大は10。
カードの左上に記されている数字がコストであり、基本的にはその数字分のコストを消費してカードをプレイする。
自分のターン開始時に自動的に1ずつ増えるため、「土地事故」や「マナ事故」は存在しない。また、前のターンに使用したPPはそのタイミングで基本的に全回復する。
フォーマット
デッキを構築する際の形式のことを指す。
Shadowverseにおけるフォーマットは大きく分けると、最新の5つのカードパックとベーシックカードのみが使用できる「ローテーション」(2017年12月29日に新設)、全てのカードパックが使用できる「アンリミテッド」、前述した「2Pick」、「Open 6」の4つが存在している。
現在の各フォーマット毎における使用可能なカードパックの対応表
ローテーション | 第26弾~第30弾、全てのベーシックカード |
---|---|
アンリミテッド | 全てのカードパック及びベーシックカードが使用可能(ごく一部のカードは「1枚制限カード」及び「禁止カード」に指定されている) |
2Pick | 第27弾~第30弾、一部のベーシックカード |
Open 6 | 第27弾~第30弾 |
2022年3月1日からは期間限定フォーマット「クロスオーバー」が新たに追加された。
2クラスのカードとニュートラルカードからデッキを構築できるフォーマットで、1クラスをメインクラス、もう1クラスをサブクラスとして2クラスを選択するため、クラスの垣根を超えたコンボが扱える。
デッキ構築の際のカードプールはローテーションと同様の物が使用可能である他、クロスオーバー独自の制限カードや禁止カードも存在する場合がある。
2023年3月13日からは期間限定フォーマット「マイローテーション」が新たに追加された。
第1~6弾カードパックまたは第3弾から最新弾の一つ前までのカードパックの中から連続した5つのカードパックを選択し、選択した好きな時期のローテーションのカードが使用できるフォーマットで、当時の懐かしデッキなどでのバトルが楽しめる。
また、マイローテーションではカードパックの選択に応じて、バトル中リーダーが特殊能力を持つようになるため、昔のカードパックで組んだデッキで対戦しても性能格差がある程度緩和されている。
また、以下のような特殊なフォーマットおよびルールも存在する。
- プレリリース(先行販売)として登場したカードパックを用いてバトルを行える「プレローテーション」(ただし第19弾以降はプレリリースを含めて事実上の廃止となっている)
- 2Pickと同じ形式でデッキを作成後、デッキを対戦相手と交換してからバトルを行う「2Pickデッキ交換戦」
- 予め用意された歴代の人気デッキを「カード能力の変更」(いわゆるナーフ)前の状態でバトルできる「Legacy Decks」
- 通常の2Pickの掲示ではなく、運営が指定した歴代のカードをプレミアム仕様でピックしてバトルを行う「オールスター 2Pick」
- 「ジェムライト」「クリスタルブライト」という「自分の手札を1枚消滅させ、代わりに自身のクラスのカードをランダムに2枚生成する」専用スペルのみで構成された30枚のデッキでバトルを行う「ジェムオブフォーチュン」
- 通常の2Pickの掲示ではなく、複数クラスに渡って掲示される特定のデッキタイプのカードをピックしてバトルを行う「Strategy Pick」
- そのほか、メインストーリーでは「敵が複数クラスの複合デッキを使用する」「敵がストーリー専用カードを使ってくる」「ストーリーでの仲間や必殺技などが特殊なトークンとして登場する」などといった特殊ルールでの戦いの場合もある。
デッキ
バトルを始めるにあたって用意するカードの集合体。
デッキの枚数は40枚で固定。ただし2Pickのような40枚未満(多くは30枚)でデッキを構築する特殊なフォーマットもある。
1種類のカードにつき3枚まで同名のカードを使用できる。レアリティによってデッキに入れられる枚数の上限が変わることはない。2PickやOpen 6はこの限りではなく、どのカードも3枚より多くデッキに入れることが可能。
クロスオーバーでの構築の際は、メインクラスは24枚以上、サブクラスは9枚以上のカードを加えた内容が条件となる。
進化
このゲーム最大の特徴とも言える要素。
一定のターンが経過することで、進化ポイント(EP)と呼ばれる数字を消費して、自分のフォロワーカードを「進化」させることができる。
「進化」したカードはイラストが変化し、基本的にステータスが大きく向上するほか、進化時に能力が働くカードや、進化することで能力が変化する場合もある。
また進化したフォロワーは、プレイしたターンであってもフォロワーには攻撃できる(通常はプレイしたターンのフォロワーは攻撃できない)ため、進化により奇襲を行うことができる。
前述の進化時に働く能力も相まって、カードによっては不利な状況を一気に覆すこともできる。
ただし進化したフォロワーであっても、そのターンの間は基本的に相手のリーダーへの攻撃はできないことには注意(カードの能力によって攻撃できる場合もある)。
また、EPを消費する進化は1ターン内に一度しか行うことができない。そのため、進化ポイントを指す俗称として「進化権」と呼ばれることもある。
EPを消費する進化は、1回のバトル内で基本的に先攻側は2回、後攻側は3回行うことができる。また、進化を行えるタイミングは先攻の場合5ターン目、後攻の場合4ターン目となる。つまり、後攻側のほうが早く進化できる。
この要素があるため、一般的には不利とされる後攻側でも、不利とは言えない場合がある。
また、「(自動的に)進化する」カード、「EPを消費せず進化できる」カード、「EPを回復」することで進化可能な回数を増やすことができるカードもある。
元ネタは神撃のバハムートにおける進化システム。
あちらではカードを4段階に進化させることができ、各進化毎にカードのステータスが上昇したり絵柄がマイナーチェンジしたりする。
クラス
全てのカードには「クラス」が定められており、「エルフ」「ロイヤル」「ウィッチ」「ドラゴン」「ネクロマンサー」「ヴァンパイア」「ビショップ」「ネメシス」の8つ、そして各クラスに混ぜる事で使用する「ニュートラル」に分けられている。
デッキを構築する際は、指定したリーダーが属するクラスとニュートラルの2種類のみを使用する。
ニュートラル以外のクラスのカードは(特殊なルールを除き)混ぜて使うことができないため、クラスの特性がそのままデッキの方向性に直結している場合も多い。
詳しくはクラス(シャドウバース)を参照。
リーダー
プレイヤーの分身なって戦うキャラクターのことを指す。
初期体力は20。リーダーの体力が0になると敗北する。
各リーダーはニュートラル以外の一つのクラスに属している。
リーダースキン
2016年8月15日のアップデートで実装されたシステム。
入手するとリーダーを別のキャラクターに変更することができる。なお見た目やセリフなどが変わるのみで性能の差は無い。
多くの場合クリスタルを使って購入することで入手が可能。一部のシリーズはルピで購入することもできる。
リーダースキンとして登場するキャラクターについては、Shadowverseの登場人物一覧の該当項目を参照。
勝利報酬キャンペーン
2017年9月15日に初めて開催されたイベント。
キャンペーン期間中、ランクマッチにてバトルを行うと、バトル開始時に確率で宝箱が発生する。出現したバトルかそれ以降のバトルで勝利すると、その場で宝箱を開封、ルピやカードパックチケットなどの報酬を獲得することができる。
このため、ユーザーからは「宝箱イベント」(単に宝箱とも)と呼ばれることが多い。
主にダウンロード突破記念やコラボイベントの開催に付随してキャンペーンが行われる。
前者の場合はShadowverseの登場キャラクターのエンブレム、カードスリーブ、後者は開催イベントのコラボキャラによる絵違いカードなどを報酬の一つとして入手できる。
2023年6月には、宝箱が進化するキャンペーンが初めて実施された。
期間中に指定の内容をこなす事でポイントが貯まり、特定のポイントを達成すると宝箱が進化し、報酬がより豪華になる。
バトルパス
バトルやミッションをクリアすることで上がるバトルパスのレベルに応じて、様々な報酬が獲得できる機能。2020年9月29日に新設された。
新しいカードパックの正式リリースから次のカードパックが実装されるまでの3ヶ月間を1シーズンとし、シーズンごとに報酬が切り替わる。
バトルパスには、全員に配布される「ノーパルパス」と、クリスタルを使って購入できる「プレミアムパス」の2種類が存在する。
ノーマルパスはこれまであった「累計BP報酬」が廃止された代わりとして実装された物。プレミアムパスはノーマルパスよりも報酬の内容が豪華であり、ノーマルパスでは入手できないプレミアムオーブや限定のリーダースキンなども獲得できる。
登場人物
メインキャラクターのみ。詳細はShadowverseの登場人物一覧を参照。
アリサ
CV:優木かな クラス:エルフ
エリカ
CV:石上静香 クラス:ロイヤル
イザベル
CV:佐倉薫 クラス:ウィッチ
ローウェン
CV:杉田智和 クラス:ドラゴン
ルナ
CV:小倉唯 クラス:ネクロマンサー
ユリアス
CV:諏訪部順一 クラス:ヴァンパイア
イリス
CV:井上喜久子 クラス:ビショップ
ユアン
CV:柿原徹也 クラス:ネメシス
プロツアー
2018年5月に、プロリーグ『RAGE Shadowverse Pro League』が開幕された。
略称はRSPL、シャドバプロリーグなど。
2022年5月より開幕される22-23シーズンからは、『RAGE SHADOWVERSE PRO TOUR』(RSPT)へと名称を変更し、ルールなども刷新された。
Twitterの公式ハッシュタグは「#RSPT」。
参戦チーム一覧
- AXIZ @AXIZ_gg
- DetonatioN FocusMe @team_detonation
- NORTHEPTION @NORTHEPTION
- 名古屋OJA ベビースター @Nagoya_OJA
- 福岡ソフトバンクホークス ゲーミング @esports_hawks
- 横浜F・マリノス @fmarinosesports
- よしもとゲーミング @GamingYOSHIMOTO
- レバンガ☆SAPPORO @levanga_sapporo
現在は参戦していないチーム
- NTT-WEST リバレント (旧:よしもとLibalent) @TeamLibalent ※2022年3月7日をもってチームが解散。
- G×G @GxG_Esports ※2023年4月13日をもってチーム活動を休止。2023年11月7日に参加契約の終了を発表。
外部リンク
RAGE SHADOWVERSE PRO TOUR 公式サイト
esports_RAGE - YouTube公式チャンネル
コラボレーション
いくつかのゲーム作品などとコラボも実施されている。
ゲーム内コラボ
神撃のバハムート
2016年8月15日に実施。
新たな要素である「リーダースキン」が同コラボにて初登場したほか、神撃のバハムートのロゴを用いたスリーブが、ゲーム内にて無料で販売された。
また同年10月31日に神撃のバハムート内のキャンペーンにて、アリサとイザベルのカードが描き下ろしで登場した。される側としてのコラボはこれが初めてである。
後の2017年9月10日にはエリカの、同年10月31日にはルナの描き下ろしカードも登場した。
2021年9月1日には神撃のバハムート10周年を記念したログインボーナスが配布された。
また、あちら側で開催されたイベント『終焉の創生竜と重なる希望』では、Shadowverseからアリサ・エリカ・ルナがコラボ出演した。
第29弾カードパック『ミスタルシアの英雄』は、神撃のバハムートの周年イベントがテーマとなっており、そちらに登場するキャラクターが特にフィーチャーされたカードパックとなっている。
それらの新カードを公式Twitter上で公開される際は、神撃のバハムート内で活躍したストーリーのタイトルと共に、そちらのイベントメモリーへの案内もされている(参考)。
第30弾カードパック『オーダーシフト』でも、特設ページに「ミスタルシアの世界より」という文言があり、前弾に引き続き神撃のバハムートの世界観がフィーチャーされた。
グランブルーファンタジー
2016年8月15日に実施。
前述の神撃のバハムートコラボと同時に、グランブルーファンタジーのメインキャラクターを用いたイラストのスリーブがゲーム内にて販売された。
その後、2017年2月23日に前述の内容とは別の同時相互コラボが実施された(グラブル側は22日から実施)。
グラブル側はコラボイベント『Shadowverse Duelist of Eternity』が開催。
アリサ、ルナ、モルディカイの3名がイベントに出張したり、限定報酬としてベルエンジェルの召喚石を手に入ることができたほか、Shadowverseの登場キャラクターに因んだWスターレジェンドガチャも登場した。2018年1月19日に復刻し、恒常イベントとなった。
Shadowverse側は、グラブルにも登場するShadowverseのキャラクターが描かれたエンブレムやスリーブが獲得できる、期間限定のミッション及びログインボーナスが実施された。
2018年6月28日にはグランブルーファンタジーがテーマとなっている第9弾カードパック『蒼空の騎士』が実装された。
コラボ特設サイト
カタリナやラカムのほか、ゼタとベアトリクスの組織コンビに、四騎士達とローアイン、ナルメアといったグラブルに登場するキャラクターがカードとしてコラボ参戦した。
また同時に実施されたコラボにて、グランブルーファンタジーに登場するキャラクターのリーダースキン、エンブレム、称号、スリーブのセットがクリスタル限定で販売されたほか、前述した期間限定ミッションにネメシスのエンブレム・スリーブを加えたものが復刻した。
2020年12月28日には同じくグランブルーファンタジーがテーマとなっている第19弾カードパック『十天覚醒』が実装された。
コラボ特設サイト
タイトル通り十天衆のほか、撃滅戦に出現する星晶獣がPVに出演し、それらのカードがコラボ参戦した。アディショナルカードでは新たにマグナシリーズの星晶獣がコラボ参戦している。
2020年12月29日からは、期間限定イベント「クエスト」が開催。
ウーノ、エッセル、シエテがCPUの対戦相手として現れた。
また、2021年1月12日から1月23日までの間、グランプリ「星の古戦場杯」が開催。勝ち抜くことでコラボスリーブやコラボエンブレムを獲得することができた。
2022年にそちらで開催されたエイプリルフールイベント『深い闇2022』では、Shadowverse枠でローウェンがコラボ出演した。
アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ
2016年12月6日に相互コラボが実施。
Shadowverse側はデレマスのキャラクターが描かれたスリーブやエンブレムが配布され、デレステ側は限定のコラボルームアイテムがプレゼントされた。
また、同時の相互コラボはこのコラボが初である。
2020年3月30日にはアイドルマスターシンデレラガールズ名義で再びコラボが実施された。
コラボ特設サイト
デレマスに登場するキャラクターのリーダースキン、エンブレム、称号、スリーブのセットが販売されたほか、コラボエンブレムなどが貰える期間限定ログインボーナスなども実施された。
また、2016年に開催された際に登場した上記のスリーブとエンブレムも復刻された。
3月31日からは、期間限定イベント「クエスト」が開催。ぴにゃこら太がCPUの対戦相手として現れた。
4月16日から4月27日までの間はグランプリ「CINDERELLA GIRLS Cup」が開催された。
2021年5月20日に第2弾コラボが実施。
コラボ特設サイト
第1弾とは別のキャラクターのリーダースキンセットが発売されるほか、コラボエンブレムが貰える期間限定ログインボーナスなども実施される。
同時に、過去に開催された同コラボのリーダースキンセットなども復刻された。
2021年5月21日からは、期間限定イベント「クエスト」が開催。
前述したぴにゃこら太との対戦イベントが復刻されたほか、今回からは新要素「パズル」が登場。
千川ちひろさんから出題されるパズルを解くために、「ヒント」や「リセット」を活用し、パズルごとに定められた目標を達成してクリアを目指すゲームとなっている。
5月31日から6月11日までの間はグランプリ「CINDERELLA GIRLS Cup Vol.2」が開催された。
余談だが、同じCygames繋がりということもあってか、デレマスのアイドルとShadowverseキャラとのクロスオーバー作品が、当コラボのリーダースキンが登場するよりも前から投稿されていた。
杉田智和のアニゲラ!ディドゥーーン
2017年3月30日に実施。
期間限定のミッションが実施され、それをクリアすることで抜刀する執行者 タージとケイオスドラゴン アジルスを、それぞれクイックブレーダーと騎竜兵というカードの絵違いバージョンとして入手可能だった。
ストリートファイターV
2017年4月27日に実施。
ストリートファイターVに登場するキャラクターのリーダースキン、エンブレム、称号、スリーブのセットがクリスタル限定で販売されたほか、期間限定ログインボーナスも実施された。
他社作品のゲームとのコラボは今回が初となる。
Fate/stay night [Heaven’s Feel]
2017年9月28日に第1弾コラボが実施。
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Fate/stay nightに登場するキャラクターのリーダースキン、エンブレム、称号、スリーブのセットが期間限定販売されたほか、コラボエンブレムなどが貰える期間限定ログインボーナスや、限定のコラボカードが入手できる期間限定ミッションも実施された。
2018年12月27日には復刻イベントが開催された。
2019年1月11日に第2弾コラボが実施。
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期間限定ログインボーナスが実施された後に、第1弾とは別のキャラクターのリーダースキンセットと別のコラボカードが入手できるミッションが、2019年1月28日から期間限定で販売、実施された。
また、2月5日から2月16日までの間、グランプリ「Fate HF] Cup」が開催。勝ち抜くことでコラボスリーブやコラボエンブレムを獲得することができた。
プリンセスコネクト!Re:Dive
アリサがプレイアブルキャラクターとして2018年3月31日に、同様にルナも2019年10月31日に実装された。
2019年3月28日にはShadowverse側にもコラボが実施。
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プリコネRに登場するキャラクターのリーダースキン、エンブレム、称号、スリーブのセットが販売されたほか、コラボエンブレムなどが貰える期間限定ログインボーナスや、限定のコラボカードが入手できる期間限定ミッションも実施された。
また、4月2日から4月13日までの間、グランプリ「Princess Cup」が開催。勝ち抜くことでコラボスリーブやコラボエンブレムを獲得することができた。
2019年12月28日には、プリンセスコネクト!Re:Diveのキャラクターがカードとして参戦する第15弾カードパック『アルティメットコロシアム』が実装された。
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コラボ第2弾として、プリコネRに登場するリーダースキンのセットの販売や「リーダースキン付き限定イラストカード」が登場するほか、期間限定ログインボーナスも実施された。
2020年1月7日には、新イベント「クエスト」にてコッコロ、ペコリーヌ、キャル、カイザーインサイトがCPUの対戦相手として現れた。
クエストミッションを達成することで様々な報酬を得ることができた。
ゾンビランドサガ
2018年10月3日に実施。
期間限定のログインボーナスでコラボエンブレムとコラボスリーブが配布されたほか、それらとは別のコラボエンブレム、コラボスリーブがゲーム内にて無料で販売された。
また、2021年5月1日からは、第2期となる「ゾンビランドサガ リベンジ」とのコラボも開催された。
マナリアフレンズ
2019年2月20日に実施。
期間限定のログインボーナスでコラボエンブレムとコラボスリーブが配布されたほか、それらとは別のコラボエンブレム、コラボスリーブが獲得できる「勝利報酬キャンペーン」イベントが開催された。
ワンパンマン
2019年5月21日に実施。
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ワンパンマンに登場するキャラクターのリーダースキン、エンブレム、称号、スリーブのセットが販売されたほか、期間限定ログインボーナスや、限定のコラボカードが入手できる「勝利報酬キャンペーン」イベントも開催された。
Re:ゼロから始める異世界生活
2019年6月27日に実施。
リゼロに登場するキャラクターのリーダースキン、エンブレム、称号、スリーブのセットが販売されたほか、コラボエンブレムなどが貰える期間限定ログインボーナスや、限定のコラボカードが入手できる期間限定ミッションも実施された。
また、6月30日から7月11日までの間、グランプリ「ルグニカ王国杯」が開催。勝ち抜くことでコラボスリーブやコラボエンブレムを獲得することができた。
ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル
2016年8月22日(スクフェス側は9月20日)に相互コラボが実施。それ以前にも、このコラボに関連する投票が2019年3月18日から実施されていた。
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ラブライブ!サンシャイン!!に登場するAqoursメンバーのリーダースキン、エンブレム、称号、スリーブのセットが販売されたほか、期間限定ログインボーナス、期間限定ミッション、グランプリ「Aqours Cup」(8月29日から9月9日まで)が開催された。
スクフェス側はAqoursによるコラボ楽曲Deep Resonance(シングル未体験HORIZONのカップリング曲)の先行配信、アリサとAqoursが共演した期間限定イベントの開催、コラボ部員の配布も実施。さらに両作ともゲーム外コラボが実施され、コラボグッズも発売された。
シャドバでは珍しい他社ゲーム、スクフェス側は初のラブライブ!シリーズ以外のゲームとの相互コラボのためか、従来のほか社コラボと比べるとゲスト参戦よりクロスオーバー色が強い(詳細は割愛)。
また、シャドバ側のグランプリは史上初となる専用ステージでのバトルとなり、スクフェス側のイベントも初の他社曲の収録となった。
涼宮ハルヒの憂鬱
2019年11月25日に実施。
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涼宮ハルヒシリーズに登場するキャラクターのリーダースキン、エンブレム、称号、スリーブのセットが販売されたほか、期間限定ログインボーナスや、限定のコラボカードが入手できる「勝利報酬キャンペーン」イベントも開催された。
NieR:Automata
2020年5月21日に実施。
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NieR:Automataに登場するキャラクターのリーダースキン、エンブレム、称号、スリーブのセットが販売されたほか、期間限定ログインボーナスや、限定のコラボカードが入手できる「勝利報酬キャンペーン」イベントも開催された。
コードギアス 反逆のルルーシュ
2020年7月28日に実施。
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コードギアスに登場するキャラクターのリーダースキン、エンブレム、称号、スリーブのセットが販売されたほか、期間限定ログインボーナスや、限定のコラボカードが入手できる期間限定クエストも実施された。
また、8月6日から8月17日までの間、グランプリ「Rebellion Cup」が開催。勝ち抜くことでコラボスリーブやコラボエンブレムを獲得することができた。
シャドウバース チャンピオンズバトル
2020年11月2日に実施。
シャドウバース(アニメ)に登場するキャラクターのリーダースキン、エンブレム、称号、スリーブのセットが販売されたほか、コラボエンブレムなどが貰える期間限定ログインボーナスや、限定のコラボカードが入手できる期間限定ミッション、「勝利報酬キャンペーン」イベントも実施された。
2021年9月27日には、TVアニメシャドウバースのカードが登場する22弾カードパック『災禍を超えし者』が実装された。
該当カードのイラスト・カード名はアニメ版やチャンピオンズバトルのものと同様だが、能力テキストは現在のShadowverseの内容に合わせて一部修正されている。
2022年6月28日には、同じくTV版シャドウバース内にて「伝説のカード」と呼ばれるカード群が登場する『極天竜鳴』が実装された。こちらも一部のカードは能力テキストが一部修正されている場合がある。
2021年9月29日からは、期間限定イベント「クエスト」が開催。
ミモリ・ヒイロ・ルシア・レオンがCPUの対戦相手として現れる他、今回は「パズル」クエストも開催される。
かぐや様は告らせたい?~天才たちの恋愛頭脳戦~
2021年3月30日に実施。
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かぐや様は告らせたいに登場するキャラクターのリーダースキン、エンブレム、称号、スリーブのセットが販売されたほか、期間限定ログインボーナスや、限定のコラボカードが入手できる「勝利報酬キャンペーン」イベントも開催された。
SHAMAN KING
2021年12月27日に実施。
シャーマンキングに登場するキャラクターのリーダースキン、エンブレム、称号、スリーブのセットが販売されたほか、限定のコラボカードが入手できる期間限定ミッション、「勝利報酬キャンペーン」、「クエスト」「グランプリ」のイベントが開催された。
ウマ娘 プリティーダービー
2022年3月25日に実施。
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ウマ娘プリティーダービーに登場するキャラクターのリーダースキン、エンブレム、称号、スリーブのセットが販売されたほか、「勝利報酬キャンペーン」「クエスト」「パズル」グランプリ「チャンピオンズミーティング」といったイベントが開催された。また、当コラボにて初となる「ビンゴ」も登場した。
コラボ開催の後には、ゴールドシップのリーダースキンがユーザー全員へ配布された。そちらのリーダースキンの配布は現在終了しているが、後にクリスタル販売もされた。
ちいかわ
2022年9月1日に実施。
ちいかわに登場するキャラクターのリーダースキン、エンブレム、称号、スリーブのセットが販売されたほか、「勝利報酬キャンペーン」「クエスト」「パズル」といったイベントが開催された。
余談だが、原作のそちらに登場するエピソードの一つ「拾魔編」の内容と、Shadowverseのメインストーリー「天象旅籠編」のシナリオとの類似性がコラボ情報判明後に指摘されることがあり、それがコラボの伏線だったのではないかという考察が一部であったため話題になった(参考)。
2022年12月27日からは、翌年に迎える2023年の干支(卯年)にちなんで、うさぎをメインとしたコラボキャンペーンが開催された。
リーダースキンセットの復刻販売のほか、「ビンゴ」などの新たなキャンペーンも実施された。
シャドウバースF
2022年9月27日に実施。
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シャドウバースFに登場するキャラクターのリーダースキン、エンブレム、称号、スリーブのセットが販売された。
同日には、シャドウバースFのカードが登場する26弾カードパック『天示す竜剣』が実装された。こちらも『災禍を超えし者』『極天竜鳴』のアニメ初出カードと同様、カードテキストが他媒体と比べて変更されている場合がある。
また当コラボ初の試みとして、「クエスト」にてオリジナルのコラボストーリー『七炎友好編』が登場した。
初音ミク
2023年3月27日に実施。
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初音ミクの「リーダースキン付きカード」が期間限定で登場したほか、鏡音リン、鏡音レン、巡音ルカ(ピアプロキャラクターズ)のリーダースキン、エンブレム、称号、スリーブのセットが販売され、「勝利報酬キャンペーン」「クエスト」といったイベントが開催された。
また、コラボ開催期間中はゲーム内の随所で初音ミクの曲がBGMに使用されている。
一覧は以下の通り。
- クエスト内の「連戦バトル」、グランプリ拠点:みくみくにしてあげる♪【してやんよ】
- タイトル画面:千本桜
- クエスト拠点:ヴァンパイア
- コラボステージ:Tell Your World
サンリオキャラクターズ
2023年7月27日に実施。
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サンリオに登場するキャラクターのリーダースキン、エンブレム、称号、スリーブのセットが販売されたほか、「勝利報酬キャンペーン」「クエスト」「パズル」といったイベントが開催された。
また、同ブランドとのコラボは、こちらのTVアニメ版である『シャドウバースF』とも開催された。
SPY×FAMILY
2023年9月26日に実施。
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SPY×FAMILYに登場するキャラクターの「リーダースキン付きカード」が期間限定で登場。アーニャ・フォージャーに関してはそれらとは別に「クエスト」のクリア報酬としてもリーダースキンが登場している。
また、「勝利報酬キャンペーン」「パズル」などのイベントも開催された。
ユヴェントスF.C. (2017年8月7日実施)
SHADOWVERSE ありさデュエルバース (2017年9月1日実施)
さよならの朝に約束の花をかざろう (2018年2月24日実施)
EVO 2018 (2018年8月1日実施)
ANUBIS ZONE OF THE ENDERS : M∀RS (2018年8月30日実施)
かつて神だった獣たちへ (2019年8月5日実施)
TVアニメ「シャドウバース」(2019年10月8日および2020年4月7日実施)
群れなせ!シートン学園 (2020年1月28日実施)
セブンズストーリー × TVアニメ「シャドウバース」 (2021年2月26日実施)
シャドウバースF(2021年10月9日および2022年3月31日実施)
詳細は割愛。
いずれも期間限定のログインボーナスでコラボエンブレムとコラボスリーブなどが配布された。
ゲーム外コラボ
リアル脱出ゲーム
東京ミステリーサーカスとのコラボとして、2018年4月27日よりShadowverseを題材としたリアル脱出ゲーム「影に沈む世界からの脱出」が開催された。
セガ音ゲーコラボ
maimai、CHUNITHM、オンゲキの3機種でShadowverseの楽曲がプレイできるようになる。maimaiに関してはキャラクターアイコンも入手可能。
(なお、同様コラボはグラブルとプリコネRでも行われた)
Red Bull M.E.O.
ローソンでキャンペーン期間中にレッドブルを購入することで、カードスリーブやリアルグッズといったアイテムが抽選で当たるキャンペーン。
キャンペーン期間は2020年6月30日~7月20日。
ワールドフリッパー
アリサとルナがコラボ出演している。
コーポレートアニメーションムービー『Follow Your Fantasy』
Shadowverse枠でローウェンが、TVアニメ「シャドウバース」枠で竜ヶ崎ヒイロが出演した。
スーパー野田ゲーWORLD
収録ゲームの一つとして「邪道バース」が登場する。野田クリスタルが木村唯人Pへ直談判したところ、500万円の出資を受けると共に、「シャドウバースのパクリみたいなゲームを作っていいですか?」という質問にも「いいよ」と快諾されたとの事。そのためCygames公認のパロディゲームとなっているが、厳密にはコラボではないと思われる。
『RAGE Shadowverse 2022 Autumn』では、「RAGE 邪道バース 2022 Autumn」というタイトルで、パロディ返しとも言うべきな公式大会も開催された。
メディア展開
しゃどばすチャンネル
YouTubeなどで展開されている総合バラエティ。
アリサ役優木かな・エリカ役石上静香・イザベル役佐倉薫の3名がラジオ形式で「楽しく可愛く」Shadowverseの魅力をお伝えしていく番組。
新カードパック発表の際は「しゃどばすチャンネルSP」として生放送形式で行い、新カードパックのPVの発表などを行う事が恒例となっている。
Shadowverse Channel
SHADOWVERSE ありさデュエルバース
サイコミで連載されていた漫画作品。2018年12月27日に完結。
単行本は講談社から発売されている。
原作:Cygames 漫画:邪武丸
シャド場
TOKYOMXにて毎週金曜日にオンエアされていたテレビ番組。現在は終了している。
出演者:チュートリアル 千鳥 山田菜々
水曜日のシャドウバース
OPENREC.tvにて毎週水曜日に放送されていたShadowverseの公式放送。
かつては木曜日のシャドウバースとして毎週木曜日に放送されていたが、水曜日に引っ越しした。
2021年3月31日の放送をもって終了した。
公式チャンネル
マヂカルシャドウバース
OPENREC.tvやYouTubeなどで放送されているShadowverseの公式生放送。
マヂカルラブリーの二人が、視聴者と一緒にShadowverseの新たなトレンドや楽しみ方を見つけていく番組。
出演者:マヂカルラブリー 三田麻央
公式チャンネル
余談
Cygamesの主力タイトルの一つ『グランブルーファンタジー』でのトレーディングカードゲームがかつてバンダイから発売されていた。こちらはオンラインではなく「紙製」だけとなっており、いわゆるカニバリを避けている。なお、Shadowverseの人気が高すぎたためか販売が伸び悩む事になり、リリース開始から1年3か月程で打ち切りとなってしまった。
2020年12月からは、Shadowverseともコラボを行った同じCygamesによるゲーム『プリンセスコネクト!Re:Dive』のカードゲームも登場したが、こちらはオリジナルではなく、ブシロードによる紙製カードゲーム『ヴァイスシュヴァルツ』に参戦するタイトルの一つとなっている。また、Cygames制作作品のそちらの参戦タイトルとしては他に『アイドルマスターシンデレラガールズ』がある。
このように、Cygames制作の他の主力ゲームタイトルにはTCG版と呼べるものがおおよそ存在している(していた)が、Shadowverseはオンラインによる対戦型カードゲームというゲームジャンルの都合のためか、TCG版と呼べるようなものは今までは存在していなかった。ただしイベントなどで配布されるリアルプロモーションカードや、ウエハースなどの食玩といった形で、コレクション用の現物のカードはいくつか登場している。
そのような中で2021年12月、概要欄にも記したとおり、遂にShadowverse自身にも紙製TCGとなる『Shadowverse EVOLVE』の登場が告知される事となった。
2022年4月には第1弾ブースターパックやスターターデッキなどが発売され、Shadowverseの新たな動きの一つを見せている。
関連項目
Cygames シャドウバース シャドバ シャドウバースご本人
シャドウバース(アニメ) シャドウバースF アニシャド
神撃のバハムート グランブルーファンタジー プリンセスコネクト!Re:Dive
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有名プレイヤー
ピクシブ百科事典に記事が存在するプレイヤーのみ記載。
- もこう:ゲーム実況プレイヤー。トイソルジャーなどのCVも担当した。
- 草の人:ゲーム実況プレイヤー。ファイアゾンビのCVも担当した。
- はねむーん:ゲーム実況プレイヤー。パラディンパンダのCVも担当した。
- みゃこ:コスプレイヤー。「Shadowverse Queen Cup 2018」準優勝の実績を持つ。
- ホロライブ
- ラプラス・ダークネス
- 博衣こより
- 沙花叉クロヱ
- バーチャルYouTuber。『Shadowverse EVOLVE』にてカード化。
- 壱百満天原サロメ:バーチャルYouTuber(にじさんじ所属)。『Shadowverse EVOLVE』にてカード化。
- くもの上ユメミ:バーチャルYouTuber(個人)。公式企画に出演経験あり。
- 楪帆波:バーチャルYouTuber(個人)。公式企画に出演経験あり。
その他
Fate/Shadowverse:コラボタグ。
運だけの春日
外部サイト
ゲーム
Shadowverse公式サイト
Shadowverse Portal(Shadowverseのカード一覧&デッキシミュレータ)
PC版ページ(DMM.com)
PC版ページ(Steam)
公式X(Twitter)アカウント
イベント・大会情報公式Twitterアカウント
アニメ
TVアニメ「シャドウバース」公式サイト
TVアニメ「シャドウバースF(フレイム)」公式サイト
公式X(Twitter)アカウント
シャドウバース チャンピオンズバトル
リアルTCG
Shadowverse EVOLVE(シャドウバース エボルヴ)公式サイト
Shadowverse EVOLVE公式Twitterアカウント