概要
Cygames制作の本格スマホカードゲーム『Shadowverse』を原作とする、TVアニメシリーズ及びそれらのメディアミックス作品の公式略称。
第1シリーズである『シャドウバース』の略称として公式から使用された後に、第2シリーズとなる『シャドウバースF』でも引き続き使用された。
放送局は、第1シリーズと第2シリーズ共にテレビ東京系列。アニメーション制作はZEXCSが担当している。
シャドウバースタグは原作アプリ版Shadowverseの内容を含むため、該当作品には当タグの他、シャドウバース(アニメ)(特に第1シリーズの場合)、シャドウバースF(第2シリーズの場合)のタグも付ける事を推奨。なお、シャドウバースFに関してはアニシャドFというタグも存在している。
本シリーズの特徴など
放送時間帯などから、小~中学生程度の男子をメインターゲットにしていると思われる。そのため、ダークファンタジーの要素が強い原作アプリ版のメインストーリーとは異なり、全体的に明るめの作風となっている。
もちろんただ単に明るいだけでなく、両親が行方不明だったり、兄弟へのコンプレックスなど、複雑な心情を持っている人物も多く登場する。
アプリ版のシナリオとの最大の違いは、本シリーズの登場人物たちは、シャドウバースをカードゲームとしてプレイしているプレイヤーとして描かれている所。
アプリ版のメインストーリーにおけるカードバトルは、あくまでシナリオ上の戦闘のイメージであり、実際にカードバトルをしているわけではない。
しかしこちらは、実際にスマホを手に取り「シャドウバース」というゲーム上での戦いをバトルとして描いており、それらが織りなす人間ドラマも作品の魅力の一つとなっている。
またそのような性質上、世界観や演出などの随所にホビーアニメ的な要素が盛り込まれているため、こちらはホビアニとして扱われる。
本シリーズでは遊戯王シリーズなどのように、アニメ版独自のオリジナルカードが登場する。それらは各クラス毎の特徴を活かした個性的なデザインや能力を持っており、登場人物たちのキャラクター作りに一役買っている。
それらの第1シリーズのカードは、原作アプリ版の第22弾カードパック『災禍を超えし者』において、現在の環境に合わせる形でカード能力が調整された上で実装された。第25弾カードパック『極天竜鳴』では、作中において「伝説のカード」と呼ばれる存在がアプリ版にも実装された。
第2シリーズのカードは、第26弾カードパック『天示す竜剣』にて実装後、その後の弾でも、随時だがカードが追加された。
アプリ版Shadowverseともコラボが行われる事があり、第1シリーズに関しては『災禍を超えし者』、シャドウバースFに関しては『天示す竜剣』のリリースと合わせる形でコラボキャンペーンが実施された。
同じCygames作品である『神撃のバハムート』が由来となるキャラクターのカードもそのまま登場する場合がある。ただし、あくまでシャドウバースというゲーム内に登場するカードの一つという扱いであり、神撃のバハムートにおける細かい設定が反映される事は無い。
またカードのキャラクターは、デジフレを除きCVのキャスティングはされていないため、原作版ではCVが設定されていたカードに関しても、作中内で喋るシーンは用意されていない。
その一方で、アルベール→ウルフラムのように、カードキャラクターのCVを担当していた声優が本シリーズの登場人物の役として起用される例はある。
(Shadowverseのメインストーリーで登場するキャラを担当したキャストが、別キャラで起用されるケースも稀にある。例外は第1シリーズで登場したローウェン達)
その他、同社作品であるグランブルーファンタジーやプリンセスコネクト!Re:Dive(イベント仕様だがウマ娘プリティーダービーも含む)が由来となるキャラクターは、原作版においてもコラボという形で追加されているため、当たり前ではあるが登場はしていない。
しかし、それらの作品と同じキャストが本シリーズにおいても起用されている場合がある。例えばこのキャラの場合、CVどころか名前も同じといったケースが存在する。
同社作品では『グランブルーファンタジー』でも初代シャドウバースがコラボイベントで参戦しており、シャドウバースFの方も変則的ではあるが参戦した。
作品一覧
第1シリーズ
- シャドウバース
- シャドウバース チャンピオンズバトル
第2シリーズ
- シャドウバースF
- シャドウバースF デジフレ日記
- Shadowverse EVOLVE
- 本作品のオリジナルカードの一部がそちらにてカード化された。
関連イラスト
関連タグ
ウマ娘プリティーダービー(アニメ):アニシャドの後枠に入ってきた。引き続き同枠はCygames枠になる模様。