『ウマ娘』。彼女たちは、走るために生まれてきた。
ときに数奇で、ときに輝かしい歴史を持つ別世界の名前と
共に生まれ、その魂を受け継いで走る───。
それが、彼女たちの運命。
この世界に生きるウマ娘の未来のレース結果は、
まだ誰にもわからない。
彼女たちは走り続ける。
瞳の先にあるゴールだけを目指して───。
【注意喚起】一部記事の荒らしについて
現在悪質ユーザによる一部ウマ娘の記事が荒らされており、特にハルウララ(ウマ娘)の荒らし具合が深刻な状況です。なお悪質ユーザーは複数のアカウントを用いて荒らしていましたが全て運営によりアカウントが停止されていますが今後何かしらの手段で復活しまた荒らしに来る可能性があるため油断しないよう、編集者一同ご協力をお願いします。なお同一ユーザーによる荒らしが他の記事にも及んだ場合は大規模荒らしまとめのコメント欄まで一報お願いします。
モデル馬の牧場と墓参りに関して
ウマ娘を通じて、実際の競走馬や牧場に興味を持ち、訪問・見学したい場合は、事前に必ず競走馬のふるさと案内所を通じて牧場それぞれの状況(出産の終了やスタッフの日程事情、見学に際してのルールなど)を確認すること(牧場への直接連絡は迷惑行為にあたるため、避けること)。
- 牧場は観光地ではなく私有地であり、そこにいる馬は経済動物である。許可が得られた場合でも、見学に向かう際はきちんと牧場関係者の指示に従うこと。馬は警戒心が強く不用意に近づくと噛む、蹴るなどの行動に出る事があり、指示に従わないと人馬共に生命の危機につながりかねないケガをする可能性がある。
- 馬の出産時期は3~5月に集中しており、出産の兆候を見逃さないように牧場のスタッフは寝ずの番をしている。疾病予防の観点もあわせて、この時期は見学を受け入れていないことが多い。
- 生きている馬目当てではなく、モデル馬の墓参りの場合でも、先述したように牧場は私有地であり、墓は敷地内にあることが多いため、同様の手続きをとられたい。無断での墓参りは不法侵入となる場合もある。
- 2020年以降は新型コロナウイルスの感染拡大も重なり、先述した事情とは無関係に見学の一切を断っている牧場も増えている。断られた場合はおとなしく家で牧場のサイトやTwitter、Instagramなどをチェックしよう。
余談にはなるが、実際の競走馬や引退馬に触れあう方法としては、こうした牧場訪問だけでなく、競馬場に行きレースを楽しむ、乗馬を通じて引退した競走馬とともに駆ける…など様々なやり方がある。必要に応じてこれらの手段を検討することも一手である。
概要
『ウマ娘 プリティーダービー』(UMAMUSUME PRETTY DERBY)とは、2016年3月26日、「AnimeJapan 2016」で発表されたCygamesのプロジェクト。一文にまとめるなら、美少女化した競走馬が最高峰のレースシリーズ「トゥインクル・シリーズ」を目指して育成機関で仲間たちと送る学園生活を描く、という内容。
実在の競走馬を牡馬も牝馬もまとめて美少女にするというコンセプトの元、「ウマ娘」18人分のキャラクターに、担当イラストレーターと担当声優を割り当て、「頭おかしい感じで」という注文を受けてP.A.WORKSが製作した「世界観を表現したPV」が公開された。
ウマ娘
別世界の競走馬の名前と魂を受け継いで生まれてくる少女たち。ヒトとは少し異なる独自の種族。
ヒトと似たような姿をしているものの、馬の耳や尻尾が生えており、力などもヒトなどとは比べ物にならない、馬相当の能力を有している。
彼女達の多くがウマ娘専用の学園「トレセン学園」に通い、国民的スポーツ・エンターテイメントであるレースバトル「トゥインクル・シリーズ」へのデビュー、そして活躍を目指し日々勉強やレッスンに励んでいる。
プロジェクト発表時から長らく既にバックボーンの完成している引退したJRAまたは地方競馬の競走馬のみをウマ娘として追加分も含め実装していたが、2022年7月には海外競走馬初のウマ娘モンジューが、2022年7月27日の発表で真の意味でその行く末が未知なる発表当時現役の競走馬をモデルとしたデアリングタクトがウマ娘の仲間入りを果たし(姿だけはゲーム中のメインストーリーで1週間先行して明かされていた)、それまでの慣例を破る実装にファンには大きな衝撃と共に迎え入れられた。
2023年2月22日の発表で諸事情により長らくタブー視されていた社台RHが馬主のネオユニヴァースがウマ娘の仲間入りを果たし、更なる期待が膨らんだことからファンには大きな衝撃と共に迎え入れられた。
詳しくは→ウマ娘の項目を参照。
世界観
この世界においては、われわれが一般的に想像する「馬」という四足歩行の動物は存在しない、その代わりに二足歩行のウマ娘を表す架空の漢字(馬の字の4点のうち真ん中の2点を取った(「,,,,」→「, ,」)もの)が使われている。
そのため、馬という字を使いたいのにフォントがない場合は、漢字をカタカナに置き換え、「有マ記念」(有馬記念)・「1バ身」(1馬身)などと表記する。
なお、ウマ娘たちの存在と引き換えに馬はいないとされているが、ロバやシマウマ、ラバといった奇蹄目の類似種族の存在(偶蹄目のウシやアルパカは存在が確認されている)や、ナポレオンのように馬に乗った姿が有名な人物や畠山重忠のように馬にまつわる伝承があり銅像まで立っている人物がどういう設定になってるのかなどは不明。
あまりにも現実世界と近すぎる世界観なので忘れがちかもだが、あくまでこの世界は「馬の代わりにウマ娘がいる」という異世界である(例えて言うなら、ドラえもんの「あべこべの星」や「もしもボックスで改変された世界」のようなものである)。そのため、現実世界のルールが通用するとは限らないのでその点は注意しよう。
この世界のウマ娘のレースは賭博対象ではないとされ、競馬場は「レース場」と呼ばれる。
番組体系は作品発表時点のものが使われており、距離設定や格付が変更された高松宮記念や大阪杯は新しいものが採用されている。
ゲームに実装されているレースについては概ね2020年時点のものであるが、一部相違点が存在する。これについての詳細はウマ娘プリティーダービー(ゲーム)を参照。
ゲーム
ウマ娘というコンテンツの中核を成すコンテンツであるスマホアプリ及びPCゲーム。
ジャンルは育成シミュレーションゲーム。ゲームとしてはパワプロと似たような感じと言えば分かりやすいか。
プレイヤーはトレーナーとしてウマ娘と共にトレーニングをして育成し、トゥインクル・シリーズと呼ばれるレースでの勝利を目指す。
企画自体は2016年の発表当時から動いていたものの、クオリティアップのためのサービス開始時期延期により2020年までかかってしまったが、結果的にアニメ版2期放映により追い風に乗っている状況にてサービスを開始することとなった。
詳細は『ウマ娘プリティーダービー(ゲーム)』も参照。
アニメ
- ウマ娘プリティーダービー(Season1・2)
ウマ娘プリティーダービーを原作としたアニメ作品。コミカライズは連載されていたものの、多くの人の目に初めてコンテンツとして登場したのはこの作品となる。
2018年春季に放映されたアニメ第一作目では「スポーツ・エンターテイメント」としての本性を露わにし、戸惑いの目で見ていた視聴者を徐々に独特の世界観へと惹き込んでいった。スペシャルウィークとサイレンススズカをメインに据えて、実際の競馬史に刻まれた数々のエピソードを丹念に織り込み、誰よりも競馬・競走馬ファンへと訴えかける作風を武器に、悲喜交々の「史実」という強力な物語をベースとしながら、いつか誰かの夢見た誰も知らないレースを描き出している。
2021年冬季には、ゲームアプリのリリースを控えたタイミングで『Season2』の放映を開始。トウカイテイオーとメジロマックイーンのライバル関係を主軸に、新たなウマ娘を多数迎えてさらなる群像劇の活写に挑戦。ナイスネイチャを筆頭とした「善戦ウマ娘」たちと響き合う物語も世界観に奥行きと広がりをもたらし、1993年に人々を驚喜させた復活劇を新たな形でよみがえらせた。
2022年現在、上記の通りスペシャルウィークを主人公としたSeason1、トウカイテイオーを主人公としたSeason2と、特別編であるOVAのBNWの誓いが制作されている。
2022年11月6日、アニメ第3期となるSeason3の制作が発表された。
後述の同タイトルの4コマ漫画が原作の1話6分のショートアニメ。全12話。
2020年7月から9月までTOKYOMXとBS11で放送された。
完全オリジナルの1話3分のショートアニメ。2022年10月16日から毎週日曜21時よりYouTubeチャンネル「ぱかチューブっ!」内で配信開始。
CD
他のコンテンツの開始に先駆けて、STARTING GATEとしてしてキャラクターソングとオリジナルボイスドラマが収録されているCDシリーズが発売された。
一枚につき3人のウマ娘がピックアップされており、ソロ曲とユニット曲、テーマソングであるうまぴょい伝説とボイスドラマが収録されている。
また、ANIMATION DERBYとしてアニメ関連の楽曲が、WINNING LIVEとしてゲーム関係の楽曲がそれぞれCDシリーズ化し販売されている。
楽曲
コミカライズ
サイコミ
- ウマ娘 プリティーダービー -ハルウララがんばる!-
作画:皇宇(zeco) / ネーム:中山かつみ
生涯成績113戦0勝。ナイーヴで気分屋、頑張ってるけど1着になれず、負け続けて有名になったユニークで因果な競走馬・ハルウララの現役時代を可愛らしい絵柄で描く。ウマ娘の世界観が固まる以前の、ゆるめの作風が特徴。
2016年5月から9月まで連載した後、完結作品として掲載されていたが、18年11月28日のサイコミ再創刊に伴って掲載を終了した。
ウマ娘たちによるポップでかわいい日常4コマ漫画。
2018年3月より連載。現状、ウマ娘全60人が登場している唯一の作品。
同年のサイゲームスフェス2018にてアニメ化企画が動いていることが明かされ、2020年夏にTOKYOMXとBS11にて放送時間6分のミニアニメという格好で放送された。
2021年1月15日更新分を以て連載終了。全147回。
単行本は市販されていないが、2021年12月8日に発売予定のアニメのBlu-ray BOXの特典として発行される模様→外部リンク。
※なお、サイコミの方針として、完結した作品は掲載を停止するため、完結済みで単行本化されていない上記2作品は現在正規の手段での閲覧が不可能となっている。
漫画:S.濃すぎ
Eclipse first, the rest nowhere. 一人ぼっちだった田舎娘・スペシャルウィークと、最速を追い求める天才・サイレンススズカ。トレセン学園で出会った二人と、個性的なウマ娘たちが繰り広げる青春学園ストーリー。
アプリやアニメの公開に先立ち、Cygamesが運営するウェブコミック誌「サイコミ」から2017年3月より連載された。
キャラクター同士の関係性は後のアニメ版と共通する部分も多い一方、ストーリー部分は一人ひとりの機微の描写に重点が置かれている。2019年11月に全40話で完結した。
コミックスは電子書籍で全6巻。第5巻と第6巻のみ連載終了後も長らく発売されていなかったが、2021年6月になってようやく発売された。小学館による紙版コミックスとしても2021年11月より新装版全6巻が刊行された。
漫画:浅草九十九
ウマ娘たちの、日常やちょっと特別な時に食べる“おいしいひとしな“をテーマにした本作。
ヤングジャンプ
漫画:久住太陽 / 原作:Cygames / 脚本:杉浦理史 / 漫画企画構成:伊藤隼之介
それは、世界で最も数奇な物語
2020年28号より連載されている、オグリキャップ号の競走馬生活をモチーフとした作品。他の映像作品やコミカライズでは描かれなかったローカルレースが描写され、それに伴いオリジナルキャラクターや多数のオリジナルウマ娘が登場する独自色が強いものとなっている。
「次に来るマンガ大賞2021」コミックス部門において2位を受賞した。
少年ジャンプ+
漫画:保谷伸 / 原作:Cygames / 脚本:文殊咲
『不屈の精神を携えて 世界を目指したウマ娘の新たな夢が 芽吹く』
サクラローレルを主人公に据えた漫画作品。
ドラマCD
2016年冬の「コミックマーケット91」で販売された「ウマ娘セット」に封入されており、その後の「STARTING GATE」発売イベントや1stイベントなどでも会場限定で単品販売されたことがある。このため2021年現在は全編の音源を入手するのは難しい状況である。
『ぱかラジッ!』第8回において冒頭部分のみ公開されており、こちらは現在も視聴できる。
- ぱかラジッ!~ウマ娘広報部~ ドラマCD メイクデビュー・トレセン学園 Vol.1 スペシャルウィーク・サイレンススズカ・トウカイテイオーの3人が、とあるウマ娘との交流を通じて1話ずつ各ウマ娘の紹介をしていく。ナレーションは駿川たづな。全14話。元々は『ぱかラジッ!』第37回~第51回に存在したコーナーの1つであり、パーソナリティの3人とゲストが演じていた。
なお「Vol.1」とあるが、コーナー自体が第51回をもって打ち切られたため、Vol.2以降は存在しない。
各話リスト
話 | ゲストウマ娘 | ラジオ放送回 |
---|---|---|
1 | ミホノブルボン | 第37回 |
2 | ビワハヤヒデ | 第38回 |
3 | ニシノフラワー | 第39回 |
4 | ヒシアケボノ | 第40回 |
5 | スイープトウショウ | 第41回 |
6 | ゼンノロブロイ | 第42回 |
7 | エアシャカール | 第43回 |
8 | アドマイヤベガ | 第44回 |
9 | マーベラスサンデー | 第45回 |
10 | ファインモーション | 第46回 |
11 | カワカミプリンセス | 第47回 |
12 | ナリタタイシン | 第49回 |
13 | マヤノトップガン※ | 第50回 |
14 | ナカヤマフェスタ | 第51回 |
- アニメ『ウマ娘 プリティーダービー』サイドストーリー EXTRA DERBY ウマ娘プリティーダービー(アニメ)を参照。
配信
Youtube
2018年3月に開設された。アニメ・コミカライズ・ゲームの告知や「ぱかライブTV」などの生放送はこのチャンネルで行う。
一方、『ウマ娘』の宣伝担当を自称するゴールドシップがバーチャルYouTuber的な活動(ゲームやアニメの紹介、ラジオ、寸劇、コラボ、デート動画、大喜利etc.)に邁進するエンタメとしての一面もある。新情報が途絶えていた時期にも活躍していたことから、ファンからは功労者の一人として認識されている。
詳細は該当記事を参照。
詳細は該当記事を参照。
Webラジオ
- ぱかラジッ!~ウマ娘広報部~
2016年11月からHiBiKi Radio Stationにて配信されていたWebラジオ番組。2019年4月の第85回をもって更新終了。テレビアニメ1期放送に合わせて、2018年4月から2019年1月までの間は『アニメ版』と称し特別編成で全42回放送された。バックナンバーは連続しておらず、放送回数は通常版・アニメ版併せて計147回。
パーソナリティは和氣あず未(スペシャルウィーク役)・高野麻里佳(サイレンススズカ役)・Machico(トウカイテイオー役)の3人で、他に天の声として藤井ゆきよ(駿川たづな役)が参加している。頻繁にゲストも加わり、トークや告知などを行う。その性格はのちに「ぱかライブTV」に引き継がれている。
過去の放送はニコニコ動画「ウマ娘チャンネル」で現在も視聴することができる。
生放送
- ファミ通presents ウマ娘研究会!
2021年3月からニコニコチャンネルにて放送中の生放送番組。MCの徳井青空(テイエムオペラオー役)が放送中にゲーム『ウマ娘』をプレイし、強いウマ娘を目指して育成を行う。ゲストを呼んだ際はゲストにまつわるキャラクターを育成する。配信頻度は月2回程度。
番組内容は大きく分けて本放送とオマケ放送に分かれており、後者はチャンネルの月額制会員登録をすることで視聴できる。本放送のアーカイブについては誰でもチャンネルのトップページから見ることが可能。
アンソロジー
星海社COMICS
- ウマ娘 プリティーダービー アンソロジーコミック STAR 漫画:有都あらゆる / おえかきえんぴつ / 大沖 / 小野ミサオ / とんぷう / 鮭乃らるかん / ハンバーガー / アマイワシ / なをををををを / あおいまなぶ / だーく
カバーイラスト:手島nari
11人の作家陣による『ウマ娘』初の公式アンソロジーコミック。2021年5月19日発売(星海社 新刊案内)。
- ウマ娘 プリティーダービー アンソロジーコミック STAR 2 漫画:小野ミサオ / かめれおん / おえかきえんぴつ / 有都あらゆる / 鮭乃らるかん / とんぷう / 遠藤海成 / なをををををを / 芝石ひらめ / ポン / だーく
『ウマ娘』公式アンソロジーコミック第2弾。2021年9月29日発売(新刊案内)。
舞台
2022年8月21日にウマ娘初の舞台が発表。メインキャラクターとしてダイタクヘリオス、ヤマニンゼファー、ダイイチルビー、ケイエスミラクルが紹介された。この面々から、舞台は今までメディアミックスやゲームのメインストーリーで触れられてこなかった短距離路線が主軸の物語と考えられる。
11月5日にはタイトル「舞台「ウマ娘 プリティーダービー」~Sprinters’ Story~」が発表され、2023年1月15日(日)~1月29日(日)に品川プリンスホテルステラボールで公演されることが決まった。制作はネルケプランニング。
注意喚起
公式からの二次創作に関する注意
ウマ娘は実在の競走馬をモデルにしている都合上、馬主をはじめとする多数の関係者から協力を得ている。その性質上、公式からファンへのお願いや二次創作に関して、一部創作に対して注意する形でガイドラインが公表されている。ウマ娘を題材とした創作などをする際には必ず確認されたい。
ただしAIイラストに関しては守られているとは言えず、ガイドラインを無視した作品が横行しているのが現状である。
良識あるトレーナー諸君はガイドライン違反の商品が販売されていても絶対に買わないように。
配信についてのガイドライン
また、ゲームの配信および、ゲームの音声や動画を利用した二次著作物の配信についてもガイドラインが定められている。
作品タグに関して
実在の競走馬やウマ娘とは無関係の競走馬擬人化イラストとの競合を避けるため、「名称(ウマ娘)」タグの使用を強く推奨する。
例:ウマ娘関連創作にスペシャルウィーク(ウマ娘)を使い、スペシャルウィークのタグ付けをしない。
タグ使用上の注意
いつからかは不明だが、日本語が読めない海外ユーザーの方々が、pixivからのオススメのタグと勘違いをしてしまい、投稿するイラストの内容に関係なく「ウマ娘プリティーダービー」のタグを付加してしまう事案が時々発生してしている。
悪意はないと信じたいが、検索妨害となり得る行為であり、心当たりのあるユーザーには自重を促したいところであり、もしそのような投稿を見かけたら、検索サイト等でその事を和訳して、コメント欄等に書き込んで注意を促してもらいたいところである。
(もちろん、イラスト内容やキャプション等で、ウマ娘のタグを意識している事が明白な場合はその限りではない)
※詳しくは、※作者は海外ユーザーの記事を参照。
余談
ゲーム版開発の長期化
当初、ゲームアプリは2018年頃の配信開始予定とされたが、開発の難航から長きにわたって事前登録期間が続いていた。
武豊騎手をプロモーターに迎え、多くの新規ファンを引きずり込んだアニメ第1期が駆け抜けてから少々、同年7月に公開されたトレーラー第3弾では冬の稼働開始を予定していたアプリ版。しかし12月に出されたアナウンス以降、アプリ版の情報が途絶えがちになったことから「本当に開発しているのか」という憂慮や批判、あるいはネタ扱いする空気が漂っていた。キャスト陣のリアルイベントへの出演、ラジオ番組『ぱかラジッ!~ウマ娘広報部~』の配信、コミカライズ作品『STARTING GATE!』や『うまよん』の連載がユーザーの希望となっていく中で、「ぱかチューブっ!」で奮闘を続けていた宣伝担当(自称)のゴールドシップを労う声が多いのも、この期間に定期的に動画を配信していたところが大きい。
膠着状態が破られたのは2020年12月19日の「ぱかライブTV Vol.2」。2021年2月24日にリリースされることが発表され、アニメ第2期の放送開始が告げられ、新たなウマ娘が追加され、公開されたCMを彩るのは新たなメインテーマ『GIRLS' LEGEND U』。半信半疑の声も残る一方、CMから迸る見違えるほどの熱気に多くのトレーナー候補生が感嘆したことは言うまでもない。
アニメ放送開始後の2021年1月16日に「ぱかライブTV Vol.3」でPVとプレイ画面が、2月23日(※リリース前日)の「ぱかライブTV Vol.4」で具体的なゲームシステムの解説が行われたことからも、ギリギリまで開発が行われていた様子が窺える。にわかに現実味を帯びたリリース情報と予想を超えたハイクオリティに、(動作環境の見直しも含めて)ユーザーがざわつく様子が散見されるようになる。
2021年2月24日、2年11ヶ月越しの出走となった、ゲームアプリ『ウマ娘 プリティーダービー』(PC版にあたるDMM GAMES版は3月10日リリース)。折り返し地点を過ぎたアニメ第2期との相乗効果もあって、異様な熱狂に包まれながら走り始めた本作がどこまで駆けてゆくのか、それはまだ誰にもわからない。
ただ、この改修によって怒らせてはいけないところを怒らせた
コナミデジタルエンタテインメントからの特許侵害訴訟
2023年3月、コナミデジタルエンタテインメントが保有する特許を侵害したとして、損害賠償金として40億円の請求と、ウマ娘の配信差止を求め訴訟された。侵害した特許は不明だが少なくともパワプロサクセスの仕組みそのものではないことは確かである(2020-21年に特許切れ)。
特許周りに詳しい人物によると2013年にコナミが特許を取得したサポートカードに関する特許ではないかと推測している。この特許は2023年現在14+申請中の1件で構成されるファミリー特許となっており、潔白を証明するには14+1件全てに対して行う必要がある。
GI公式イラスト
2018年5月の中央競馬G1レース開催日より、当該レースでモチーフ馬が優勝したウマ娘(一部例外有り)のイラストが公式から発表されている。
2020年天皇賞(春)よりデフォルメ調のデザインとなり、メンバーも複数登場となった。
2018年
レース名 | 開催日 | 競馬場 | 描かれたウマ娘 | 史実の優勝年(鞍上) | 2018年優勝馬(鞍上) |
---|---|---|---|---|---|
NHKマイルカップ | 5月6日 | 東京 | エルコンドルパサー | 1998年(的場均) | ケイアイノーテック(藤岡佑介) |
ヴィクトリアマイル | 5月13日 | 東京 | ウオッカ | 2009年(武豊) | ジュールポレール(幸英明) |
オークス | 5月20日 | 東京 | エアグルーヴ | 1996年(武豊) | アーモンドアイ(クリストフ・ルメール) |
日本ダービー | 5月27日 | 東京 | スペシャルウィーク | 1998年(武豊) | ワグネリアン(福永祐一) |
安田記念 | 6月3日 | 東京 | オグリキャップ | 1990年(武豊) | モズアスコット(クリストフ・ルメール) |
宝塚記念 | 6月24日 | 阪神 | ゴールドシップ | 2013年(内田博幸)2014年(横山典弘) | ミッキーロケット(和田竜二) |
スプリンターズステークス | 9月30日 | 中山 | タイキシャトル | 1997年(岡部幸雄) | ファインニードル(川田将雅) |
秋華賞 | 10月14日 | 京都 | ダイワスカーレット | 2007年(安藤勝己) | アーモンドアイ(クリストフ・ルメール) |
菊花賞 | 10月21日 | 京都 | メジロマックイーン | 1990年(内田浩一) | フィエールマン(クリストフ・ルメール) |
天皇賞(秋) | 10月28日 | 東京 | テイエムオペラオー | 2000年(和田竜二) | レイデオロ(クリストフ・ルメール) |
エリザベス女王杯 | 11月11日 | 京都 | ヒシアマゾン | 1994年(中舘英二) | リスグラシュー(ジョアン・モレイラ) |
マイルチャンピオンシップ | 11月18日 | 京都 | アグネスデジタル | 2000年(的場均) | ステルヴィオ(ウィリアム・ビュイック) |
ジャパンカップ | 11月25日 | 東京 | シンボリルドルフ | 1985年(岡部幸雄) | アーモンドアイ(クリストフ・ルメール) |
チャンピオンズカップ | 12月2日 | 中京 | ハルウララ | (出走していない) | ルヴァンスレーヴ(ミルコ・デムーロ) |
阪神ジュベナイルフィリーズ | 12月9日 | 阪神 | メジロドーベル | 1996年(吉田豊) | ダノンファンタジー(クリスチャン・デムーロ) |
朝日杯フューチュリティステークス | 12月16日 | 阪神 | マルゼンスキー | 1976年(中野渡清一) | アドマイヤマーズ(ミルコ・デムーロ) |
有馬記念 | 12月23日 | 中山 | トウカイテイオー | 1993年(田原成貴) | ブラストワンピース(池添謙一) |
ホープフルステークス | 12月28日 | 中山 | アグネスタキオン | 2000年(河内洋) | サートゥルナーリア(ミルコ・デムーロ) |
2019年
レース名 | 開催日 | 競馬場 | 描かれたウマ娘 | 史実の優勝年(鞍上) | 2019年優勝馬(鞍上) |
---|---|---|---|---|---|
フェブラリーステークス | 2月17日 | 東京 | シンコウウインディ | 1997年(岡部幸雄) | インティ(武豊) |
高松宮記念 | 3月24日 | 中京 | キングヘイロー | 2000年(柴田善臣) | ミスターメロディ(福永祐一) |
大阪杯 | 3月31日 | 阪神 | マーベラスサンデー | 1997年(武豊) | アルアイン(北村友一) |
桜花賞 | 4月7日 | 阪神 | ニシノフラワー | 1992年(河内洋) | グランアレグリア(クリストフ・ルメール) |
皐月賞 | 4月14日 | 中山 | ナリタタイシン | 1993年(武豊) | サートゥルナーリア(クリストフ・ルメール) |
天皇賞(春) | 4月28日 | 京都 | スーパークリーク | 1989年(武豊) | フィエールマン(クリストフ・ルメール) |
NHKマイルカップ | 5月5日 | 東京 | シーキングザパール | 1997年(武豊) | アドマイヤマーズ(ミルコ・デムーロ) |
ヴィクトリアマイル | 5月12日 | 東京 | フジキセキ | (出走はないが産駒が通算4勝) | ノームコア(ダミアン・レーン) |
オークス | 5月19日 | 東京 | カワカミプリンセス | 2006年(本田優) | ラヴズオンリーユー(ミルコ・デムーロ)※1 |
日本ダービー | 5月26日 | 東京 | ウイニングチケット | 1993年(柴田政人) | ロジャーバローズ(浜中俊) |
安田記念 | 6月2日 | 東京 | バンブーメモリー | 1989年(岡部幸雄) | インディチャンプ(福永祐一) |
宝塚記念 | 6月23日 | 阪神 | サイレンススズカ | 1998年(南井克巳) | リスグラシュー(ダミアン・レーン) |
スプリンターズステークス | 9月29日 | 中山 | サクラバクシンオー | 1993年・1994年(どちらも小島太) | タワーオブロンドン(クリストフ・ルメール) |
秋華賞 | 10月13日 | 京都 | スイープトウショウ | 2004年(池添謙一) | クロノジェネシス(北村友一) |
菊花賞 | 10月20日 | 京都 | ビワハヤヒデ | 1993年(岡部幸雄) | ワールドプレミア(武豊) |
天皇賞(秋) | 10月27日 | 東京 | タマモクロス | 1988年(南井克巳) | アーモンドアイ(クリストフ・ルメール) |
エリザベス女王杯 | 11月10日 | 京都 | ファインモーション | 2002年(武豊) | ラッキーライラック(クリストフ・スミヨン) |
マイルチャンピオンシップ | 11月17日 | 京都 | ヒシアケボノ | 未勝利(1995年は3着、1996年は15着、1997年は14着、いずれも角田晃一) | インディチャンプ(池添謙一) |
ジャパンカップ | 11月24日 | 東京 | ゼンノロブロイ | 2004年(オリビエ・ペリエ) | スワーヴリチャード(オイシン・マーフィー) |
チャンピオンズカップ | 12月1日 | 中京 | スマートファルコン | 未出走(但し、父が出走経験あり) | クリソベリル(川田将雅) |
阪神ジュベナイルフィリーズ | 12月8日 | 阪神 | ゴールドシチー | 1986年(本田優) | レシステンシア(北村友一) |
朝日杯フューチュリティステークス | 12月15日 | 阪神 | グラスワンダー | 1997年(的場均) | サリオス(ライアン・ムーア) |
有馬記念 | 12月22日 | 中山 | ナイスネイチャ | 未勝利(1991年から3年連続3着、1994年は5着、1995年は9着、すべて松永昌博) | リスグラシュー(ダミアン・レーン) |
2020年
レース名 | 開催日 | 競馬場 | 描かれたウマ娘 | 史実の優勝年(鞍上) | 2020年優勝馬(鞍上) |
---|---|---|---|---|---|
フェブラリーステークス | 2月23日 | 東京 | ビコーペガサス | 未勝利(1997年、4着 鞍上:武豊) | モズアスコット(クリストフ・ルメール) |
高松宮記念 | 3月29日 | 中京 | カレンチャン | 2012年(池添謙一) | モズスーパーフレア(松若風馬) |
大阪杯 | 4月5日 | 阪神 | マチカネフクキタル | 未勝利(1999年、2着 鞍上:佐藤哲三) | ラッキーライラック(ミルコ・デムーロ) |
桜花賞 | 4月12日 | 阪神 | ユキノビジン | 未勝利(1993年、2着 鞍上:安田富男) | デアリングタクト(松山弘平) |
皐月賞 | 4月19日 | 中山 | セイウンスカイ | 1998年(横山典弘 ) | コントレイル(福永祐一) |
※1 カワカミプリンセス以来となるデビューから無敗のオークス制覇(史上5頭目)
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石原章弘:本作の元コンテンツプロデューサー。アプリの配信開始を見届けることなくコンテンツプロデューサーを退任し、Cygamesを退社した。
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『ウマ娘』関連
- UMAMUSUME PROJECT - 公式サイト
- ウマ娘プロジェクトtwitter公式アカウント@uma_musu
- アニメ版『ウマ娘 プリティーダービー』 - 公式サイト
- アニメ版公式ツイッター
- 公式YouTubeチャンネル「ぱかチューブっ! 舞台『ウマ娘 プリティーダービー〜Sprinters’ Story〜』特設サイト 舞台「ウマ娘 プリティーダービー」公式YouTubeチャンネル 舞台「ウマ娘 プリティーダービー」公式Twitter
- 『STARTING GATE!』 - サイコミ
- 『うまよん』 - サイコミ
- 『うまよん』 - アニメ公式サイト
- Lantis - 『ウマ娘 プリティーダービー』関連作品
- JRA日本中央競馬会 - 公式ホームページ
- 『ウマ娘』で伝説の名馬のもう一つの世界線を描く理由とは? - 電ファミニコゲーマー
- 『ウマ娘 プリティーダービー Season 2』の見所 - Cygames Magazine
- 「ウマ娘と二人三脚で夢を叶える喜びを」- Cygames Magazine
- こだわりのレースシーンに注目!- animate Times
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リアル関連
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モデル馬の牧場と墓参りに関して