「輝かしきメジロ家に必ずや栄誉と名誉を……!」
プロフィール
キャッチコピー | 名門メジロ家の至宝。優雅で一途なお嬢様 |
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誕生日 | 4月3日 |
身長 | 159cm |
体重 | 微増(現在必死に調整中!) |
スリーサイズ | B71・W54・H76 |
靴のサイズ | 左右ともに22.5cm |
学年 | 中等部 |
所属寮 | 栗東寮 |
得意なこと | テーブルマナー |
苦手なこと | スイーツの誘惑に耐えること |
耳のこと | 人前ではツンと立ててしまいがち |
尻尾のこと | スポーツの話をしていると振りが激しくなる |
家族のこと | 両親には「マックちゃん」と呼ばれている |
マイルール | アーリーモーニングティーで目覚めること |
スマホ壁紙 | ロック画面はメジロ家紋章、ホームは秘密 |
出走前は… | 体温計で体調チェック。幼い頃からの習慣 |
得意科目 | レース史、レース戦略、スポーツ栄養学 |
密かな自慢 | 他人の奇行に前ほど動じなくなってきた |
よく買う物 | 観終わった映画のパンフレット |
ヒミツ | ①『かっとばせー!』という自分の寝言で起きることがある / ②ミルクティーはミルクインファースト派 |
自己紹介 | メジロマックイーンと申します。我が生家、メジロ家の悲願である『天皇賞』の制覇――この両脚で、必ず果たしてみせますわ |
CV | 大西沙織 |
名門メジロ家に生まれたお嬢様。優雅ながら思い上がらない性格と品格は、他のウマ娘の羨望の的である。
長距離走者としての才覚は一級で、メジロ家にとって特別なレース『天皇賞』の勝利を第一に目指している。
休日は同家の者でアフタヌーンティーを楽しむ。
(リニューアル前)
名門メジロ家に生まれたお嬢様。
落ち着いた淑女的な物腰と気品から、周りから羨望の的となっている。
自身の血筋に強い誇りを持っており、母と祖母が獲得した「天皇賞」で3世代勝利を目指している。
ソロ曲
どこだって 希望の扉はあるから
『Waiting for Tomorrow』
作詞:中村彼方 作曲:中土智博
さぁ輝こう もっと果てしなく
『はじまりのSignal』
作詞・作曲:永井正道
概要
メジロマックイーンは、メディアミックス作品『ウマ娘 プリティーダービー』に登場するウマ娘の一人。実在の競走馬・種牡馬「メジロマックイーン」号をモチーフとする。
レース界にその名を轟かせる「メジロ家」で生まれ育った、非常に丁寧な物腰のお嬢様で、名家のプライドを背負い走るウマ娘。メジロ家の方針から天皇賞での勝利に並々ならぬ執念を注いでいる。
主に「ですわ」のようにてよだわ言葉で話すが、素というわけではなく、内心の台詞は女性語。
シリーズでも特にクローズアップされる一人で、チームスピカに所属するアニメ版ではトウカイテイオーと共に2期の主役を担い、アプリゲーム版のメインストーリー第1部では主人公のトレーナーと共に、チームシリウスの新生エースとして第1章から物語を牽引していく。
スイーツが大の好物であるが、一方で太りやすい体質の持ち主。自身を叱咤して体型維持に日々神経をすり減らしているが、時々誘惑に負けてしまうこともあり、あるいは栄養が不足しすぎて貧血で倒れてしまったこともある。史実でも体重管理に悩まされていたことの再現か。
メインストーリー第1部第3章ではレースの応援に来た函館でメロンパフェを食べたがったり、メジロドーベルの育成ストーリーの正月イベントではおしるこを食べたがったりなど、公式でも各所でネタにされている。
アプリゲーム版や「うまよん」では、メジロライアンの影響で野球好きという一面を見せる。推し選手の名前はユタカ。休日はライアンらと共に野球観戦しに行くのだが、名家のイメージを崩したくないのかメジロ家外部の友人知人には「スポーツ観戦」とだけ称し、具体的な内容は秘密にしている。もっとも時折バレかけているが…。
「お待ち下さいまし!野球と聞いて黙ってはいられませんわ!私が、「マックイーンジャパン」のベストナインのメンバーの打線を組みましたので発表致します!」
2023年3月6日配信の「ぱかチューブっ!」に至っては、一時的に番組を乗っ取ってオリジナルチーム「マックイーンジャパン」のメンバー打線を組むなど、その熱意は筋金入り。
ちなみにとある所の情報によると、「かっとばせー!」という自分の寝言で起きることがあるらしい。同室のイクノディクタスにはどう説明しているのだろうか。
アプリアプリ内での育成イベントでは趣味の一つとして映画鑑賞も挙げられているが、『スペース野球ゾンビ』というB級の気配しかしない作品を見に行ったり、他のイベントでもあやしげな映画タイトルに興味を持っている様子から「実はB級映画ハンターなのではないか?」という疑惑も出ている。
料理は全て使用人に任せていたからか不慣れなようで、最初は「煮込む」「弱火」という言葉の意味すら知らなかった。トレーナーに教えてもらって何とか完遂しているので、ただの経験不足な様子。農業と料理がテーマの育成シナリオ「収穫ッ!満腹ッ!大豊食祭」でも、料理に不慣れな様子が見て取れる。
幼少期は「ウサリーナ」というウサギのぬいぐるみが手放せなかったとのこと。
ゴールドシップとは腐れ縁の関係で、アニメ版やゲーム版メインストーリーでは同じチームに所属するなど、いろいろな媒体で一緒にいることが多い。
容姿・デザイン
紫がかった芦毛のロングヘアー。両耳の先端は黒い。右耳にはシンプルな緑のリボンが付けられている。
特徴的な瞳を持ったウマ娘の代表例とまではいかないものの、白っぽく明るい瞳孔は初期デザイン組の中では異質(追加組ではシュヴァルグランやネオユニヴァースが同様)。
なお、アプリゲーム版開発初期のグラフィックはデザイン原案に寄っており、現在よりも彩度の落ち着いた髪色は実際のメジロマックイーン号の毛色に近かった。
なお、『うまむすめし』第50話ではバッティングセンターでいつもの髪型では気が散るからかポニーテールに纏めている珍しい姿も。
「勝利こそ我が定め。盾の栄誉へ向けて、いざ!」
ウマ娘のメジロマックイーンの代名詞とも言える漆黒のコートドレス。アプリゲーム版ではフリルのボリュームが若干落ち着いている他はほとんど原案通りのデザインで、[エレガンス・ライン]と命名されている。
- 勝負服(アニメ版 Season2)
「昇ってみせます!遥か、果てなき未来へ!」
主人公を務めたアニメSeason2で登場した、白を基調とした勝負服。マックイーンにとっては連覇のかかった二度目の天皇賞(春)でのお披露目であり、「天まで昇る」との意気込みからアプリゲーム版での実装時には[エンド・オブ・スカイ]の名が与えられた。
「浜を歩いたり、波に触れたり…少しくらい…いいかしら?」
ストーリーイベント第16弾『大乱闘!?夏色☆バカンス』に伴い、ゴールドシップの[RUN!乱!ランチャー!!]と共に実装された水着衣装。厳密には正規に製作したのではなく市販の服を購入したと思われるが、ゲーム中では問題なく走れる。何気にこの衣装でマックイーンはアプリゲーム版では初のガチャ産で3着目の勝負服を持つウマ娘となった(厳密にはスペシャルウィークがメインストーリーの特典とはいえ初の3着目)。
- 心、夜風にさらわれて
学園の舞踏会“リーニュ・ドロワット”が舞台となるイベント第23弾『されば君、かなし』にて登場したSSRサポートカードのドレス衣装。
同イベントでペアを組んだトウカイテイオーのSSR[比翼のワルツ]でもさらに別のドレスを着用している。
- かっとばせー!ですわ!?
アプリゲーム版のSSRサポートカードイラストにて登場する、マックイーンが推している『ウマ娘』世界の球団「ヴィクトリーズ」のユニフォーム衣装。
青と白の清涼感あるカラーリングだが、服の色を反転させると…。
- 私服(アプリゲーム版)
花色の膝丈ワンピースで、ブラウスの襟元には紫色のリボンタイ。袖周りは二重になっている。足元は黒タイツに青みがかったグレーのパンプス。
- アニメ衣装(Season3ED版)
アニメSeason3エンディングテーマ「アコガレChallenge_Dash!!」で登場するチアリーダー衣装。
- 執事服
アニメSeason3第10話のトレセン学園地域合同イベントにてチームスピカの執事服喫茶を開いた際に着た衣装。男装のためか、珍しく髪を片寄せの三つ編みに変えている。また、胸元には青緑色のメジロカラーのリボンが付けられている。
- その他
初期から各媒体で活躍していることに加え、アニメ版では主役も務めたために描き下ろしの関連グッズも非常に多い。
・デート服
・浴衣
・メイド服
・作業着
マンガ版
STARTING GATE!
「出過ぎた真似ですが、ちゃんと話し合った方がいいと私も思いますわ」
メジロ家の令嬢として一応登場してはいるのだが、ぶっちゃけダイワスカーレットとウオッカの喧嘩を仲裁した所を除くと出番は殆どないので単行本の表紙でも登場していない(新装版の3巻ではゴールドシップと共に表紙入りした)。
なお、『STARTING GATE!』世界でもやっぱりゴールドシップとは腐れ縁で、彼女と協力してウオッカとスカーレットに和解の場を設けたりと息の合ったコンビであった。
うまむすめし
第12話にて初登場。相変わらず本作でもスイーツ愛好家であり、第2巻の表紙は実際に彼女が担当している。ゴルシとの映画鑑賞の帰りにビッグバンメロンパフェを見付けて目を輝かせていたが、ポップコーンを食べた都合で1度諦めかけた所でゴルシに連れ回される形で街中を歩き、最後に1度諦めかけていたスイーツ店に2人でまた訪れ「自分が気兼ねなくメロンパフェを食べれる様に1度街に連れ回した」とゴルシに感謝しながら共に食事を楽しんだ。
第30話では限定和栗ケーキに真っ先に興味を抱き購入しようとしていた…が、その日はトウカイテイオーと共に遠征トレーニングだったため現地には行けなかった。50話ではバッティングセンターに来訪した所をテイオーと遭遇し、共にどちらが的に多く球を当てられるか勝負している(結果は30戦して全くの互角であった)。勝負後にはマロンクリームたっぷりのモンブランクレープをテイオーに奢られ、食事制限で1度断ろうとした所を彼女に押し切られる形で「一時休戦」という形で至福の時を過ごした。なお、50話のマックイーンはバッティングセンターではポニーテールとなっている。
ウマ娘ピスピス☆スピスピゴルシちゃん
第4話から準レギュラーで登場。ゴールドシップの通うみどり幼稚園とは別の園の児童という設定。メジロのウマ娘として生真面目に自分を高めているがやっぱりというかスイーツは大好きでスイーツに関しては自分に甘い。ここでも当たり前のようにゴルシからは気に入られて構われている。
ウマ娘シンデレラグレイ
第84Rで他のメジロ家の面々と共に後ろ姿だけ登場。第158Rからメジロパーマーと共に本格的に登場。なお、第159Rではマックイーンのみケーキを食べているという小ネタがある。
ちなみに、シングレと同じ漫画家が手掛けた公式?パロディ漫画『ウマ娘シンデレラゴールド』では2コマ登場している。
アニメ版
TVアニメシリーズ
ウマ娘界屈指の名家である"メジロ家"の令嬢。
落ち着いた淑女的な物腰と気品から、他のウマ娘たちから羨望の的となっており、彼女自身もメジロ家の血統に強い誇りを持っている。
天下無類のステイヤー(長距離ランナー)と呼ばれ、その均整のとれたプロポーションは神々しいまでに美しいが、実はその体型を維持するために涙ぐましいダイエットをしているらしい。
年下のトウカイテイオーにライバル視されているが、持前の優雅さで軽くいなしているようだ。
ゴールドシップとは何か特別な縁を感じている。
Season1
season1ではまだチーム選びをする段階でスピカにはあまり興味を持っていなかったものの、ゴルシとテイオーの熱烈な勧誘(テイオー自身はライバルは同じチームに入れたくないと乗り気ではなかったが…)に折れてチームスピカに入ることになる。
良くも悪くも堅物な自身と自由奔放なスピカには最初「やっぱり合わない」と言及されていたが、スカーレット曰く「意外と単純」らしく、スピカメンバーとも比較的すぐ打ち解けていくようになる(それでも、やはりメンバーとの距離感からかサイドストーリーにおいてはチームについて占いを申し付ける場面もあった)。
生粋のお嬢様と思いきやゴルシと共に焼きそばを全て売り切ったりスズカを励ますべくゴルシとウマ娘の神(?)のコスプレもこなしたりと、スカーレットの言っていた通り意外とノリの良い場面も散見される。
BNWの誓い
チームBの一人としてテイオーとゴルシと戦うが下記の2期の天皇賞(秋)同様降着妨害で失格となり、さすがのマックイーンも「はあ!?」と言ってしまった。
Season2
テイオーと共に主人公格として抜擢、この頃にはスピカの面々とも十分馴染んでいるのか1期から更に落ち着いた性格となっている。今作ではトレセン学園への入学やテイオーとの馴れ初めも描かれており、本人曰く「最初から尊敬していた」とのこと。序盤やOPでは1期と共通の黒がメインカラーの勝負服を着ていたが、中盤以降から白を基調に緑が加わった所謂「メジロカラー」の勝負服を着用するようになった。
第5話。迎えた天皇賞(春)。無敗のテイオーが勝つのか、前回王者マックイーンが勝つのかで世間の注目を浴びる。スタート前に蹄鉄が外れ(落鉄)、場内は一瞬どよめいた。しかし本番では、
杉本清(アニメでも使われた実際の実況)「春の盾は、春の盾は絶対に渡せないメジロマックイーン!春の盾こそ絶対に欲しいトウカイテイオー!」
激闘の末テイオーに勝利、天皇賞(春)2連覇を成し遂げる。
だが自身も怪我を負ったことで一度別荘に移動してリハビリを受けることに。同じく2度目の負傷となるテイオーがリハビリのためメジロ邸に来訪した際には「貴方の得意な距離でも勝たなければフェアではない」と再戦の約束を交わしている。
第6話では天皇賞(春)の3連覇を目指すべく練習を積み重ね、実力をつけ始めてきたライスシャワーへは最初から目をつけていたのか出会った際に宣戦布告を申し込んだ(これが逆にライスが天皇賞に出ないと言い張る遠因となってしまったのだが)。続く第7話では自身を打ち倒すべく特訓を重ねたライスと熾烈な激闘を繰り広げるのだが…。
激戦の末、ライスの徹底したマークにペースを乱された上にラストスパートの真っ向勝負でも打ち負かされるという完敗を喫し、天皇賞3連覇を成し遂げることはできなかった。しかし、観客からブーイングを受けるライスへ最初に拍手を送ったのは、他ならぬマックイーンだった。
敗北後はイクノディクタスに対して「テイオーに対して申し訳ない」と吐露していたが、悔しさをバネに宝塚記念に向けて邁進することを語った。
たまたまこの会話を聞き付けていたテイオーもマックイーンと再びレースで走るために宝塚記念に向けて復帰することを決意、リハビリも順調である程度まで本気で走れるようになったのも束の間、練習の最中に3度目の骨折を発症してしまう。
マックイーンは宝塚記念を無事優勝したものの、テイオーは自身の度重なる骨折に加えてマックイーンの走りを突きつけられた結果、遂には引退を決断してしまう(実際にはテイオーを励ます意味で見せたのだが、皮肉にもこれが『自身がもうマックイーンのようには走れない』と諦めてしまう切っ掛けとなってしまった)。
マックイーンはテイオーの決断に対し深くは当初あまり介入はせず(ルドルフとの会話を見る限り敢えて深く考えないようにしていた可能性もある)、スピカメンバーたちと共にテイオーの引退ライブを行う感謝祭の準備に黙々と取り組んでいたが、感謝祭当日のツインターボ率いるチームカノープスの一計によって決意が揺らいでいたテイオーに対し、他のスピカの面々と共に復帰を促した。
「それでも元のようには走れない」と呟くテイオーへは、
「『奇跡』は起きます、それを望み奮起する者の元に、必ず、きっと」
と語り、テイオーが再びレースを走るためにもう一度復帰をチャレンジする一因ともなった。その後もリハビリで奮闘するテイオーを見守りつつハロウィンで彼女と遊びに出かけるなどのささやかな日常を送る中、秋の天皇賞に向けて練習を続けていた。(小説ウマ話キタサト編では京都大賞典を勝利した模様)
以下2期終盤のネタバレ注意
しかし、練習の少し前から足に違和感を持っていたマックイーンは執事(じいや)にメジロ家の主治医を呼んで足の様子を診てもらうよう頼むが、診断をした主治医が彼女に突きつけたのは繋靭帯炎の発症であった。
おばあさまからは、これ以上のレースへの出走を続けた場合は、通常の日常生活にさえ、重大な障害を負う(通中の歩行すら困難な後遺症を負う体となる)ことを示唆され、マックイーンに競技者としての生活を終えるべきであると諭すが、当然マックイーンにとってそれは到底受け入れられるものではなかった。
持ち前のプライドで雨の中練習を続けていたマックイーンだが、当然のように足の痛みは悪化していく一方だった。遠くから駆けつけてきたテイオーの前でも取り繕う余裕すら残っておらず、遂には立つことすら満足にできない状態となってしまう。
テイオーに無理はしちゃ駄目と止められた際には、
「無理なんてしてません!!わたくしは、強くあらねばなりません…」
「挫けることなく堂々と、最強のウマ娘の座に居続けなくては…」
「そこで、テイオーを待つんです…ずっと、楽しみに……!最強の座を賭けて…!!」
「なのに、動かない、動かせない…もう、走れないの…貴方との約束を、果たせないの…!」
そこには、かつての崇高な意思とプライドを併せ持つライバル:マックイーンの姿はなかった。
心が折れてしまったマックイーンはもう元のようには走れないと嘆き、言葉を選ぶ余裕も残っていなかったからかつい「あなた(テイオー)と一緒ですわ!!」と今までのテイオーの努力も否定するような発言もしてしまう(この時点でのテイオーは前回のレースから1年近く出走していない上に全盛期の走りからは大きく衰えている状態でもあった)。
失言をすぐさま謝罪したマックイーンだったが、当のテイオーは怒るわけでも悲しむわけでもなく、かつての感謝祭の経験を胸にテイオーは有馬記念に出走し、勝利することを宣言する。
自身が折れかけていた時に目標として支えてくれたマックイーンのため、今度は自分がマックイーンの目標になると有馬記念の勝利を誓ったテイオー。彼女は、敢えてマックイーンの手を取らずその場を去って行く。マックイーンが自分の力で再び立ち上がると信じて。
そして、有馬記念当日。マックイーンはレース会場に居合わせながらも、テイオーの姿を見に行くかで未だ踏ん切りがつけずにいた。
テイオーのことは信じたい。だが、もしもテイオーが負けてしまえば、それは即ち「奇跡なんて起きない」ことが証明されてしまう。
漸く決心を固め、テイオーの様子をうかがおうとレースを見に来たマックイーン。彼女の目に写ったのは…。
余談だが、トレーナーをシバく際、ゴルシ同様にプロレス技を出すのだが、マックイーンは何故か1期・2期通じて『キン肉マン』に登場する技ばかりを出して来ており、ゴルシよりエグい。どんなものかと言うとコチラ。
1期8話⇒スピニングトーホールド(テリーマン)
2期1話⇒クロスボンバー(ネプチューンマン、ゴルシはビッグ・ザ・武道ポジ)
競走結果
話数 | レース場 | レース名 | 格 | 距離 | 枠番/ウマ番 | 着順 | 1着ウマ娘(2着ウマ娘) |
---|---|---|---|---|---|---|---|
s1第10話 | ? | ? | ? | 芝?m | ? | ? | ?(?) |
s3第6話 | 京都 | 菊花賞 | G I | 芝3000m | 2/2 | 1着 | (?) |
s2第1話 | 京都 | 天皇賞(春) | GⅠ | 芝3200m | 7/15 | 1着 | (?) |
s2第3話 | 京都 | 天皇賞(秋) | GⅠ | 芝2000m | 7/13 | 18着 | ?(?) |
s2第3話 | 東京 | 有馬記念 | GⅠ | 芝2500m | 1/1 | 2着 | ? |
s2第3話 | 阪神 | 阪神大賞典 | GⅡ | 芝3000m | 4/4 | 1着 | ? |
s2第5話 | 京都 | 天皇賞(春) | GⅠ | 芝3200m | 4/5 | 2着 | (トウカイテイオー) |
s2第8話 | 阪神 | 大阪杯 | GⅠ | 芝2000m | 7/13 | 1着 | ナイスネイチャ |
s2第8話 | 京都 | 天皇賞(春) | GⅠ | 芝3200m | 8/14 | 2着 | ライスシャワー |
s2第9話 | 阪神 | 宝塚記念 | GⅠ | 芝2200m | 6/6 | 1着 | イクノディクタス |
ウマ話(キタサト) | 京都 | 京都大賞典 | GⅡ | 芝2400m | 1/1 | 1着 | (?) |
s1第13話 | 東京 | ウィンタードリームトロフィー | GⅠ | 芝2400m | ?/? | ? | ? |
全競走成績:12戦6勝(2着③3着⓪着外①)
※着順の太字はレコード勝ち
※菊花賞と天皇賞(秋)は語られるのみ
Season3
「積み重ねた努力は、貫き続けてきた思いは、後付けのジンクスなどで揺らぐものではないのです」
本作では走るシーンはほぼないが、引き続きスピカのメンバーとして参加している。本作でもテイオーとは親友であり、第8話のアイキャッチは彼女とツーショットの物になっている。前作で色々とあった影響か、テイオー同様かなり落ち着いた様子。
GⅠを勝てないサトノ家のジンクスを破るため敢えてスピカではなくカペラに入部したダイヤには今でも尊敬されており、第6話ではジンクスに苦悩し過剰なトレーニングを続ける彼女に身体を休め万全な体制でレースを挑むことを勧めた。
なお、第9話では天皇賞(春)の開催時に歴代の天皇賞制覇ウマ娘が映る煽りVTR(レースを盛り上げるために事前に会場で流す過去のレース映像集)でも最初に登場している。劇中で「春の天皇賞連覇」と実況を受けている点や衣装がSeason2の物(エンド・オブ・スカイ)になっていることから、2回目の天皇賞時の映像と思われる。
『勝利への確信は』
『時に人を退屈させる』
RTTTシリーズ
新時代の扉
台詞は一切ないが、冒頭に歴代ウマ娘の1人として一瞬だけ登場する。この時はウイニングライブ中だったのかダンスしているような描写がある。
その他のアニメ
うまゆる
第6話で相棒のパロディをやってしまった。
ゲーム版
『熱血ハチャメチャ大感謝祭!』
「メジロ家のウマ娘として、敗北は許されません。この私が、皆さんを勝利へと導いて差し上げますわ。」
本作でも勿論プレイアブルキャラクターとして参戦。今回はパーソロン系メインのキャラ構成であるチームローズのメンバーとして活躍する。相も変わらず本作でもゴルシとは同じチーム。
事実上チームローズのメジロ家代表として参加するが、障害走の競技で周りに人がいる時の癖が抜けておらず街中に入ると無意識にスピードが落ちるという弱点が発覚し、ゴルシのアドバイスで克服に成功した。なお、チームフリージアのストーリーモードでも出張しており、ブライトの特訓も行っていたことが判明している。
なお、一度コツを教えられるのを拒否されて愚図るゴルシに構ったりルドルフにあくまで自分達はただの学生であると諭したりと、本作ではどちらかと言うと年長者としての活躍が多い。
アプリゲーム『ウマ娘 プリティーダービー』
「トレーナーさんに、その覚悟はありますの?私と……その、"一心同体"のような関係になる覚悟が」
育成ウマ娘としてリリース当初から星3[エレガンス・ライン]が、後にアニメ2期コラボとして新勝負服である星3[エンド・オブ・スカイ]が実装。それぞれ固有スキルが異なるほか、初期ステータス、成長率、勝負服イベント、覚醒Lvでの習得スキルが若干異なる。
育成ストーリーでは同期かつ同じメジロ家のメジロライアンとの対決が主軸。かの有名な「メジロでもマックイーンの方だ!」の実況もしっかりと収録されており、特定条件下で聞くことができる。
2024年4月16日より突如公開されたゴールド・シップリン監督作品の『ピスピス』に登場。概要欄ではシップリンと共に「友情出演∶メジロマックイーン」と記載されており、劇の参加者の1人という認識らしい。本作でも相変わらずゴルシと追いかけっこをするのだが…?
メインストーリー
チームスピカ所属だったアニメとは異なり、ゴールドシップとともにチームシリウス所属となっている。
メインストーリー1章にて主役級の扱いを受けており、名トレーナーが引退し後釜に彼の弟子であったサブトレーナーが引き継ぎとして就任したことでメンバーの多くを失ってしまったチーム〈シリウス〉を盛り立てるべく、オグリキャップからエースの座を受け継ぎ天皇賞(春)を目標に邁進していく。
見事に最初の天皇賞を制すと、マックイーンに憧れた新たなメンバー獲得に成功。
なぜか以前から絡んできていたゴールドシップの加入と、その他数名のモブウマ娘をメンバーに招き入れたことで解散の危機を脱したのだった。
世間の評価もうなぎ上りで、「スターウマ娘」と称されるなど順風満帆な日々を過ごしていると思われたが、本人は周囲の期待に応えるべくオーバーワーク気味な練習を重ねていた。
そして1番人気で迎えた秋の天皇賞。見事に1位で入着し無事期待に応えた…かと思われた。
しかしスタート直後にコース内側へ寄せた事によって、あわや後ろのウマ娘が転倒寸前という事態を引き起こしていた事が分かり、進路妨害により1着から18着に降着という憂き目に遭ってしまう(史実でも同様な処分を受けている。
なお、これだけ聞くと降着処分とは「最下位扱いにする」ことのように思えるが、実際には「進路妨害されたウマの一つ下の着順になる」ルールであり、たまたま進路妨害してしまったウマ娘が最下位に沈んだ結果の処分なのである)。
妨害してしまったウマ娘に丁重に謝罪し、周囲には「レースの失敗はレースで取り戻す」と気丈に振る舞うマックイーン。しかしその後のジャパンカップでは4着と実力を示せず、スランプに陥っていく。
ゴルシやトレーナーの励ましも虚しく、1人どこかへ行ってしまったマックイーン。チームの元エースであるオグリキャップは、彼女は今「すべての期待に応えなくてはいけない」と思い込む事によって、その期待が"障害"へと変わってしまっていると説いた。
マックイーンを見つけたトレーナーは語る。
チームの皆の期待はレースの結果程度で変わるような薄っぺらいものではないと。
終わったと言われても最後に花を咲かしたオグリキャップのように、いつまでも信じたくなる、夢を見たくなる存在がエースなんだと。
その言葉を受けたマックイーンがチームに戻ると、メンバーやメジロ家の面々が彼女の帰りを待っていた。
彼女らに心配かけた事を詫びようとしたその時、急にゴールドシップに抱きかかえられるマックイーン。
「アタシらが聞きたいのは、そんな湿気た言葉じゃないっつーの!」
「ほらほら、高らかに宣言しろって!オマエは何を言うために戻ってきたんだ?」
吹っ切れたマックイーンは、抱き上げられたままに宣言する。これから先、負けることがあっても、落ち込んで泣くことがあっても、それでも期待を背に走り続けてみせると。チームシリウスのエースとして、胸を張って、期待を"力"に変えて走り続けると。
その後の有馬記念では好勝負の末2着に終わるも、期待に応えられなかったと重圧を背負うマックイーンの姿はもう無かった。
敗走から学び、周囲の期待を力に変えて、その後史上初の春の天皇賞2連覇を達制。
これからもチームの夢を背負っていくことを誓った。
そうしたマックイーンの姿を見て、新たなウマ娘が1人、また新たな物語を紡いでいく事になる。
なお、第二章の主役の史実を描く上でマックイーンの存在は欠かせないこともあり、第二章までは引き続き前に出てくることが多いが、その後のストーリーは元となる史実が自身引退後の時系列なため、若干出番は影を潜め出す。
それでもチーム最古参ということもあり引き続きリーダー(兼エース)を務めていくのだが、追加加入する各章のメインキャラウマ娘がことごとく高等部所属キャラであるため、モブウマ娘を除いた場合にチーム最年少にして、最低学年という立ち位置なのにリーダーを務めているシュールな構図になっている(第5章でようやく中等部の子もといスペシャルウィークが入ってきたが、こちらは一学年上というのが確定してるため、結局は自身が一番下という構図は変わっていない)。
なお、天皇賞春三連覇は史実およびアニメ同様ライスシャワーの気迫の前に惜しくも叶わないことになるのだが、どこか割り切っていたアニメとは異なり、こちらでは気丈には振る舞いつつも負けた悔しさをやはり堪え切れず、トレーナーの前で泣き崩れてしまうなど、若干年相応な雰囲気となっている。
育成ウマ娘
- ☆3[エレガンス・ライン]メジロマックイーン
スピード | スタミナ | パワー | 根性 | 賢さ |
---|---|---|---|---|
71 | 111 | 71 | 103 | 94 |
+0% | +20% | +0% | +0% | +10% |
バ場適性 | 芝 | A | ダート | E |
距離適性 | 短距離 | マイル | 中距離 | 長距離 |
G | F | A | A | |
脚質適性 | 逃げ | 先行 | 差し | 追込 |
B | A | D | F |
- 貴顕の使命を果たすべく
「ふぅ…時は来ました…参ります。」
最終コーナーで前の方にいると抜かせない覚悟を決めて速度が上がる
長距離で余力十分ならすごく上がる
- 厳密な発動条件は、最終コーナーで上位30%以内。順位ではなく先頭から最後尾までの距離の30%以内にいれば発動するので、逃げならまず確実に発動する。逃げウマへの継承も視野。
- 2周年では「長距離で余力十分ならすごく上がる」効果も追加されたため、長距離の逃げ先行への継承としても有用。
- また、発動時のレース中とは思えぬ優雅にお茶会を楽しむ振る舞いや、最後に見せるキメ顔がやたら丸っこいことも合わさって、数あるウマ娘たちの固有スキルの中でも一際存在感のある演出となった(一部のファンにはこの場面を通称「メジロ饅頭」として半ばネタ扱いされている)。
後述する新衣装版と区別して、「黒マック」とも通称される。
史実でのステイヤーとしての活躍を反映した中~長距離に高い適性を持ち、脚質は先行が最も得意だが、逃げ適性もBと高め。覚醒スキルも使いやすい「栄養補給」やバランス調整で挙動が改善された「余裕綽々」など長距離先行の回復スキルに恵まれている一方、Lv3で覚える「先陣の心得」は長距離逃げ用のスキルである。
固有スキルも逃げの方が発動させやすいので、スタミナに余裕があれば逃げ育成の方が向いていた。しかし、先陣の心得は2周年の進化スキルで「メジロの心得」に進化し、効果量が「すごく」に強化されるだけではなく、順位条件が上位50%になるため、先行でも問題なく発動するようになった。その他、「春ウマ娘○」「長距離コーナー○」を自前で持っている点も高評価。
ステイヤーを対人戦で活躍させるには相応のスタミナや回復スキルとスピードの両立が肝となるが、幸いマックイーンは中距離適性とスタミナ成長率があるため、育成自体はそこまで難しくはない。
上に示す通りマックイーンは長距離が得意なはずなのだが、ステイヤーにしては珍しく有馬記念が目標に入っておらず長距離レースより中距離レースへの出走数の方が多くなりがちで、放っておくとURAファイナルズの距離部門が中距離になってしまう。長距離を狙うなら、有馬記念やGⅡ以下の長距離レースにも積極的に出走させよう。
マックイーンの育成で鬼門となるのは春天1着目標よりも、ジュニア級12月後半に設定されている「ファン数3000人を達成」という目標である。ゲームの仕様上ホープフルステークスに全てを懸けて玉砕→そのまま育成終了するトレーナーが大量発生し、同時に大量のEランクマックイーンを生み出した。詳細はメジロマックEーンを参照。
その他、シニア級で秋シニア三冠を達成すると、サトノダイヤモンドがお祝いしてくれる特殊イベントが発生する。条件には目標外のレースが含まれるが、大量のステータスが貰えるのでぜひ狙いたい。なお、クラシックの時点では天皇賞(秋)と目標の菊花賞が重複するため達成出来ない。
- ☆3[エンド・オブ・スカイ]メジロマックイーン
ストーリーイベント「Brand-new_Friend」の開催と同時に実装された☆3育成ウマ娘。
詳しくは該当記事を参照。
- ☆3[さざ波フェアレディ]メジロマックイーン
ストーリーイベント「大乱闘!?夏色☆バカンス」の開催と同時に実装された☆3育成ウマ娘。
詳しくは該当記事を参照。
固有二つ名
名優
菊花賞、天皇賞(春)を勝利し、基礎能力[スタミナ]が1200以上、ファン数が320000人以上になる
- 基礎能力1200とは、サービス開始当初は獲得できるステータスの上限値、所謂カンストであった。通常版なら成長率が20%あるので、編成を工夫すればそこまで難しくはない。
- 元ネタは史実のマックイーン号が実際に呼ばれていた二つ名。名前の元となったアメリカの俳優スティーブ・マックイーンに由来する。
- ちなみに、ネイチャやタンホイザといった他ウマ娘などの育成シナリオで登場した際には、彼女の発言が成長の切っ掛けを担うことも少なくなく、ウマ娘でも二つ名通り「名優」というべき活躍を務め上げているといえる。
NPCとしてのマックイーン
史実での天皇賞連覇という成績から、天皇賞(春)を中心にランダム枠で登場する。
また史実でライバルとして競い合ったウマ娘の育成シナリオにおいても頻繁に登場するが、その中でもライスシャワーとトウカイテイオーのシナリオにおける最大の壁となるのが彼女。ライスとテイオーの育成が難しいと言われる理由の大半はこの春天マックイーンに由来する。
というのもこのマックイーン、
- 全ステータスC~C+で揃えており隙がない
- スキルは固有スキルに加えて金回復スキルを含めて回復スキルをズラリと揃えている
という仕様のため、ラストスパートに入ると潤沢なスタミナを生かして固有スキルで一気に突き放してくる。
そのためこちらも相応のスタミナおよび回復スキルを所持していないと、スパートするマックイーンに全く追いつけず大差負け、というのが頻発する。
逆に言えばこちらも同等以上のスピードとスタミナに金回復を所持していればマックイーンに負けることもないし、逆に大差勝ちを決めることも可能。
春天でマックイーン(とスーパークリーク)に安定して勝てるようになれば、長距離ウマ娘のトレーナーとしては一人前、と言えるだろう。
第4回レジェンドレースでは2人目の相手として登場。
性能としては育成で登場する春天マックイーンのステータスを一回り強化したような性能ではあるが、3200mを走り切るだけの十分なスタミナさえ所持していればマックイーンに苦戦することは少ない。
むしろ最大の敵は長距離走れるだけのスタミナを持っていないその他のモブウマ娘(トウカイテイオー含む)で、マックイーンが抜け出す一方でスタミナが足りずスパートできない逃げ~先行のモブがズルズルと下がって壁になってそのまま負ける……といったことがしばしば起こる。
育成であればそれなりのステータスを持ったネームドウマ娘がそれなりにいるのでこういったことは起こりづらいのだが……。
ところでレジェンドウマ娘はそれぞれの固有二つ名をひっさげて登場するのがセオリーであり、マックイーンも固有二つ名「名優」を掲げて立ちはだかる。上記の通り二つ名取得条件にはスタミナ1200(カンスト)が含まれていたはずなのだが、なんと実際に戦うマックイーンのスタミナは「727」。強すぎず弱すぎずといった程度の数値に抑えられているのだが、果たしてどうやって固有二つ名を獲得したのだろうか?
……育成よりも多すぎるモブといい称号といい、メジロ家への疑惑は深まるのであった。
トーセンジョーダンの育成シナリオでは、実装時点で彼女が未登場だったためクラシック級有馬記念にて代理として追込脚質に改造された状態で登場する。
サポートカード
- SSR[『エース』として]メジロマックイーン
メインストーリー第1章のクリア報酬として登場したSSRサポート。タイプはスタミナ。有用なスキルを揃えており、配布SSRとしては比較的使いやすい部類。初心者のみならず中級者でも採用候補に挙がるので、できるだけ早くサークルpt交換で完凸させておきたい。
- SSR[心、夜風にさらわれて]メジロマックイーン
ストーリーイベント「されば君、かなし」で実装されたSSR。こちらもタイプはスタミナ。
- SSR[かっとばせー!ですわ!?]メジロマックイーン
2023年11月9日に実装されたSSRサポートカード。同月5日にマックイーンが推す球団のモデルと目される阪神タイガースが38年ぶりの日本一になったことと無関係ではないだろう(完凸すると得意率が岡田監督の背番号と同じ80になる、阪神レース場○のスキルもある、イラスト内の球団Tシャツとメガホンを色反転させると黒黄の虎カラーになる)。
所謂「時事ネタ」とも言えるサポカだが、それを抜きにしても、習得スキルを同系統で並べると、
「狙いを定めて」「真っ向勝負」(終盤加速スキル)
「勝利に向かって」「かっとばせ!」(中盤速度上昇)
と、投球・打球をイメージさせる文章が成立する。まさにやきうのお馬さんなサポカといえるだろう。
タイプは賢さで、習得スキルは先行メインで距離縛りがない上に5%だがトレーニングボーナスもあり、ただの時事ネタでは済まさせないほど、高い汎用性を持つ。
外部出演
グランブルーファンタジー
コラボイベント『蒼空に響くファンファーレ』にて参戦することになった。
ゴールドシップと共に召喚石として実装される。
Shadowverse
『シャドウバース × ウマ娘 プリティーダービー』コラボにて「ビショップ」クラスのリーダースキンとして登場。
また、ペガサスナイトというカードのイラスト違いプレミアムカードとしてメジロマックイーンも登場した。
関連人物
トレセン学園に入学した直後からの腐れ縁で、アニメ版においては宿命のライバル。ゲーム版では同学年同クラス設定。何かと好戦的な彼女の前では、マックイーンもついつい張り合う態度を見せてしまう。いくら濃いめのはちみーを飲んでも太らない彼女の体質には若干嫉妬している様子。
ゲーム版イベント第2弾『Brand-new Friend』などでもレースし合っているが、ゲームでは同じチームではないことや路線が微妙に違うためアニメとは距離感が微妙に異なる。イベント第23弾『されば君、かなし』ではテイオーのドロワの相手を引き受ける。
媒体によって二人称が変わっており、アニメ版は単に「テイオー」、ゲーム版では「テイオーさん」である)。
よく絡まれており、不条理な彼女の行動に振り回されている。
マックイーン曰くゴルシは「道徳や条理を説いても無駄」とのことで、色々と破天荒な行動が多い彼女へのツッコミ役…に見えるが実は結構マックイーンには逆襲されることもそこそこある。特にアニメ版に至ってはマックイーンにゴルシが振り回されるという場面も多い。
ただ、なんだかんだノリ良くリアクションしてくれるのでやっぱり絡まれる。さながらおじいちゃんにかまってほしい孫のよう。ゲーム版メインストーリー第1部やストーリーイベント第16弾『大乱闘!?夏色☆バカンス』、アニメ版、漫画版などどちらかが登場する媒体があれば追って登場して必ず絡む。
気づけば側にいるような生活で長い時間を共に過ごしているため、映画館で出くわしても「映画を見る時にはなるたけ大きなポップコーンを買って膝の上に乗せておけば静かになる」など、ある程度ゴールドシップの生態を把握しているようだ。
また、アプリ版のメインストーリー2章ではライスに対する観客の反応に憤慨するゴルシをたしなめる場面も見られるので、この辺りの力関係はその時々によって変化するらしい(漫画版のうまよんではゴルシにちょっとしたドッキリを仕掛けようとして見事に看破されている)。
これらはモデルとなった馬がゴルシ程ではないが意外に気分屋でヤンチャなところを再現したと思われる(上記の通り「気を抜くと太りやすい体質」もゲーム版ではちょいちょいネタにされる)。ぶっちゃけゴルシが側にいるから普通に見えるだけでマックイーンも大概変人の部類に当てはまるので、やはりこの孫にしてこの祖父ありといった所か…。
なお、史実では祖父と孫に当たるが、ゴールドシップ号の生まれた時にはメジロマックイーン号は逝去しているため、両者が出会ったことはなかったりもする。
後に天皇賞にて対決することになる関係。アニメ版では両者が会話するシーンは実はかなり少ないのだが、ゲーム版メインストーリーでは第一章の彼女の活躍に憧れる形でライスが同じチームシリウスに入部するため、同じチームメイトとして参加することになる。
どちらの媒体でも彼女の開花したステイヤーとしての素質を高く評価している。
同じメジロ家の令嬢。学年では先輩にあたるがレースでは同期。マックイーンの競走人生において最初のライバル。
幼少期から彼女とは姉妹のような関係として接して生きてきた。重い期待を気負うことなく振る舞うマックイーンのことを尊敬し可愛がっているが、時に崇高すぎる彼女に憧れや嫉妬、劣等感と複雑な思いも寄せている(ライアンはライアンで他のメジロの者から羨望の的にされていたりもするが)。マックイーンは「自己評価が低くて自身の実力を分かっていない」とライアンのことを最初から認めておりメジロ家のウマ娘の中では最も心を許している存在。
実はマックイーンが野球にのめり込むようになったのは他でもないライアンの誘いから。今ではすっかり誘った本人よりも野球に熱中するようになったようだ。
栗東寮で同室のルームメイトであり、彼女とは勉強面ではよく協力している。マックイーン曰く「勤勉な上にとても他者に心を砕いてくださる方」とのことで、どんな時も勤勉で徹底した自己管理を貫くイクノはマックイーンにとって深い尊敬の対象であり、特に食事面での管理にはイクノに非常に助けられているようだ。
逆にイクノとしても素直で努力家なマックイーンの性格を尊敬しており、日々変な連中と絡んでいるイクノにとってはマックイーンは「打てば響く方」なので大分助かっているらしい。
史実では産駒がいる組み合わせであり、史実における鞍上繋がりのある組み合わせでもある。
イクノの主戦であった村本善之元騎手がマックイーンの半兄・メジロデュレン号の主戦を務め、マックイーンの新馬時代にも村本騎手が騎乗している(デビュー戦から3戦)。また、古馬時代からの主戦である武豊騎手もイクノに代理で騎乗したことがある(計2戦)。
また、イクノは競走馬引退時には当時の中央競馬の歴代賞金女王であり、当時の歴代賞金王であったマックイーンと共に中央競馬の牡牝の賞金王の座を占めていたこともある。
同じメジロ家の令嬢で同期。マックイーンの持つステイヤーとしての素質、ライアンの持つ末脚も持たないことから、自分はメジロの名折れと劣等感を抱かれている。Blu-ray特典の『ウマ話~メジロパーマー編~』ではより詳しく彼女たちに対する感情が綴られている。主にマックイーンに向ける感情が強いライアンと比べるとよりメジロ家そのものに対するプレッシャーが強いのが特徴と言える。そして、ゲーム・アニメ共にこの2人と違う武器を探す所から彼女の物語は動き出す。ただ、同期三人の仲そのものは良いらしく共に映画を観ることもある。
同期のウマ娘ではあるが史実だと路線の違いと諸事情でテイオー以上に共に走ったことがない。お姉ちゃん気質なのでライアンの妹分であるマックイーンを可愛がっている。野球場でバイトもよくしている都合上、マックイーンが野球バカなのを密かに知っている数少ない存在。本人があまり野球好きなのを周囲に広めたくないという事情も理解しており、アイネスも気を使って秘密にしてくれている。
こちらも同じくメジロ家のウマ娘。ドーベルには雰囲気と実力からメジロの顔として相応しいと言われている。男性との関係が苦手な彼女は主に堂々としているライアンやブライトへのコンプレックスが強いので、マックイーンはどちらかと言うと純粋な羨望の対象と言える。実はあるイベントまでマックイーンが野球好きなことは知らなかったことが明かされている。
アニメ版 Season2にてオープンキャンパスから知り合った仲。ダイヤにはそのトゥインクルシリーズの活躍から尊敬の念を集めている。マックイーンも彼女が学園に入学後も度々サポートをして可愛がっているらしい。今ではサトノ家とも色々と繋がりを深めているようで、ダイヤの両親とも面識もあるそうだ。
こちらも同じメジ(ry。実は実装当初だと活躍年代が微妙に異なることなどからあまり関係性が分からなかったりした人物。
イベントストーリー24弾『されば君、かなし』にてマックイーンにダンスのイロハを叩き込んだ師匠的存在として尊敬されていることが明かされている。マックイーンは幼い頃のラモーヌとアルダンの姿もよく見ていたそうだ。
アルダンもスイーツは好みのタイプらしいので、実はライアンに次いで趣味が合うのかも…しれない。
ドーベルと同じくメジロを継ぐウマ娘。ライアンを慕いながらもその性質はマックイーンと同じステイヤー。ブライトの育成シナリオや「ハチャウマ」ではトレーニングに付き合っているマックイーンの姿を見ることができる。
史実におけるステイゴールド産駒であり、ジャーニーから見たマックイーンは母父(母方の祖父)に当たる。『ウマ娘』の世界において両者は一応血縁関係そのものはないのだが、ゴルシ同様何やら運命的な何かを感じている。ジャーニーの育成シナリオにおいては遠出で現場に来れないステゴから直接頼まれる形で陰ながら見守っていたが、とあるタイミングにてメジロ家の総力を持って彼女をアシストする。なお、マックイーン曰くジャーニーは「お優しすぎる」とか。
史実ではステマ配合などで何かと縁がある両者だが、『ウマ娘』の世界においても両者は切っても切れない関係。マックイーン曰く、彼女との関係は一言で言えば『同志』。ステイゴールドがトゥインクル・シリーズの最前線で出走していた時代にはどうやら『隠密(ステルス)マックイーン特訓』という名のトレーニングを行っていたという(なお、こちらも略すると「ステマ特訓」になる)。
なお、ステゴは現役を退いた後もマックイーンとは個人的な関係を継続しており、後輩であるドリームジャーニーの様子を見る様に頼んだり一度困った時にはメジロ家を頼れとジャーニーに手紙を送ることもあった。
メジロ家の至宝にしてトリプルティアラウマ娘。ラモーヌからの信頼は非常に厚いらしく、イベントではパーティーの代理にマックイーンを指名することもあった。時にライアンたちと結託してマックイーンをからかったりと、気安い関係を築いている様子。
競走馬『メジロマックイーン』
91年 天皇賞(春)
メジロマックイーン、父子三代制覇。
絶対の強さは、時に人を退屈させる。
「主演作12本。」
名優。人はメジロマックイーンをそう呼んだ。
名前が同じだから、という理由だけではない。
力強く、華麗にターフを駆ける姿が、
ハリウッドの大スターと重なって見えたからだ。
たぐいまれなるスピードをもつステイヤーは、
父子三代の天皇賞制覇、そして自身も2年連続
その栄冠に輝く偉業を達成する。
通算成績21戦12勝。つねに主役であることを求められ、
観客に夢と感動をあたえつづけてくれたスターホースであった。
- JRA『ヒーロー列伝コレクション』No.34「メジロマックイーン」より
1987年(昭和62年)生まれの芦毛の牡馬。父メジロティターン、母メジロオーロラ、母父リマンド。半兄に、菊花賞と有馬記念を制しているメジロデュレン(父フィディオン)がいる。
血統は当時の基準でも独特。まあ父子三代続く天皇賞馬なので当然っちゃ当然ではある。
父系を遡るとバイアリータークにたどり着くヘロド系。日本では実質パーソロン系としてそれなりの勢力を保っていた(シンボリルドルフやトウカイテイオーなどが有名)血統だが、世界のサラブレッドの9割はダーレーアラビアンの系統(エクリプス系)であり、その意味では外れた血統と言える。
生まれは日本屈指のオーナーブリーダー(馬主兼生産者)・メジロ牧場との繋がりを持つ吉田堅牧場で、メジロ系列のメジロ商事が馬主となって所有した。この年のメジロの命名はアメリカの偉人がテーマで、マックイーンは俳優スティーブ・マックイーンに由来する。
同期にメジロライアン(ノーラン・ライアン)、メジロパーマー(アーノルド・パーマー)などG1ホースが複数存在し、メジロ軍団(後述)の最強世代とも言われる世代の代表馬。ただ成長が遅かったこともあり、幼駒時代は2、3番手の評価だった。
1990年(平成2年)2月にデビュー(最初の3戦は村本善之が騎乗)。同年菊花賞優勝(内田浩一騎乗)。兄デュレンに続く兄弟制覇となった。
翌1991年(平成3年)には天皇賞(春)を優勝し、史上初の親子3代天皇賞(春)制覇(春制覇はマックイーンのみ、父・祖父は天皇賞秋の方である)を成し遂げる。この年以降、武豊が手綱を握ることとなった。
1992年(平成4年)の天皇賞(春)では史上初の連覇を懸け、こちらも史上初無敗の天皇賞制覇がかかるトウカイテイオーと対決。「TM対決」とも称されたこの世紀の対決はマックイーンに軍配が上がり、史上初の天皇賞(春)連覇を達成する。
1993年(平成5年)は3連覇をかけて天皇賞(春)に出走するも、的場均が騎乗するライスシャワーの2着に終わる。続く宝塚記念と京都大賞典を制し、史上初となる獲得賞金10億円突破を果たした。
しかし、秋の天皇賞直前に繋靭帯炎を発症。全治に最低でも半年かかると予想された上、既に種牡馬シンジケートが結成されていたこともあり、引退して翌年から種牡馬となった。
種牡馬として父子4代連続天皇賞制覇を期待されたものの、直仔からはGⅠ優勝馬は出なかった。しかし、母の父として孫世代で三冠馬オルフェーヴル、GⅠ6勝のゴールドシップなどを輩出した。
2006年(平成18年)4月3日、現役種牡馬のまま心不全のため死去。19歳没。死後、メジロ牧場に墓が建てられており、2011年のメジロ牧場閉場後に設備などを引き継いだレイクヴィラファームに今もその墓が残されている。
後継種牡馬はギンザグリングラス(JRA11戦1勝、南関東98戦2勝)が唯一頭おり、クワイトファイン(トウカイテイオー産駒唯一の後継種牡馬)とともに日本馬産界におけるヘロド系存続の役割を担っていたが2023年12月22日に奇しくも父と同じく心不全により死去。ヘロド系存続及びメジロアサマから続くサイアーライン存続は遺された数少ない産駒に懸ることとなった。(ヘロド系存続に関しては世界的レベルで見ても危機的状況であり、種牡馬実績のある馬は世界全体で20頭以下と文字通り数えるほどしかいない)ちなみに、名馬としては珍しく生没同日の馬である。
1994年にJRA顕彰馬に選出されており、現在でも「最強のステイヤー」(長距離馬)と言われている他、その馬名から「名優」という二つ名もある。
ただ、芦毛で鞍上が武豊ということもあってファンから『芦毛の怪物』オグリキャップの後継者としての役割を期待されていた節があり、当時の競馬ファン的には「強いんだけど地味」という印象を拭い切れなかった感もある。次の芦毛の王者も似たような評価に落ち着いてしまう辺り、競走生活ほぼ全てがドラマと名勝負そのものとでも言うべき希代のアイドルホースと比べられても困るという話ではあるのだが。
なお、上記のオルフェーヴルやゴールドシップら父ステイゴールド母父メジロマックイーンという組み合わせは、ファンから『ステマ配合』と呼ばれるなど素晴らしい競走成績を残した産駒を数多く送り出すと同時に、どいつもこいつも気性がアレな曲者揃いということでも評判であった。
一般的には「まあ、ステゴの仔だし」という扱いをされることが多いのだが、実は気性面に関してはあんまりステゴのことを笑えないエピソードも少なくなかったりする。
特に晩年になると相当に頑固で気難しくなっていたとのことで、あからさまにレースや調教を嫌がる場面も多かったらしい。
特に三連覇のかかった1993年の天皇賞・春において、延々とゲート入りの際にゴネ倒していたのは当時のファンの間では割と有名。
また、『宝塚記念でやらかして120億の馬券を紙屑にした』ことで有名なゴールドシップに関しては、実はマックイーンも一番人気だった91年の天皇賞・秋で斜行による進路妨害をやらかして1着→18着の降着(ちなみに鞍上は若き日の武豊氏)からの140億円紙屑事件という前科があるため、「実はコイツに関しては父方(ステゴやサンデー)よりも母方(マックイーンやディクタス)由来なのでは?」と言われることもしばしば。
ウマ娘において愉快な一面がチラホラ見られるのも、そういった部分の再現なのかもしれない。
また、種牡馬入りした後には何の因果か、暴れん坊として知られるサンデーサイレンスとは、一部の厩務員から「恋人」と呼ばれるほどの大の仲良しだったという。
何でも、サンデーサイレンスが威嚇しまくるのをメジロマックイーンがガン無視し続けたところ、何時の間にやら何となく仲良くなっちゃったそうな。
名門育ちのエリートと雑草から這い上がったヤンキーの友情とでも表現すれば、一部界隈から黄色い声が上がりそうな話である。
先述のステイゴールドはサンデーサイレンス産駒であり、母方の祖父ディクタスはターフで鎬を削ったイクノディクタスの父(実は惚れてた説もある)。
『ステマ配合』の裏にそんなエピソードがあったと思うと、どこか微笑ましくも浪漫のある話ではないだろうか。
- メジロ家
競馬メディアで"メジロ家"を用いるのは主に「ウマ家」でわかる馬ゴコロのシリーズ。
競馬界では馬名にメジロを冠した競走馬たちの非公式な総称として主にメジロ軍団が使われる。
メジロ軍団の特色は「日本ダービーより天皇賞」という目標設定に集約される。
3200mの天皇賞を勝つために配合、生産、調教を行い、メジロムサシ、メジロタイヨウやメジロアサマ-メジロティターン-メジロマックイーンの親子3代で制している。
また、障害レースにも重賞勝ち馬を多数輩出しており、中にはメジロワースのように、平地重賞(マイラーズカップ)と障害重賞(中京障害ステークス3連覇)両方を制した二刀流もいたりする。
馬主の名義は主にメジロ牧場とメジロ商事で(少数ながらオーナー一族の個人名義のこともある)、一般的にはメジロ牧場生産馬はメジロ牧場名義、他の牧場生産はメジロ商事となることが多かった。
メジロマックイーン、メジロドーベルはメジロ商事名義。メジロライアン、メジロパーマーはメジロ牧場名義。
勝負服は白と緑を基調にしたほぼ同じデザインだが袖が異なる。メジロ商事は緑袖。メジロ牧場は白緑縦縞。
2011年5月にメジロ牧場及びメジロ商事は成績不振などを理由に解散。残っていた競走馬は名義変更、牧場は売却され、日本有数のオーナーブリーダーであった「メジロ」の歴史に終止符が打たれた。
解散した後も所謂ステマ配合(父ステイゴールド・母父メジロマックイーン)のオルフェーヴルやゴールドシップ、メジロの母系を持つモーリスといった末裔たちが活躍した。
2018年11月にサトノノブレスの引退を最後に中央競馬からメジロ牧場の生産馬は消滅。
しかし2019年2月にメジロ牧場の元場長であった武田茂男氏所有のインティがフェブラリーステークスを制覇し、新たな歴史の第一歩となった。
なおばんえい競馬にメジロゴーリキという馬が存在するが、メジロ牧場とは一切無関係である。
ウマ娘におけるメジロ家の詳細な設定は不明だが、アニメでは名家であることは明言されており裕福な家庭である描写がある。メジロドーベル、メジロライアンと自宅において食卓をともにする描写もある。
また、上述した公式サイトの解説やアニメでかつて天皇賞を制したウマ娘であるとして存在が語られていたマックイーンの「おばあさま」がアニメ2期で登場している。
マックイーンも含め3代で天皇賞を制したという点から史実におけるメジロマックイーン号の父の父に当たるメジロアサマのウマ娘(この場合マックイーンの母親はメジロティターンか)と推察されるが、ウマ箱の解説によると夫である北野豊吉氏と共にメジロ牧場を設立し、「メジロティターンの子で天皇賞を勝て」という豊吉氏の遺言を受けてメジロ牧場を引き継ぎ、メジロマックイーン号での天皇賞制覇を実現して「メジロのおばあちゃん」の愛称で親しまれた北野ミヤ女史もモデルであるとされている。
余談
阪神タイガースファン?
野球観戦が趣味のマックイーンだが、応援しているチーム名はうまよんでは「TAKES」、アプリゲームでは「ヴィクトリーズ」となっている。TAKESのユニフォームは白黒の縞模様であり、ヴィクトリーズというネーミングもこれを連想できなくもない。ここから「マックイーンの応援球団のモデルは阪神タイガースではないか?」と言われている。
推し選手「ユタカ」の名前の由来は主戦騎手の武豊で間違いないと思われる一方、マックイーンの現役時代に現役選手だった和田豊(元阪神監督)ではないかとの説もある。(他に横浜大洋ホエールズの高木豊も当時現役選手だった。)
実は武豊自身もタイガースファンである。
二次創作ではこの設定が変な方向に解釈されることもあり、「やきうのお馬さん」というタグも存在する。
ちなみに、マックイーンの誕生日・4月3日は、奇しくもタイガースで選手・監督を務めた金本知憲と同じだったりする。そこ、3月34日とか言わない。また、金本氏は監督時代にインタビューを受ける際、訛りを忠実に文字起こしされる為、「当たり前ですわ」「行くべきよ」「ありえないわね」などお嬢様風になると一部界隈でネタにされており、「メジロマックイーンか金本知憲かクイズ」なるものが作られている。
言ってない台詞
2019年頃から「関西人の『○○ですわ』という方言がお嬢様言葉に聞こえる」という叙述トリック的なネタは存在していたが、2021年4月、スーパー万代のPOP広告がお嬢様言葉に見えるとしてツイッターで話題を呼んだ。
するとその流れが、当時流行の波に乗っていたウマ娘に飛び火。同じく「ですわ」口調を行うマックイーンの画像を当該POP広告と重ねたツイートが話題になる。
「スイーツが大好き」という公式設定のみならず、アプリゲーム版メインストーリーのメンバー勧誘の描写がスーパーの店頭風だったことや、既に「マックイーン=阪神ファン」という関西絡みの二次創作設定が形成されつつあったことも後押しし、「スーパーに勤務するスイーツパクパクお嬢様・メジロマックイーン」はインターネットミーム及び二次創作設定として広く浸透する羽目になってしまった。もっとも、スイーツに対する執着という点では一部のウマ娘育成シナリオのイベントでも言われ、何処かしらメジロマックイーンは登場するのだがその大半のイベント内容は食べ物(主にスイーツ)関連ばかりで概ね説得力が無いものとなっており「公式が言わせないようにしてるだけで隠れて言っている」と認識されつつで負けず劣らず。
ちなみに2022/2/24にゲームに新たに追加された1コマ漫画では、映画鑑賞中にポップコーンを頬張る姿が描かれており、その際の擬音が「シュパパパパ」「サクサクサク」となっている。関連性は不明だが、このミームが頭をよぎったトレーナーも多い様子。
名前ネタ
名前がマックイーンからか、名前繋がりでこんなネタもある。元ネタになった彼もまたレーサーである。但し、こちらがマックイーンになのに対してあちらはマックィーンである。
なお、後にあちらの中の人はとあるウマ娘のトレーナー役を務めることとなった。
キャラクターの変遷
「STARTING GATE 05」でテイエムオペラオー、エルコンドルパサーともにメインキャラを担当しているのだが、その性格は今とはまるで違い、グラスワンダーを「何故こんな才能の無いウマ娘と仲良くするのか」と貶す、ウオッカとスカーレットを落ちこぼれ扱いするなど、悪役令嬢っぷりを十二分に発揮しており、現行設定では親友かつライバルであるテイオーとの関係も犬猿の仲であった。
まあ初期設定に限って言えば他にも強烈な設定持ちがいるのだが。比較的シリーズ開始の初期に作られたアニメ版1期とも性格が異なるので正直に言ってしまえば完全な死に設定である。
実際のレースで多大な功績を残した実在する名馬をモデルとする以上、上記のやや悪辣なキャラクター路線で進めるには史実のイメージ的にもシナリオ的にも扱い辛い面があったとも言えるので、現在の彼女の人気を考えると最初期にこれらの設定を路線変更したのは英断だろう。
現在の設定と比べると、キャラ造形にあまりにも差があるが、これはメジロマックイーンがメジロの代表的な競走馬であるメジロティターンの代表的な産駒であることに由来していたと思われる。
当時はメジロライアンのほうがメジロ産駒の嫡流として、メジロの二代目総帥の北野ミヤ女史から期待されており、あまり厚遇されていなかったという経緯がある(後にこの評価を覆したのは先述した通り)。
メディア本格展開化後における『清楚でありながらも、ストイックさ、人懐っこさを併せ持つ』キャラ付けは実際のメジロマックイーンの成長、その境遇を反映させたからであると推測できる。
不具合
現在は修正済みだが、ライブシアターでマックイーンをセンターにして「ユメヲカケル!」でライブをするとフリーズする不具合があった。そのため、マックイーンにセンターは許されない、ユメをかけられないなどとネタにされた。
関連イラスト
関連項目
ウマ娘プリティーダービー(ゲーム) ウマ娘プリティーダービー(アニメ) うまよん
ライバル
お嬢様繋がり
ダイイチルビー(ウマ娘):モデル馬がどちらも父内国産馬であった繋がりがある。
メジロ家ウマ娘
チームBメンバー繋がり(既出のライスを除く)
※各ウマ娘のモデル馬はいずれも菊花賞馬である。
ビワハヤヒデ(ウマ娘):モデル馬が芦毛同士、有馬記念未勝利、4歳で天皇賞(春)制覇などが共通しているが、宝塚記念を制したときの馬年齢がそれぞれ異なる(ハヤヒデは4歳、マックイーンは6歳)。
スーパークリーク(ウマ娘):主戦が武豊騎手(クリークはクラシック期から、マックイーンは古馬時代から騎乗)、有馬記念未勝利、GⅠで降着・失格処分を受けている点が共通しているが、マックイーンが最後まで制覇できなかった天皇賞(秋)を4歳時に勝利している。
マヤノトップガン(ウマ娘):皐月賞・日本ダービーに出走していない点、条件戦(このときの鞍上が武豊騎手)から勝ち上がって菊花賞を制覇した点、5歳時に天皇賞(春)を勝利している点が共通しているが、3歳で有馬記念を勝利、4歳時は天皇賞(春)未勝利であり、宝塚記念を制したときの馬年齢がそれぞれ異なる(トップガンは4歳、マックイーンは6歳)。
マチカネフクキタル(ウマ娘):皐月賞未出走・有馬記念未勝利・武豊騎手が騎乗などが共通しているが、マックイーンが出走しなかった菊花賞のトライアル重賞を制している一方、マックイーンが勝っている宝塚記念・大阪杯いずれも敗退している。
マンハッタンカフェ(ウマ娘):トライアル重賞未勝利で菊花賞制覇、4歳で天皇賞(春)制覇などの点が共通しているが、3歳で有馬記念を勝利し、宝塚記念には出走せず、凱旋門賞に直行した点が異なる。また、史実におけるカフェの産駒・ラブイズブーシェ号の母父がマックイーンであった繋がりもある。
孫(母の父)に当たる競走馬がモデルのウマ娘
ゴールドシップ(ウマ娘):腐れ縁の関係。
オルフェーヴル(ウマ娘):現時点での関係は不明。
憧れの存在
オグリキャップ(ウマ娘)・タマモクロス(ウマ娘):「芦毛は走らない」のジンクスに終わりを告げた上の世代なこともあり、メインストーリーや2人の育成ストーリーにてマックイーンが憧れを吐露している。なお、JRA移籍後のオグリの担当厩務員が、マックイーンを管理していた池江泰郎調教師の実兄・敏郎であったという繋がりもある。
サトノダイヤモンド(ウマ娘):逆に憧れを抱かれている存在。史実における血統面での繋がりはないが、戦績面では菊花賞の他にも、阪神大賞典・京都大賞典を制覇している点が共通している。また、ダイヤモンドを管理していた池江泰寿調教師は池江泰郎調教師の実の息子である。
ジャッジョーロ:アプリゲーム版の育成シナリオ「プロジェクトL'Arc」の海外レースに出走する、マスカレードマスクをつけたメジロマックイーンそっくりの海外モブウマ娘。
外部コラボ
ユエル&ソシエ:グランブルーファンタジーにおけるウマ娘プリティーダービーとのコラボイベント「蒼空に響くファンファーレ」で共演。空の世界のポート・ブリーズ群島で行われたペアダンス大会にトウカイテイオーとのコンビで出走した際に対戦し勝利。試合終了後、親愛の証として、エルーン族の中でも特に尻尾の毛がボリューミーである狐系エルーンのこの二人から尻尾の毛の手入れ用ブラシを贈られ、同じく尻尾のケアに気を使うウマ娘として、マックイーンはたいそう喜んでいた。