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ライトニング・マックィーン

らいとにんぐまっくぃーん

ディズニー・ピクサーのアニメ映画『カーズ』(『CARS』)の主人公。
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CV 英語版:オーウェン・ウィルソン 日本語版:土田大

概要

赤いボディが特徴のサーキットレーシングカーの男性。

1作目では「ピストン・カップ」の新人チャンピオンを狙う新人レーサーとして初登場し、決めゼリフは英語版声優のアドリブで生まれたとされる「カチャウ!」で、日本語版では語感が似ている「勝つぞ」の意味として後付けされた。

登場当初はスーパー・ルーキーとしてチヤホヤされていた事で有頂天になっていた自信過剰のイヤなヤツであったが、根が悪いわけではなく物語が進むに連れて自身の栄光よりも他人への思いやりを優先する性格へと変わった。

一人称は「僕」で、トレードマークは名前の通り「イナズマ」。
1作目ではまだ若手だったので、キングチック・ヒックスドック・ハドソン、リジーなどの年長者からは「坊や」と呼ばれており、生粋のサーキット専用レーシングカーとしてヘッドライトを装備しておらずそれを模したステッカーを付けていた事から、サリー・カレラには「ステッカー君」と呼ばれる。

モデルとなった車種に関しては、監督であるジョン・ラセターは曲線美あふれる欧米の様々なレーシングカーをミックスして新しく創作したと語ったようである。

日本最高峰のレースであるSuperGTで、マックィーンのコラボ塗装が施されたトヨタMR-Sが参戦した事がある。

作中での活躍

1作目

ピストン・カップの新人チャンピオンを狙っていたマックィーンは、最終レースの開催地であるカリフォルニアにいち早く到着して移籍を希望する大手石油会社への好印象を与えようとしていた。そこでお抱え運転手(トレーラー)のマックに夜も休ませずに走らせていたが、彼の居眠り運転と暴走族のいたずらが原因でコンテナから落とされて真夜中の砂漠のど真ん中で迷子になってしまう。

大パニックでの暴走の結果ラジエーター・スプリングスという田舎町に迷い込み、勢いのあまりそのメイン通りの路面を荒らしてしまう。地元の交通裁判所の決定でアスファルトの再舗装を命じられたマックィーンであったが、自分をレーサーとして全く知らないのんきな住民たちにバカにされながらの土木工事は早く進まず、レースまでの時間も刻々と過ぎていく。
しかしメーターたち住民の温かさ、実は伝説の元レーサーであったドックの壮絶な引退劇、唯一の同年代として急接近したサリーから聞かされた町の栄枯盛衰を知り、レースに出場するよりも町の住民を元気づけようと奔走する。すっかり打ち解けて仲間として迎えられていたが、ドックの連絡を受けて町に押し寄せたマックやマスコミらに強引に連れて行かれてしまう。

晴れて最終レースに出場したマックィーンであったが、ラジエーター・スプリングスの仲間たちが忘れられずに試合に集中し切れていなかった。するとメーターや考えを改めたドックたちが整備チームのクルーとして会場に駆けつけた。戦意を取り戻したマックィーンはドックからの的確な指示や伝授してもらった技術を生かし、グイドの神業なタイヤ交換などのアシストを受けて優勝間違いなしのポジションを取る。
しかし直前にチックのラフプレーで横転と負傷したキングを確認するとゴール直前で停止し、チックに価値を譲る。キングのそばに近づくと後ろからゆっくりとゴールへ押し、自身の栄光よりも今期限りで引退する歴戦の王者の花道を2位で完走という形で飾らせたのであった。

彼の人道的行為はスタジアム中の大歓声を呼び起こし、優勝したチックはぞんざいな扱いと大非難の嵐を受けた。
マックィーンの活躍に感動した石油会社の社長は引退するキングの後任としてスポンサー契約を持ちかけるが、自分を支えてくれた仲間やこれまでのスポンサー企業に恩義があると丁重に断り、代わりにヘリコプターに乗りたがっていたメーターの観光フライトをお願いした。

終盤ではラジエーター・スプリングスへの居住を決め、仲間たちと結成したレースチームの本拠地として人気となった町には多くの客が訪れるようになっていた。

2作目

2作目ではイギリススパイの協力者にされたメーターが主人公となり、マックィーンは準主人公あるいはW主人公を務めた。

あれからピストン・カップで4度の優勝を重ねて中堅のスター選手として有名になっていたマックィーンは、新たなバイオ燃料を開発した大富豪が主催するワールドツアーレースへの参加を決める。
整備チームのチーフクルーとしてメーターも同行させるが、東京での試合前の懇親会では騒ぎを起こされたり、スパイとの会話での返事をレース用無線に流されてライバルに1位を譲るミスにつながってしまったりした事から彼を注意する。ところが傷心のメーターをチームから離れさせてしまった事には後悔し、ロンドンで再開した際は仲直りをしようとレースも忘れて追いかけた。

なおワールドツアーはある大きな犯罪組織が絡んでおり、指定用燃料を使用した選手たちを意図的にエンジンブローさせる細工が仕込まれていた。マックィーンもこの燃料を使用していたつもりであったが、少なくとも第3戦においてはこの燃料を怪しんでいた仲間のサージとフィルモアによってオーガニック燃料にすり替えられていたため、結果的に被害に遭わずに済んだ。

一連の事件の解決後、打ち切りとなったワールドツアーの仕切り直しとしてラジエーター・スプリングスで開かれたレースに他の選手らと共に参加した。エンディングではメーターと共に世界各国を訪れる様子が流された。

3作目

デビューから10年近くが経ち、歴戦の王者としてベテランレーサーとなっても第一線で活躍を続けていた。しかしジャクソン・ストームら新世代のレーサーたちが一度に登場し、新型車としての最新テクノロジーや若さ故の体力に圧倒されるようになる。同年代の戦友たちが次々と引退や更迭に追い込まれていく中で奮闘するマックィーンであったが、あるレースで焦りのあまりクラッシュし負傷してしまう。

修理と静養は無事に完了し新しいレースの仕方を模索する事になった矢先に、これまでのスポンサー企業が新しいオーナーに買収された事を知り、新設のトレーニングセンターと若い女性トレーナークルーズ・ラミレスを紹介される。
しかしクルーズの組むメニューは専ら理屈によるイメトレやトレーニングマシンに終始したものばかりで、実戦派であるマックィーンには馴染めないものばかりであった。目立った成果が見られない事に新オーナーからは引退を勧告されるが、これに抗議。次にフロリダで開催されるレースに優勝できれば現役続行と引退のタイミングは自分で決めていいという条件を取り付ける。

こうしてマックィーンは、メーター、ルイジ、グイド、マック、そしてクルーズと共に特訓をしながらの旅に出る。だが実戦やダート走行の経験のないクルーズに逆にレクチャーしたり、手違いで2人で参加させられたバトルロイヤル型式の8の字レースで終始面倒を見させられた上にマスコミにバレた事などから嫌気を差すようになり、彼女に怒りをぶつける。
だが元々はマックィーンに憧れていたレーサー志望で、挫折してトレーナーに転向したというクルーズを理解するようになる。

その後は今は亡き師匠ドックの故郷へ赴き、彼の旧友である元コーチやレジェンドのレーサーたち大ベテランからスピードに頼らないスキルと経験を活かした走り方を教わる。またドックが生前彼らに宛てた手紙に、今一番の幸せはレーサーを続ける事でなく弟子の成長を見守ることだと綴られていた事を知る。

そして因縁のあるストームも参加するフロリダのレースに出場したマックィーンは順調なペースを稼ぐが、御役御免ばかりとオーナーから帰社を命じられたクルーズを哀れに思い、呼び戻した彼女にリレーを渡す形でレースに参加させる。
旅を通して彼女のレーサーとしての素質に気づいていたマックィーンは、ドックや大ベテランたちから教わったスキルや自身の経験を的確に指示し、あのストームを焦らせた上で見事優勝に導いた。幸運にも大会の規定でリレー出場はマックィーンの優勝としても扱われる事になり、現役続行も決まった。

その後2人の会社はマックィーンの長年の友人が社長を務める大手石油会社に買収され、クルーズは専属のレーサーとして、マックィーンはレーサーを続けながら彼女のコーチとして新たな生活を始める事となった。

小話

名前の由来は、アニメーターとして活躍していたグレン・マックイーン氏に因んだとされる。

関連イラスト

暑い…
カーズ!



関連項目

ディズニー ピクサー カーズ 自動車
アメリカ アメ車 ルート66
モータースポーツ レーシングカー
メーター ドック・ハドソン

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