概要
全高:18.6m
重量:51.4t
デザイン:天神英貴
UNDとの戦闘で大破したティラネードを改修し、稼働データを反映して建造されていた完成型のパーツを組み込んで強化した機体。未知なる可能性「RE:X」を意味する言葉を冠している。
わずか数日の作業ながら外見は大きく様変わりしており、両肩・腰にスラスターが追加されている他、顔面部はツインアイに変わっている。
元のティラネードのコンセプトである「誰が乗っても性能を引き出せる量産機」とは正反対のピーキーな仕上がりとなり、実質的にティラネードを運用していた特務三課主任の専用機となっている(一説には開発陣による「どこまでティラネードの性能と主任の能力を引き出せるか」という悪乗りの結果とも)。
武装ペイロードの乏しさはそのままであり、キャリアクスとの連携戦術が要となるが、本体性能の強化によりより高度な戦術パターンが使用可能になっている。
量産機としてのコンセプトを大きく外れた機体であり、その観点で言えばプロジェクトTNDの趣旨に反する存在であるが、ロールアウト後にダイマ・ゴードウィンにより「VTXユニオンのフラグシップ機候補」として認定され、この機体の完全完成がプロジェクトの最終目標となった。
同時にティラネードの量産機認定も引き続きの目標となり、運用データの取得を兼ねてT3の中核として熾烈な戦争を戦い抜いた。
だが、最終的にはダイガイアン事件において発覚したティランドの存在とその運用目的が問題視され、プロジェクトTNDは凍結、量産は幻となった。
この機体そのものは高い実績を認められ、引き続き特務三課の管理下で運用されている。
武装
- ビーム・ベイオネット
元のティラネードと全く同じ。本体の強化に合わせてこちらも強化され、銃身下部のビームソードを用いた接近戦が可能になった。
- マグナ・ビーム・ランチャーT
キャリアクスから射出される大型ビームライフル。こちらも本体に合わせて改造されており、手持ち武器だった前世代機と異なり両腕に装着するタイプの大型ランチャーとなっている。
- メガ・バスター・ストライカーT
キャリアクスから射出される大型荷電粒子砲。こちらはティラネードが使用していたものと同じだが、二挺同時に使用する。戦術パターンの変更に伴いランスモードは使用されなくなっている。
- クォーク・クラスター・ノヴァ
ラミィが考案した最大火力の砲撃兵装で、「戦術パターンQCN」によって運用される。
キャリアクスを背中に合体させて火器管制を委任、ティラネード・レックスそのものを砲撃装備として扱い超威力のエネルギーボールを射出・爆砕する。
使用そのものは本機単体でも可能なのだが、改良されたクォーク・ドライブのコントロールと姿勢の維持で手一杯になり、攻撃そのものの制御に手が回らないという欠点があったため、キャリアクスを改造して粒子加速器&管制システムの役割を担ってもらうという形で解決することになった。
必殺技
- コンビネーションVTX
「戦術パターン“ヴァリアブル・トルネード・クロス”」による連係攻撃。ビーム・ランチャーとキャリアクスのミサイルで牽制した後ビーム・ベイオネットで強襲からの連続攻撃、最後にストライカーからの砲撃でトドメを刺す。
関連タグ
サイゾウ・トキトウ:男主人公
サギリ・サクライ:女主人公
ラミィ・アマサキ:サブパイロット