概要
モデルとなった車種は2002年型ポルシェ911カレラ。
ルート66(旧国道66号線)沿いの寂れた田舎町ラジエーター・スプリングスの住人の一人で、若いながら「コージー・コーン・モーテル」というモーテル(北米で見られる自動車旅行者向けのすっきりとした庶民派ホテル)を経営する弁護士。
元々はロサンゼルスにいたが都会での多忙なエリート生活に疲れ果て、慰安旅行中に偶然辿りついたラジエーター・スプリングスの雄大な自然美、住民の温かさ、かつて中継地として栄えた歴史に惹かれて移住した。
主人公のライトニング・マックィーンにこの経緯を明かした際、「恋した相手」として町の素晴らしさと今は失われつつある従来のドライブの楽しさを伝えている。
この町に迷い込みさらにアクシデントでメイン通りの路面を荒らしてしまったマックィーンが交通裁判にかけられた際は、レーサー嫌いとしていち早く町から追い出そうとしていた判事のドック・ハドソンに再舗装を命じさせるように仕向けた。これは住民で一番町おこしを模索していた彼女が考えた、街区の改修と仲間たちを元気づけるための目的であった。
他にも、生粋のサーキット用レーシングカーとしてヘッドライトを持たずそれを模したステッカーを貼るマックィーンを「ステッカー君」と呼びからかっていたが、彼に車体後面(人間でいう腰と尻の間辺りと見られる位置)のタトゥーを指摘された際は恥ずかしがっていた。
自身のレースより町を盛り上げようと奔走する同年代のマックィーンとは自然と懇ろな間柄となっていき、2以降は正式に交際しているようである。
関連項目
マクサリ:マックィーンとのカップリングタグ。