CV:ジョン・ラッツェンバーガー(英語版)/立木文彦(日本語版)
曖昧さ回避
概要
マックとは、映画「カーズ」シリーズに登場するキャラクターである。
ライトニング・マックィーンのお抱えトレーラートラックにして運転手。
温和でかなり優しい性格で、「CARS」初期の他者ならぬ他車に不遜な態度を取りつけるマックィーンに対しても、むやみに叱らず優しく諭したりしている。
彼のトレーラー内には、マックィーンのグッズがこれでもかと置かれている。
「カーズ/クロスロード」では(後述)、トレーラーの内部が改装された。
作中での活躍
「CARS」ではキング、チックとのピストンカップ王者優勝決定戦が行われるカリフォルニアへと意気揚々と出発。(なお出発したのはレースが終わった後の真夜中)
マック 「待ってろよ、カリフォルニア!」
マックィーン 「待ってろよ、ダイナコ!」
道中、暇潰しに前を走っていたタンクローリーの荷台に自信の変顔を映して遊び、隣の車にドン引きされていた。
出発してから丸1日走りまた日が沈む頃、さすがに疲れて「トップダウントラックサービスエリア」に寄り仮眠を取ろうとするが、カリフォルニアにいち早く到着して移籍を希望する大手石油会社「ダイナコ」への好印象を与えようとしていたマックィーンに意見を一蹴されてしまう。(このときマックは「運営省の規則にも···」と言っている。)
マックィーンは「起きててやるから。一晩中。」と言ってグースカ先に寝る始末。これはひどい。
以下がその時のやりとり。
マック 「なあ俺ずっと起きてる自信ないよ。」
マックィーン 「起きてられるさ。大丈夫。僕も一緒に起きてるから。」
マック 「朝まで?」
マックィーン 「一晩中。」
( マックィーンのいびき )
はっきり言ってマックはもう泣いていい。
その後(物理的に)眠気を振り払ってなんとか運転を続けるが、後ろからDJ率いる暴走族達が。
夢の世界に行きかけているマックはDJの流した「Songbird」という曲を聴いて、ついに眠気に耐えれなくなり「ああ···良い音楽···」とついに夢の世界へ。
そのあいだに暴走族達がマックを車線変更させたせいで(その振動で、トレーラー内に飾ってあったマックイーンの置物がハッチ開閉ボタンの上に落ちたことでハッチが開いて)マックィーンはトレーラーから落とされて真夜中の高速のど真ん中で迷子になってしまう。
それに気づかず、スノット・ロッドのくしゃみで飛び起き「お大事に!眠たい時には、運転なんかするもんじゃないな。」とそのまま行ってしまい、到着先のカリフォルニアでもぬけの殻のトレーラーを見て驚愕していた。
それからドックの連絡でラジエーター・スプリングスにマックィーンを迎えに来た。
ピストンカップ王者優勝決定戦ではマックィーンがピットクルーを全てクビにしてしまったため、「俺のあだ名はピットクルーだ」とピットクルーを引き受ける。
マックィーン 「初めて聞いた」
マック 「初めて言ったもん」
その後、ラジエーター・スプリングスの住民達と合流し、マックィーンをサポートした。
メーターと恐怖の火の玉によると、マックィーンのお抱えからかラジエーター・スプリングスに移住(?)した様子。
あのでかいトレーラーはどこにしまっているのだろうか。
「カーズ2」ではあまり目立った活躍は無かった分、「カーズ/クロスロード」ではトレーラーがマックィーンに合わせてRRCタイプに塗装され、内部も改装された。
あと、ハッチも途中で止められるようになってるしクラクションのトーンも変わっている。
また、マックィーンのことを「ボス」と呼ぶようになっている。
他にも、サンダー・ホロウに行きたいと言ったマックィーンのために、「Jocko Flocko(ジョッコ・フロッコ、NASCARレーサーのティム・フロックのペットの猿が由来)」というパーティーグッズ業者に変装した。
マックィーン 「どうしても行きたいんだ!」
マック 「あぁ、だったら任せてよ!俺は変装の名人なんだ」
マックィーン 「ペッ!ペッ!」
マック 「それでもう正体が分からないだろ?誰にも邪魔されないよ」
また、エンドロールではクルーズのお抱えに転身したかのような描写も見られる。
関連イラスト
関連タグ
マクマク:マックィーンとの腐向けカップリングタグ。
マダオ:CARSでマックィーンにダルいのにこき使われたお抱えトレーラー(運転手)ということで。