メーター(CARS)
かーずのめーたー
CV 英語版:ラリー・ザ・ケーブル・ガイ
日本語版:山口智充
ディズニーとピクサー制作のアニメ映画「カーズ」シリーズに登場する、男性中型レッカー車。
製作陣がロケハンで見つけた1940〜50年代製の廃車をモデルにした事から、全身サビだらけで一部パーツも欠けてしまっている。過去の回想シーンでは錆びる前(ヤングタイプと呼称されている)のボディは水色であった。
ルート66(旧国道66号線)沿いの田舎町ラジエーター・スプリングスの住人の1人。レッカー車として自走できなくなった車を修理工場やガソリンスタンドまで運ぶという、人間でいう救急車の運転士に該当する仕事をしており、地元保安官の公務にも協力する。
子どもっぽく少しおバカではあるが、陽気で誰にでも分け隔てなく接する優しい性格。
主人公であるライトニング・マックィーンとは無二の親友となる。
推定される年齢とその外見とは裏腹に機敏に動き回る事ができ、特にバックミラーを使ってのバックが得意で夜の街中での高速バック走行はプロレーサーのマックィーンさえも感服している。
1作目の終盤以降はマックィーンの整備チームの一員となった。
彼を主人公としたスピンオフ作品もいくつか制作されており、2作目のカーズ2では本編の主人公を務めただけでなく、なんとイギリスのスパイフィン・マックミサイル及びホリー・シフトウェルの協力者として世界中で活劇を繰り広げた。
そもそもこちらのきっかけは彼らの仲間のロッド・トルク・レッドラインが敵方のペッパー・ファミリー一味に捕まりそうになったときにたまたまその場に居合わせたメーターに咄嗟に機密情報が入ったチップをこっそり託したこと、ホリーが「協力者はアメリカのスパイ」と聞いていたこと(トルクもアメリカ)、ホリーの追跡信号でチップを見つけたこと、トドメに彼女らの合言葉が民間車でも答えられるものだったためにホリーに問われたメーターが答えてしまったことと偶然に偶然が重なった結果であり、完全な巻き込まれ事故である*。