概要
キン肉マンことキン肉スグルが作中(とくにアニメ版)でよく使用する決め(?)台詞。
周囲の人(アニメ版では主に与作さん)から「おお、言葉の意味はよくわからんが、とにかくすごい自信だ!」と返されるまでがお約束の流れである。原作漫画で初期のギャグマンガ時代は、三度しか言っていないのだが、インパクトが大きかったためか、アニメ版では多用されるようになり、予告編の決め台詞にもなった。そのため「キン肉マンの決め台詞といえばこれ」という人も多い。原作でシリアスな展開になってからも形勢逆転時に時折決め台詞として使う事があった。
由来
野暮を承知で言葉の意味を解説すると、「屁の突っ張り」とは「何の役にも立たない事・物」。
それを「いらない」と言っているという事は、「無駄な物はいらない」すなわち「虚勢を張る必要がない」。自分には本当に自信がある、自分の実力は本物であるという事をアピールしているのである。
また、作者であるゆでたまごは2人とも大阪人であり、大阪の人は「屁」とかが好き(嘉門タツオの証言、彼も大阪人)なので、そんな言い方が自然だったのかもしれない。
その他
続編である『キン肉マンⅡ世』では、スグルの息子・キン肉万太郎が序盤、
「へのツッパリはコルク栓にしといて」という更によくわからない決め台詞を使っていたが定着しなかった。その後『究極の超人タッグ戦』では父と同じ「へのつっぱりはいらんですよ」を多用している。
パズドラとのコラボでは、木、お邪魔、毒ドロップを火ドロップに変化させて、自分以外の味方スキルが1ターン溜まるというオーソドックスな変換スキルとして登場。キン肉マンの他、牛丼がこのスキルを使える。