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テイエムオペラオー(ウマ娘)

うまむすめのていえむおぺらおー

『ウマ娘 プリティーダービー』に登場するウマ娘の一人。モチーフ馬は1990年代末期から2000年代前期にかけて活躍し、若き日の和田竜二騎手と共に2000年の年間無敗・史上初の秋古馬三冠達成・GI7勝など優れた戦績を挙げ、「世紀末覇王」の異名で呼ばれた競走馬『テイエムオペラオー』号。
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はーっはっはっは! ボク主演の大歌劇を世界に届けよう!

プロフィール


キャッチコピー尊大なる歌劇王。その哄笑は高らかに!
誕生日3月13日
身長156cm
体重常に完璧(自称)
スリーサイズB76・W55・H80
靴のサイズ左右ともに23.0cm
学年中等部
所属寮栗東寮
得意なこと即興のオペラを披露すること
苦手なこと地味な作業
耳のことどんな言葉も賞賛に聞こえる
尻尾のこと光を当てると煌めいてみえる
家族のこと美しい自分を生み育てた親を尊敬している
ヒミツ①耳飾りのデザインを、1度だけ大きく変更した事がある/②愛用の手鏡は小学生の頃から使い続けているもの
自己紹介はーっはっはっは!ボクこそが最も強く美しい“覇王”テイエムオペラオーさ!いざ、伝説を始めようじゃないか!
CV徳井青空

大仰なほどナルシストで、どこかコミカルな歌劇王。
その挙動はいつも演技過剰で、時に高らかに、時に切々と自己愛を語る。
自分の美しさと強さを知らない者は不幸と本気で考えており、日々、啓蒙活動にいそしむ。
メイショウドトウから憧れの目で見られている。
公式ポータルサイトumamusume.jpより

(旧プロフィール)
自称「世界最強・最速にして、最高の美貌を持つ天才ウマ娘」。
超ナルシストなボクっ娘で、常に自分を主役に置きたがる。
そのナルシストっぷりは、他のウマ娘からは呆れられつつも優しい目で見られている。

概要

一人称はボク。最強の座に君臨し、挑んでくる者をさらに上回る「覇王」となることを目指している。
公式での紹介通り超がつくほどのナルシストであり、口を開ければ自分の美しさを褒め称える言葉ばかりである。

【具体例】

  • 自分の輝きの比較対象が空の星や太陽
  • 自分が風邪を引かないのは「ボクの輝きが眩しすぎて消えてしまうから」
  • 自分の顔を鏡で見て調子が上がる
  • 一晩中月に向かって自分語りを聞かせて寝不足になる
  • アドマイヤベガは星が好きなのだが、「いつでも見られる一等星」として自分の写真を渡す
  • 育成内で個人ストーリーが省略版となった場合、彼女のダイジェストは説明者が「伝説の語り部」になるという特殊仕様。だがどう読んでもテイエムオペラオーが語り部である
  • 秋シニア3冠達成時の特別ストーリーの内容

あまりにも独特すぎる世界を展開するのでゴールドシップ(ウマ娘)とはまた違うベクトルでハジけている
また、名前の通りオペラに例えた言い回しが多く(練習を「エチュード」朝食を「プレリュード」)一度このノリに引き込まれると、彼女の世界から抜け出せなくなる。アドマイヤベガ曰く「お芝居の合間に人生やってる」。

ここまで来ると若干アホの子なのかとも思われてしまうが、彼女がレースを走る理由はこの美しく輝く自分を世に知らしめ世間を照らしたいから。美しい自分をより誇示すればそれだけ救われる人がいるからこそ、いつも美しい自分であり続けているのだ。

そのための実力も申し分なく、勝つのは当然として相手に圧倒的差をつけるような完璧な勝利を目指している。
なお、情緒や物語性のない物事に興味が薄いため、学園での座学の成績は普通に補習を食らう程度には悪い模様だが、その場の勢いで無駄に凝った設定をまくし立てて即興芝居を打ってみせたり、かなりマイナーなオペラのネタを会話に織り交ぜられたりするあたり、頭の回転そのものは恐ろしく早い。

その一方で有名どころであるシェイクスピアの「王殺し」シリーズからの引用は一切ないという、王者としてのこだわりが強い。

自分が一番だと信じて疑わないが、かと言って余程のことがない限り他者を貶したり見下したりすることはない(ドトウを侮辱したファン達を一喝したときぐらい)。むしろ他者の美点や長所を見つけ出して褒めるのが非常に上手く、相手がネガティブに陥っていたとしても、自らの超ポジティブ思考と即興芝居に巻き込んで(一方的に)上書きして引っ張り上げてしまう。

ライバル達に対しても「ボクは最高なので最終的に勝つのはボクだけど、そんなボクに拮抗しうる敵である君も最高」(要約)として、その在り方を尊重し、実力をきちんと正当に評価する。

他人の心情や苦悩を察してさりげなく助け舟を出してやるなど、実は非常に面倒見の良い「誰よりも美しく強いから、誰に対しても優しいウマ娘」である。

そのあまりにぶち上がり切った自己肯定感、たとえ負けようが全くブレない鬼メンタル、ゲーム版での育成し易くとことん明朗快活なストーリーもあって、一部のトレーナー(プレイヤー)達からはサクラバクシンオーハルウララと並んで育ていると元気を貰えるウマ娘の一人として挙げられることも。

ちなみに愛用の手鏡にはジョセフィーヌという名前を付けている。ファンの考察によるとこのジョセフィーヌはナポレオンの妻が由来と思われており誕生日が和田氏と一致するという分かりづらい小ネタが存在する。

容姿

濃いパープルの瞳・明るい栗毛のショートカットで両耳に黄色ベース・うち右耳のみグリーンの宝石つきの耳飾りがついている。右耳側には「覇王」の名前通りピンクの王冠を被っている。
ちなみにウマ娘のキャラクターデザインには騎手に関してのエピソードを取り入れることが多々あるのだが(例えばウイニングチケットのダービーへの思いは柴田政人騎手から来ている)、オペラオーについては顔立ちが和田竜二騎手そのまんまだと言われる事が多い(笑顔の画像を比べてみると分かりやすい)。

  • 勝負服

テイエムオペラオー


実際の勝負服と同様にピンクとイエローを中心とした、まさに王子役のオペラ衣装のような服装。ピンクと白のプリーツスカートは王子様のかぼちゃパンツを彷彿とさせる。肩や腹部、手首にはイエローの甲冑のような装飾、肩にはピンクのマントを着ている。足元は白地にピンクラインのニーハイとイエローのブーツ
なおウマ娘公式ポータルサイトで確認できる原案だとイエローのを持っているが、アニメでは確認ができない。ゲームにおいては、スキル発動時の演出に使用されている。

  • 私服(ゲーム)

はーっはっはっは!


水色のブラウスにギンガムチェックのパンツ・紺のロングジャケットを着ており、シンプルながらスタイリッシュな服装である。この姿の時は王冠を被っていないので、イラストを描く際は注意。

謹賀新年


ゲーム版にて2021年12月31日に開催されたイベント『瑞花繚乱!新春かるた合戦』で登場した勝負服。

漫画版

STARTING GATE!

転校の挨拶の時に転んだスペシャルウィークに手を差しのべるというアニメでのハルウララの役割を担う。

ウマ娘シンデレラグレイ

本人は登場しないが「ある場面」でいずれ現れるであろう彼女と思わしき後ろ姿が登場する。

アニメ版

Season1

初登場は第1話で、チームリギルの一員として登場。

第6話ではシンボリルドルフエアグルーヴフジキセキと共に執事となった。
第7話ではトレーニングのシーンでトレーナーの東条ハナに「腕の振りが遅い!」と注意されていた。
第10話で京都大賞典に出走。スペシャルウィークを徹底マークする戦法に打って出たものの、当の相手は仕上がり不足で7着、オペラオーもそれに引っ張られる形で3着という結果に。ゴールで2人仲良く突っ伏すという失態を晒した。

新作アニメ

テイエムオペラオー:ウマ娘


2022年の4thイベントに発表されたアニメシリーズの新作でも登場が決定しており、「クラシックの頂点を目指して」という文面からアヤベやトップロードと対決するクラシック期が描かれると思われる。


それは王を讃える

ゲーム版

2021年3月2日にゲーム内初の追加育成ウマ娘として[オー・ソレ・スーオ!]が実装。レア度は当然のごとく☆3。

育成ストーリーでは当人のキャラの濃さばかりに目がいくが、大筋の目標としては「打倒黄金世代」であり、98世代人気の煽りを食らって低く評価されていた史実を意識したものとなっている。

新衣装シナリオにて、当人の性格に反して実家は庶民的であることが判明。
おそらく史実におけるテイエムオペラオー号が日本では比較的地味な血統で、安価な馬だったことが由来だろう。
また、同シナリオにて妹がいることが判明した。(ウマ娘か人間かは不明。なお、競走馬のテイエムオペラオーにはピサノミライという4つ下の全妹がいる)
家族からは大変愛されている。

余談だが、ゲーム版リリース1周年時点でオペラオー自身のサポートカードはRレアリティのみ実装されている状態だが、他ウマ娘のサポートカードにはアドマイヤベガのSR、ナリタトップロードのSSR、わかりにくいがメイショウドトウと共にマンハッタンカフェのSSRに映り込んでいる。

育成ウマ娘

  • ☆3[オー・ソレ・スーオ!]テイエムオペラオー


初期ステータス

スピードスタミナパワー根性賢さ
751087510290
+0%+20%+0%+0%+10%
バ場適性AダートE
距離適性短距離マイル中距離長距離
GEAA
脚質適性逃げ先行差し追込
CAAG

固有スキル
  • ヴィットーリアに捧ぐ舞踏
最終コーナー以降に前の方で前または後ろのウマ娘と距離が近いと王たる輝きで速度が上がる

成長ボーナスはスタミナ+20%、賢さ+10%と長距離を走り切るのにピッタリのボーナス。
中・長距離AがともにA、先行・差しのどちらもA、目標もすべて中長距離。
ダービーを取るのが難しいが、それを除けばとても育成しやすく、適正の多さから継承も有利。
有馬記念・ジャパンカップが目標レースなためファン数を稼ぐのにも便利。
固有スキルは「最終コーナー以降に4位以内で前後どちらかのウマ娘と距離が近いと速度アップ」。
保有スキルも多くが先行向けなので先行で育成するのがよい。

秋シニア三冠(天皇賞秋・ジャパンカップ・有馬記念)をすべて勝利すると全能力+13、スキルP+20という大きなボーナスイベントが発生する。クラシック級・シニア級でそれぞれで発生できるため可能なら狙っていきたい。クラシック三冠を取っても特にボーナスはないので菊花賞は捨てるのが定石。
これはオペラオーが史上初めて秋古馬三冠を達成し、特別褒賞金を贈られたことから来ている。

かつては固有スキルの発動条件が「最終コーナーにて2~4位、前と後ろにいる1バ身差以内のウマ娘と約2秒間競り合う」となっていたため、前後にウマ娘がいなければ発動しないという条件の厳しさが弱点だった。
しかし、1周年に合わせた調整で発動条件が緩和され、「最終コーナー以降に4位以内、前か後ろ1バ身差以内にウマ娘がいる」となったため、発動しやすさがトップクラスになった。

2021年12月31日にイベント『瑞花繚乱!新春かるた合戦』開催と同時に実装された★3育成ウマ娘。
独特な固有演出が話題となった。
詳しくは該当記事を参照。

固有二つ名

世紀末覇王
天皇賞(春)・宝塚記念・天皇賞(秋)・ジャパンカップ・有馬記念を含む重賞を8連勝する。

  • 史実再現系の二つ名。モブブロックの事故が怖いので初期適正Cの逃げにするのも手。目標に秋天がないのでボーナスを得るためにも出走を忘れずに。

関連人物

ずっとあなたに憧れてきました
同期。史実では外国産馬のためクラシック戦線には参戦できなかったが、古馬となり重賞に本格参戦。とにかくオペラオーに勝てず2着に甘んじ続けたが、それ以外は圧倒した「最強の二番手」。オペラオーが2回後塵を拝した数少ない存在。
ウマ娘としては自信がなく引っ込み思案で、オペラオーの自信家ぶりに憧れている。
クラシック級まではほぼ出てこないが、シニア級においてライバルとして立ちはだかる。
超がつくドジっ子なため、「学校の机を破壊する」「放課後に並走の約束をしておいて、夜まで現れない」など、相手が相手ならばイジメと受け取られかねないレベルの所業が悪気なく起こってしまうが、オペラオーのポジティブさ故に不問にされている。
パッと見ると一方的にドトウがオペラオーに憧れているように見えるが実はオペラオーもドトウを強く意識しており、チーム競技や対抗戦等を行う際には真っ先にドトウに声をかけるなど、誰よりも彼女の実力を買っている模様。(単純に「頼めばドトウは断らない」という部分もあるのだろうが、同じくオペラオーがライバル意識を持っているアドマイヤベガ・ナリタトップロードよりもドトウを意識している様子が見られる。)
また、ライバルとして最も意識しているためか、オペラオーが呼び捨てするのはドトウだけである。

同期のダービー馬。史実の皐月賞では体調不良に泣かされオペラオーの後塵を拝するが、ダービーでは体調を戻して雪辱を果たした。ゲームでもダービーではかなりの強敵となる。
ウマ娘においては、オペラオーからは「アヤベさん」と呼ばれており、その唯我独尊ぶりに振り回されつつもオペラオーの実力を認めているライバル。

同期。史実において勝ちすぎて疎まれたオペラオーと負け続けたが故に愛されたウララとで対照的であるためかチームレースで固有の掛け合いがあったり、ホーム画面で会話したりと絡みが多い。なお、2人とも超のつくポジティブ思考の持ち主という共通点もある。
自主トレーニングに誘われたり新作の自作オペラの披露を真っ先に約束されたりと非常に良好な関係を築けているようだ。
(余談だが88年から99年まで続いた秋天のジンクスが起きる前の最後の「一番人気一着」を成し遂げたのはハルウララの父・ニッポーテイオーであった。)

同期の菊花賞馬。史実ではオペラオーと最も対戦回数の多いライバルであり、クラシックではアドマイヤベガと、菊花賞から4歳春まではラスカルスズカサイレンススズカの半弟)と、4歳秋以降はメイショウドトウとともに三強を形成した。オペラオーが2回敗れた相手は、ドトウの他にはナリタトップロードだけ。
ゲーム内ではオペラオーからは「トップロードさん」、トップロードからは「オペラオーちゃん」と呼び合う仲。ドトウと同じくオペラオーの堂々とした姿に憧れつつも、ライバルとしても強く意識している。

ルームメイト。互いに面倒見の良い性格であるため仲は悪くないが、部屋を薔薇まみれにされたり数学を歌劇風に教えてくれと無茶振りされたり、朝は鏡の争奪戦になったりと何かとオペラオーに振り回されている。
また、ハヤヒデは少し櫛で弄れば寝癖も元通りになるオペラオーの髪質を羨んでおり、その秘密を暴くことを虎視眈々と狙っている。
なお、史実においては、クラシック三冠は一レースのみ制し、古馬時代に複数回GI勝利を飾っている、という共通点もある。

史実ではオペラオーと同様に秋古馬三冠を達成したウマ娘。(この2頭以外に達成した者はいない)
オペラオーは頭を下げてお薦めの戯曲を請うほどロブロイの書物への造詣の深さとコンサルティング能力を高く評価しており、ロブロイは常に自身を尊重してくれる彼女に勇気を貰っているようだ。

所属する栗東寮の寮長で、そのまばゆいイケメンぶりから「輝きでは負けられない!」とオペラオーは対抗心を燃やしている。ちなみにしっかり『先輩』をつけて呼ぶ。
先輩であるためか常に上回ってくる存在で、彼女の予想もしない行動や言動に押され気味になることが多い。
それはそれとしてオペラオーから見てフジキセキは演劇において群を抜いていると尊敬に近い念を抱かれており、フジキセキもオペラオーとのやり取りが楽しいようで非常に可愛がっている。

史実では勝利を疎まれた逸材と、幻を望まれた逸材と色々な面で対極だが、人々を魅了したエンターテイナーという意味では非常に似ている。また(産駒が多いためオペラオーに限った話ではないが)フジキセキの娘達の多くとオペラオーが交配をしたため、人間で言えば『兄貴分・弟分』の関係となる。

基本的には仲良くしているがレースの際はできるだけ近寄らないように警戒している。
カフェを警戒しているというよりカフェの「お友達」を警戒している模様。
カフェの方はスペシャルウィークサイレンススズカと違い、オペラオーには「お友達」の面影を感じないと言っているが、恐らくモチーフ馬の血統が理由。

称賛を熱望するオペラオーも限界化しているデジタルの視線には寒気を感じている。彼女のウマ娘としての実力もそうだが、本人以外のウマ娘を引き立たせるサポート力にも目を見張っており「専属にならないか」と勧誘する程。
1年後輩にして絶対王政を打ち破った競走馬がモデルなだけあり、デジタルのシナリオでは、"一介のオタクに手をさしのべる優しい王様"そして"覚醒した勇者に対峙する強大な覇王とそのライバル"と正に王道的なラスボスとして立ちはだかる熱い展開になっており関わりが深い。

  • トレーナー(ゲーム版)
トレセン学園で普通に生きていたばっかりに世紀末覇王を目指す変わったウマ娘とエンカウントしてしまったトレーナー。
オペラオーからは一部のウマ娘のように「トレーナー君」と呼ばれている。(なおオペラオーは他のウマ娘の担当トレーナーもトレーナー"君"と君付けをして呼ぶ)
奇想天外で突拍子の無い行動をとるオペラオーの保護のような立ち回りをするのが常。
オペラオーが新年から高濃度のオペラオー劇場をかっ飛ばしてる最中に素で「お餅食べる?」と返したり、意志の力で仰々しく悪天候を覆そうとする彼女を「風邪ひくぞ!」と普通に叱ったりする、所謂ストッパーのような立ち回りでオペラオーをサポートするが、たまに咄嗟の判断で人目憚らずオペラオー劇場に乗ってしまう時もある。
なぜかクレーン車の運転免許資格を持っている。
なぜか財政界の偉い人集めとパーティー企画の完遂までをたった1日で可能にするマネジメント能力がある。
オペラオーが育成開始から既に精神的に完成されているので、他ウマ娘のように苦楽を共有するような体験は薄く、トレーナーとしての仕事は本当に従者のように殆ど彼女の身の回りの環境を整えるだけに限られ、物語中もトレーナーでありながら基本的にオペラオーが指針をあちこち決めるという間柄になっている。……その前提をトゥインクルシリーズの3年間で培ってきたため、温泉イベントではオペラオーはトレーナからの意外な反撃を受けることになるのだが……。オペラオーファンはぜひ温泉旅行券を引いて彼女の意外な一面を確かめてもらいたい。

競走馬「テイエムオペラオー

2000年 有馬記念
勝ち続けると、すべての馬が敵になる。
その馬は、完全に包囲された。
道は消えたはずだった。

テイエムオペラオー

お前はなぜ走れたのか。
『年間全勝のレジェンド』
その戦いに、人は夢を見る。
さぁ、夢を見よう。
2013年JRA有馬記念CMより

道は消えた『はず』だった。


1996年生まれ。北海道浦河町産。日本の馬場に向かないとされる欧州血統であり、牧場にいる時の評価はあまり高くなかった。
しかし、後にオーナーとなる竹園氏は「光り輝いて見えた」と評し、この時から惚れ込んでいた。
デビュー戦後の骨折で長期休養したため、クラシックレースへの第一登録は途中でキャンセルされている。
1999年、毎日杯を制し、クラシック追加登録料の200万円を払って皐月賞に出走する。
この「追加登録料」とは「クラシック未登録の競走馬でも追加登録料を払えばレースに出走可能とするという競馬制度」である。かつて実力・人気共に絶大なオグリキャップがクラシック未登録だったために日本ダービーへ出走できなかったことから、世間の批判はJRAの経営判断にも影響を及ぼし、数年後の1992年にこの制度が確立されている。
また、オーナーの竹園氏に追加登録の説得をしたのは岩元調教師だが、その助言をしたのはオグリキャップの管理を務めた瀬戸口調教師だった。
テイエムオペラオー号は5番人気ながらも最終直線で驚異的な末脚を見せ、皐月賞を制した。これで追加登録を初めて勝利に結びつけた馬となった。

1999年4月18日 中山競馬場
実況:三宅正治フジテレビ

その後、日本ダービーではナリタトップロードと競り合うも外からアドマイヤベガに追い込まれ3着。
京都大賞典ではマークしていたスペシャルウィークが調整不足だったこともあり3着。
菊花賞では直線でナリタトップロードを交わしきれず2着。
ステイヤーズステークスは「勝ち癖をつけさせたい」というオーナーの意向で出走したが2着。
有馬記念ではゴール前で抜け出すもグラスワンダースペシャルウィークに交わされクビ差の3着と、勝ちきれないレースが続いた。

明けて2000年が本番だった。京都記念阪神大賞典天皇賞(春)宝塚記念、京都大賞典、天皇賞(秋)、ジャパンカップ、有馬記念と8戦8勝。中央競馬発足後の連勝記録としてはシンボリルドルフタマモクロスなどと同じ数だが、重賞だけを8連勝というのはテイエムオペラオーのみ。
特に、上記の2013年のJRAのCMにも起用された有馬記念が有名であろう。
自らの勝ちを捨ててでもオペラオーの勝利を阻もうとする他馬に前と左右を塞がれ、文字通り完全に『包囲』された。
「残り310mしかありません!」実況がそう叫んだときにもまだ後方にいた。
「もうダメだ」「オペラオーは負けた」誰もがそう思っただろう。
しかし、残り200m。わずかに開いた『包囲』の隙間をこじ開け加速。
馬群を抜け出し、迫るメイショウドトウを振り切って勝利を手にした。
その差僅か20cm。絶望的な状況からのハナ差圧勝であった。


2000年12月24日 中山競馬場

更にこの年から創設された「秋古馬三冠」も達成ということで、特別褒賞金1億円も獲得。シンボリルドルフ以来となる満票でのJRA賞年度代表馬選出となった。この年の無敗の戦績を讃え、人々からこう呼ばれることとなる。

"世紀末覇王"と。


2001年、天皇賞(春)を制しGI7勝、シンボリルドルフに並ぶ。
海外進出も見据えていた宝塚記念はメイショウドトウの執念に敗れ2着、京都大賞典は2位入着から繰り上がり1着(1位入着のステイゴールドナリタトップロードの進路を妨害し失格)。天皇賞(秋)はアグネスデジタルの2着、ジャパンカップはジャングルポケットの2着と、能力に陰りが出てきた。
有馬記念はマンハッタンカフェの5着。このレースをもって引退することとなる。
翌2002年にメイショウドトウと合同の引退式が行われ、種牡馬となった。

総獲得賞金は18億3518万9000円
これは当時の世界最高収得賞金額である。世界記録としては2017年に米国のアロゲートに、日本記録としては同年にキタサンブラックに更新されたが、年を追うごとに賞金が高額になっていく中で約16年間も首位を保っていた。
また、総獲得賞金には秋古馬三冠ボーナスの1億円分が含まれていないため、それを含めば現在の日本記録を保持しているアーモンドアイをも超えている。
テイエムオペラオー号は全てのレースで掲示板内(=5着以内)となっており、競馬のレースでは5着以内の馬に賞金が授与されるため、この安定した強さが上記の記録に繋がったとみられる。
歴代獲得賞金の推移を示した動画を見れば、当時これがいかに凄まじい記録だったかがよくわかる。(下記動画 1:23頃~)



引退後、当初は所在が公開されており見学も可能だったが、見学者から石を投げられる、たてがみを抜かれるなどの迷惑行為を受けたため非公開となった。

2004年、タケシバオーと共に顕彰馬に選定される。

2018年5月17日、心臓麻痺により22歳で亡くなった。 徳井青空のツイート
なお、アニメ放送中にモデルとなった馬が死亡したのは、スペシャルウィークに続いて2頭目となった。

古馬王道を2年間皆勤した稀有な馬であり、他に2年以上皆勤の馬はステイゴールド(3年)しかいない。この2頭は2歳違いにも関わらず12回も対戦しており、その回数はメイショウドトウ(9回)より多い。
戦績はもちろん、この過酷なローテーションの点からも近年では評価されている。

唯一無二の若き絶対的パートナー・和田竜二

これだけの成績を挙げる馬なら、経験豊富なベテランやリーディング上位の騎手が騎乗する事が通例だが、テイエムオペラオーは岩元市三調教師(1982年日本ダービーでバンブーアトラスに騎乗して優勝)の方針から、岩元厩舎に所属する、当時デビュー3年目の若手騎手・和田竜二が、引退まで一貫して騎乗した。
和田騎手はオグリキャップの引退レースである1990年の有馬記念を見て騎手を志したという経緯があり、奇しくも人馬ともにオグリキャップの影響を強く受けている。
初のGI制覇となった皐月賞では当時21歳での勝利だった。これは現在でも皐月賞最年少勝利記録である。
勿論、経験不足は否めず、勝ちきれないレースもあった。特に菊花賞で敗北後、馬主の竹園正繼(建築・土木用資材メーカー社長)から武豊へ乗り替わらせるよう要求が出た。だが幼馴染でもある岩元調教師が「乗り替わりを要求するなら転厩してもらう」と発言。この説得に折れ、これを取り下げた。

引退式で和田騎手は、「オペラオーにはたくさんの物を貰ったが、あの馬には何も返せなかった」と、自身の更なる精進を誓い、次にオペラオーに会いに行く時はGIを勝った時と、心に決めていた。

しかし和田騎手はこれ以降、勝ち星は稼ぐものの、GIだけは勝利から遠ざかっていた。
2012年に地方交流GIのJBCクラシック(川崎競馬場)でワンダーアキュートに騎乗し勝利、2015年も同馬で船橋競馬場のJpnI(地方GI)かしわ記念に勝利するものの、中央GIでは17年間で120連敗という不本意な状況が続いた。

そんな中舞い込んだオペラオーの訃報が和田騎手の心に火を付けた。

2018年 第59回宝塚記念


そしてオペラオーの死後約1ヶ月後に開催された6月24日・第59回宝塚記念で和田竜二騎手はミッキーロケットに騎乗。香港馬ワーザーの猛追をしのぎ優勝する。これにより2001年天皇賞(春)以来、実に17年ぶりの中央競馬GI勝利を成し遂げた。勝利騎手インタビューにて「(天国の)オペラオーが後押ししてくれた」と語った。
なお、この時のレースタイム2:11.6は、オペラオーがドトウに敗れた2001年宝塚記念のレースタイム2:11.70.1秒上回る記録である。
この年の上半期の中央競馬は、藤岡佑介騎手の初GI制覇(NHKマイルカップ)、和田騎手の競馬学校時代の同期でもある福永祐一騎手の日本ダービー制覇と、立て続けに悲願を成就したレースが続いており、和田騎手のこのレースも、それを象徴する出来事となった。

※動画終盤に当時の勝利騎手インタビューがある

8月にはオペラオーの墓前に勝利報告している。和田竜二騎手、勝利報告の様子(Twitter)

対戦経験のあるウマ娘

※ 太字はオペラオーが先着したレース

メジロブライト…99年京都大賞典 有馬記念
   00年京都大賞典
マチカネフクキタル…00年宝塚記念
キンイロリョテイ(ステイゴールド)…99年京都大賞典 有馬記念
   00年京都記念 天皇賞(春) 宝塚記念 天皇賞(秋) ジャパンカップ 有馬記念
   01年京都大賞典※ 宝塚記念 天皇賞(秋) ジャパンカップ
 ※ステイゴールドが1位入着したが、斜行でナリタトップロードを競争中止に追い込んだため失格。2位入着のオペラオーが繰り上がりで1着となった。
スペシャルウィーク…99年京都大賞典 有馬記念
グラスワンダー…99年有馬記念
   00年宝塚記念
キングヘイロー…00年有馬記念
セイウンスカイ…01年天皇賞(春)
ツルマルツヨシ…99年京都大賞典有馬記念
   00年京都大賞典有馬記念
 ※ツルマルツヨシは最終直線で故障し競争中止。
ナリタトップロード…99年皐月賞 東京優駿 菊花賞 有馬記念
   00年京都記念 阪神大賞典 天皇賞(春) 京都大賞典 天皇賞(秋) 有馬記念
   01年天皇賞(春) 京都大賞典 ジャパンカップ 有馬記念
アドマイヤベガ…99年皐月賞 東京優駿 菊花賞
メイショウドトウ…00年宝塚記念 天皇賞(秋) ジャパンカップ 有馬記念
   01年天皇賞(春) 宝塚記念 天皇賞(秋) ジャパンカップ 有馬記念
エアシャカール…00年ジャパンカップ
   01年産経大阪杯 天皇賞(春) 宝塚記念
アグネスデジタル …01年天皇賞(秋)
マンハッタンカフェ…01年有馬記念

関連イラスト

覇王しかいないらくがき等まとめ
「アイツ…結局最後まで会えなかったな…」
褒められると弱い
テイエムオペラオー祈願


テイエムオペラオー
世紀末覇王
無題
オペラオー


テイエムオペラオー
覇王!覇王!
うまだっち♡
覇王を睨む目


テイエムオペラオー
テイエムオペラオー
世紀末覇王
テイエムオペラオー



関連動画



関連タグ

1996年生まれ

メイショウドトウ(ウマ娘) アドマイヤベガ(ウマ娘) ナリタトップロード(ウマ娘)
ハルウララ(ウマ娘)

その他

スペシャルウィーク(ウマ娘) グラスワンダー(ウマ娘) セイウンスカイ(ウマ娘) キングヘイロー(ウマ娘)
アグネスデジタル(ウマ娘) エアシャカール(ウマ娘) マンハッタンカフェ(ウマ娘)
ビート板勢

和田竜二 - 史実におけるオペラオーの唯一無二のパートナー

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