概要
育成ストーリーにおいて、スタミナトレーニングを選択するとウマ娘がプールで泳ぐ様子が映し出される。
実際、リアル競走馬の世界でも水に首から下を漬からせて走らせるトレーニング(プール調教)が存在しており、このトレーニングを苦手としていたり嫌がっていたなど何らかの史実が存在するウマ娘はゲーム内でビート板で泳ぐモーションがあてられている。
トレーニングLv5(MAX、夏合宿は不可)になるとようやく元から泳ぎが得意だったウマ娘と同様にビート板無しで泳げるようになるが、このLvで実施する泳法は「高速犬かき」。各ウマ娘たちが迫真で犬かきを繰り出す姿はビート板以上に笑いを誘う(2本足歩行を可能にしたウマ娘たちが原点回帰した…などと言ってはならない。ちなみに、現実の競走馬のモーションに近いのは実はバタフライの方だったりする)。
ちなみに、該当するウマ娘において、夏合宿の「休み」を選択した場合には、足先しか浸かりたがらない娘もいれば、カナヅチとは思えないぐらいに海にザブザブ入っていく娘も出たりする。
該当するウマ娘一覧
(※五十音順で記載)
- アイネスフウジン
- オグリキャップ
- ゴールドシップ
- サウンズオブアース
- サクラローレル
- シーキングザパール
- スーパークリーク
- スイープトウショウ
- スマートファルコン
- セイウンスカイ
- ゼンノロブロイ
- テイエムオペラオー
- ナカヤマフェスタ
- ハルウララ
- ヒシミラクル
- ビワハヤヒデ
- マンハッタンカフェ
- ミスターシービー
- ユキノビジン
- ライスシャワー
※斜字のウマ娘は、2024年8月現在、育成未実装。そのため、該当トレーニングにサポートウマ娘として来た場合にのみ確認できる。また、太字のウマ娘はスタミナサポカが存在する、すなわちこれを得意練習としているウマ娘である。
実際の競馬では
前述したように、実際の競走馬の世界でも水に首から下を漬からせて走らせるトレーニング(プール調教)が存在しており。1頭分が収まるプールの底がベルトコンベアになっている「ウォータートレッドミル」と呼ばれる装置が用いられることが多い。
また、福島県いわき市の「JRA 競走馬総合研究所 競走馬リハビリテーションセンター」には、馬用の屋外プールがあり、暖かい季節の調教に使われる。
これは主に、脚部不安を抱えている馬に用いられることが多く、水の浮力で足にかかる体重を減らしてトレーニングを行うことが主目的となっている。
また、プールとは少し違うものの、函館競馬場と「JRA 競走馬総合研究所 競走馬リハビリテーションセンター」には馬用の温泉があり、馬に対する湯治を行ったりしている。
余談
- アプリ版ウマ娘リリース前カウントダウンイラストではゴーグルと浮き輪を身に着けた完全装備の状態のオグリキャップが描かれている。
- ゴールドシップはストーリーモード1章8話で浮き輪とシュノーケルセットを装着した姿がイラストで描かれている。腋にはスイカを抱えている。
- メジロライアンのクリスマスイベントではアイネスフウジンが怪我のリハビリのため温泉に行っていることが明かされる。
- ストーリーイベント「大乱闘!?夏色☆バカンス」内でゴールドシップとナカヤマフェスタは泳ぎが苦手なことが触れられており、スチルイラストではそれぞれ浮き輪やボートを持ち寄って競泳に参加している様子が描かれている。(ビート板勢ではないメジロマックイーン、マルゼンスキー、サクラチヨノオーは普通に水泳)
- ヒシミラクル(ウマ娘)のモチーフとなったヒシミラクル号は恐ろしく泳ぎが下手なことで有名であり、Pixiv上でも、それをネタとしたイラストが散見されている(中には、イラスト内に全く登場していないのにコメント欄にてプールトレを課されることも)。
- 一般的に、筋肉は水より比重が重く、脂肪は水より比重が軽いため、体脂肪率が低い方が泳ぐには不利とされている。