概要
ゲーム版『ウマ娘プリティーダービー』におけるウマ娘のステータスはG~SS+まで(限界突破するとUG〜)あるが、Gはもちろんそれらの中で最低ランクを示すものである。
賢さがGランク、つまりだいぶ曲解するとおバカということである。
もちろんゲーム上の、それもレースに関わるステータスに限った話であり、エリートウマ娘の集うトレセン学園に一般的に言う頭の悪いキャラというのは存在しない……はずである。
ちなみに、ステータスにおける賢さは、レース中の立ち回り(位置取りやスキルの発動率)や出遅れ・掛かり(ペースを乱してスタミナを余計に消耗すること)を抑えること等に影響するものである。
海外レースで賢さG
ゲーム2.5周年で追加されたシナリオ『プロジェクトL'Arc』では海外レースに出走する際、海外適性で課題を克服しなければ適性やステータスが自動的にデバフがかかり、最悪1、つまりGになる仕様となっており、その中でも「言葉の壁」を克服しなければ「賢さG」になってしまう。
それを利用しわざと賢さGにして出走するというネタが一部で話題となっており、海外レースで賢さGになったウマ娘を描くトレーナーが現れている。
二次創作で賢さGになりがちなウマ娘
二次創作においては、IQの極端に低い発言などをするウマ娘のイラストにつけられるタグである。
このウマ娘は公式でもおバカ扱いをされているため、二次創作でも公式準拠のおバカな性格にされていることが多い。
また、成長し、母親になってもその頭バクシンは変わっていないという扱いの時もある。
なお、バクシンオーの成長率は賢さにプラス補正がかかっている。
サイボーグ然とした喋り方で、アニメではライスシャワーを励ますなど、そこそこの存在感を放っていた。
しかし、ゲームで実装されると、作中で発揮される数々の天然発言などから意外とポンコツなのでは?と噂された。
また、育成ストーリーの因子継承や正月イベントでは間の抜けた表情を披露しており、二次創作では宇宙猫コラが作られたり、アホノブルボンというタグが作られたりしている。
普段の立ち振る舞いはお嬢様然としており、ライスシャワーを始めウマ娘たちの憧れの的となっている。
その一方で、スイーツが大好きという設定で、スイーツ絡みでは原作・二次創作問わずおバカな発言が目立つ。ただマックイーンの場合は賢さGのタグよりもメジロの埃やパクパクですわが使われることが多い。
モチーフ元の競走馬ダイワスカーレット号が、彼女の相棒であった騎手安藤勝己から「おバカ」と呼ばれたエピソードから(人間にたいへん従順だった事や、いざ走らせると「一番」になりたがるあまりペース配分ができなかった事から。もっとも、それで勝ってしまえるのだが)。
そのため頭の悪い彼女の絵には「原作再現」のタグが付いていることが多い。
最近では「頭スッカスカーレット」という専用タグが付いている作品も増えてきている。
地頭は一応悪くないのだが、バクシンオーに輪をかけて頭チョクシンなあまりトンチキな言動が目立つ。
用法の注意点
ウマ娘の用法を受けて実際の競走馬に対しても、気性が悪い馬に対して「賢さG」と表現される事例があるが、競走馬の気性難というのは、単に暴れん坊という場合、の他にとても頭が良いので他の馬や人間を見下しているから言うことを聞かないという場合があり(シンボリルドルフやゴールドシップが典型)、正しい表現とは言い難い。
余談
別の競馬ゲーム『ウイニングポスト』シリーズにも「賢さ」というパラメーターがあるが『9』より各ステータスがG〜S+の16段階になったためそちらでも「賢さ」の最低値がGとなっている。ちなみにウイポシリーズでの「賢さ」は調子のコントロールや騎手の指示への反応速度に影響する。
なお、このゲームでの「賢さ」は成績が安定している程高い傾向があり、ここにいる『「賢さG」になりがちなウマ娘』達は、実馬の成績が高いレベルで安定しているため全て賢さAランク以上となっている。
逆にゴールドシップやアグネスデジタルのようにG1を6回勝っても成績が安定してない場合は逆に低くなる。
関連項目
先頭民族:おバカというわけではないが……。
語彙力G:ある意味同じ意味。