概要
主にある作品がアニメ化漫画化ドラマ化ゲーム化などでメディアミックスされたり、またはpixiv投稿者が『もし○○が××化したら』などの妄想上メディアミックスを行ったときによく混入されるネタの一種である。
その性質上、原作を知らないと全然面白みが分からないが、知っている者を即座に惹きつける効果がある。
メディアミックスはこれの質が作品全体の質を決めることも少なくない。
商業作品における原作再現の一例
- ジョジョの奇妙な冒険 未来への遺産 (AC)
一番有名なのが『ザ・ワールド』。格闘ゲームで時間停止はバランス崩壊の危険性があるので原則として禁じ手だが(止めても最大1秒強まで、もしくはラウンド中1回のみ)、原作再現を求めた結果ちゃんと原作通り最大9秒、しかもゲージが溜まれば何回でも止めることが可能。
当然、停止中にロードローラーも落とせる上、ナイフを投げた場合は時間が動き出すまでちゃんと飛ばずに止まり、停止時間が終了するとしっかり『時は動き出す』のセリフも付いてくる。
空条承太郎vsDIO、及び同キャラ戦では時止め返しも可能になっており、『これが再現できなかったら企画は凍結』という話もあったほど力が入れられている。
同作は他にもマニア感涙の原作再現が多数盛り込まれている。
SFC版の一例としては、ラオウが名言『決して膝など地につかぬ』の通りにしゃがむことが出来ない。このせいでラオウは下段攻撃を出せない為ガードを崩せず最弱候補に挙げられる。悪い原作再現の一例である。
AC版では解りやすいのはレイvsユダorマミヤ、ケンシロウvsサウザー。
前者はレイの『飛翔白麗』を相手に当てると、通常なら相手がただ即死するだけだがユダならラストシーンを再現したデモに移行し、マミヤなら服が破れてパンツ一丁になる(レイが『女でなければ胸を隠す必要もない』と女性であるマミヤを戦いから遠ざけようとするシーン)。
後者はケンシロウの『北斗残悔拳』の性能が変化する。通常なら3カウント経過後に即死するが、サウザーは『秘孔の位置が逆=通常の北斗神拳は効かない』という性質がある為3カウントが経過しても即死どころかノーダメージとなる。ただ効かないだけでなく、ちゃんと3カウントを取る所も律儀な原作再現といえる。
リュウは、原作ゲームであるストリートファイターシリーズと同じコマンドを入力すると、必殺ワザの威力が増す。大乱闘スマッシュブラザーズSPECIALの勝ちあがり乱闘では全戦終点化での一対一の体力制乱闘となっている。
クラウド・ストライフ勝利時のリザルトBGMが原作と同じものであり、ジョーカーは勝利演出が全く異なっている。いずれも任天堂ハードへの出演経験が乏しいキャラである。
アップデートで追加されたドリームフレンズは初登場作品を意識した技が多数詰め込まれているだけでなく、原作ステージを再現した専用ステージも用意されており、中にはトラウマステージの完全再現もある。
詳細はドリームフレンズ及び該当キャラクターの記事を参照。
投稿作品における原作再現
いくらでも作りようがある為個々の解説は控える(投稿者のキャプションに一任する)が、ここではメイン画像における原作再現について説明する。
メイン画像では、東方萃夢想系列の作品に登場していないミスティア・ローレライが西行寺幽々子と対戦した場合、ミスティアが幽々子に捕食されてしまった(画面から消えた)場合は晴れて原作再現となる。
関連タグ
パロディ トレス (原作再現ネタが混ぜられることも多く、親和性は高い)
死亡フラグ (原作で死亡するキャラが死亡する直前に取った行動を取ると、それがどこであっても、かつ本来の死亡フラグに値する行動でなくても即座に死亡する高度な原作再現)