てめーはこの空条承太郎がじきじきにブチのめす
プロフィール
生年 | 1970年(画集『JoJo6251』プロフィール、第3部TVアニメ版より推定) |
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1971年(第4部原作・TVアニメ版より計算) | |
星座 | みずがめ座 |
血液型 | B型 |
職歴 | 高校生 → 海洋学者(海洋冒険家 第4部プロローグ、広瀬康一の独白より) |
家族 | 父:空条貞夫(ジャズ・ミュージシャンの日本人) 母:空条ホリィ(伊英ハーフのアメリカ人)、娘:空条徐倫、祖父:ジョセフ・ジョースター、祖母:スージーQ・ジョースター、叔父:東方仗助 曾祖母:リサリサ |
好きなスポーツ選手 | 千代の富士 |
好きなミュージシャン | 久保田利伸 |
好きな映画 | ネバー・クライ・ウルフ |
好きな色 | 透明感のある色ならぜんぶ |
概要
『ジョジョの奇妙な冒険』第3部「スターダストクルセイダース」における主人公。17歳。高校3年生。
第2部「戦闘潮流」の主人公であるジョセフ・ジョースターの孫で、第1部『ファントムブラッド』の主人公であるジョナサン・ジョースターの玄孫(孫の孫)。第6部『ストーンオーシャン』の主人公である空条徐倫の父でもある。
ジョセフの子である英伊ハーフのアメリカ人女性空条ホリィと、日本人ミュージシャン空条貞夫の間の一人息子。そのため血筋的にはイギリスとイタリアのクォーターとなる。
「やれやれだぜ」が口癖で、右手でビシッと相手を指差す不敵な姿が、有名な決めポーズとなっている。
スタンドはシリーズを通して「無敵」と位置づけられるスタープラチナ。
スタープラチナが連続パンチを繰り出す時に発する「オラオラ」も有名である。
以後主流となっていく『スタンド』が初登場したことも相まって歴代主人公の中でも図抜けた人気と知名度を誇る、『ジョジョ』シリーズの「顔」の一人。
本作をよく知らなくても承太郎の存在を知っている人は多く、彼をメインに取り上げられることも多い。
突然「正体不明の悪霊」に取り憑かれて周囲のものを無差別に壊してしまうようになり、自ら警察の留置場に入っていた。それがジョースター家の宿敵・DIOが復活した影響による「スタンド」と呼ばれるものである事を、来日した祖父のジョセフによって知らされる。
同じくスタンド発現の悪影響で重体に陥った母・空条ホリィを救うため、DIOを倒すべくエジプトを目指し旅立つところから彼の物語は始まる。
後年に作者・荒木飛呂彦が語るに、第3部の構想と承太郎のデザインは、自身が少年期に読んだ横山光輝による作品「バビル2世」の「学ラン+超能力者+砂漠」という要素の影響だとか(記事)。
人物
容姿
身長195cm、体重82kg。
ジョースター家の血統にふさわしく、高校生離れした長身と頑強な肉体、左肩に刻まれた星の痣を持つ。第3部では学帽と長ランに付いた金属の鎖、二本のベルト(良く見ると祖父の親友のバンダナと同じ柄)、両耳に付けた丸ピアスを身につけていた。ひと房だけ垂れ下がった前髪がトレードマーク。瞳の色は「ややグリーン」と表現される。
特に帽子は彼を象徴するアイテムで、第3部から後の第6部に至るまで(17歳~41歳)、脱いだ描写が3回しかない。というか、どう見ても『帽子と髪が合体している』。以下に語られる作画意図のように、荒木飛呂彦独自の漫画的ディフォルメのセンスの現れであろう。
荒木飛呂彦「(帽子と一体化)してんですよ。(略)絶対(帽子を)脱がないっていう(キャラなんで)、描いてる時に、じゃあ脱がないなら一体化して描いちゃえっていう。(略)スッキリしてていいですよね。後頭部から見ても承太郎だって分かって欲しいんですよ。」(テレビ番組「溜池Now」 第37回「世界一受けたい!!「ジョジョの奇妙な…」授業」2007年8月放送分より)
性格
頭脳明晰で常に寡黙で冷静沈着。記憶力や注意力にも優れ、スタープラチナが確認した五十三枚を超えるトランプの模様をすべて暗記するという離れ業も披露した。
一方で激情的な部分もあり、女性や子供を利用する悪党に怒りを感じたり、ラバーソールや鋼入りのダンのような卑劣な相手から受けた屈辱を忘れない根に持つタイプ。
前述の2名は、一度恥も外聞もなく降伏しておきながら、約束を反故にして不意討ちを狙ったため、スタープラチナのオラオラのラッシュで再起不能になるまでぶちのめされている。
「ケンカで相手を必要以上にブチのめす」「威張るだけの能無し教師に気合いを入れる」「不味いファミレスの代金は踏み倒す」などといった行為は日常茶飯事。
素行の悪さは筋金入りで、不良のレッテル貼りをされており、本人も自覚しているが、一方で仲間や家族を思いやる心優しさも持っており、後述のセリフ一覧でも解るように、弱い立場の者を虐げたり利用する者を最も毛嫌いし、正義感は非常に強い。その正義感の強さはOVAでより強く強調されている。
花京院戦での「『悪』とはてめー自身のためだけに弱者を利用し踏みつける奴のこと」」「おめーのスタンドは被害者にも法律にも見えねえしわからねえ、だからおれが裁く!」という台詞からもわかるように、たとえ相手が法に触れず、逆に自分が法を犯すことになろうとも、「悪」は絶対に許さないという、彼の確固たる信念に基づいた行動の結果が、前述の不良のレッテルなのだろう。そしてその姿勢は不味いファミレスから巨悪のDIOに至るまで、誰が相手であっても一貫して変わらない。
ただ、そういった自らの感情を外に表す必要がなく、寧ろ他人の目から見ればわかると思っているフシがあり、それが災いして他者から「冷淡で反抗的で無関心」と誤解を受けやすく、何かとトラブルも起きてしまう。なまじ家族や仲間がかなり察しのいい人々ばかりだったこともあってこの欠点は本編終了後も中々改善されず、第6部でも娘の徐倫から長年愛されていないと誤解されてしまった。
その一方、ンドゥールのような強い信念と実力を持った悪役には遠回しながらも敬意を示す事がある。ここはブラフォードに対するジョナサンや、エシディシやワムウに対するジョセフが示した敬意に通ずるものがある。
また卑劣な手段とは言ってもギャンブルのイカサマのように明確に戦術の一つとして成り立っている場合も例外で、生粋のギャンブラー、ダニエル・J・ダービーに対してはその勝負師としての姿勢は認めており、後に彼の弟のテレンス・T・ダービーと対決した際は、彼に影響されたかのようなセリフを述べた事もある。
観察眼に優れ、刑事コロンボが好きだったためか、「こまかいことが気になると夜も眠れねえ」とのこと。
心理的駆け引きもお手の物であり、ポーカーフェイスが得意で、敵にカマをかけスタンド使いである事を見破ったり、ハッタリでダニエル・J・ダービーを出し抜く等、かなりの策士でもある。
第4部にて音石明も、スタンド能力以上に承太郎自身の判断力を危険視していた。
また、広瀬康一は彼の忠告を無視して先走ってしまい、結果的に承太郎を負傷させた事を本気で後悔し、スタンドも含めた人間的な成長を促す等、大きな影響を受けている。
初登場前の短い回想では、中学生までは先祖であるジョナサンのような優等生であったような描写がある。ただし幼少時から「やる時はやる性格」であり、昔から喧嘩は恐ろしく強かったようである(後述の余談で詳しく説明)。
ちょっと高校生には見えない容姿だが、イケメン設定でもあり、作中では女生徒からCAに観光客に家出少女(アン)、果ては敵のスタンド使いに至るまで女性にモテまくっているが、本人はまとわりつく女たちを鬱陶しく思っている。「ウットーしい女は大嫌い」とのこと。
「やかましいッ! おれは女が騒ぐとムカつくんだッ!」
しかしながら女性を積極的に庇ったり守ろうとする描写も作中多々出てくるため、あくまでも「騒がれること」が嫌いなだけで、特別に女嫌いというわけではない。好みのタイプは大和撫子。
趣味は飛行機や船の本を見ること。また大の相撲好きで、留置所でもラジオで相撲の実況を聞いており、千代の富士のファンである。ホウィール・オブ・フォーチュン戦では「土俵際の駆け引き」を例えに用いており、自身が危機から脱し切れていない状況でありながら、花京院と相撲について楽しげに話していた。
「花京院お前 相撲は好きか?
特に土俵際の駆け引きを
手に汗握るよなぁ!!」
「えぇ 大好きですよ
ただし殴るのは反則ですね」
「フッ」
祖父であるジョセフに対しての態度は終始不遜であったが肉親としての情はちゃんと持っており、当初は「おじいちゃん」と呼んだり、自分のためにわざわざ出向いてくれた事への礼を言いつつも、危険な目に遭わせないよう遠ざけようとする気遣いを見せていた。
ジョセフの軽い性格を知った後は「じじい」と呼ぶようになり扱いも悪くなったが、DIOとの最終決戦ではジョセフに対するDIOの仕打ちに激怒しており、その怒りが勝負の決め手となった。ただ、ジョセフが自身の事をすごく大切に思ってくれている事を知らない承太郎ではないため、親しみの意を込めた「じじい」なのだろう。因みにOVA版では最初からじじい呼びだった。
『てめーの敗因は…たったひとつだぜ……DIO…たったひとつの単純な答えだ………』
スタープラチナのデザインも、荒木氏曰く「神話のヒーロー」のイメージらしく、シリーズを通してとにかく「強い」「英雄」というイメージが終始ついて回るキャラクターである。
OVA版ではDIOの時間停止を認識しておらず花京院と同じく腹を貫かれて殺されそうになる。しかし無意識にスタープラチナが動いて反撃したため助かった。以後は承太郎も止まった時間を認識できるようになった。
原作において「ラスボスの能力を本体は認識できないがスタンドが反撃する」というのはこいつとの戦いで描かれている。
第3部以後の活躍
第4部、第5部、第6部にも登場しており、ジョジョを語るには欠かせない人物の一人である。
その間17歳~41歳と加齢を重ねて登場するが、青年期から容姿の変化はあまり見られない。それどころか見た目はむしろ若返ったと言われる程(これに関しては作者の画風の変化の影響もあるが)。
ただしひと房だけ垂れ下がった前髪の描写は、第3部以降は見られなくなっており、喫煙・飲酒といった描写も見られなくなっている(第6部では明確に俺は吸わないと言っている)。
詳しくは各部の説明内で後述するが、「最強」のスタンド使いと言われつつも承太郎本人が率先して敵スタンド使いと戦う機会は少なく、どちらかといえば豊富な経験や知識、洞察力を活かして他のキャラのサポート役に回ることが多い。むしろその方面の能力では3部時点よりも磨きがかけられているといえる。
そのため第3部と比べると活躍は控えめだが要所要所では重要な役回りを担っている。
メタな事情を言うのであれば、各部に登場した際にも「最強」と言われる程にまでなった第3部終了時のスペックのまま、あるいは時を重ねてさらに強くなった実力者として積極的に戦う役どころであれば各部の主人公含む主要キャラ達の活躍の機会を完全に食ってしまうため、物語を盛り上げるためにも当然の路線変更とも言えるであろう。
第4部
28歳。白い帽子に白いコート姿で終盤まで登場する。東方仗助は血縁上「叔父」にあたる。
海洋学者となっており、杜王町に滞在している時にヒトデに関する論文で博士号を取得した。年老いた祖父の代わりに仗助に会うべく杜王町に降り立つ。吉良吉影のバイツァ・ダストで一度死亡するが、川尻早人の活躍でなかったことにされ生還。
この時点で既にアメリカ人女性と結婚しており、娘の空条徐倫も生まれており、既に一児の父となっていたようである(第6部開始時の徐倫の年齢から逆算すると、承太郎は大学を卒業したであろう時に結婚し、すぐに娘を儲けた事になる)。
この頃は往年からの年月の経過が10年ほどであるため、加齢による容姿の変化は少ない。時間停止の能力は10年間使用しておらず、登場初期には0.5秒、最終的に1~2秒と変化する様子が描かれた。
この頃は前作主人公であった故か、はたまた保護者という立場になったためか、未熟な他の仲間たちをかばうなどして敗北するシーンもあるが、変わらず作中では「最強」の立ち位置にあった。ラスボスである吉良吉影を最終的に粉砕したのも主人公である仗助ではなく、承太郎であった(高校生に人を殺させたくはない意図があったのだろうか)。
第5部
30歳。一人称が「俺」から「わたし」に変化。第4部の頃と衣装に大きな変化はなく、デザインが微妙に変わっている程度。広瀬康一に、DIOの息子であるジョルノ・ジョバァーナの調査を依頼するという形で冒頭場面に登場。また終盤、意外な形で第3部終了後の行動が明らかとなる(一人称の変化は子持ち+博士号を取得したからだろうか)。
第6部
41歳。紫色の帽子とコート姿で登場。スピードワゴン財団の人間からは博士(または空条博士)と呼ばれている。この頃になると壮年と言える年齢になっていたため、第5部登場時と比較すると、往年のイメージを保つ範囲ではあるが、明確に老成した雰囲気を醸し出している。また時間停止の能力は、序盤が2秒、終盤には全盛期と称される第3部と同じ5秒間となった。
なお、現時点で、彼の祖父であるジョセフ・ジョースターと並び、明確に壮年期に達するまで生存した事が確かな「主人公経験のあるジョジョ」である。
なお、一人称は再び「俺」を使うようになっている(ただしアイズオブヘブンの没データでは一部のキャラには「私」を使用している)。
投獄された徐倫を救出しに来た際にホワイトスネイクに記憶とスタンド両方のDISCを奪われ、物語序盤に仮死状態に陥る。その後、肉体はスピードワゴン財団に保護され徐倫は父親のDISCを奪い返すべく奮闘する。
妻とは既に離婚しており、家庭より仕事を優先していたため徐倫からは激しく憎まれている。だがそれは妻や徐倫を戦いに巻き込むまいとしたためで、後に本心を知った徐倫は「父さん」と呼び和解に至った。
DISCを取り戻したことに伴い、終盤においては復活を果たし、ケープ・カナベラルでの決戦にてプッチ神父を迎え撃つ。ここでDIOを連想させる槍投げをし、時止め解除までの残り時間をカウントするなど大活躍。空条承太郎の活躍はこれからだ!という雰囲気を出すも、DIOを倣ったメイド・イン・ヘブンのナイフの攻撃から徐倫を庇った隙を突かれ、頭部を切り裂かれ死亡する。最強のスタンド使いと呼ばれた男は、あまりにもあっけなく悲しい最期を迎えてしまう。DISCを取り戻す活躍も虚しく、結局、死んでしまった。そのまま世界は一巡し、それっきり、二度と生き返ることはなかった。しかしその黄金の精神は途絶える事はなく徐倫達の精神と共にエンポリオへと受け継がれていった。またこれは、第1部のジョナサン以来の、主人公を演じたキャラが明確に死亡した事を示す衝撃的なシーンでもある。
この部では良くも悪くも全盛期の頃の圧倒的なレベルの主人公補正がゴッソリと削ぎ落とされた感が強く、それに加えて「家族想いな部分が最大の弱点」「止むに止まれぬ事情があったとはいえ、家庭を疎かにしてしまい妻とはストーリー開始時点で離婚済み」など、マイナス方向な部分がクローズアップされたことも相まって、そこに運命の悲しさを感じずにはいられない(ただし、長年にわたり物語を支え続け、作品の顔でもあった彼を作中で明確に死亡させた事は、作者の荒木飛呂彦も相当に苦悶したようである)。
第6部終盤、一巡しかけた世界でエンポリオがプッチ撃破後に誕生したパラレルワールドにおいては、承太郎に相当する人物は登場していないものの(これについてはフー・ファイターズも同様)、アイリン(空条徐倫に相当する人物)の口から「 父さんさえ許してくれれば…… (アナキスと) 結婚するかも…」と語られており、更にアイリンの首筋には徐倫同様星の痣がついていることから、「アイリンの父親は空条承太郎に相当する人物なのでは?」とファンの間で推測されている。
第7部以降
第7部以降のパラレルワールドでは母・ホリィにあたる吉良・ホリー・ジョースターの結婚相手が空条貞夫ではなく吉良吉輝である為、ホリーの息子は承太郎ではなく吉良吉影になっている。
また第8部の主人公・東方定助の正体に深く関係する人物として承太郎と同じ姓の空条仗世文が登場する。ホリィ(ホリー)を救いたいという点や、父親と母親の名前(貞夫/貞文、ホリィ(聖子)/聖美)が承太郎と類似している。
Eyes of Heaven
時系列は第3部。第3部ラストシーン直後に天国に到達したDIOの騒動に巻き込まれるも、最終的には第3部のDIO戦と殆ど同じ展開で天国に到達したDIOを倒した。
『何度も言わせるなよ……DIO………』
このゲームではゲームのやり取りを通して徐倫と和解したほか、天国DIOとの最終決戦でも徐倫と共闘するなど、第6部のリベンジを感じさせる。
そして第4部で徐倫を杜王町に連れてくるなど、2人の関係も原作より良好になった。
この世界の承太郎が第6部以降も生存しているかは不明。
ジャンプフォース
メインストーリーには登場せずサブシナリオで登場。最初は敵に洗脳されて主人公と我愛羅に立ちはだかり、洗脳が解かれて味方になる。その後は武藤遊戯とかつて戦ったことのある勝負師の姿を重ねて勝負師としての誇りを賭けて戦った他、同じラッシュ技の使い手であるケンシロウとラッシュの撃ち合いをしたり緑谷出久の自信を付けるための修行相手として冴羽獠にケンシロウと一緒に抜擢されたりしている。時系列は3部の後。また本人の口から「就きたい仕事がある」と言っておりこの時点で海洋学者になりたいことが示唆されている。
スタンド『スタープラチナ』
精密な動作と並はずれたパワーを持つ、作者公認のジョジョ最強と名高いスタンド。
詳しくはスタープラチナの項を参照。
台詞
- やれやれだぜ・・・
- オラオラオラオラオラオラァーッ!
- 『悪』とは てめー自身のためだけに弱者を利用しふみつけるやつのことだ!!
- おめーの「スタンド」は被害者自身にも法律にも見えねえしわからねえ・・・だから おれが裁く!
- てめーはこの空条承太郎がじきじきにブチのめす
- 花京院ところでおまえ相撲好きか?とくに土俵際のかけひきを!・・・・・・・・手に汗にぎるよなあッ!
- やかましい!うっとおしいぞこのアマ!
- なあ答えてくれ 子供の頃『刑事コロンボ』が好きだったせいかこまかいことが気になると夜もねむれねえ
- だめだね
- とてもアワれすぎて何も言えねえ
- てめーのつけは金では払えねーぜッ!
- つけの領収書だぜ
- ちがうね・・・・・・・・・・『道』というものは自分で切り開くものだ
- 海の中でもとらなかった帽子をふっとばしやがって
- 一度あんたの素顔を見てみたいもんだな おれの好みのタイプかもしれねーしよ 恋におちる か も
- バレなきゃあイカサマじゃあねえんだぜ
- なあーに野球のルールは知っている… ゲーム操作はやりながらおぼえるぜ!
- 「無理」だと?この旅は無理なことばかりして来た旅だった・・・無理だとか無駄だとかいった言葉は聞きあきたし おれたちには関係ねえ
- てめーの敗因はたったひとつだぜ…DIO…たったひとつの単純な答えだ…
- 『てめーはおれを怒らせた』
- …言ってる事が分からない…イカれてるのか?…この状況で
小ネタ・余談
- 第3部劇中において無敗を誇る。高祖父・祖父も敗北を経験したものだが、承太郎は負けなし。7歳児に退行した状態でも刺客のスタンド使いをボコボコにぶちのめし気絶させるなど、当時の週刊少年ジャンプの主人公としても、規格外の強さを誇るキャラであった(第3部中でもデス13相手にほぼ何もできなくなったことがある。また、第4部以降は、バイツァ・ダストにはその特異性ゆえに一度は防ぐ間もなく爆殺されている。第6部に至っては全敗。しかしどの戦いでも、守るべきものを守って敗北を期している)。
「やれやれ 子供だからってなめんなよ」
- 第4部で東方仗助の出番を奪っていると言われることもあるが、実際はけっこう自重しており、主に頭脳戦で能力を発揮する場面や他キャラのサポートが多く、戦闘面ではまともに戦ったのは4回だけで、しかもどの戦いでも決して単独では戦っておらず、戦闘時間もそこまで長くはない。自分の出番と役回りをしっかりとわきまえる辺り、OBの鑑といえよう。
- 『①火のついたタバコを5本 ②歯でくわえて一斉にひっくり返して口の中に入れ ③さらに火を消さずに ④同時にジュースを飲む』という意味不明な隠し芸を持っている。一介のタバコ呑みから言わせて貰えばかなり難しいどころか、できるわけがないッ!と4回以上叫びたくなる。というのもタバコの可燃温度は約700度~900度で口の中に入れたら即火傷は必須。さらに火を点けたタバコとは吸引による酸素供給無くして自燃し続ける事は出来ない上に、火種としては恐ろしく小さいためちょっとした事故ですぐ消えてしまう。それらを決して目の届かない自分の口の中に入れ、それも天敵の水気と一緒に含んでなおかつ火種は持続させるのである。できるわけがない! 出来たとしてもイカサマか、波紋の修行でもしてたんじゃぁねえのか?と疑いたくなる!!
- 不良と見られている自覚と、そのものでしかない逸話を持つ彼が海洋学者になったことを不思議に感じる者もいるだろうが、「今日こそは まじめに学校行くぜ」と発言しているので、「勉強自体は好きなのでは?」と考えることもできる。TVアニメ版ではポルナレフが床屋で散髪しているのを待っている間、海に関するらしき本(『Sea』の文字が見えるが詳細不明)を読んでいたので、当時から海洋方面を漠然と志していたのかもしれない。「第3部の旅が、世界の海を渡るきっかけになったのでは」との見方をするファンもいる。
- 第5部を原作としたPS2専用ゲーム「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の旋風」にも登場予定だったが、康一共々出番カットされている。しかし音声は収録されており、その際没となった収録ボイスはサウンドトラックに収録されている。
- 第3部のTVアニメシリーズ放送開始は2014年だったが、2013年4月6日に放送された第2部最終話のラストシーンにも少しだけ登場している。あくまで顔見せ程度であり、台詞等は一切ない。
- モデルはアメリカの俳優:クリント・イーストウッド(作者談)。
- 父親はジャズミュージシャンである。余談だが、モデルとなったクリント・イーストウッドはジャズファンである事は有名な話。
- 第4部の広瀬康一による人物評?では、開始直後の独白で『この人に ぼくは 恐怖は感じなかった ワイルドな風貌はしているが 知性と もの静かな態度があった』だったのに、中盤のシアーハートアタック編になると『まいったな~ 無口な人だから 会話に困るよ~ 露伴先生は「強引」だから 怖いけど 承太郎さんは「沈黙」が怖いよ~』と、評価がほとんど真逆になってしまっている。前者は初対面時の印象で、後者はある程度人間性を知った上での印象なのだろうか。実際、承太郎は見た目は頼もしいし雰囲気も知的ではあるが、無口で何を考えているか分からないので付き合いにくい人間ではある。
- 承太郎の星座はみずがめ座だが、占星術においてみずがめ座とタロットの"星"は密接な関係にあるという。星のタロットには水瓶を持つ女性が描かれていて、下界(地上)に向けて恵みの水を注いでいる柄でデザインされる事が多い。実際、ジョジョの物語上に出てくる星のタロットカードは頭部にターバンを巻いていて二つの水瓶を持ち、上記のような方向性のデザインで描かれている。下記イラスト参照
演者
関連イラスト
第3部
第4部
第6部
関連タグ
ジョセフ・ジョースター 空条ホリィ DIO 花京院典明 ジャン=ピエール・ポルナレフ モハメド・アヴドゥル イギー
歴代主人公
2部 | 3部 | 4部 |
---|---|---|
ジョセフ・ジョースター← | 空条承太郎 | →東方仗助 |