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バレなきゃあイカサマじゃあねえんだぜ

ばれなきゃあいかさまじゃあねえんだぜ

テレンス「承太郎…まさか…イカサマはしていないよな?」(I DO!いる!いる!I DO!I DO!)
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ダニエル・J・ダービー「イカサマ?いいですか?イカサマを見抜けなかったのは見抜けない人間の敗北なのです わたしはね 賭けとは人間関係と同じ……だまし合いの関係と考えています 泣いた人間の敗北なのですよ」

概要

ジョジョの奇妙な冒険スターダストクルセイダース123話で、自身の読心能力で空条承太郎がイカサマをしていると見抜くも、どんなイカサマか見抜けないテレンス・T・ダービーに対し空条承太郎がダービー兄のセリフを引用して用いた反論である。

しかし、実際に承太郎がやった行為はテレンスのチートに等しいスタンドの読心能力への対抗策である事や後述の説明から少なくとも攻撃に入った時は紛れもなく実力でテレンスを圧倒している事からイカサマと呼べるかどうかは怪しいところである。
むしろイカサマに等しい行為をしているのは承太郎に実力で追い詰められだした途端にスタンドの能力に依存しだしたテレンスの方であると言える。

流れ

テレンスのスタンドに読心能力がある事を悟り、動揺する承太郎。
しかし突然何かを思いついたようにおもむろに帽子を脱ぎだし、それどころか投球予告までしてしまう。

承太郎「しかし…もう汗はかかないですみそうだぜ 投球予告をする!外角高めへストレート」
ジョセフ「なん…だって!なっ なに!今なんといった!?承太郎ッ!」
承太郎「言葉どおりだ…老いぼれて耳が遠くなったかジジイ 投球予告をすると言ったのさ…おれは外角高めへストレートを投げる」
ジョセフ「ハッ!承太郎………」
承太郎「信じるか?それとも信じないか?」

承太郎の心を読み投球予告が正しいと確信したテレンスは勝利を確信しバットを振るが、飛んできたのは変化球であった。ボールには当てたものの三遊間ゴロでアウトに。
予想外の結果にテレンスは一気に動揺してしまうが、承太郎は再び投球予告をする。

承太郎「次も外角高めストレートで行くぜ…」
テレンス「承太郎…まさか…イカサマはしていないよな?」(I DO!いる!いる!I DO!I DO!)

今度も承太郎が嘘をついていない事を確信したテレンスだったが、今度は内角低めのフォークボール。
スタンドの読心術で承太郎がイカサマをしている事を悟るもそのカラクリが分からずテレンスは一気に感情をむき出しにする。

テレンス「イカサマをッ!承太郎!きさま!機械になにか細工したな!?」
(NO!NO!NO!NO!NO!NO!)
テレンス「(え!細工ではないのか!)」
テレンス「イカサマをしているのはわかっている!どんなイカサマをしているのだ!」
(クオーーーーー!!)
テレンス「(は…反応なしだ…く…くそッ!質問はYES NOで答えられるものでなくてはならないのだった……………!)」

テレンスの次々と出るボロに読心術に制限がある事を見抜いた承太郎は兄の言葉をそのまま借りてこう返す。

「どうやらおまえの読心術はYES・NOの答えのみのようだな…………きさまの兄貴はいっていたぜ…………バレなきゃあイカサマじゃあねえんだぜ…………」

「投げろォォォ承太郎ォォォーッ きさまのイカサマをあばいて魂を抜き取ってくれるゥゥゥゥゥ」

承太郎は3度目の投球宣言も外角高めストレートを予告したが、今回も本人は嘘をついていなかったにもかかわらずフォークボールが飛んできたため空振りに終わりスリーアウトに。ここでついにテレンスの理性が完全に崩壊し、イカサマを直接暴き出そうと承太郎の座席とコントローラーを探るも何も発見されず。

「その学帽がイカサマの正体だッ!そうだろぉーーーーーッ?うわはははははははーッ!」
(NO!NO!NO!NO!)
「イカサマをしているのはこの辺だなッ!このあたりかッ!」
(NO!NO!NO!NO!NO!)
スタープラチナをイカサマに使っているなーーッ素早いからなーッ」
(NO!NO!NO!NO!NO!)
「イカサマをしているのはわかっているんだッ!しこんだろォーッ 承太郎ーーッ」
「YES!YES!YES!YES!YES!YES!」

承太郎がイカサマをしている事はわかっていてもそのカラクリが分からず完全に詰んだテレンスは守備に回っても何とか1点差を死守しようとするも「バッティングの方はだいたいおぼえた」承太郎の敵ではなく、また1点を取られ差をつけられる。ここでついに放心状態となり花京院典明の魂を解放して(=敗北を認めて)しまったのだった。

そして最後は…

イカサマの正体

「えッ!?コ コ、コントローラーにジョセフのスタンドが…………のびている」
「! お…おっと…しまった………」

テレンスを発狂までさせた見えざるイカサマの正体とは、すぐ近くにいたジョセフ・ジョースターハーミットパープルでコントローラー操作をしていたという非常に単純明快なものだった。エンヤ婆戦のホル・ホースの例からも分かるようにスタンドは任意ですぐに消し去ることができるため、テレンスが承太郎側のスクリーンに回り込んだときだけスタンドを消せばイカサマの痕跡が一切残らない、というわけである。

なお、カラクリがわかってから以前の話も見直してみると承太郎が帽子を脱ぎだしたあたりからジョセフの表情の陰影がそれまで以上に強調され相当動揺していた事がよく分かる。さらに、承太郎がスタンドの読心術の制限を見抜いてからは若干ジョセフの表情が落ち着いている。
あの時ジョセフが動揺していたのは「敵のスタンドの読心術」よりも「いつ自分がコントローラーをスタンドで操作しているのがバレるか」だったのである。

ただし、ゲームを全くやりなれていないジョセフがプレイしていたのはあくまで守備の時だけであり、攻撃に入ってからゲームをプレイしているのは紛れもなく承太郎である。

この回は、ジョセフが「自分の投球宣言=自分に代わって操作してほしい」という裏の意思をすぐに見抜いた事に対し承太郎が「うれしかった」と返す不器用ながらも強い絆で繋がっているジョースター家の家族愛を感じる内容となっている。
それを差し引いても、ジョセフの物わかりの良さはさすがニューヨークの不動産王と呼ばれるだけある。

テレンスの敗因は承太郎が諭したように「おまえの兄貴ならなんなく見破っていた」であろうイカサマに振り回されるというなんとも皮肉なものとなってしまった。
ちなみにその兄にあたるダニエル・J・ダービー承太郎の心の内を読めずに降参してしまうという弟ならなんなく見破っていたハッタリで敗北するという真逆なものになっている。

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スターダストクルセイダース エジプト編 空条承太郎 テレンス・T・ダービー イカサマ
バレなきゃ犯罪じゃないんですよ

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