「てめーおれのサイフを盗めると思ったのかッ このビチグソがァ~~~~っ! ヘドぶち吐きなッ!」
「弱点は ねーといっとるだろーが 人の話きいてんのかァ この田ゴ作がァーーー」
「ドゥー・ユー・アンダスタンンンンドゥ!」
曖昧さ回避
- ゴム底の靴(Rubber Sole)のこと。ロックやパンク、ロカビリー系ファッションには欠かせない。
- ビートルズの6枚目のアルバム「ラバー・ソウル」(Rubber Soul)。
- 「ジョジョの奇妙な冒険」第3部の登場人物。2が原典?本項で解説。
概要
第3部「スターダストクルセイダース」に登場した敵キャラクター。
ハンサムと自称する通りそこそこ端正な顔立ちだが、上記の台詞に代表されるように自惚れが強く暴力的で下劣な性格で、相手を挑発する台詞も逐一下品。しかし追い込まれると弱気になり、降参したふりをして許しを請いながら隙を見て不意打ちを喰らわせるなど、本質は卑劣な小悪党である。
承太郎を殺害すれば1億ドルを貰える契約をDIOと結んでいるが、金銭で雇われているだけなので忠誠心は皆無と言っても良く、DIOの事も呼び捨てにしたり仲間のスタンド使いの情報も容易く白状したりとプライドも低い。ちなみにDIOに肉の芽を植え付けられてはいない。
シンガポールで、花京院典明に変装して空条承太郎に近づいた。が、本気で騙す気はなかったようで下品な言動(?)を一切隠そうともしていなかった。
自身のスタンド「イエローテンパランス」のどんな衝撃も分散・吸収する柔軟さと高い防御力、さらに相手を食い尽くすまで離れない能力により、ケーブルカー内での戦闘で承太郎を追い詰めるが、承太郎のジョースター家に伝わる伝統的な戦い方の「逃げる」という奇策により水中へ引きずり込まれ、呼吸のために顔を出したところを殴り飛ばされた。
「ハガ(鼻)のフニ(骨)が折れて、重傷でもう戦えない」と降参し、「両右手の男」の情報を話しながら隙を窺い、排水溝を利用した不意打ちを喰らわせる事に成功するが、皮肉にも承太郎にその排水溝を逆利用され、完全に敗北。
恥も外聞もなく再度許しを請うも、承太郎には「もうてめーには何も言うことはねぇ、とても哀れすぎて何も言えねぇ」と吐き捨てられ、最後はスタープラチナのラッシュ追撃で自慢のハンサム顔をボコボコにされて再起不能となった。
なおこの戦闘の間本、物の花京院はどこにいたのか原作では描写されていなかったが、TVアニメでは承太郎に置いて行かれた為学生服のままプールサイドで日光浴をしていた事になっていた。
意外にも動体視力はかなり高くスタープラチナの拳の一撃を目で追えていた。
スタンド「イエローテンパランス(『黄の節制』)」
相手に同化し、肉を取り込む不定形のスタンド。詳細は当該記事へ。
余談
- 承太郎に不意打ちで逆襲して勝利を確信した時の台詞は「マイク・タイソン以上におれって幸運だと思わんかい~!?このタマナシヘナチンがァーっ」だが、格ゲー版(未来への遺産)では「マイク・タイソン以上に」が「ヘビー級ボクサー以上に」になっており、アニメ版では「マイク・タイソン以上に」が省略されている。
- 偽テニール船長の「お兄ちゃん」のように、承太郎を愚弄する意味合いで「承太郎先輩」と呼んでいるが、「17歳の承太郎を『先輩』呼びするのだから、実は中学生くらいなのでは」というネタ考察も。
- コブラチーム版のゲームでは、花京院ではなく再起不能になったはずの呪いのデーボやホテルの従業員に変装している。しかもすぐに正体を自分から明かすため、変身の意味を成して無い。 また、原作では承太郎が倒しているが、彼に有効な「ヒラメキ」攻撃はアヴドゥルが行う。
担当声優
岸祐二(PS版格闘ゲーム、本体)
真殿光昭(PS版格闘ゲーム、偽花京院)
川田紳司(テレビアニメ版、本体)
平川大輔(テレビアニメ版、偽花京院)
関連項目
鋼入りのダン:こちらも作中で承太郎と対峙したDIOが差し向けたスタンド使い。更に『承太郎に命乞いを実行し、成功して見逃して貰えたにもかかわらずそれを不意討ちするために実行した結果、返り討ちに遭ってオラオラのラッシュを喰らい再起不能になった』と末路も類似する。