概要
【破壊力 - D / スピード - C / 持続力 - A / 射程距離 - E / 精密動作性 - E / 成長性 - D】
スタンド名の由来は、タロット大アルカナ14番目のカード「節制」からきている。
生物の肉を食らって取り込む物質同化型スタンドであり、肉と一体化したスタンドを変形させ全身に纏う事で他人そっくりに変装することも出来る。作中3番目に現れた物質同化型スタンドであり、「物質同化型スタンドは一般人にも視認・接触が可能」というルールが初めて明言されたスタンドでもある。
直接触ると触れた部位に食いつき吸収しはじめる「攻撃する防御壁」としての性質も持ち、食った対象のエネルギーを取り込んでパワーアップする。作中ではカブトムシやザリガニを食うシーンがあったため、そのようなシチュエーションのイラストにこのタグが付けられる事がある。
花京院に変装中は、ココナッツジュースやらチェリーやらカブトムシやらひっきりなしに食っていたが、何かを常に取りこんでいないとパワーを持続できないのか、それとも単に食欲旺盛なのかは不明。しかしエネルギー効率はかなり良いようで、カブトムシを食うことで偽花京院の身長は2メートルを超え、ザリガニを食ってパワーアップ反撃したりしている。
本体のラバーソールが「弱点は無い」と豪語するだけあり防御力に優れており、全身に纏えば物理攻撃にはほぼ無敵。スピードも速く、スタープラチナのパンチに楽々対応できる。
温度変化にも強く、一たび食いついたイエローテンパランスは、火で焼けば弾けて広がり、凍らせればスパイク状となり更に人体に食い込む。
承太郎も「マジに弱点は無い」と認める強力なスタンドだったが……スタンドごと本体が水中に入った場合は呼吸のためにスタンドを一度解除する必要がある。ここを突かれ承太郎からの攻撃をくらっている。やはりどんなスタンドにも付け入る隙は必ずあるのだ。
ちなみに、変装している状態で花京院のスタンド「ハイエロファントグリーン」を出しているシーンがあるが、当然ながらこちらの法皇も偽物。イエローテンパランスを変形させたものだと推測されるが、その割に一般人にも見えているのかがハッキリしない点など、詳細は謎に包まれている。
格ゲー「未来への遺産」版では本体のラバーソールが花京院のコンパチキャラとして参戦。変装の表現として1Pカラーの学ランの色が黄色になっているほか、身長も花京院より高い。原作にはないオリジナル技も登場しており、スタンドを体液の弾丸として放つものがある。詳しい情報は本体の記事を参照。
関連イラスト
関連タグ
ストレングス(ジョジョの奇妙な冒険):作中初の物質同化型スタンド。本体が喋れずロクな説明がなかったこともあり、一行は「エネルギーがあまりにも強大だから一般人にも見える」と解釈していた。