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キラークイーン

きらーくいーん

1・イギリスのロックバンド、「QUEEN」が発表した楽曲。 2・また、それを元ネタにした「ジョジョの奇妙な冒険」に登場する吉良吉影のスタンド。
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  1. イギリスロックバンドQUEENが1974年に発表した楽曲。
  2. 荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第4部「ダイヤモンドは砕けない」の登場人物、吉良吉影が持つスタンド(超能力が形を成したもの)。名称は1.に由来する。
  3. FLATの同人ゲーム及び派生作品。シークレットゲームを参照。


QUEENのキラークイーン

Killer Queen


アルバム『シアー・ハート・アタック』にも収録されている。

日本では2004年、ホンダの自動車『モビリオ』のCMソングに起用されていたり、タモリ倶楽部でも『gunpowder gelatine→がんばれ田淵』という空耳が紹介されていることで知られる。

ジョジョのキラークイーン

4部「ダイヤモンドは砕けない」では

Sheer Heart Attack
キラヨシカゲ


【破壊力 - A / スピード - B / 射程距離 - D / 持続力 - B / 精密動作性 - B / 成長性 - A】

容姿

随所にドクロのデザインをあしらった、型の筋肉質な獣人のような姿。
右手人差し指の先端には起爆スイッチが付いている。

能力

近距離パワー型。パンチで人体を貫通させる程のパワーを持つ。一方でパワースピード共にAの真の一線級と比べるとスピードの面で一歩劣っており、純粋な殴り合いでの戦闘能力はクレイジー・ダイヤモンドに劣勢を強いられている。

そして、手で触れた物を「爆弾」にする能力を持つ。

  • 第一の爆弾
キラークイーンが触れたものを爆弾に変える。

爆弾は2種類×2種類の合計4種類の性質を使い分ける事ができる。

まず「何が爆発するか」について、
  1. 「爆弾自身が爆発する」
  2. 「爆弾に変えた物体に触った者を爆発させる」

の2種類の性質のどちらかを持たせることができる。
後者の場合、爆弾になった物体そのものは爆発後も残る事になる。

次に「どうしたら起爆するか」について、
  1. 「キラークイーン右手のスイッチを押すことによってのみ爆発する」(重ちーと交戦した際には左手でスイッチを押していた)
  2. 「他の物体に接触すると即座に爆発する」

の2種類の起爆方法を選択できる。
前者は言い換えればキラークイーンが起爆スイッチを押さない限り何をしても爆発しないが、望まない対象を巻き込まないように爆破タイミングを意図的に調節する事ができる。
後者は触ると勝手に爆発してしまうため、意図しないタイミングで爆発してしまうリスクがあるが、スイッチどころかキラークイーンを出していなくても、吉良本人が視認できない所でも爆発させられる。

これらをそれぞれ組み合わせ、爆弾化する時に性質を決定する。
ただし対象を爆弾に変える時にしか決められず、一度爆弾に変えたら後から性質を変える事は出来ない。また、一度何かを爆弾に変えると、爆発し終わるまでは新たに爆弾を作る事は出来ない。自由な距離で爆破できるといっても自分を巻き込む位置での爆発はできない。これは接触型であっても同様。

爆弾にするものは幅広く選べるようで、最終決戦では猫草の能力によって触れるようになった圧縮空気弾(つまり空気)を爆弾にしていた。能力によって『爆弾』にされているので、空気弾を叩こうが潰そうが切り裂こうがしぼむことはない。

爆破の精密性もなかなか高く、「美那子と彼氏」のケースでは、彼氏の方はイヤリングと耳だけを残し、美那子は右手以外を消滅させるなど、爆破の規模や、対象のどこを残してどこを消滅させるかも、吉良が自在に決めることが出来る模様。腕の血管の一部だけを爆破して、血管に入った空気を取り出したこともある。
しかし基本的には被害者は跡形もなく消しており、欠片一つ残らない。この特性により、吉良は長年にわたり、証拠を残さず殺人を続けていた。

制約らしい制約がなく汎用性が極めて高いのが第一の爆弾の強みであり、作中でも戦闘に証拠隠滅にと大活躍している。言い換えると「触れられたら負け」と呼べる能力であり、相手は戦闘の際も細心の注意を払うことを強いられる。

後述する第二・第三の爆弾は強力無比である代わりに制約も多く、使いどころが限定的になりがちな癖の強い能力であるため、最終決戦の戦闘でも第一の爆弾が主に使われた。

シアーハートアタック


【破壊力 - A / スピード - C / 射程距離 - A / 持続力 - A / 精密動作性 - E / 成長性 - A】

- カシワクラツトムオールスターバトル) / 森川智之(TVアニメ)
キラークイーンの左手に装着されている、戦車のようなスタンド。 「熱」に反応して対象を自動的に追尾し、爆発攻撃する。
スタープラチナに3ページ半もオラオララッシュを食らっても少しへこんだりキャタピラが取れたりするくらいしかしないほど頑丈。

第一の爆弾とは少々勝手が異なり、「熱に反応して爆発する(炎の場合は高温なので触れる前に爆発する)」「物体に接触していると爆発する」という性質を持っており、人体に接触していてもすぐには爆発せず、引きはがすことも可能。爆破が起こってもシアーハートアタック自身は残るので、攻撃対象と認識できるものが周囲にある限り稼動し続ける。
※実写版では1名を殺害した後即座に逃走しており、個別に攻撃対象を設定することも可能なのかもしれない。
加えて遠隔自動操縦型のスタンドのような特性を持っており、吉良本体とかなり離れていても関係なく強力なパワーで動くことが出来るため、攻撃力は極めて高い。突進攻撃だけで掌を貫通させることもできる。
意図的に見させて恐怖を煽る為なのか、「コッチヲミロォォォ!!」と声を発する。また「今ノ爆発ハ人間ジャネェ~」と発した事もあり、攻撃対象外にある物体を判別する程度の認知能力は持たされている様子。

吉良自身はこの能力に弱点は無いと断言していたが、広瀬康一東方仗助との戦闘に際しては、下記のように複数の弱点を露呈している。

・動きが熱を追いかけるだけで攻撃がワンパターン。人間の体温を目指すのではなく単に「とにかく温度が高い場所」を目指すため、近くで火が燃えていたりするとそっちに突っ込んでしまう。
(人間の体温に近い温度になると火の手前で爆発する上、康一のエコーズAct2のしっぽ文字を貼り付けられる事によって無力化されている)
・視覚情報を送るような機能を持っていないため、シアーハートアタックに何か起こっても本体の吉良には把握できない。仮にシアーハートアタックが帰還したとしても対象を本当に殲滅してきた確証が無いので、吉良自身の目視が必要となる。
・性質は遠距離自動操縦型のように見えるが、あくまで近距離型のキラークイーンの一部であるため、シアーハートアタックが何らかのダメージを受けると、本体の吉良の左手にダメージが伝わってしまう(純粋な遠距離自動操縦型の場合、スタンドが木っ端みじんに破壊されるほどのダメージでも本体にダメージが伝わらない物も珍しくない)。
ただし非常に頑丈なスタンドのため、いくら殴ってもダメージはほとんど吉良にフィードバックされず、エコーズAct3の重力攻撃によってシアーハートアタックのパワーでさえ地面にめり込んで動けなくなるほどの状況になって初めて、吉良の左手が重くなるという反映が起こった)。

吉良の肉体の内、左手だけと連動しているという極めて珍しいタイプのスタンドであり、上記3番目の弱点によって追い詰められた吉良は、左手を切断するという凄まじい手段で、完全に自由になったシアーハートアタックを仗助たちに差し向けている。

しかしそれでもスタンドごとの相性というものはあるもので、クレイジー・ダイヤモンドの「治す能力」であっさり無力化されてしまった。この力を受けるとシアーハートアタックのパワーをも無視して「元あった場所に戻され」てしまうのだ。

弱点を露呈してしまったためか、キラークイーンの左手に戻されてからは一切使われなくなった。

名前の由来は上述の、キラークイーンが収録されたアルバム「Sheer Heart Attack(シアー•ハート•アタック)」。

Killer Queen


【破壊力 - B / スピード - B / 射程距離 - A / 持続力 - A / 精密動作性 - D / 成長性 - A】

終盤、川尻浩作になりすまし生活していた吉良は、浩作の息子・川尻早人に追い詰められ、後先を考えず殺害してしまう。もはや空条承太郎らに探し出されるのは時間の問題という絶望的状況となり、町を離れて遠くへ逃げる事を勧める父・吉良吉廣に吉良は決してそれはしないと断言。すると「矢」が独りでに動き出し吉良を貫く。この時に新たな能力「バイツァ・ダスト」を身につけた。

第一の爆弾でいうところの「スイッチを押すことで爆発する」「爆弾に触れた人間が爆発する」タイプの爆弾。ただし今までと違い、直接触れても爆発しない。
吉良吉影の正体を知る、「スタンド使いでない人間」に憑依して発動する。その間小型化したキラークイーンが憑依した人間を完璧にガードし、敵からの攻撃や自殺を防ぐ。(なお、このキラークイーンはファンの間でミニキラークイーンと呼ばれることが多い。)
その人物から吉良の正体の情報を得ようとする(憑依された人間から教えようとしたかどうかは問わない)か、このミニキラークイーンを見ることで発動、吉良の正体を知った人物を何人でも全て確実に爆殺する。いかなるスタンド能力を以てしても抵抗は不可能。同時に時を1時間ほど戻す(時間そのものを『爆破』し、無かった事にする)。
時間が戻る前に起きた出来事は『運命』として残り、バイツァ・ダストを発動している限り時間が戻った後でも再現される。例えば『爆死すること(吉良の正体を知って爆殺される→時間が戻る→吉良の正体を知っても知らなくても、同時刻にはひとりでに爆死する)』などは作中で主に描かれている『運命』の例である。
時間が戻った事はキラークイーンに憑依されている人間以外は感知する事が出来ない。これは吉良本人も例外ではない。ただし、発動と同時に時を戻す初回については吉良だけが記憶を持ち越せる。
ただし、バイツァ・ダストの存在を知っている人間ならば、不自然な出来事(何もしていないのに突然割れるカップ、路上でいきなり爆死する人間など)を見ることによってそれが『バイツァ・ダストによる運命』だと推察し、何度時が戻ったのかを推測する事は可能。(憑依された早人を除くと作中では吉良しかこの能力を知っている人がいないため、作中では推測できた人物は「早人の反応を見た」吉良しかいなかった)
バイツァ・ダストによるループは吉良が能力を解除するまでは条件を満たす者が現れ続ける限り、何度でも発動し時を戻し続ける。

憑依されている人間に対する攻撃は、吉良本人のものであってもキラークイーンが自動防御を行うため、能力を解除するには吉良自身による任意解除しかない。(無防備になっている吉良本体を倒すことでも解除できる可能性はあるが、作中では早人が猫草を使った殺害に失敗したため不明)

このように、最強の能力の一つだという作者のお墨付きに納得できるほど強い。
但し、一見無敵と思えるこの能力にもいくつか弱点が存在する。

  1. バイツァ・ダストを発動している最中はキラークイーンが対象の人間の所に行ってしまっているため、その間吉良自身が完全に無防備になり戦闘能力が皆無になること。そのため、発動中に対象の人間とは関係なく吉良本体に攻撃を加えてくる者がいた場合、バイツァ・ダストを解除するしかなくなる。
  2. 吉良が能力を解除した時点で全てのバイツァ・ダストに関する現象は消えるが、『既に起こった事実』は消える事は無い。そのため、戻すタイミングによっては無敵の能力で一方的に敵を葬ってしまう事も出来れば、苦労した挙句に全くの無駄に終わってしまう事もある(時が戻った直後に能力を解除してしまうと、解除しなければ爆死していたはずの『敵』が爆死しなくなる等)。
  3. 一度能力を解除してしまった場合、再び強く絶望しなければ発動できない

このスタンド能力の目的は、吉良吉影が追い詰められたとしても自らの記憶すら消し戻す事で絶望を吹き飛ばし、絶対的な安心を得ることである。
(そもそもキラークイーンの全ての能力は吉良吉影の願望である平穏を叶える様になっている。対象を跡形も無く消滅させる他、第一の爆弾はトラップとして使う事で対象から離れて使えるし、第二の爆弾は現場に赴くリスクすら拒否出来る。)

この「バイツァ・ダスト」は描写が少ないゆえか謎が多く、しばしばネット上で議論になる。
それによって生まれた説の一つを挙げる。

  1. バイツァ・ダストはその場にいる誰かを爆弾にした後でスイッチを押して作動する能力である。最初は吉良だけが記憶を保ったまま時間が逆行する能力で、その直後に時間逆行の対象が爆弾にされた人に変わり、以降能力を解除するまで爆弾にされた人だけが記憶を持ち越したまま時間逆行する能力に変わる。

因みに、名前の元となったのはクイーンの楽曲「Another One Bite The Dust」。
「Bite The Dust」は英語圏の慣用句で、「決定的な破滅」「手の施しようのない崩壊」を意味する。また「地面に倒れて死ぬ」という意味もあり、「負けて死ね」はその意味での意訳だと思われる。

なお、劇中で吉良がバイツァ・ダストを発動させたシーンは一度も描かれていない。アイズオブヘヴンなどゲーム作品でこの技を使う際は、原作ラストバトルで行われたある演出がバイツァ・ダストの発動シーンとして使われている。

8部「ジョジョリオン」では

8部


8部に登場する吉良吉影も、同姓同名の別人ではあるがスタンド「キラークイーン」を有している。大まかなスタンドデザインは4部と変わらず、爆弾に関する能力も変わらず持っている。
ただしこちらは「爆発性のあるシャボン玉を飛ばす」能力であり、人体やバイクのタイヤなどに仕込ませて内側から破裂させることができる。また手から「シアーハートアタック」を複数飛ばすことができる。こちらは4部のものと比べると精密性に優れており、ミクロサイズにまで小さくして血栓を破壊して幼少時の仗世文を救っている。

キラークイーン(ジョジョリオン)

その他

2006年ユニクロとのコラボ企画で「キラーダンシングクイーン」「キラータイガークイーン」という別デザインが公開されたことがある。

センシティブな作品



余談

能力の由来は、元ネタの楽曲の「彼女はキラークイーン、ゼラチン火薬、レーザービーム付きのダイナマイト」と言う歌詞だと思われる。
また「Sheer Heart Attack」は【心臓を一突き】、「Another One Bites the Dust」は【また誰かが殺される】と意訳される。どちらも見敵必殺のシアーハートアタック、誰にも知られず邪魔者を葬り去るバイツァ・ダストの体を表す流石のネーミングセンスである。

仗助のスタンドクレイジー・ダイヤモンドとは、「壊れた物体を直す能力」を持つことから作中でもある意味「壊す能力」を持つキラークイーンとは正反対の性質を持つとして度々対比されており、仲間と共に身を挺してでも人々を守る仗助と自分の平穏を保つためなら他人も平気で傷つける吉良の各々の性格を象徴している。

関連タグ

ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない スタンド ジョジョの奇妙な冒険・スタンド一覧
吉良吉影(4部8部

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