【警】
ゲームシナリオに大きく関わるようなシーンのような「ネタバレ」を含む投稿の場合は、他のお客様へその旨を明確に示し、ご配慮いただくようお願いいたします。――ガイドライン / FROM SOFTWARE
役立たず共!お前達は諸注意を得る必要がある!
この記事ではACVIのストーリー展開を踏まえた二次創作についても言及しています。
ネタバレに当たる記述が含まれる可能性があるのでご注意ください。
また原作の雰囲気から逸脱したジョーク、擬人化、女体化、腐向け作品などへの言及、該当するイラストの掲載が行われている可能性がありますので、ご注意ください。
なお、あくまでも二次創作であるため、使用する場面や相手はわきまえてください。
「いろんな人がいるものですね」
みんな!! 〝概要(コーラル)〟キメろォォ!!
10年もの間ネット上で燻っていた傭兵たちを新たな戦場へと駆り立てた『アーマード・コア』シリーズ最新作『ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON』。
前作の『VERDICT DAY』までは『ソウルシリーズ』よりもディープなファンが集うシリーズとして続いていたのだが、半ばネタとして人口に膾炙していたかれらの譫言が2022年12月のアナウンスから狂喜と感慨に塗り替わり8ヶ月後。
その熱量は多くの新規層を引き寄せ、そうしてリリースされた本作は異星を舞台にいくつもの勢力が織りなすSF群像劇としても高い評価を受け、前年に発売された『エルデンリング』に負けずとも劣らない知名度を得た。
いわゆる「フロム脳」を生み出してきた作風はそのままに、よりドラマチックに描かれるストーリーや個性的なキャラクターたちはプレイヤーの想像力に火を点け、発売から半月も経たないうちに大喜利祭りとなるばかりか、様々なネットミームが増殖していった。
特筆すべきは「企業のマスコットキャラクター」を妄想の果てに具現化する傭兵が出現し始めた点で、火付け役となった「アーキバスのマスコット」を受容した他の傭兵たちも妄想の増幅に加担、集団幻覚としか言い表せない現象がX(旧:Twitter)で流行している。
何が起こっているんだ
\ルビコンの恵みをナマでイッとるからな/
アセンブル
誉れ
10年の空白期に鎌倉時代の対馬へと赴いた“雇われ”達が修めた武士道精神。
言うなればスポーツマンシップに近いもので、傭兵それぞれの技量や価値観に左右されるため、個人によって狭義の意味は大きく変わるが、“お手軽最強”なパーツを使わないことが「誉れある戦い」の実践とされ、他者からの敬意を得られるものとする価値観である。
安易に強パーツに頼らず“導きの〇〇”(後述)を用いて、磨き上げた己の技量のみを頼りに戦(いくさ)に勝利する事こそお侍様の戦い方なのだ。逆に、勝つ為にお手軽最強パーツやメタ装備に手を出す行いは「誉れは〇〇で死にました」と称される。
武士道の余韻に酔っていた連中の多くは最初のウォッチポイントで幾度も敗北し、誉れを投げ捨ててパルスガンを手に取った模様(パルスアーマーに特攻を持ち、使えと言わんばかりにこのミッション直前に無条件でショップに並ぶ)。
「何がお手軽最強(メタ)か」はプレイヤー次第のため、戦における誉れのあるなしについてはしばしば議論になり、今作で使いやすさが著しく向上した“とっつき”ことパイルバンカー「PB-033M ASHMEAD」や、先述したパルスガンなどはよく槍玉に挙げられる(下記のワーム砲もメタではあるが、物語上でわざわざ特注され、装備しなければ味方の罵倒が待っているのでまた事情が異なる)。
特に、以下の3兵装はほぼ確実に“誉れなき武装”とされ、皮肉交じりに「三種の神器」と呼ばれることが多い。
- 構えなしで撃てて軽量なのに破格の火力、スタッガー取りも追撃もこれ一挺の"重ショ"ことショットガン「SG-027 ZIMMERMAN」
- 火力良し、当てやすさ良し、素敵性能も良し、連射速度に対して性能があまりにも盛られすぎている"ワーム砲"ことスタンニードルランチャー「VE-60SNA」
- タンクにあるまじき軽量二脚並みの爆速とQBでカッ飛びながら、重火砲も構えなしで乱射できるタンクの長所はそのままの"車椅子"こと軽量タンク脚「EL-TL-11 FORTALEZA」
※人によってはここに2連装肩グレネード「SONGBIRDS」、パルスハンドミサイル「PFAU/66D」を加えることもある。
これらをフルセットで、ましてPvPに持ち込もうものなら脳内のエア伯父上から「誉れを捨てたな」と叱責されることになるだろう。
一応2023年10月5日のバージョン1.03.1でSONGBIRDS含め全ての性能が下方修正された為、今なら誉れを取り戻せる...かも...?
ただし、『アーマード・コア』ではミッション攻略のために無数のアセンブルから自分にとっての最適解を見つけ出す試行錯誤こそが主要なコンセプトとなっているため、「誉れを捨てて強武器を取る事」も楽しみ方の一つである。
敵を倒すためになりふり構わない傭兵たちの泥臭さを面白おかしくネタにしているだけなので、誉れの押しつけなどという詮無い行いは慎もう。
導きの〇〇
獣狩りの夜を生き延びSAN値ピンチになってしまった、傭兵達が縋り付く虚像。
誉れを捨てずに導きの武装で戦い抜く姿勢は戦士として素晴らしいが、ちょっとばかり啓蒙ステが高まりすぎるとプラズマ爆雷投射機やBASHO腕パンチに魅入られた亡者や、人間性をかなぐり捨てて三種の神器に頼り切る獣に堕ちてしまうという。
…しかし、強武器に性能ではなく見た目で惚れ込んだ傭兵などは、本人なりの誉れを抱いて戦っているにもかかわらず誉れを捨てた者として扱われることが多い。悲しきかな。
ちなみに元ネタでは「ずっと、側にいてくれたのか……」という台詞から「導きの月光」という言葉に繋がるので、色んな武器に浮気した結果結局帰ってくる場所(武装)として、終盤(何ならトロコン)までずっと使える初期装備のパルスブレード「HI-32:BU-TT/A」をこう呼ぶ人もいる。
また、名の通り隠し武器の一種であるAC定番の武器「MoonLight」を色の緑(通常版)赤(コーラル版)問わず導きの月光(MoonLight)と呼ぶこともある(隠し武器なので「ここにあったんかいワレ!」の意味)
カラサヴァ
『AC』シリーズでお馴染みのレーザーライフル「カラサワ」の、いわば『ACVI』での姿。正式名称が「44-142 KRSV」のため今回は「ヴァ」と発音すると解釈されている。
真面目な詳細はリンク先に譲るとして、武器としてのコンセプトはかつての手軽な高火力パーツから完全に変わり果てており、間違いなく強いが初心者には使いこなせないピーキーな武装。
これを常用する謎の天才美少女つよつよ傭兵ケイト・マークソンがヘリを4機までしか対応出来ぬことも納得の使いにくさ。
今回の製造元が独自のロマンを突き詰めているようにしか見えないオールドンマイさんである事もあって、少なからずネタ武器扱いされている。
後にアップデートで装弾数が2倍になり継戦能力が上がったものの、目玉となるチャージ射撃での消費弾数も2倍、弾薬費は単価で2/3、差し引きでチャージごとの弾薬費が約1.3倍となっており、フルチャージ1発ごとに報酬が8000Cずつ吹き飛ぶ赤字上等のロマン砲と化した。
オールマインド謹製のマルチENライフルとあって、傭兵たちには「アップデートそのものが弾薬補給で小銭を稼ぎたいドンマイさんの陰謀ではないか」と噂されているらしい。
ルビコンカラテ
近接性能や格闘攻撃の威力を極度に高めたアセンブル、あるいは戦闘スタイルを指しこう呼ぶ。別名ルビコン神拳。
ネオサイタマなど忍殺世界に現れるというニンジャが用いる格闘技「カラテ」と同一視されたことからこの呼び名が定着した。古事記にもそう書かれている。
ゴウランガ!
肖像
C4-621
ご存知主人公の第4世代型強化人間。
本編では容姿どころか年齢性別経歴を含めた本人を表す属性が一切設定されておらず、ストーリートレーラー上では冷凍ミイラのような人影が出てくるのみ。
ルビコン3では自力で活動する程度の能力は持っているらしい様子も窺えるため、様々なイメージが投稿されている。
コミカルなラップ巻きの姿やわんこ化したもの(→621(犬))等々、思い思いに想像した姿が反映されている。
やはり創作へのモチベーションの差からか、現状では美少女や女性の姿の想像図が多い傾向にある。
ただ「身体改造を受けた無感情な傭兵」というバックボーンから、時折痛々しい姿で描写されていたりするので苦手な方は注意が必要かもしれない。
イグアスに撃破されたif妄想ではその姿でG5イグアスの情緒を大いにかき乱す通称「イグアス曇らせ」概念へと派生する。
こちらは617~620も含めたハウンズ部隊である。
上述の通りピクシブでは女性の姿で描かれる例が極めて多いため、男性版621は少ない傾向にあり、ごく少数存在するイラストではショタだったり、手術痕の残る禿頭の青年だったり歴戦の強面だったりする。全体的には、中身に対し解釈違いが発生し難い梱包された姿が高い割合を占めている。
またシリーズ過去作では強化人間といえば「借金が膨らんだ鳴かず飛ばずの傭兵」が仕事の為に、やむなく施術を受けるという哀愁漂う描写が付随しており、本作の621に関しても「実はいい年のうだつの上がらないおっさん」説や「会話アイコンにアニメ美少女を設定しているせいで、美少女と思い込まれているいい年のおじさん621概念」などの派生的概念が生まれている。
そうした621像は今ひとつモチベーションに繋がりにくい題材であるためか、残念ながらイラストに描かれる例は見られないようだ。
登場機体を操縦者と同一のものとして描くパターンも存在する。解釈の方向性のズレが生じにくい利便性もあってか作画カロリーの高さにもかかわらずX(旧Twitter)を始めとしたSNSなどに多く投稿が見られる。
また、『アイマス』等のプロデューサーよろしく、エンブレムを頭(顔)として描いたパターンも存在。首から下は普通の人間として描けるため作画カロリーの低減が見込める手法である。上述の搭乗機体Verと同様に、プレイヤーが想像するキャラ像と実物との乖離を最小限に表現できるというメリットもあり、複数人が登場する漫画等の創作で重宝されている。
ややマイナーなところでは、あるルートにおける621の行動指針を補完し得る概念として「オールマインドガチ恋勢」とでも言うべき派閥も生まれている。
すっかり感情を取り戻した621がオールマインドに向ける熱情ゆえに憎悪や嫉妬に狂い、従なる概念であるG5イグアスのTSやら、イグアスが621に向ける感情やらが絡み合って、やたらと濃密な三角関係が発生する。
ヒロイン枠
作中で閲覧できる「戦場画家が描いた画稿」では、集団肖像画として主要勢力の人物たちの風体が判別できる程度には提示されている。
ただ、“登場人物”は決して人間ばかりではなく、「声」だけが拠り所の実体があやふやな存在もいるのだが……。
とある境遇ゆえ、実体を含めて「姿」と呼べるものを持たない登場人物。
クールだが少しお茶目なところもあり、特殊な関係性もあって621に向ける感情には並々ならぬものがある。
その声音から女性として認識するプレイヤーが多数派で、擬人化される際にも女性キャラクターの形をとることが多い。
イラストにおいては赤と白の配色の女性、あるいは少女の姿で描かれる事が多い。一部はアンドロイドのような身体を用意したり、あるいは人に似た異形の存在として描かれた肖像も。
掲示板上においてはその実態に極めて近い(と思われる)赤い丸印という極めてリアルな姿で標記されることも多い。
胸部装甲が重装タイプか軽装タイプかについては見解が分かれるところだが、胸を控えめに描こうとした駄犬621が指定する封鎖ステーションに呼び出されたり衛星砲を撃ち込まれたりする事例は後を絶たない。
また、先鋭的かつ突飛な性癖を表現したために呆れられることも。
「レイヴン…あなたの性癖はわかりました」
傭兵支援システムのナビゲーターで、同じく女性の声。
こちらもエンブレム以外のビジュアルは一切存在せず、人間にしては事務的だが人工知能にしては感情豊かな、絶妙なバランスのキャラクター。
チュートリアルやアリーナをサボり倒して3周目に到達した現場大好き傭兵に対する困惑ぶりから“振り回されキャラ”も板についており、621の常軌を逸したアセンに困惑させられたり、エアと621を取り合ってキャットファイトしていたり、取り込んだ変異波形と百合の花が咲いたりする。
ファンからの通称は「AMちゃん」「オマちゃん」など。
また、作中におけるやらかしの数々からポンコツキャラが定着しており、ついたあだ名がオールドンマイというもはや手遅れぶりである。
二次創作ではいろいろな性癖を謹製の機体「マインドアルファ」に積極的に取り込み、先鋭化した性癖の煮凝り的ブラックホールが完成してしまったりオーバーロードしてしまうことも。
「今回のサンプルは◯◯◯。これをマインドアルファに統合していきます」
「本当にありがとうございました」
「これからは貴方がたもフランチャイズの一店舗です」
イラストにおいては、パイオニア的作品の影響もあり黒髪派優勢。
発売当初はすましたドヤ顔で描かれることも多かったが、ちょっと残念な一面も周知されていくにつれ、他のパターンも増えつつある。
また、偽名を使って戦場に出てくるシーンもある事から、パイロットスーツ姿で描かれる事もある。
また作中に登場する機体の改良に取り組む妄想も生み出され、弱点を正面に露出した特務機体カタフラクトに高い防御性能を持つジャガーノートやヘリアンサスを組み込むも、弱点の位置は依然変わらないというオールドンマイ式改修案も。
- ハンドラー・ウォルター
本作中での初代オペ子枠。正ヒロイン枠との呼び声も高い。
本編中に見せた情の深い人格を反映してか、保護者的、飼い主的あるいは父性的な感情・行動を強調して描かれることも多い。
容姿は実年齢に見合わない程度の中年や壮年で描かれる例も多いが、明確な描写を避けた後ろ姿や上述のエンブレム顔だったりもする。
- ハンドラー・盛るター
その名の通りデカ盛り嗜好の人物か。巨乳化キャライラストの影には、常にこの人物の影があると言われる。盛るな。
「エッチポイントをウォッチするとは…相変わらずだな ハンドラー・盛るター」
ベイラム陣営
本編中でも徐々に存在感が増していくレッドガンのNo.5。
二次創作では概ね、ガラの悪い青年の姿で描かれる事が多い。部隊でも年若く、嫌味や悪態こそ多いものの瑞々しい情緒を持っているばかりに、“曇らせ”枠としてプレイヤーから癖のある愛され方をしており、情緒を掻き乱し甲斐のある人物として様々な幻覚で酷使されている(撃破した621の同世代型とは思えない無残な姿を目するなど)。
相棒のG4ヴォルタや、彼に経済を教えているG3五花海ら同僚や、返り討ちに遭って引き取られて以来、目の敵にしている上司G1ミシガンと絡む幻覚も相応にある。
名前の響き故か、海外ファンからは時折イグアナの姿で描かれてもいる(名前の由来になったイグアス河は南米最大のアマゾン川に近く、日本でもメジャーなグリーンイグアナの生息地でもある)他、「アス(≒Ass)」が含まれていることから卑猥なあだ名で呼ばれることも。
対処して下さい。
また、「賽は投げられた」ルート終盤にて、オールマインドの一部となったイグアスは、621への復讐心からオールマインドの支配を跳ね除け、用意された機体を我が物として621とのタイマンに臨んだため、オールマインドの身体を乗っ取ってTSしたイグアスという半分公式ともいえる幻覚が現れる事に。
- レッドガン食堂のババア(食堂のおばちゃん)
レッドガン部隊の食事を支えるおばちゃん。
遅くとも9月の半ばには言及されていた幻覚だが、10月に入ると傭兵たちの間で認知度が急上昇し、隊員との関係、献立の内容、若い頃はどうだった、と芋蔓式に話題が増え、Xでトレンド入りした上にネットニュースでも取り上げられた。
アーキバス陣営
ヴェスパー部隊の木端役人…もとい第2隊長閣下。
慇懃無礼を地で行く言動のおかげで、キャラクターイメージはオールバック鬼畜眼鏡でほぼ解釈の一致を見ている。何でも「声から眼鏡が生えている」のだとか。
「強化人間に眼鏡が必要なの?」などと野暮を吐かす輩は再教育センターにブチ込まれるらしい。
悪役ムーヴの一方で同僚達(特にAC戦しか頭に無いV.Ⅰフロイト)や頭の悪い上層部、敵対勢力共への対応に振り回される苦労人キャラが定着しつつあり、またその反動から企業マスコット・アーキ坊や(後述)を偏愛する姿も多く確認されている。
621を「戦友」と呼ぶヴェスパー部隊の4番手。
さっぱりとした人柄、滲み出る誠実さ、AC乗りとしての実力、通信越しのイケボと、非の打ち所がない好漢として老若男女を虜にしている罪な男。「夢女子が選ぶ2023年の100人」と題された企画(総投票数3300超)ではキャラクターデザインの不明瞭さすら不利にはならず第6位に推し上げられ、熱い推薦文の数々も添えられている(なお、同企画ではウォルターが14位、イグアスも83位に入っている)。
イラストに描かれる際は優男気味な男性の姿が多いが、この手の幻覚の定番である女体化もそこそこ多く、本編で魅せる“男でも惚れる”活躍とは別ベクトルでの男性人気も獲得している。
かの有名なコラ画像の影響か、スティールヘイズの仮面を被った半裸のガチムチという変わり種もごく少数存在する。
SNS上ではV.Ⅱスネイルにイタズラを仕掛けるパターン(ラスティ構文)が多く見られるが、タキシード仮面的な口上でサム・ドルマヤンの性癖を暴露して敵を引き付けるパターンも。
さらにニコニコ動画発の以下のMADから、「金銭に極めてだらしないラスティ概念」、通称「カスティ」「パチンカスティ」がエントリー。
数々の名台詞が一言一句変えることなくまったく別の意味になってしまうというお手軽さも相まって、じわじわと浸透中。
ヴェスパーの紅一点。
スネイルに救援要請をするも無視される場面が印象的だったため、いちいちスネイルに助けを求めたり、スネイルを「受け」にする腐女子になっていたりする。また同場面にも登場するG3五花海とのコンビで描かれたり、後述するアーキュバスの服を着させられることも。
- アーキバス食堂
「レッドガン食堂があるならアーキバスにも食堂がある」という考えがあったのか、アーキバス食堂のイラストが存在する。レッドガン食堂との対比か、オシャレなカフェ風に描かれているようだ。
味気ないレーションや泥水のようなコーヒーが出てくるかは不明。
その他
大抵かわいそうな展開に見舞われている解放戦線の紅一点。薄い本が厚くなるかと思いきやそうでもなく、イラストは少ない。
これも悪徳企業アーキバスの仕業なんだ。
キャラクター大喜利
『AC』シリーズでお馴染みの“声しか聞こえないせいで、やたらと台詞回しが強烈なキャラクターたち”の演出手法は健在である一方、本作では過去作と比較してもそれぞれの人となりを掴み易くなっており、濃密なストーリーも相まって二次創作……もとい大喜利が活発である。
- ラスティ構文
「やあ戦友、V.Ⅳラスティだ。」
ラスティが621に依頼をするのだが、内容はしょーもないものからなかなか攻めてるものまで多種多様なイタズラであるというネタ。
基本的に被害者はV.Ⅱスネイル。
また、激怒したスネイルが大原部長よろしくACで怒鳴り込むことも。
- チャティ構文
「RaDのチャティ・スティックだ。」
こちらはチャティから621への通信。
621が行った・言ったことに対して結果を教えてくれたり、笑い過ぎで救急搬送されたボスの近況報告をしてくれたりする。
「用件はそれだけだ、じゃあな。」
- レッドガン構文
「何をやっているG13!!!」
ミシガン総長が何処にでも唐突に現れて雰囲気をレッドガンに染め上げる。
猥談も俺アセンの自慢も即座にフルメタル・ジャケット風味の会話に早変わりさせられるため、いつでもどこでも楽しい遠足の始まりだ!
なお演じた佐藤せつじ氏は悪ふざけが高じてネタとして話題になっていた耳かきASMRを実践したり、余所からネタを持ってきて謎の宣告をしたりと、率先してカオス化を招いている。
「あっ…そうです、そこです…気持ちいいですよ…ご友人❤️」
ですます口調や敬語系キャラ(エアやオールマインド等)のスケベ二次創作を装って最後の最後に「ご友人❤️」と正体を表す釣りが、レイヴン間で俄に流行の兆しを見せている。
- ドルマヤン構文
「大事なことなので2回言う」我らが帥父の教え。
でマウントを取り、言い返されたら
「だが、全ては消えゆく余燼にすぎないのだ…!!」
でゴリ押しする構文である。凄みを効かせながら嘆くように吐き捨てると効果アップ。
- 帥父警察
「帥父(すいふ)警察だ!」の怒号を伴って「師父(しふ)」と誤字った者を摘発する警察組織。
御用だ誤用だ!!
企業マスコット
とある傭兵が完全非公式である企業マスコットキャラクターを創造した。詳しい事の端緒はアーキ坊やの記事にて。
アーキ坊やが起爆剤となって、ベイ太郎など他企業のマスコットキャラも思い思いに生み出されていった。どいつもコイツもコーラルキメすぎである、やはりコーラルは危険だ。
中でも、萌え路線の大豊娘娘がトレンドに上がる珍現象が発生した。私こそが企業アル。
なお、プレイヤーからは「マスコットのミームによって作中の各企業や勢力図を覚えやすくなった」やら「マスコットキャラを目当てにAC6を買った」などという副次的な効果も報告されており、現実でのキャラクターマーケティングの有効性について得心する声も聞かれる。
下記項目以外にも多数のマスコット&イメージキャラクターが発案されているため、以下の記事も参考にされたし。
Togetter記事:AC6の非実在企業マスコット&イメージキャラクター名鑑
アーキバスの社章を頭に被った灰色のずんぐりむっくり体型のマスコットキャラクター。震源地となった投稿ではデザインが詰められていった過程も窺える。
海外コミュニティでも「ARQUE BOY(アーキボーイ)」の名前で周知され始めている模様。
なぜかアーキ坊やが大好きなV.Ⅱスネイルという解釈が生まれ、着ぐるみになると中の人はスネイルというファンアートが多い。「私こそが企業だ」ってそーいう意味じゃねえから!
ベイラムの社章に手足が生えただけのマスコットキャラクター。
マスコット戦争で一歩先を行くアーキバスに対抗すべく実現速度を最優先した結果、デザインが非常に大雑把になったという設定付き。
アーキ坊やとはとても仲が悪く、顔を合わせると殴り合いに発展しがち。
こちらの着ぐるみではG1ミシガンやG5イグアスがぶち込まれている場合が多く、特に“ミシガン入りのベイ太郎”は無類の強さを誇るという認識も共有されている。
大豊核心工業集団のマスコットキャラクター。
上記の2体が社章をベースにデザインされたゆるキャラに対して、大豊の掲げるフレームコンセプト「樹大枝細」を表現した美少女キャラに主眼が置かれるため、多様なイメージが定着している。
パブリックイメージとしては細い手足におっぱいとふとももとチャイナドレスの女の子で、大豊製ヘッドパーツの性能がアレなせいでアホの子設定も混ざっていたりする。
やたらと自由度が高いため、キャンペーンガールの衣装としてデザインされたものをエアやオールマインドに着せたり、621(女性)が依頼の一環で着ている場合には621の樹大枝細っぷりに脳を焼かれて心が搔き乱されるG5イグアスが追加されることも多い。
ゴージャス☆デリシャス☆デカ…でっか…でっっか!
2023年の「ネット流行語100」では『ACVI』の関連ワードに紛れて幻覚にもかかわらずノミネートされた。
大豊娘娘への対抗馬として擁立された、完全に語感勝負なアーキバスのマスコットキャラクター。
「ARQUEBUS」のカタカナ表記が判明するまでは実際にしばしばこちらで呼ばれ、同様のネタに言及していた投稿も散見される。
V.Ⅵメーテルリンクや621(女性)に描かれがちだが、描き手の趣味によってはヴェスパー男性陣もお構いなしに巻き込まれている。
思わず誰だお前はと問うてしまうシュナイダーのマスコットキャラクター。古来よりメーカーを統一して組んだ機体を使うプレイヤーのことを◯◯◯(企業名)マンと呼ぶ文脈に則った呼称でもある。
シュナイダー製のパーツを模した、細くスタイリッシュな外見をしている自称「空力学の使者」。
劇中でも同社フルフレーム機を駆るV.Ⅳラスティがスーツアクターを務めている事が多い。「レイヴンの友達シュナイダーマン!」
ルビコンの谷間の暗闇に(シュナイダーマン)きらりと光る緑の目(シュナイダーマッ)
AP捨てて安定性捨ててミサイル背負って空駆ける(<チェンジエルカノッ)
2023年12月のアップデートにおけるパーツ追加を契機として、本性を現したシュナイダー社の狂気的な思想を体現するフレーム、ないしは開発陣そのものへの(畏怖混じりの)愛称としても使われるようになり、最低限の安全性すら切り捨てた「真・シュナイダーマン」も誕生した。
シュナイダーのゆるキャラ路線やマスコットガール路線。
みんな大好き(?)RaDのマスコットキャラクター。
「ルビコニアンデスルンバ」ことRaD謹製の大型兵器・スマートクリーナーに足が生えたコミカルなタッチで描かれる事が多い。中の人は大抵チャティ。
愛嬌の面では決して負けていないが、モデルとなった機体にお掃除された傭兵にとっては破壊衝動を呼び起こされるデザインでもある。
パルス技術に秀でるタキガワ・ハーモニクスのマスコットキャラクター。
日系の企業名から着物を着た女性の姿で描かれる傾向がある。
また、タキガワ・ハーモニクスのモチーフがヤマハではないかという考察から、初音ミクの様なボーカロイドのイメージもある。
- ミサイロン、(科学戦隊ではない)ダイナマン、ファロン・サギットリウスなど
ミサイル開発が得意なファーロン・ダイナミクスのマスコットキャラクター。
ミサイルや社章の馬をベースにしていることが多い。
爆発系武器開発が得意なメリニットのマスコットキャラクター。
花火職人風に描かれることもある。
傭兵支援システムオールマインドのマスコットキャラクター。
なぜケイト・マークソンの名前が由来なのかとか、そもそも本人がマスコットじゃねーかとかツッコんではいけない。
新組織
X(旧:Twitter)では一夜にして界隈を席巻した大豊娘娘がルビコン3の風紀を乱す様を目にして立ち上がったハレンチ封鎖機構なる組織と、それに抵抗する性癖解放戦線との抗争が激化。
ルビコン解放戦線にとっては、とんだとばっちりである。
あまりの様子のおかしさに、オーバーシアーにも激震走る。
元ネタは『ハイパーインフレーション』の「ハレンチ警察」か。
擬人化
比較的馴染み深い旧来の擬人化プロトコルに則って起こった現象。
上述の存在しないマスコットのムーブメントに比べれば、それほど突飛というわけでもない。が、上述の異常事態の中にあっては、一周回ってむしろ新しいかもしれない。
- zimmy-chan
海外コミュニティであるReddit発。「重ショ」ことショットガン「SG-027 ZIMMERMAN」を擬人化した美少女で、ツインテールとしてZIMMERMAN二丁がぶら下がっているというなかなかインパクトの強い見た目をしている。
ZIMMERMANは本作屈指の強装備として名をはせており、そこから「また私を使わなきゃいけないなんて...別にあんたに勝ってほしいわけじゃないんだから!」とのたまうツンデレキャラになった。
誉れの有無を問われるレベルの強武器と言いつつもお手軽最強ではなくリロードが長めなので的確に当てる技量が必要なあたりもツンデレと思われる。
こちらも海外発。原典に沿って大柄な巨女化。
ワム煮会
本作のプレイ画面を通じて、接種したコーラルに重篤に侵された傭兵たちによって開催される発生経緯もほんと謎の名状しがたきイベント。
モチーフとなったのは、東北地方の土俗風習で里芋を主軸に野菜や肉などの具材を煮込む汁物、芋煮を河川敷などの開けた屋外で調理、喫食する「芋煮会」と呼ばれるイベントと思われ、「(里)芋」を「芋虫(ミールワーム)」に置き換えた、というわけである。
味付けのベースが味噌か醤油かにおいても対立があるが、これもご当地イベントとして大々的に宣伝している山形県(正確にはその中でも山形市)と、山を挟んで隣接する宮城県との差異から生じる対立を茶化したものが由来。
ミールワームを使っていることから爆発することも多い。
別名「ルビコニアン芋煮会」。SNSであるX(旧:Twiter)では画像学習AIを用いて、この奇天烈なイベントの風景を如何に生成できるかに挑む「#アーマード芋煮チャレンジ」等の派生的概念も発生。
エアプ◯◯◯
◯◯◯にはキャラクター名が入る。発売前等の情報が出揃わない時点での先入観や不十分な情報に基づいたり、偏見で歪められたキャラクター像。ウォルターが冷酷だったり変なおじさんになったりV.Ⅱスネイルが高潔だったりと創作者の主観に基づいた、実際のキャラクター像とは大きくかけ離れた想像がなされている。SNSで隆盛。
ACVIの専売特許というわけではなく既に先発の事象。
ツゴウイイ◯◯◯
旧世代型強化ヲタク人間には馴染みの深い、お気楽系ギャルゲー的なコンセプトを輸入した概念。
本編でいささか人の心を欠いたフロム的展開が続いたことに対する反動か。
◯◯◯には対応した用語が入る(例:スゴクツゴウイイルート、ツゴウイイボディ等…)。美少女化のためのコーラル駆動タイプボディが調達されたり、C4-621が主人公のハーレムルートが構築されるなど明るく楽しい展開を惑星ルビコン3にもたらす概念。SNSで多く投稿が見られる。
プレイ動画・MAD
「敵が来たぞぉー!」「バンザァーイ!」「「着剣! 着剣!」」「衛生兵ーッ!」「喧しくてかなわん!(自省)」
「超巨大双胴強襲ドリル戦艦デュアルアラハバキ接近!」「なんだってぇ!?」「超巨大双胴強しゅ「じゃあかましい!」
ニコニコ動画にて「シ四型六二一号強化人間」(YouTubeでは「斧間」名義)が投稿している、『BF1942』から『Warthunder』に至るまで各種の日本兵ボイスを用いた、日本兵実況プレイ動画、いわゆる「AC6万歳エディション」。
このシリーズのC4-621は少なくとも4名〜推定621名(+1名)の大日本帝国軍将兵らからなる集団であり、1機のACから日本兵たち+αの騒々しい声が撒き散らされる様はシュール。
時には一人にワンオペを課しすぎて反旗を翻されたり、犬一匹の乱入でどえらい騒ぎが起きて何人か瀕死になったりしたと思えば、ゲーム内情報において最速のタイミングであるキャラが間諜(スパイ)と察して軽蔑するなどそれなりに推理力があるなど優秀。(依頼と盾に捨て駒にされかけたと察した際は依頼主であるアーキバス本社に戦略爆撃を目論見、ラスティに褒められ仕方なく矛を収めたりもしている)
中の人の操縦の技量は見事に洗練されており、ロケハンも入念に行なっているのか魅せプレイに近い立ち回りで多くのレイヴンを唸らせている。
ちなみに、本動画はオールマインド役の潘めぐみ女史に巡回されており、公開された当人のプレイ動画でもブレード攻撃の際には気合いの乗った「着剣!」の掛け声を用いている。
- ルビコンタマネギ
ニコニコ動画及びYouTubeにて、「スティーブ峰倉」氏が投稿しているACVIの実況動画シリーズ。
タイトルからも分かる通り、タマネギの様な兜を被ったカタリナの騎士でもあった投稿者が、多種多様なACを駆ってルビコンの赤く焼けた空を行くというもので、音声ソフトは『ゆっくり』系のものを使用しているため、ジャンルとしては『ゆっくり実況動画』となる。
投降者はアーマード・コアシリーズ全作やダークソウルやエルデンリングもプレイしているフロム製ゲームの識者でもあり、作中での過去作との類似点などを論じた解説は必見。
また、ランクマッチに積極的に参加しており、別シリーズで『ランクマッチ戦闘記録』も投降している。
なお、投稿者はエルデンリングの動画シリーズである『カボチャタマネギ』のpart22にて砲撃戦特化のビルドを作成し、「私がやっているこれはアーマードコアそのものじゃないか」「俺はついにアーマードコアの新作を手に入れた!もう誰も俺を止めることはできない!」と発狂していたのだが、アーマードコア6が発表されたのはその2日後の出来事であった。
- アイスワーム討伐会議シリーズ
ACシリーズお馴染みのブリーフィング画面を用いたMAD。
言わば“コーラル争奪勝ち抜きバトル”である本作において、共通の敵を撃破するため一時休戦し共闘するこのミッションをなんやかんやで大体台無しにする。
展開は色々だが、多くの場合は木端役人が錯乱してキレるのも無理はない。休戦協定とは何だったのか…
- アップロードに10年かかった動画シリーズ
「きしめん」「パーフェクトさんすう教室」など2010年代初頭ごろに流行していたMAD素材を用いた動画達。
視聴者からは「令和やぞ」のツッコミが絶えないが、なにぶんACシリーズ自体が10年待たせてくれてたので…
ルビコプターやバルテウスといったシリーズのセオリーが通じぬニューエイジにヒィヒィ言わされ命からがら疲れ切り帰ってきた古参傭兵や旧世代型、そんな彼らにレッドガン食堂のババァが何も言わずにそっと作ってくれたような10年経っても変わらぬおふくろの味である。
その実家のような安心感に燃え残りたちは涙し、その心にまた次の明日を燃やす火を灯したとか。
関連タグ
フロム脳:広義的には恐らくこれに該当する