説明
近未来サイバーパンク大都市を舞台にした作品『ニンジャスレイヤー』の台詞の一つ。
「いかにこれまで繰り返し殺しあってきた敵同士と言えど、ニンジャのイクサにおいてアイサツは絶対の礼儀だ。古事記にもそう書かれている。」
詳しくは→「忍殺語」
古事記とは当然ながら実在の書物である。普通なら古事記に書かれているからなんだという話だが、『ニンジャスレイヤー』世界における古事記は教養を培うための書物、同世界の民明書房に近いものであるらしく、「知っていて当然」「読み込みが足りず知らなかった、覚えてなかったとしても、実際古事記に書いてある以上、それが絶対正義」というレベルの話であり、奇妙な説得力を持つ。
同じように格言を後押しする言葉として使われるものに、「平安時代の哲学剣士、ミヤモト・マサシの言葉である」がある。
コトダマやヘッズスラングとしては「古事記に書いてあるんだから正しい」という論法でその界隈での常識を提示する際に使用する
例・「男を百合に挟もうとするのはスゴイ・シツレイだ!古事記にもそう書かれている!」
あくまで「その界隈での常識」なのでおかしな事が書かれていたりするがこの表現で書かれている場合言っている方も本気ではないのでノッてあげるのが奥ゆかしさというものである
このせいで実際に古事記に書いてあることをこの用法で語るだけで笑みがこぼれるモノもいるほど。
で、実際の古事記。
国産みの話にてイザナミから「ドーモ、イザナギ=サン」とアイサツを交わし
イザナギが「ドーモ、イザナミ=サン」とアイサツを交わし激しく前後した結果
生まれたのがヒルコで、その後も正しく子を授かれなかったため
タカマガハラ=クランにインストラクションを授かったところ
イザナギ「ドーモ、イザナミ=サン」
イザナミ「ドーモ、イザナギ=サン」
と、正しい作法を行ったのちに激しく上下することで日本の国土と神々を生み出した。
やはりアイサツは大事。古事記にも書かれている。
激しく前後に動く。ほとんど違法行為。
激しく上下に動く。あなたは共犯者