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CEL240

せるにーよんぜろ

ゲーム『ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON』に登場する"アイビスシリーズ"と呼ばれる兵器のひとつ。
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概要編集

ルビコン調査技研によって開発された"アイビスシリーズ"と呼ばれるC兵器の1体。正式名称は『IB-01: CEL 240』。

本作でプレイヤーが最初に出会うアイビスシリーズであり、白く細長い体躯に逆関節の脚部、翼のように横に突き出した肩部パーツが特徴的な無人機体。

横に張り出した肩部にはブースターと複数のオービットが格納されており、戦闘では高い機動力で空中を自由自在に飛び回りながらオービットによる飽和攻撃を行う他、オービットを状況に応じて組み合わせることで非常に多彩な攻撃を繰り出してくる。


作中のミッション「集積コーラル到達」ではウォッチポイント・アルファの最深部に位置するバスキュラ―プラントおよび集積コーラルを約半世紀以上も防衛し続けており、V.ⅥメーテルリンクG3五花海、技研の無人兵器たちを撃破してついに集積コーラルに辿り着いたC4-621の前に立ち塞がった。


後述するその高い機動力と多彩な攻撃のため人によっては「ラスボスより強い」との声も多く、アップデートによって弱体化して以降も屈指の強敵として未だに恐れられている。


攻略編集

CEL240はステージ内を縦横無尽に飛び回りながら複数のオービットによる飽和攻撃を繰り出してくるのだが、移動速度がこれまでの敵の中でもずば抜けて早く、基本的に飛行しているためこちらの攻撃がほとんど当たらない。

というよりもこちらの攻撃に反応して回避を取ってくる。連装ミサイルや高誘導ミサイルなどを除いて大半の射撃武器は綺麗に躱してくる。


更に繰り出してくる攻撃もオービットによるレーザーの弾幕や連射と単発を切り替えられるチャージビームなど避けにくい上に非常に多彩。

特に空中から放ってくる光波攻撃は正確な狙いと広い当たり判定を持った斬撃を2~3回飛ばしてくるため、警戒は必須。

他にも光波をX字に飛ばしてくるパターンもあり、こちらも速度・威力・当たり判定が強烈で喰らってしまえばほぼ確実にスタッガーと大ダメージを受けてしてしまう。しかも全ての攻撃がコーラル属性のため、こちらの防御力を無視した固定ダメージとなっている

このため足の遅い機体では攻撃を躱し切るのが非常に難しく、最低限の機動力を確保しておかなければ苦戦は必至となるだろう。

裏を返せばブースト移動のみでオービットの攻撃をほぼ避けられる速度が出る軽量級ACであれば、回避の難易度は目に見えて下がる。

軽量級が大技を喰らったら…という懸念はごもっともであるが、威力が低い攻撃の被弾を最小限に留めつつ大技の回避に集中する余裕も生まれるため、苦戦が続くのであれば思い切ってアセンブルを見直すのも一手。


本機の弱点としては攻撃中は行動が固定されて回避行動を一切取らないこと。

こちらが攻撃すると人並外れた速度で回避してくるのだが、回避すると高確率で隙の大きいカウンター攻撃を放ってくる。初っ端から本命となる攻撃をばら撒くのではなく、ミサイルや弾数の多いライフル、マシンガン等で牽制してカウンターを誘ってから回避に専念し、攻撃後に生じる隙にすかさず本命を叩き込むか、肉を切らせて骨を断つ戦法で攻撃中の隙を狙って全力攻撃を叩き込むという戦い方が有効となっている。


またその素早さの代償なのかそこそこ脆く、ショットガンやグレネードなどの衝撃力に優れた武器を数発当てれば簡単にスタッガーさせることが可能で、防御・AP・姿勢安定のいずれもボスとしてはかなり低く設定されている。上記の隙を晒した瞬間に火力を集中させ、一気に畳みかけていこう。















エア『敵機コーラル反応…停止…』


ハンドラー・ウォルター『…待て! まだ終わっていない!』


エア『再起動します!』


再起動


ハンドラー・ウォルター『これが…アイビスシリーズの真価ということか…!?』


こうして猛攻を掻い潜りようやくAPを削り切って撃破となる…かに思えたが、何とAPを完全回復して再起動してしまう

再起動後は攻撃もさらに苛烈となり、オービットから生成したコーラルブレードによる薙ぎ払いと可変機構によってコーラルを纏った光の鳥と化して3回突撃する攻撃が追加される。前者はディレイを加えて薙ぎ払ったり縦方向に高速で振るうなどバリエーションが豊富で、後者は中~軽量機体では当たるだけでスタッガーし全て喰らえば大半のACが砕け散る。当然補給もチェックポイントもない上にここで負けてしまうと再起動前からやり直しとなってしまうので、如何に前半で消耗し過ぎないかが重要になってくる。

また、再起動演出の開始からCEL240のAPバーが画面に再出現するまでは無敵状態のため、武器を無駄撃ちしてしまわないように注意が必要。


総じてここまでの戦闘で有効だった「やられる前にやる」という戦術が通用しにくい相手であり、相手のカウンターを誘って回避に専念し、相手の攻撃パターンを見極めることが攻略のカギ。上記の通り攻撃時に明確な隙があるボスなので折れずに立ち向かおう。



余談編集

  • リリース当初はそのあまりの強さに多くの独立傭兵が集積コーラルに沈むことになったが、フロムもやり過ぎたと感じたのか後のアップデートで弱体化。オービットから放たれるレーザー弾幕の追尾が甘くなるなど当初よりは戦いやすくなっているが、依然強大なボスであることに変わりはない。

  • 白を基調とした曲面構成のビジュアルと大きく横に張り出した肩パーツ、自律兵器による攻撃を見たプレイヤーからは『ルビコニアンデスキュベレイ』というあだ名を頂戴している。



関連タグ編集

ACVI ルビコン調査技研
















ここより先、本作の重要なネタバレを含むので注意!




























目標を無力化


ええ… 指示どおり生かしてありますよ


…まったく 企業を出し抜こうなど



身の程を弁えない駄犬には 教育が必要です


…それから


その飼い主にも


2度の激戦の末、CEL240は完全に機能を停止。

ウォルターも胸を撫で下ろした次の瞬間、何者かが不意打ちで放ったスタンニードルランチャーによって621の機体は停止しウォルターも捕縛されてしまう。これにより集積コーラル到達競争は終止符が打たれ、事態は大きく動いていくこととなる。

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