ゲーム中での機体設計は共に天才アーキテクト「アブ・マーシュ」によるものとなっている。
pixivにおいてはホワイトグリントのほうがタグとして登録されている数が多い。
概要(アーマード・コア4)
コロニーアスピナのリンクス「ジョシュア・オブライエン」の搭乗するネクストAC。
突撃型ライフルおよびレーザーブレード、レーザーキャノンで武装した軽量二脚。
AC4当時の企業標準の軽量機図面は、軽量機でありながら機動性に難点要素を抱えていた(コアが中量のオーメル機、ブースタが低出力のイクバール機、一度噴かせばもう後が続かないアクアビット機)が、ホワイトグリントは企業専属ではない強みを活かして軽量・高出力なフレームと内装で構成されている。
プレイヤーにとっても(細部調整さえすれば)扱いやすく、軽量二脚入門として適切。
難易度ノーマルの一部ミッションで救援として登場し、二段QBを二段QBでキャンセルする等の人外の機動を見せ、自機は一切攻撃しなくても敵機を勝手に撃墜してくれるほどの活躍を見せる。
それに対し、難易度ハードでは敵側の救援として登場し、共闘するミッションにおいては途中で撤退してしまう。
概要(アーマード・コアfA)
同作の看板機体。デザインは河森正治氏。
非企業勢力ラインアークの保有するネクストとして登場。
ライフルと突撃型ライフル、新型の分裂型ミサイルで武装した中量二脚タイプ。
独自の変形機構やカメラアイの保護機能などの浪漫あふれる独自機構を採用した完全なワンオフフレーム(内装・武装は企業品)となっており、ミッションにおいては撃墜されても再起動するという圧倒的なスペックを誇っている。
作中では、トップランクのネクストと称されているが、政治的な配慮からランキングは9位。
※奇しくも、アーマードコアシリーズにおいて「9」という数字は最強の証でもある。
ラインアークミッションにおける、カラードNo.1リンクス・オッツダルヴァの駆るステイシスとの超高速機動戦闘は必見。
搭乗リンクスは「Unknown」となっている。が、単機で企業を壊滅させたこと、オペレーターがフィオナ・イェルネフェルトであること等から、その正体はアナトリアの傭兵ではないかと予想されている。
オープニングムービーを飾り、HALのCMなどのメディアへの露出も多かったことから認知度は圧倒的にこちらが高い。pixivにおいてもほとんどこちらのイラストが投稿されている。
劇中ではラインアークにて主人公と対決または共闘することになるが、ラインアーク襲撃部隊のオッツダルヴァを水没に追い込むも、自身も最終的には機体ダメージにより戦闘不能となってしまう。
公式設定資料集によると、この後に搭乗リンクスは無事に救助された模様で、ラインアークでは3代目となるホワイト・グリントの開発を予定しているらしい。
プレイヤーも二周目以降に登場する『ラインアーク防衛』のミッションをクリアすることでこのホワイト・グリントのフレームパーツを使用することが可能。
独特の形状ゆえに肩武器と一部の背中武器を装備できないという制約はあるものの、いずれの部位も比較的軽量で全体的に高いバランスでまとまった性能を持っており、ビジュアルも良好であることから愛用者も多い。
ACVDでは、この機体に類似したN-WGⅨ/Vが登場しているが、黒色に変色しているうえにEXUSIAやSCAVENGERと共通の意匠を持ち合わせている。
構成
※ここでは、ACfA仕様のホワイトグリントの構成を記載する。
WHITE-GLINT/HEAD:完全オリジナルの頭部ユニット。動物の歯牙配列を模したカメラアイやセンサーが特徴で防護機構が組み込まれている。
WHITE-GLINT/CORE:完全オリジナルのコアユニット。両肩スロットを使用する大型武器が装備できないが、オーバードブースト起動時に背部のブースターユニットが展開する機構が組み込まれている。
WHITE-GLINT/ARMS:完全オリジナルの腕部ユニット。可変機構の関係上、肩部に装備が施せないのが欠点であるが、バランスよく設計・製造されている。
WHITE-GLINT/LEG:完全オリジナルの脚部ユニット。つま先に可変機構が組み込まれているが、バランス良く設計・製造されていて他のパーツと組み合わせやすいのが特徴。
051ANNR:右腕部用装備。射撃精度が高い実弾発射式ライフル。
PLANAR:左腕部用装備。射撃精度、弾速を高水準で纏めた突撃ライフル。
SALINE05:最新型の分裂ミサイル。弾数・分裂数が多いのが特徴。
SALINE05:最新型の分裂ミサイル。弾数・分裂数が多いのが特徴。
WHITE-GLINT/HORN:専用に設計・製造された角型スタビライザー。
VANGUARD.OVERED.BOOST:ACに接続するオプション用大型ブースター。使用限界に達したら任意で切り離すことができる。
立体物
コトブキヤのV.Iシリーズ、D-スタイルシリーズにてラインナップ。4とfAの双方の仕様でホワイト・グリントがV.Iシリーズにて立体化を果たしている。劇中同様のアクションを取らせることが可能で、劇中で装備していた武装も同梱する。 可変ギミックやオーバードブースト展開ギミックは内部ノズルのみ差し替えで再現。 アサルトアーマー展開状態へは、パーツの引き出しや差し替えで再現されている。 ※後にOPムービーにて使用したV.O.Bが同梱したセットも販売された
D-スタイルでは、fA仕様のみラインナップ。 可変ギミックやアサルトアーマー展開状態は再現できないが劇中で使用した武装が同梱し、オーバードブースト展開ギミックはパーツの差し替えで再現されている。
関連動画
関連イラスト
エンブレムは4/fAの双方のWGで共通。
AC3SLにいたフォグシャドウと同じく「ホルスの目」をモチーフとしている。
メカデザイナーが同じなんだね。仕方ないね