「有澤重工、雷電だ」
人物像
社長という身分でありながらAMS適性を持ち、自ら自社製品のネクストに駆って前線で戦うリンクスである。
カラードランクは16となかなかの位置。ただし、企業の支配者自ら前線で戦うという荒唐無稽さから影武者説もある。
人柄は非常に渋い中年といった風で落ち着いた性格。台詞には臭いものもあるが、渋い声がそれを全く感じさせない。
また、手塩に掛けて生み出した自社製品に自信を持っているが、その一方で自社製品の弱点も自覚している。
作中では一部のミッションでは僚機として選択可能。
社長という身分のためか、報酬の取り分は45%と高額である。
その分、実弾に対する鉄壁の防御力とグレネードによる火力支援は戦闘において十分な威力を発揮する。
並程度のリンクスや量産型のアームズフォートなら彼に任せておいても構わないが、GA系列機が不得手とするEN兵器メインの機体や機動力重視のネクストが相手になると撃破されてしまうケースもある。
なお、前作・AC4に登場する有澤重工所属のオリジナルリンクス・ワカ(ワカ=若社長)と同一人物ではないかと思われている。
搭乗機:雷電
有澤重工の真骨頂ともいえる大艦巨砲主義の機体。
オペレーターにも言われるくらいのガチガチのタンク略してガチタンで、APは50000を超える。
圧倒的な実弾防御を誇り、生半可な攻撃は通用しない。
武装は武器腕のグレネード「RAIDEN-AW」と背中に専用の大型グレネードキャノン、OIGAMI、通称“社長砲”を搭載。
この社長砲はレギュレーションによっては40000を超える威力を持ち、ゲーム中では最高の攻撃力を持つ。
またこの機体は腕部武装と背部武装の同時使用は不可能という、見敵必殺を体現した漢仕様である。
弱点はタンク機体につきまとう機動性と命中率の低さ。そして、EN攻撃に対する防御力の低さである。
この雷電を調べ切るとは…化物め…
アームズフォート「グレートウォール」撃破ミッションのハードモードでは敵機として登場する。
このミッションの目的はあくまでもグレートウォールの撃破であるため、無視してしまっても構わない。
グレートウォール内部の狭い空間というガチタンにとって絶好の環境であるため、正攻法でやり合おうとすると結構難儀する。
また、仮に撃破してしまっても、後のミッションでは何事もなく僚機として雇える事から、機体のサバイバビリティの高さがうかがえる。
ちなみに、切り離し後のグレートウォールに入るのにてこずってると、弾を撃ちつくしグレートウォールの隅で大人しくしている。
関連イラスト
アーマードコアシリーズに登場する人物には公式のビジュアルイメージはほとんど存在しない。
そのため描き手によって全く見た目が異なるイメージイラストが描かれているが、声や台詞のイメージからか、40~50代くらいで黒髪の渋くてカッコイイおっさんという見た目のイラストが多い。