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ガチタン

がちたん

ゲーム『アーマード・コア』シリーズのスラングで、「ガチガチのタンク」の略。
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概要編集

ゲーム『アーマード・コア』シリーズにおけるスラング。

ガチガチに防御を固めた重量タンク型の脚部をベースに、同じく防御面に長けたパーツと高火力武器を満載したACのこと。


当初はプレイヤーの間で使われていた俗称だったのだが、『フォーアンサー』にてセレン・ヘイズが「相手はガチガチの重装タンクだ」という台詞を発した為、ほぼ公認用語として扱われている。


なぜガチタンなのか編集

ガチタンのコンセプトは「やられる前にやれ」の一言に集約される。則ち防御力を上げて被ダメージを抑えつつ、搭載した高火力武器でダメージレースに撃ち勝て、ということ。

...要するにゴリ押しなのだが、これが中々どうして強いのがアーマード・コアである。


他の脚部でも防御を固め高火力武器ガン積み、というアセンブル(機体構成)自体は可能だが、タンク脚は「停止して発射体勢を取らなければいけないキャノン系武器を移動しながら自由に使用する事が出来る」という利点がある。火力と防御力、両方の理論値に最も近いのがタンク脚をベースとしたアセンブルなのだ。


またアーマード・コアは基本的に「敵の攻撃を回避しつつ敵を一定距離内の視界に捉え続ける」という操作が要求されるゲームであり、特に上下方向の操作の難しさは経験者なら皆知るところだろう。しかし上下にわざわざ動かずとも長射程武器で相手を捉えられるガチタンなら複雑なキャラコンは不要であり、操作に不慣れな初心者でもダメージレースに勝ち易い。

アセンブルの時も膨大なパーツパラメータを気にする必要はない。ただ固いフレームと高火力な武装を選べば良いだけである。


対義語編集

タンク型脚部を中心としながらも軽装で固めた機体は「キメラ」や「軽タン」と呼ばれる。

タンクの性質を活かしきれていないか、殺してしまっているアセンブリでアリーナ下位のランカーに多い。しかし一部には軽タンクの高旋回力とオーバードブーストを駆使してキャノンを当てまくり大会でも優勝してしまう様なドミナントもいるので油断してはならない。


また、ミッションやアリーナ序盤では経費節約のために軽タンや軽逆で出撃するプレイヤーは多い。


AC4でのガチタン編集

  • 利点であった構え無しのキャノン武器使用が全ての脚部で行える様に成った。
  • ゲームスピードの大幅な上昇に伴って、ガチタンも回避行動を余儀無くされる様に成った。
  • 通常はハンドガン等の一部のものしか格納出来ない格納武器に制限が無く、あらゆる腕武器を格納出来る、安定性能が高い為に高反動のキャノン系のロックが外れないという強みもある。

ACVでのガチタン編集

  • 構え動作による制限が再び採用され、「構えが必要な強力な武器を構え無しで撃てる」という利点が復活した。
  • 移動せずその場で旋回すると超信地旋回が発生し軽量機以上の旋回速度を出せる。相手に取り付かれた時に対抗出来るが、動かないという事は撃たれれば当たる。キャタピラ設定を生かしたリアルな利点だが非常に地味。だがそれが良い。
  • 他の脚部では可能なブーストドライブを用いての壁登りが出来ない為、ブーストでの垂直上昇に制限のある今作では進行ルートが制限されるという欠点が生じている。
  • 単純な火力こそ他の機体構成よりも高いものの、KE・CE・TEの3つの防御属性の隙を突いたり、ガチタンを固める強化武器やジャマーヒートパイルオーバードウェポン等を使って対処できる為、現在では猛威を振るう事は無く成っている。

ACVIでのガチタン編集

  • 他脚部での構え動作が大幅に短縮されたが、ゲームスピードの高速化、スタッガーの為の構え武器需要増加により利点は寧ろ強化された。
  • 照準アシストが非常に強く射撃が格段に当て易く成った為、単純なダメージレースに成りがちであり、その点に強いガチタンは対戦環境で大暴れしている。
  • 一方ストーリー攻略については、特にボス戦では上下の動きが重要になっており、上下に鈍いガチタンは過去作ほど分かり易い救済構成では無くなった。寧ろガチタンの方が難易度が高く成るボスも散見される。

有名なガチタン使い編集

パイロット名登場タイトル詳細」
ゲパルトACPPAC「PzKern.Ⅳ」に搭乗するレイヴン。車両型AC戦術研究会に所属している。ホバータンクの脚部に武器腕のライフル砲、大型グレネードランチャーを二門装備している。これらを用いて空中からプレイヤー機に攻撃を仕掛けてくる。※レイヴンズネストからの特別認可(所謂:重量過多出撃可能)を受けている
パンターACPPAC「PzKern.Ⅴ」に搭乗するレイヴン。車両型AC戦術研究会に所属している。車両型ACの長所である最大積載量を活かし、高火力武器で固められている。兵装は武器腕の強化型ライフル砲、大型ロケットランチャー、小型レーザーキャノンでこれらを用いて空中からプレイヤー機に攻撃を仕掛けてくる。
ティーガーACPPAC「PzKern.Ⅵ」に搭乗するレイヴン。車両型AC戦術研究会に所属している。車両型ACの長所である最大積載量を活かし、高火力武器で固められている。兵装は大型バズーカ、大型拡散型ミサイル、高出力レーザーブレード。武装を巧みに使い分けてプレイヤー機に攻撃を仕掛けてくる。
エンター・ブルーACPPAC「シュター・トゥエ」に搭乗するレイヴン。車両型ACの長所である最大積載量を活かし、兵装は武器腕の強化型ライフル砲、大型グレネードランチャー、三連装ミサイルランチャーでこれらを用いてプレイヤー機に攻撃を仕掛けてくる。
レーヴェACPPAC「PzKern.Ⅶ」に搭乗するレイヴン。車両型AC戦術研究会に所属している。車両型ACの長所である最大積載量を活かし、高火力武器で固められている。兵装は武器腕の四連装マシンガン、大型グレネードランチャー、小型レーザーキャノンでこれらを用いて空中からプレイヤー機に攻撃を仕掛けてくる。
パレマコスACMoAAC「カマーンダス」に搭乗するレイヴン。バズーカと大型拡散ミサイル、高出力レーザーブレードによる強烈な攻撃を行う。搭乗者は「大破壊」時代を兵士として生き抜いた歴戦の勇士。
徳川 一星ACMoAAC「ビッグ・ザ・将軍」に搭乗するレイヴン。軽量二脚型ACが多く登録されているチャンピオンアリーナの中で唯一の戦車型ACの為、その存在感は大きく異彩を放っている。装備は速射型ライフルとレーザーブレード、大型拡散ミサイルで これらを距離に応じて巧みに使い分けて相手を撃破する。油断して接近戦を挑めば、空中斬りによるカウンターをお見舞いされる。余談だが彼はチャンピオン(大会優勝者)アリーナ出身のレイヴンであり、後に某クソアニメ製作者に成ったという一面を持つ
神直利ACMoAフロムソフトウェア初代社長(現:相談役)。通称「( ´神`)」。初代ACの攻略本に「総監督マシーン」と題したガチタン構成のACを寄稿しており、MoAではフロムアリーナのトップランカーとして「総監督マシーン改」に搭乗している(名前は「ジン」)。全距離対応の武装を備え、ガチタンの割によく飛ぶ。中途半端に離れればグレネード、接近戦では月光とトップランカーの名は伊達ではないところを見せてくる。
DOUBLE57ACMoAタンク限定アリーナに登場する、火炎放射器を搭載した車輌型AC「ヴァース」を駆る。背面はどちらも追加弾倉。つまり武装は火炎放射器だけという、常識では考えられないアセンを組んだとてつもない変態野郎。こういうレイヴンが後にキサラギを生み出すのである。強さは‥お察しください。
サージェント・ボブAC2AC「ナイトガル」に搭乗するレイヴン。元軍人の経歴を持つレイヴンで、老齢により鈍る勘を取り戻すためにアリーナに参戦。車両型ACの積載量を活かして高火力武器で固めている。
スパルタンAC3AC「テンペスト」に搭乗するレイヴン。背部に装備された大型のコンテナミサイルに目を奪われるが、本来はマシンガンと投擲銃で相手に確実にダメージを与える戦闘スタイルである。 また、ミッションでは僚機として雇うことが可能。
サンドヴァルAC3AC「バタイユ」に搭乗するレイヴン。無類の戦車マニアで、ACの普及により影が薄くなった戦車の素晴らしさを広げるため自らレイヴンとなった。武器腕のバズーカにキャノン系の武器で構成されたACを駆る。タンク型にキャノンと言う構成以外に興味を示さないという独特のキャラクターから【色モノ】扱いを受けるが、その腕前は侮れない。
バーチェッタAC3AC「カルマ」に搭乗するレイヴン。武装は全てグレネードランチャーで構成されており、その火力を用いたゴリ押し戦法で挑んでくる。
グランドチーフAC3AC「ヘルハンマー」に搭乗するレイヴン。武装は全てミサイル兵器で構成されており、武器腕のミサイルにマルチミサイルと大型ミサイルが装備されている。戦車型ACだが、空中からミサイルのラッシュをプレイヤー機に仕掛けてくる。
レボリューションAC3SLAC「ブラスナックル」に搭乗するレイヴン。武器腕のミサイルと左右肩部に大型グレネードランチャーを装備している。それらを巧みに使い分け、OBによる機動戦闘を仕掛けてくる。
アイアンマンAC3SLAC「ハイパーアロイ」に搭乗するレイヴン。武器腕の大型ミサイルとチェインガン、トリプルミサイルを装備している。武器腕のため防御力は低いが、迂闊に接近戦を挑めば大型ミサイルによって一瞬で決着をつけられてしまう。
MxS7HGSACNXAC「アイアンL-OW75」に搭乗するレイヴン。通称「アイアン先生」。カラサワレールガンによる熱量を伴った強烈な攻撃を行う。ガチタン機体の中で唯一フィギュア化されている。
ACNXAC「ワイリータンク」に搭乗するレイヴン。オービットキャノンを展開しながら相手との距離を徐々に詰めてグレネードライフルとマシンガンのラッシュで相手を撃破する。 物語の進行次第で上手くいけばアリーナで出会うことができる(出会うタイミング次第で、彼の順位が99位までランクダウンする貴重なシーンが見られる)が、ミッションで敵として現れる。
ザーカーACNXレヴォディスクに登場。AC名は「コロナ」。両手に火炎放射器、背面武装は大型グレネードランチャーとリニアガンで、総じて凄まじい火力を持つ。戦う場所が閉所ということもあり、熱暴走も相まってかなりの難敵。ちなみに戦う場所はなんと燃料倉庫のタンク室。燃料に燃え移ったら消し飛びそうなものなのだが‥。
万字丸ACNBAC「ハカイオー」に搭乗する上位ランカー。電撃PS読者投稿機体で、強パーツのみで構成されているが、一応前作NXと比較すると全武装が大幅に弱体化している。しかしアリーナに狭いマップが多く、CPU特有の鬼サイティングも合わさって恐ろしい強さを発揮する。ちなみに万字丸の作者が独自設定と言う名の黒歴史を盛りまくったことで(色々な意味で)有名。作者いわく万字丸の本名は「バールゼフォン今井綾香」で女子高生である。(当然非公式)
サージACNBAC「アイアンホース」に搭乗するレイヴン。下位ランカーであるが、空中移動をしながら距離を詰めつつグレネードランチャーとリニアライフルによるラッシュで相手を熱暴走へ追いやる。
ウォーロードACNBAC「ゴライアス」に搭乗するレイヴン。バズーカ、グレネードライフル、プラズマキャノン、リニアガンを搭載し、相手との距離をOBで詰めつつ攻撃する。
アルファ・ミイルACNBAC「ライジング・サン」に搭乗するレイヴン。電撃PS読者投稿機体で、命中率を重視したバズーカと連装グレネードランチャーを装備している。相手との距離をOBで詰め、確実に攻撃を命中させる
月影ACLRAC「ネオンマイト」に搭乗するレイヴン。作中のVRアリーナのみに登場するランク3。ハイENスナイパーライフル、スナイパーライフル、大口径レーザーキャノンを巧みに使いプレイヤーを苦しめる。
有澤隆文ACfA有澤重工社長。AF並の制圧力を誇るAC「雷電」に搭乗する。武器腕グレネードと通称「社長砲」と呼ばれる両背部兵装の大型グレネードOIGAMIを装備しているのが特徴。
G4ヴォルタACVIAC「キャノンヘッド」に搭乗するレッドガン所属の傭兵。ダム襲撃作戦の2機いる僚機の1機。 アリーナの説明文より、イグアス共々ミシガンとの付き合いは7年ほどあるらしい。 捻くれ者のイグアスと違い実直な漢で、戦果を上げればちゃんと見直してくれる。 機体構成はお手本の様な火力特化の構成であり、その純粋な火力の押しつけはアリーナのランクに反してかなり強力。 何より状況によってはABキックも織り交ぜてくる等、上位ナンバーは伊達ではないと思い知らせてくれる。



関連タグ編集

アーマード・コア アーマード・コア(ロボット) タンク型AC


外部リンク編集

ガチタン - ニコニコ大百科

ガチタン(AC) - アニヲタWiki(仮)

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