概要
ベイラム・インダストリーの専属AC部隊。
ベイラムの治安維持部隊を前身としており、各メンバーのコールサインの由来は、地球各地の川や湖の名前から取られている。
「壁超え」にも参加出来るだけの能力を備えたエリート部隊ではあるが、商売敵であるアーキバスが擁するヴェスパーが企業直属のエリート集団なのに対し、こちらは元犯罪者や不良といったロクデナシと、軍人然とした生え抜きのエリートが混在している。
C4-621はミッション「多重ダム襲撃」で彼らに雇われ、「役立たずに付けられた安いおまけ」として空席になったばかりの「G13(ガンズ・サーティーン)」を賜ることになる。
復唱したか!では準備を始めろ!
メンバー
アリーナランク2/S。
「多重ダム襲撃」ミッションにおけるベイラム社の依頼人兼作戦指揮官……否、「総 長」。
木星戦争では鬼神の如き勇猛振りを見せた英雄であり、通り名は「歩く地獄」でハートマン軍曹ばりの怒号で隊員を叱咤する。
コールサインの由来はアメリカ合衆国にあるミシガン湖およびそこから流れるミシガン運河。北米の五大湖のひとつ。
アリーナランク7/A。
レッドガンの副長。ミシガンの腹心に当たる人物なのだが、2周目以降のとあるミッションで敵として登場するに留まり、おまけに喋り方に特徴がないので影が薄い。
コールサインの由来はアフリカ東部にあるナイル川。言わずと知れた世界最長の川である。
G3五花海(ウーファハイ) / 鯉龍(リーロン)(cv. 後藤ヒロキ)
アリーナランク22/D。
かつては『風水薬房』なる悪質商法を営んでいた詐欺師というとんでもない経歴の男。
「市民生活を蝕む病理」と呼ばれるまでにやり過ぎた為、軍警時代のナイルに直接叩きのめされた。
コールサインの由来は中国・四川省にある湖の五花海。世界自然遺産にもなっている自然保護区・九塞溝を代表する湖である。
アリーナランク17/C。
ダム襲撃作戦の僚機。2名の役立たずその1。タンクタイプAC乗りの好漢。
アリーナの説明文によれば、イグアス共々ミシガンとの付き合いは7年ほどあるらしい。
コールサインの由来はアフリカ西部にあるヴォルタ川。流れの途中には世界最大のダム湖ヴォルタ湖がある。
アリーナランク19/D。
ダム襲撃作戦の僚機。2名の役立たずその2。621と同世代の第4世代型強化人間。
ヴォルタとはレッドガン入隊前からの悪友。
コールサインの由来は南米大陸にあるイグアス川。世界三大瀑布の1つイグアスの滝があることで知られる。
アリーナランク27/F。
独立傭兵相手の渉外担当。
主にブリーフィングや通信で登場するが、逸話通り話し方や性格についても上の命令に忠実で真面目な軍人そのものである。
その反面、レッドガンが唯一の心の拠り所であるようで…
コールサインの由来は北米大陸にあるレッド川で、同名の川がふたつ存在する。
G7ハークラー
ナンバーRb29、ランク22/D。チュートリアルミッションの「密航」にて汚染市街で既にMIA(作戦中行方不明、状況と後々登場しない事を考えるとKIA=戦死の可能性大)となっているのが判明する。
621が回収したライセンスコードの1人であったが、企業所属(それも精鋭レッドガン部隊のネームド)では身分がバレてしまう為、ライセンス偽装には利用できなかった。
G6レッドやV.Ⅶスウィンバーン等よりランクが高く、G3五花海の直近である為結構な実力者だった模様。
コールサインの由来はパキスタンにあるハークラー川。既に涸れた川(ただし今でもモンスーンの時期のみ流れる)で、既に戦死していることを表していると思われる。
共同作戦に参加した折に臨時の“ラッキーナンバー”としてG13を当てがわれたレイヴンこと621。
ただこのナンバーは色々と曰く付きらしく、忌み数な上に頻繁に空席になるので、レッドガンでも完全に「呪われた席」扱いを受けているアンラッキーの象徴である。
因みに初回購入特典にはG13レイヴンの専用機として専用のマーキングが施されたAC「テンダーフット」のプロダクトコードが付属。(パーツ構成自体は武器以外G5イグアスと同じ)
名前こそテンダーフット=初級者だが、機体性能自体は優秀で、各種武装と内装パーツは自由に弄れる為、序盤から終盤まで乗って行ける。
余談だがレイヴン川がカナダに実在するので、レッドガンの命名法則に合致している。
機体名もアメリカ合衆国のミシガン州とウィスコンシン州に跨るテンダーフット湖から取られたと見られる。
厳密にはレッドガン隊員ではないが、序盤のあるミッションでテスターACをレッドガンに届ける任務にアサインされていた関係者として記載。
詳細は当該記事を参照。
ケネベック
ナンバリングされていない一般隊員の一人。ストーリー後半、単騎でレッドガン全員に挑んで来たG13ことレイヴンを舐めた発言をするが、その態度をミシガンに叱責される。
コールサインの由来はアメリカ合衆国メイン州にあるケネベック川。
オールバニー
ナンバリングされていない一般の女性隊員。隊を無断で離れたイグアスを愚弄するが、ミシガンに「イグアスは貴様らの100倍は強い」と叱責される。
コールサインの由来はカナダのオンタリオ州にあるオールバニー川。
ポトマック
ミシガンの専用AC「ライガーテイル」の専属メカニックと思われる人物。
コールサインの由来はアメリカ合衆国にあるポトマック川。
オオサワ
通称「数学が得意なオオサワ」。単騎で突撃してきたG13レイヴンに舐められていると憤慨、そしてそのG13に負けて逃げた(死んだ?)イグアスを愚弄するオールバニーを始めとする隊員達に対して投げかけられた「イグアスは貴様らの100倍は強い、G13はイグアスの20倍強かっただけだ。貴様らの何倍になるか計算してみろ」という叱責に対して、律儀に「2000倍です、総長!」と答えるが、「答えていないで手を動かせ!」と更なる叱責を喰らう。
その後、レイヴンに機体を破壊されながらも脱出に成功したようで「不甲斐ないです、総長…」と泣き言を漏らすが、ミシガンに「その声は数学が得意なオオサワか! 貴様は近接射撃訓練を2割増やせ。そうすれば半年後には掛け算以外もできるようになる」と助言されたことから、それなりに目をかけられていたことが窺える。
コールサインの由来は、日本にある大沢川。
北海道から沖縄まで、全国各地に同名の川が多数存在する。
余談
その騒がしい面子からかごく一部のファンの間では何故か「レッドガンの宿舎には食堂がある」「食堂にはミシガンと怒鳴り合う仲のババアが居る」という共通幻覚が発生し、「レッドガン食堂のババア」概念が誕生した(ルビコンでの一件の後は誰も来なくなった静かな食堂で一人佇むババアというシチュエーションも妄想されている)
時は流れて発売一周年を記念したポップアップストアにて、第三回のなんばマルイではレッドガン関連グッズの新商品が発表された。
内容はレッドガンを模した真っ赤な学習ノートと、ベイラムのロゴが入ったカーキ色の電卓の2点。
たかがノートに電卓と侮るなかれ、なんと修正テープの上から書き込んだように、カタカナで「オオサワ」の名前が既に刻印されているのである。
ミシガンとのやり取りが印象的とはいえ、まさかの他の登場人物達を差し置いて私物がグッズ化されるという前代未聞の展開、それもニクい事に告知では表記されていない裏面に刻印されているので、これが傭兵達の間で発覚したのは発売後にSNSの投稿からであった。
これだけでも中々衝撃的だが、一番意味不明なのはオオサワの電卓が完売一番乗りという事実である。どういうことなの…
関連タグ
ACVI アーマード・コア(ロボット) ベイラム・インダストリー