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G4ヴォルタ

がんずふぉーゔぉるた

ゲーム『ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON』に登場するACパイロットのひとり。なお、メイン画像は公式ではなく二次創作のイメージイラスト。
目次 [非表示]

「仕事を増やすんじゃねえ 殺すぞ」

CV:江頭宏哉


概説編集

ベイラム・インダストリーのAC部隊「レッドガン」所属のACパイロット。

アリーナランク:17/C。


CHAPTER1「ダム襲撃作戦」の僚機。2名の役立たずその1。

タンクタイプAC乗りの好漢。

野太く野趣のある男らしい声と荒々しい口調から、ファンからは屈強な巨漢としてイメージされやすい。


同僚のイグアスとは、レッドガン所属前からの悪友であり、破落戸時代に各所で暴れ回っていた時期にミシガンに目を付けられ、「青少年の健全な育成」という大義名分の下に揃って叩きのめされた上、レッドガン部隊に叩き込まれた。

ミシガンとの付き合いは7年ほどになり、イグアスと共に「顔面に一発ぶち込んで辞める」と誓っていたが未だ果たせず、内心諦めたヴォルタは退職後のことを考えてG3五花海から商売を習っているという。

ひねくれ者のイグアスと違い実直で、戦果を上げれば素直に見直してくれる。


AC「キャノンヘッド」編集

大豊核心工業集団製のフレームを中心とした、ガチタンのお手本といえる堅牢な構成。

タンクの利点である「反動武器の硬直の無効化」を活かし、6連装分裂ミサイルでこちらの機動を牽制してきたうえで、腕部グレネードランチャーと肩部2連グレネードキャノンで叩き潰してくる。

また安易に近づこうとすると、本作きっての強武器と名高い重ショットガンでスタッガーを取ってくるうえ、タンク離れした加速力でブーストキックまで決めてくる。

アリーナランクは高くないが、レッドガン上位ナンバーは伊達ではないと思い知らされるだろう。

2連グレネードと重ショットガンはアップデートで弱体化されたが、それでもなお優れた機体構成である。

ただし真似する場合、少なくとも頭部だけは別の物に交換することを推奨する(理由は大豊の記事を参照されたし)。



頭部DF-HD-08 TIAN-QIANGTIAN-QIANGシリーズ頭部。全頭部パーツでも最低負荷かつ2番目に軽量で、重量級に匹敵する耐爆防御を誇る。ただしそれ以外の性能はスカスカで、重量機の頭部としては微妙なチョイス。
コアDF-BD-08 TIAN-QIANGTIAN-QIANGシリーズコア。序盤から入手可能な重量コアで、EN防御が低めな点を考慮しても姿勢安定性を含めた耐久性が高い。ジェネレーター出力補正も高くEN負荷が低いので、EN負荷の高い武装への適正が高い。反面ブースター補正が低く、QBを多用するような立ち回りは苦手。
腕部DF-AR-08 TIAN-QIANGTIAN-QIANGシリーズ腕部。重量腕部でも遠近量用なバランスの良さに、高い反動制御を誇る正に重量タンク向け。
脚部LG-022T BORNEMISSZAベイラム社が開発した重量タンク脚部。序盤から入手可能で全脚部最大の積載量を確保するガチタンofガチタン。
ブースター(なし)タンク脚部のため、ブースターは装備不可。

FCSFC-008 TALBOT中近両用のバランス型FCS。EN負荷が高いが、コアの恩恵でデメリットをある程度打ち消している。
ジェネレーターDF-GN-06 MING-TANGベイラムと大豊の共同開発による中型ジェネレーター。レッドガンACの標準装備。出力とEN武器補正が低いものの、容量と供給率が安定しており普段使いにも適した万能タイプ。
追加機能(なし)

右腕武器DF-GR-07 GOU-CHEN大豊製グレネードランチャー。爆発半径が広く、雑魚MTであれば密集した地点に撃ち込むだけで一網打尽に出来る。同系統武器でも長射程の部類で、爆発属性の特長を活かした距離に左右されない高火力が見込める。
左腕武器SG-027 ZIMMERMANベイラム製の長射程ショットガン。本作きっての強力な近接射撃武器としても知られ、至近距離から撃ち込んでACS負荷を一気に上げ、直撃補正の高さからスタッガー状態中の相手に追い討ちを仕掛けると、さらにダメージが加速する鬼ショットガン。アップデートで下方修正が入ったものの、やはりその衝撃力は脅威であり、本ACはこれで立ち止まった相手をグレネードやブーストキックで一方的に爆砕してくる。
右肩武器BML-G2/P19SPL-12ファーロン・ダイナミクス製の2連装分裂ミサイル。発射後、目標の手前で6つに分裂するミサイルコンテナを2機発射し、円形に並んで推進する。中距離向けで追尾性もそこまで高くないが、適正距離から発射すれば、牽制・追撃の両面で優秀な上、重量・EN負荷も低い燻し銀装備。
左肩武器SONGBIRDSメリニット製の2連装グレネードキャノン。軽量・高火力・長射程と三拍子揃った優秀な武器で、反動による硬直のデメリットを差し引いても非常に優秀。タンク脚部である本ACなら硬直のデメリットを無効化出来るため、長距離からの牽制や至近距離での追撃と、状況を選ばず隙を突いて捩じ込んでくる。

ミッション関連編集

多重ダム襲撃編集

上述通り、主人公C4-621の僚機として登場。

最初は主人公のことは全く見向きもしないが、手早く目標を達成していくと「素人ってわけでもなさそうだな」と、素直に腕前を評価してくれる。

……直後に、ミシガンから「お前はいつ素人じゃなくなった?」と詰められ、こっぴどく叱責される羽目になるが。


2周目では、敵方であるルビコン解放戦線からの暗号通信で2倍の報酬での寝返りを誘われ、承諾するとイグアスと併せて相手取ることになる。

……が、序盤の相手と思って舐めてかかると大火傷することになる。

上述通り、コテコテのガチタン構成に、腕部のグレネードランチャー&重量ショットガン、肩部の6連装分裂ミサイル&2連グレネードキャノンと、高火力かつACS負荷の高い武装のオンパレード。

しかもガチタンにもかかわらず鬼のような機動性も獲得しており、距離を置きすぎると対したダメージを与えられず、だからといって不用意に距離を詰めるとあっという間に爆発と散弾の餌食になり、延々とスタッガー状態で何もできないまま無残に爆散させられてしまう。

オマケにブーストキックも積極的に駆使してくるので、壁際に追い込まれると瞬殺される危険性が高まる。

これに機動性で撹乱し、マシンガンとリニアライフルのヒット&アウェイで着実に削り落としてくるイグアスが加わると、じわじわとACS負荷が貯まったところに痛打を食らうの応酬となり、2機に翻弄されたまま気づけば敗北していることになる。


対処法としては、合流されないうちに手早く片方を倒すのが良い。

ヴォルタから倒す場合は解放戦線から通信が入るダム湖など、なるべく開けた場所を選んだ方が得策である。

実は時々、キャノンヘッドがダムを越えるのにダムの壁につっかえて足止めを喰らっていることがあり、この隙に背後から襲撃を仕掛けるとやりやすい。

またミッション内では解放戦線からも支援射撃があるので、出来るだけ解放戦線のMTや砲台の多い場所に誘い込み、数の有利でダメージを蓄積させる戦法も取れる。

特に隠し中ボス的な4脚MTは頼りになる。


だがやはり、ヴォルタ自身を上手く無力化しないと不意に高火力での横槍が入るので、一度に相手せず各個撃破で対応するのが良いだろう。

あるいはイグアスが谷間にいる間ならヴォルタは合流しにくいので、そのときを狙ってイグアスから片付ける手もある。


余談編集

コールサインの由来はアフリカ西部にあるヴォルタ川。

流れの途中には世界最大のダム湖ヴォルタ湖がある。


またイグアスのナンバーG5と自身のナンバーG4を併せると、二人がコンビを組んでいることの意味示唆される


関連タグ編集

ACVI レッドガン

ガチタン





























※ネタバレ注意
























居場所を無くした男・8

残念ながら、この後にある「壁越え」ミッションを前に戦死してしまう。

彼のログは、壁越えで最初の防壁を越えた左奥にあるキャノンヘッドの残骸から回収できる。


そこからベイラム上層部の作戦が、「壁の戦力に対してごり押しによる強行突破」という無謀な力押しであったことが判明し、それに対して愚痴をこぼしている。

また、このログはイグアスに宛てたもので、「お前は上手くサボったな」と冗談を言っており、イグアスが作戦に参加できなかったことが分かる。

今際のときでもイグアスのことを心配しており、「ミシガンのいうことは聞いておけ。クソ親父だが俺たちを切り捨てることはしない」と言い残している。

ミシガンの苛烈なしごきが愛情の裏返しであったとことも、ヴォルタはしっかりと理解していた。

AC妄想らくがき壁超えレッドガン(ラフ

なお、最期の戦果もかなりのもので、解放戦線の最重要拠点とあって序盤の強敵である四脚MTが15機配備されているが、そのうち14機が既に大破・使用不能となっており、これらの内の何機は間違いなくヴォルタの戦果であろう(星外企業も同型のMTを使っているため、ベイラムのものも混じっているかもしれないが)。

彼と先行した部隊が死に物狂いで暴れ回ってくれたおかげで、C4-621ヴェスパーは壁越えを果たせたともいえる。

あるいは、それを狙ったアーキバスが敢えてベイラムを先に行かせたという可能性も高いが。

またヴォルタのみ、唯一どのルートでも死因がC4-621とは無関係である。彼は多重ダムで撃破されても脱出し、必ず壁越えに参加して戦死するため。

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