概要
特に『NX』とは関連が深く、登場人物の多くが引き続き登場する。
プレイヤーはバーテックスが予告した襲撃時刻までの残り24時間で数々のミッションをこなし、その過程で取った行動によりストーリーの結末が分岐していく。
(『NX』の数ヶ月後の世界が舞台になっているが、ここまで劇中の時間の間隔が短い続編はシリーズでも稀)
本作は難易度が高いことで知られる『アーマード・コア』シリーズの中でも屈指の高難易度であり、『NX』や『NB』のプレイデータをコンバートしたり、ミッション失敗(ゲームオーバー)時にそれまでの資金やパーツを引き継いだ状態で最初からやり直す救済措置があるとはいえ、シリーズ初心者には勧められない作品である。
また、被弾箇所のダメージに応じて各部パーツの性能が低下する部位破壊システムの導入によって一部のパーツがまるごと産廃と化したものもあり、対戦時におけるバランスは著しく悪い。(『サイレントライン』の武器破壊システムと違ってオフにする事も不可能)
更に破損したパーツは使用不可となり自動的に破棄されるため、新たに買い直さなければならない。
『NX』で問題視されていた熱量の上昇はマイルドになり、ブースターの出力も向上したため、それまでの作品に比べてACの移動速度は上昇している。
特攻兵器による災厄で数多くのレイヴンが死亡し、レイヴンズアークも崩壊したため従来のアリーナは事実上消滅。
それに代わり、賭け金を支払って仮想空間上での対戦を行うVRアリーナが導入されている。
ストーリーを1度クリアすることでゲーム中に登場する21人のレイヴンと対戦可能なEXアリーナも追加される。
2010年3月4日にはPSP版が発売。
若干敵AIが弱く調整されているものの、PSPのボタン数の都合上、操作性が悪化しており、やはり難易度は高い。
また新規のパーツや過去作からの復刻パーツ、更に同じくPSPで発売された『AC3』や『AC3SL』からの引継ぎで入手できるパーツが追加されている。
ちなみにこのPSP版には予約特典として『ACV』用のプロダクトコードが付いていた。
ストーリー
NXの最後の惨劇から数か月、世界は絶望的なダメージを受け、レイヴンズアークは機能を停止した。
生き延びた企業は互いの権益確保を謀り、統治組織として「アライアンス」を結成。
瞬く間に崩壊した世界を統治していった。
それから半年後、新しい秩序が生まれようとしていた矢先にある声明が発表され、世界は震撼した。
ジャック・Oをリーダーに組織された武装集団「バーテックス」が ”「アライアンス」の打倒とレイヴンによる新たな秩序の創出” を旗印に、アライアンスに対して総攻撃を行うことを予告したのだ。
アライアンスとバーテックスの戦局の行方は生き延びた21人のレイヴンに委ねられ、22人目のレイヴンであるプレイヤーにも決断が迫られていた。
そして今、バーテックスの予告したアライアンス襲撃決行まで、残り24時間―――
登場人物
プレイヤーの周辺人物
アライアンス
バーテックス
独立武装勢力
関連タグ
アーマード・コア カスケードレインジ ラストジナイーダ ドミナント AMIDA パルヴァライザー