曖昧さ回避
産業の結果
これ等の廃棄物は通常のごみとして処分する事は出来ず、専門の業者への引取りが必要となる。一部ではそのコストを惜しみ不法投棄されたり、違法な再利用が行われたりしている。
無論、これらの「ゴミ」は「その産業において使用されない」物であり、他の利用価値がある物も含まれる。例を挙げれば、豆腐製造の際に発生するおからも含まれる。
蔑称に関して
これは例を挙げれば『アーマード・コア』、『コズミックブレイク』等のメカもの等によく見られる表現であるが、他にも見られる事がある。
具体的にはゲーム内で用意されたパーツ等の内、「性能の類似した品が存在し、そちらの方がコストパフォーマンスに優れる」「使用するメリットよりもペナルティーの方が大きく、非常に使いづらい」「前項の各種問題を抱えた上、デザイン性も低い」ものに対して用いられる事がある。
この様に呼ばれる理由であるが、この種のゲームにおいては機体やそれを構成するパーツは企業が生産した工業製品である事が多いため、この様な呼び方がなされる。
現実では製品足りえない「全く使い道が見つからない」ような物を企業が生産しているとしたら、それは製品ではなく企業活動からやむなく生まれたゴミではないか、という一種のジョークである。
もっとも、社会情勢の変化により需要が無くなってしまった製品もあるので、単に笑い話にも出来ないのだが。
ちなみに、メイン画像の『ダンボール戦機』に登場するモーターシグマDX9は、無駄にデカい・燃費悪い・弱いの三拍子揃ったゴミofゴミである。詳しくは当該項目参照。
関連タグ
アーマード・コア:YWH16HR-PYTHON テクノクラート
遊戯王OCG:初期は禁止カードのパロディで意図的に産廃にされたネタカードが多い。
素敵性能:このパラメータの有る程度高いパーツは産廃ではない。
DMH17:日本で鉄道車両の気動車に広く使用されたディーゼルエンジンだが、上記シグマDX9の産廃三要素が揃っている上に、熱効率の悪さで寒冷地では夜間アイドリング必須となる(燃費の悪化)、排気過熱で火災を起こす(実例あり)リスクがあるためただでさえ非力なのに最大出力での連続運転に制限がある、と現実世界で蔑称の産廃を実現してしまった。しかも作中世界で一点モノのシグマDX9と異なり、量産化当初から欠点がわかっていた時代遅れのモデルにもかかわらず、当時の日本の工業力の限界や開発元かつ最大のエンドユーザである国鉄の標準化優先の施策もあって量産され続けた分、産廃としては悪質である。