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「フッフッフッ…地球はいいねぇ…あっちこっちで戦争の匂い、貧しさの匂い、最高のギャーソリンの匂いさね!お前も耳澄まして聞いてみな? 星中の悲鳴、堪んねェわ!!!」

ブンの字に伝えな!『アンタの大事なものは全部壊してやる。最高のギャーソリンを聞かせろや!』ってね。お前らの夢、何もかも…アタシが買ったよ!!フッ…アハハハ…!」 (バクアゲ39)


CV遊佐浩二

スーツアクター清家利一


概要編集

大宇宙侵略大走力団ハシリヤンを率いる走大将。


宇宙全土にその名を轟かす極悪人で、大銀河警察に逮捕された後は監獄惑星服役中。その為ハシリヤンの運営は最高幹部の「大番頭」グランツ・リスクが取り仕切っている状態だが、それはあくまでも表向き。

実務はグランツに任せつつもしっかり裏から指示を出し、自身の影響力を維持している。

「服役」と言っても形だけであり、独房は超高級ホテルか宮殿の一室を思わせるような専用ルームで、豪華な食事を普通に与えられ部下を自由に出入りさせており、その有り様はどこぞの海外ギャングのように自らの城のように悠然と過ごしている。

 

幹部の一人であるマッドレックス「宇宙よりデカい器のお方」と評しており、彼を含めた隊長達や本家側近の強い忠誠心と畏怖の対象であり、末端が姿を見れば感動のあまり失神してしまう、全宇宙のワル界隈におけるカリスマそのものである。


何故ハシリヤンを率いて宇宙の星々を侵略し、ギャーソリンを集めているかは長らく不明だったが、バクアゲ36にてI.S.Aに呼ばれて事情聴取を受けた焔先斗の証言から、「人々の悲鳴を糧にして際限無く強くなり、尚かつ永遠に生きられるから」、要するに己の力の源だからだと判明。


過去ドルネロアブレラ同様、出自自体はありふれた宇宙人の一人に過ぎず、旗揚げしたハシリヤンを拡大してのし上がってきた模様。


外見編集

バイクのマフラー等のパーツが複雑に組み合わさった様な金髪に薄紫の肌、サングラスのような目付きが特徴的な壮年の男、といった風貌。服装は後ろ側にリアウィングがついた赤い中折れハットを頭に被り、赤と黒を基調としたジャケットとズボンに身を包んだ、スタイリッシュな出で立ちで、ややメカニカルながら、他の幹部達と比べても幾分人間に近い外見をしている。

ちなみに身長はブンドリオより頭一つ小さいくらい。


また、左腕にはマッドレックスのハシリ犬ディスレースのフランク同様、鋭い牙をむいたオレンジのシャイシャイ・サルカーがいるが、エサを与えているので生命体の模様。


更に得物としては先端に赤い宝玉が埋め込まれた長大な王笏を持ち、貴公子然とした高貴で煌びやかな印象を見る者に与える。この杖は部下への粛清の他、通信機能も備えている多機能アイテム。


性格編集

一人称は「アタシ」。

普段は落語家のように洒落を聞かせながらもゆったりした口調とキング・オブ・ポップじみた容姿に違わないキレのいい所作を特徴とした落ち着きと余裕に溢れる飄々とした性格。しかし感情が高ぶるとやや荒っぽい口調になるというお約束の二面性も持つ。

また時折ポーズを決めて「ポウッ!」と叫ぶ癖がある。


自分の代わりに本家を守ってきたグランツを何よりもまず抱擁と称賛で出迎えるなど部下から「宇宙よりデカい器のお方」と呼ばれるに相応しい人望の持ち主で、かつて全てを失ったブンドリオを言葉巧みに引き入れ、「ブンの字」と呼ぶ程に気に入り、自身の側に開発のスペシャリストかつ中枢メンバーとして置いていたこともあった。


一方で、侵略先の星の権力者相手には一見友好的ながらもイニシアチブは譲らない駆け引きを見せるとともに、失態を犯した追跡隊長は弁明を許さず粛清するなど、容易には自身に踏み込ませない冷酷さや何よりの糧とする「悲鳴」を求めてテンションが上がった際には凶暴さを垣間見せており、間違いなく〈宇宙マフィアをシメるボス〉としての風格・カリスマ性の持ち主でもある。


お気に入りとして引き入れながらも離反したブンドリオの生存を知るや狂喜のままに「お前のギャーソリン(=悲鳴)、聞きたくってたまんねェ!」「アンタの大事なものは全部壊してやる…最高のギャーソリンを聞かせろや!」と宣言する等、彼に対して尋常ならざる執着心を抱いている模様。


戦闘能力編集

バクアゲ9で今際の際に発したマッドレックスの言葉通りならボスらしくハシリヤンのどの隊長達をも凌駕する程の絶大な力の持ち主と思われるが、本格的に登場したバクアゲ34にて、その恐るべき力の一端が明らかになる。


座ったままマッドレックスやキャノンボーグ、ディスレース、デイモンサンダーと同格の幹部である追跡隊長を得物である長大な王笏をかざしただけで一瞬の内にバラバラにして処刑するなど底知れぬ実力を見せた。


前回のバクアゲ33にて、2度目の死を迎える際にマッドレックスは、彼の強さの域を「スピードの向こう側」と形容していたが、果たしてこれが意味する物とは……?


他組織との繋がり編集

恐ろしいことにワルイド・スピンドー、純粋な戦闘能力とは別に数多の大組織への介入・掌握にも長けており、本来ならハシリヤンを咎める警察組織すら無力化させる強大な影響力を持つ。

まさに巨悪と呼ぶに相応しい手腕である。


地球外編集

振騎玄蕃/ブンオレンジこと、宇宙通販の若旦那・ゲンバード・デ・リバリー二世の故郷。

どんな場所でも即日速達で品を届け、宇宙全土の通販を請け負っていると過言ではない力がある星だったが、ディスレースのコスパ重視の作戦と内通者による内部崩壊によって統治していた玄蕃の父親に濡れ衣を着せて失脚・投獄させる形で乗っ取り、「ハシリヤン通販」として組織の活動を柔軟に進めるためのバックアップとして悪用されている。


ブンブンの手引きで彼を逮捕した宇宙警察

ところがスピンドーと癒着しており、彼を収監した監獄惑星内部は実質スピンドーの執務室のようになっている上、地球に向かう際には何処からともなくタイヤ等々が飛んできてドッキング、自動車型宇宙船としても機能するなど檻としてはまったく機能していない。

スピンドーに懐柔されたのか、それ以前から腐っていたのかは不明だが、どちらにせよハシリヤンは弱体化どころか更に勢力を増大させているため全く抑止力になっていない。


なんと大也とブンドリオの夢であるビックバングランプリも買収・掌握済みである。

レースという勝ち負けのある世界ならば誰かしらの悲鳴がある=ギャーソリンの安定した供給源になると目をつけられてしまったらしく、彼の手により今では八百長の温床となってしまった。

この事態は大也とブンドリオの二人からすれば単なる平和のためではなく、己らの夢に手を伸ばすためには避けて通れぬ道となっている。

また、大也に対してブンドリオとの夢を「買った」と言い放つ姿は、奇しくも「惚れた」「買った」が口癖の彼に対する見事な当て付けである。


  • ビッグバンサッカー運営およびパルス・エース

こちらは宇宙で人気のサッカー競技、パルス・エースはそれの名門チーム。

ビッグバングランプリ同様に八百長試合を仕掛けて掌握済みで、スピンドーはその会長を兼任している。

それゆえに地球のサッカー協会が裏取引でビッグバンカップを地球で開催するのを引き換えに、傘下に入ろうとするのをブンブンジャーがサッカー対決で食い止めることになった


地球内編集

本来は地球を外敵から守るための組織であり、厳戒態勢を敷くべきなのだが、本部長の常槍鋭一郎ら上層部は「ハシリヤン利権」なるもののためにスピンドーと結託。

その為、スピンドーの来訪にあたってはレーダーを故意に解除したり情報操作で隠匿したりした上で、秘密裏に歓迎の会談の席を設けるほどである。


しかし細武調のようにこの地球への裏切り行為に対して反対する者も。


I.S.Aから社長を紹介されたことで新たに密約が結ばれた地球の大手企業。

これまで秘密裏にブンブンキラーロボを量産していたのだが、今後はハシリヤンから正式に許可を得て量産を行うようになる模様。


各話の動向編集

過去編集

ブンドリオの回想にて、彼に違法改造のパーツを送りBBGライセンス剥奪の原因を作った舎弟である宇宙人を締め上げ、彼のファンとしてハシリヤンに勧誘。


「アタシゃね…アンタには、"負けの美学"を感じるんだよ」

ブンドリオ「褒めてんのか貶してんのかどっちなんだよ?」


「アタシと一緒に走らねェか? 走りてェのに走れねェってのは辛いもんさね」 

 「アタシの見立てじゃ、アンタのメカニックの腕……誰にも負けやしねェ」


ブンドリオ「……誰だ、お前?」

「これからの男、ワルイド・スピンドー……。まだまだ小さいが、ハシリヤンって組織を旗揚げしたところさ」


孤立し心身共に弱りきっていたブンドリオは、彼の甘言に誘われるがままにハシリヤンに加わった。しかし後に自らの技術力を悪事に利用された上、上記の悲劇も全ては自分を「悪の道」に引きずり込まんが為に仕組んだ茶番だったと知った彼によって、自らは大銀河警察に引き渡され、宇宙の何処かの監獄惑星へと収監された。


だが、スピンドーと裏で繋がっていた大銀河警察は彼の悪行を黙認し、服役の身ながら誰の邪魔も入らない監獄惑星で悠々自適に過ごし、数多に宇宙に散らばる配下に指示を出し、現在に至るまでどんどん組織を拡大・強大化させていった。


バクアゲ34編集

直接の登場はこの回が最初。

名前だけはバクアゲ8にて出ていたが、ブンブンの秘密が明かされると共に、遂に物語の表舞台にその姿を現した。


「アタシはね、よーく覚えてるんだ…お前さ、ブンドリオを処刑したって言ったよな? よーく覚えてる。生きてたんだってさァ、ブンの字……不思議だよねェ? おかしいよねェ…!!?」

追跡隊長 「待って下さい、スピンドー様!? そんなはずは……」 


服役している監獄惑星で食事しながら、ディスレースを通じて処刑されたはずのブンドリオが生きてたと知り、実際に処刑したと伝えていた配下の追跡隊長を一瞬でバラバラにして粛清・始末した。

その後、共に気分を高揚させるままに、スピンドーは「ブンドリオのギャーソリン=悲鳴を聞きたくなった」と狂喜するのだった。


「アタシゃゾックゾクしてきたよ……。 ブンの字……お前のギャーソリン、聞きたくって堪んねェ!!」 


バクアゲ35編集

「よっくもアタシをダマし通してくれたモンだよ、ブンの字さァ…もう、逃がさないんだなァ? グラーンツ!!」


ブンドリオが自分を騙して永らえていたと知って執念を燃やすと共に、通信機を通して自身の代わりに本家を率いる大番頭にして右腕・グランツ・リスクと会話。


グランツ『ご機嫌麗しゅう、スピンドー様。 本家より、グランツ・リスクがお答え致します』

「裏切り者が生きてるの知っちゃあ、麗しくはねェな?」


グランツ『御尤もに御座います。して、この後は如何に?』

「決まってる。マッド、キャノン、ディスが送って来た地球のデータを全部見せろ。話はそれからだ」


そうグランツに命じ、今後の動き方を考えていくことにした。


バクアゲ36編集

「フン…ディス如きに楽しみ奪われちゃァかなわないからねェ…。

ブンの字には、アタシが行くまで、まだまだ頑張ってもらおうか…おぅグランツ!!」

グランツ『はい スピンドー様のグランツは此処に』

「地球に向かう。……さァ、ゾクゾクできる星だぞ、アレも……フッフッフッフ……」

グランツ『御意に御座います。されば、私も御供を……』


これまでの隊長達のデータを見終わった後、投獄前の恰好に戻ってグランツとともに地球へ向かう事を決意。

監獄惑星をそのまま車に変え、地球へと向かった。


ブンブンとの因縁の再会の時が訪れようとしていた。


バクアゲ39編集

「来たぞ…ブンの字……」


I.S.Aの情報操作によって誰にも悟られる事なく、グランツとI.S.A本部長・常槍鋭一郎に出迎えられる形で、遂に地球へ来訪。

久しい再会であるグランツには「グランツよォ!! よくぞ、長ェこと本家を守ってくれた。お前は最高の大番頭よ!!」と最大級の称賛で出迎える一方、常槍には拒絶と歓待を絶妙に織り交ぜて翻弄するなど、「イチ惑星の権力者ごときとは格が違う」とばかりの駆け引きを披露した。


そして、「野暮用がある」とグランツと用意させた車に乗り込むと、スポンジグルマーの能力で一人残された大也と対面。


「範道大也、礼を言いにきたんだわ」 

「ブンの字を拾ってくれてありがとよ。奴は達者か?」


地球の事も「戦争や貧しさに苦しむ者達の悲鳴で溢れている」として気に入っていると趣旨を伝えつつ、彼らの夢であるビッグバングランプリは既に自分が乗っ取ったことを暴露(どうやらハシリヤンも知らなかったブンブンジャーの夢であるビッグバングランプリに関しては調からそれを聞いた常槍より聞き知った模様)。自身のギャーソリンを集める為に八百長を仕掛けて公正なレースをできないようにしていた。


「ブンの字と言ったらビッグバングランプリよなァ? でもアレ、今じゃアタシの仕切りなんだわ」 

「勝った負けたの悲鳴はいいギャーソリンになる……レースの勝ち負けも、ハシリヤンの思いのままさね」


悲鳴に喜びに見出すためにブンブンの夢の舞台を汚した事に怒りを爆発させた大也は変身しようとするも難なく返り討ち。大也はブンブンチェンジャーが破損して変身不能に陥ったばかりかグランツに痛めつけられるという追い討ちで敗北し取り逃がしてしまった。

なお大也のチェンジャーは調の決死の行動により大也の元に予備が手渡された。


その後は応接室にてI.S.Aや訪れた内藤雷汰と面会、応接室の一角に用意されていた地球のメシ(寿司)を理由にイニシアチブを取り続け、怪しげな対談を開始する。


バクアゲ40編集

サンシーターの働きぶりを評価し、彼らを右腕に取り立てる……」という三人の妄想の中に登場した以外、本編に大した出番は無しかと思いきや、ラストでI.S.Aが製造していたブンブンキラーロボの視察にグランツと共に赴いていた。


「ほォ…コイツに、例の“アレ”が載ってンのかい…?」

内藤「高濃度エネルギー体を使用した新兵器、

  『ゲキトツバスター』を搭載したキラーロボです。ようやく、実用化に漕ぎ着けました」

「地球が極上の悲鳴で埋め尽くされる瞬間が、楽しみさね!!

         ……なァ……ブンの字……?」


バクアゲ41編集

「アタシゃねェ…平和的にシロクロ付けるにゃ、ビッグバンサッカーが一番だと思うんだよ」


BWCFA会長「おっしゃる通りです、ビッグバンサッカー連盟会長・スピンドー様。どうか我が地球も、連盟への加入を」

BWCFA副会長「次のビッグバンカップの開催は是非、地球で!!!」


今回は大世界複合サッカー協会「BWCFA」と密談。自身が会長を務める「ビッグバンサッカー」の地球開催を条件に100万人分のギャーソリンを加盟料として献上させる形で引き込もうとしていたが、シャーシロの尽力で情報を掴んだブンブンジャーが乗り込んできたため取引は一時中断。

サッカーの話はサッカーでケリをつけろとばかりに、送り込んだサッカーボールグルマー率いる「ハシリヤンユナイテッド」とのビッグバンサッカーでブンブンジャーに勝負を仕掛けた。


最初のうちはチームがゴールを決める瞬間に悠々と見ていたが、徐々にブンブンジャーが巻き返すようになると「アンタ…分かってんだろうねェ…!? アタシゃ追い抜かれるのが大ッ嫌いだって!!!」と言っては小型の立体映像越しで威圧していたが、最終的にサッカーボールグルマーら「ハシリヤンユナイテッド」は敗戦。

元に戻ったサッカーボールは立体映像を介してスピンドーに逸れて壁にめり込まれたが、その様子を見て「フッ……ナイスゲーム……」とどこか不敵に笑うのであった………。


結局のところBWCFA会長と副会長の2人はブンブンジャーと和解した為ビッグバンサッカーの地球開催は未遂に終わったものの、スピンドーにとっては今回の件は地球を傘下に引き込むための商談の一つでしかなく、ビッグバンサッカーの利権を握っているのもあって成立すればよし、ダメでも別に損はしないためか、特に勝敗に拘る様子はなく、どちらかと言えばサッカーボールグルマーを煽り、右往左往するのを面白がっていた模様。



声優について編集

遊佐は仮面ライダーシリーズでは『仮面ライダー電王』のウラタロスでお馴染みだが、スーパー戦隊シリーズは『魔法戦隊マジレンジャー』の冥獣人イエティのズィー以来実に19年ぶりの出演であり、敵組織の首領を演じるのは今回が初となる。


余談編集

  • 名前の由来はを主題とした洋画ワイルド・スピード』、車関連の洋画から名前が取られている点は他の隊長達と同じ。
  • デザインのモチーフはマイケル・ジャクソンと思われる。
    • 上半身のジャケットは「スリラー」にて、マイケルが身に付けていた赤と黒のジャケット、通称「スリラー・ジャケット」、帽子はマイケルが身に付けていた中折れハット、そして双眸はサングラスのようにも見える。
    • また、マイケルは『バブルス君』の愛称で知られるチンパンジーを飼っていた時分があり、シャイシャイは彼をモチーフにしたものであると思われる。鳴き声「ポウポ〜ウ」もマイケルの掛け声「ポゥ!」から来ていると思われる。
    • 東映公式HP『バクアゲタイムズ』には「決してキングオブポップではございません」と記述されているが、「ポゥ!」の掛け声、地球降臨後の最初の食事が寿司、姿を見たサンシーターが気絶するといったオマージュ要素(マイケルは寿司好きで有名であり、気絶もマイケルのコンサート中に観客が実際に失神していた事例がある)からしてどう見ても。
    • また若い頃のマイケルはスピード違反で何度も違反切符を切られる程にスピード狂だった上、一度拘置所に入れられた事もあり、自身の曲の一つである「Speed Demon」もそうした経験から作詞作曲したらしい。こうした点も、ハシリヤンの走大将のイメージに結び付いて現在のデザインに収まったのだろう。
  • 上記ジャケットの左右に突き出た襟の形状は、某有名スーパーロボット胸部放熱板を彷彿とさせる。
  • 公式曰く“監獄内の悠々自適な様子は海外マフィアが刑務所内に帝国を築き、何不自由なく生活しているのを参考にした”模様。
    • 実例を挙げると、1980~90年代で台頭したコロンビア麻薬カルテルメデジン・カルテル』のボス、パブロ・エスコバルは1991年に一度ガビリア政権との取引に応じて収監されるも、その収監先は私設刑務所とは名ばかりの娯楽施設を備えた豪邸『ラ・カテドラール(大聖堂)』であった(※しかも勾留中に犯罪歴が明らかにされてまともな刑務所に移されそうになるや、豪邸より脱獄して潜伏したオチまで付いている)。
  • 登場からしばらくは直接的な戦闘描写こそ少なかったものの、その悪行の数々に多くの視聴者が戦慄する程。

『ブンドリオの手に違法パーツが渡るように段取りBBG追放されるように仕向け、行き場を失ったところを勧誘。パーツをドラッグ、BBGをプロリーグに置き換えると、犯罪組織がプロスポーツ選手を麻薬で溺れさせ抱き込む手口』『I.S.Aや大銀河警察等々、司法組織に該当する公的機関との癒着で咎められない展開を作り出す』『BBGの掌握、やってることはブンブンジャーへの嫌がらせというよりも公的スポーツの裏側が市民の知らない所で反社シノギの場へとなってしまう』…等々、現実の事件も目を通している視聴者たちを戦慄させる悪事の数々である。もしかすると実際にあったマフィアや暴力団が起こした事件もキャラ設定作りに参考にしているのかもしれない。


関連タグ編集

爆上戦隊ブンブンジャー ハシリヤン

マイケル・ジャクソン ワイルド・スピード


細武調:同じくブンドリオにお熱な劇中の登場人物。


ドン・アルマゲ:同じく負の感情をエネルギーとする事で強く、不滅であり続けられる宇宙思念体。その思念を捻出する道具として宇宙規模のマンモス組織を率い、側近の一人に裏方担当の技術者も抱えていた。

また、作中後期のSAが一致する他、前期のSAは奇しくもブンドリオを担当する藤田洋平。しかも登場作藤田が兼演した追加戦士とは大きな因縁があった事実まで持つ。


ドン・ドルネロ:逮捕・収監されるフリをして刑務所を掌握、西暦2000年に施設や囚人ごと逃亡してマフィア組織を立ち上げた宇宙人犯罪者。

ドグラニオ・ヤーブン:服装のセンスも似ているギャング組織のボスだが、警察戦隊に逮捕された後拘禁刑無期懲役を受け一切の自由の無い牢獄生活を過ごす末路を迎えた。


アラドン星人ギャンジャバかつての戦隊作品にて罪の無い宇宙人を騙して自分の配下にしていた宇宙犯罪者


サカキブンドリオの中の人出演していた番組での悪のカリスマ的存在。こちらでも三下を始めとした構成員に崇められ、三下に妄想されている。

 

骨のシタリ:一人称が「アタシ」の敵幹部。侍戦隊シンケンジャーに登場。

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