概要
1966年9月6日生まれ。本名は同じ漢字で『せいけ としかず』。
青年時代は父親の意向で競輪選手を目指していたが、親のレールに乗り続けるのを拒否してジャパンアクションクラブ(後のJAE)の入団テストを受け所属する事となった。
同期に岡元次郎氏等がいる。
『電撃戦隊チェンジマン』の戦闘員・ヒドラー兵の一人としてデビュー以降は地道に活動を続け、1990~2000年代は時代劇に顔出し出演もしていた。
それから『轟轟戦隊ボウケンジャー』のクエスター・ガイ/怒りの鬼神ガイ役でスーツアクター業へ本格的に復帰。以降のスーパー戦隊シリーズの悪役側でレギュラー出演する事が多くなった。
更につかこうへい氏の舞台で殺陣師を行ったのを切っ掛けとしてアクション監督業もこなしており、戦隊シリーズ終盤で次回作の準備に掛かり切りとなる福沢博文氏の代役を務める他、TV本編以降の物語を描いたVシネマ『帰ってきた』シリーズの監督も務めていた。
しかし監督業は、役者としての感覚を一旦切って立ち回りや画を考えなければならないのが大変と感じているらしい。
説明無用の強敵格を務める岡元氏の対称となる、クレバー・智略キャラを演じる印象が強いが、長身を活かしてヨゴシュタインやドゴルド等のパワー・武闘派キャラを演じた事もある。一年間で複数のレギュラーキャラを演じ分ける芸当もやってのけており、『侍戦隊シンケンジャー』の腑破十臓と筋殻アクマロ(※自分(アクマロ)が自分(十蔵)の人間態に斬られる芸当までやった)、『天装戦隊ゴセイジャー』のブレドランが有名。
岡元氏とは共演の機会が多く、大まかな打ち合わせだけで完璧な殺陣がこなせる程にお互いを知り尽くしていると言う。
この他に戦隊怪人の声を『りーち』名義で当てた経験があり、シンケンジャーのモチベトリが該当する。
担当作品
轟轟戦隊ボウケンジャー(大剣人ズバーン、怒りの鬼神ガイ、クエスター・レイ、クエスター・ガイ)
侍戦隊シンケンジャー(腑破十臓怪人態、モチベトリ(CVを担当)、脂目マンプク)
仮面ライダーウィザード(ワイズマン/白い魔法使い(代役))
獣電戦隊キョウリュウジャー(怒りの戦騎ドゴルド、デーボ・カントック)
手裏剣戦隊ニンニンジャー(西洋妖怪ドラキュラ、西洋妖怪オオカミオトコ)
宇宙戦隊キュウレンジャー(イカーゲン、ドン・アルマゲ(Space.29以降)、ゲース・インダベー、ドン・アスラン、ドン・クエルボ、ドン・アルカゲ、ドン・ツルギ、牛型汎用破壊兵器ゼロ号)
騎士竜戦隊リュウソウジャー(ガイソーグ、リュウソウブラウン)
機界戦隊ゼンカイジャー(バラシタラ、ピラート・ゴールドツイカー(顔出し出演))
暴太郎戦隊ドンブラザーズ(ソノザ怪人態)
王様戦隊キングオージャー(デズナラク8世、ダグデド・ドゥジャルダン)
爆上戦隊ブンブンジャー(マッドレックス、アンテナグルマー、ジムグルマー、デイモンサンダー)