概要
1948年生、福岡県出身。在日2世の韓国人で本名は金峰男(キム・ボンウン)、通名は金原峰男。
ペンネームは日本語が読めない韓国人の母が読めるようひらがなにしたとのこと。
慶應義塾大学文学部在学中に芝居の戯曲を書き始め、学生劇団の演出家、脚本家として一躍知られるようになる。
1974年に自身の劇団を立ち上げ、8年後に一端解散したがその後も劇団やセミナーの立ち上げを行い更新の育成にも尽力し、多数の俳優や脚本家を育て上げた。
2回結婚しており、最初は女優・熊谷真美と結婚したが1982年に離婚、翌年自分の劇団所属の女優・生駒直子と再婚し1985年に産まれた娘が元宝塚歌劇団トップ娘役の愛原実花。
2010年7月に肺ガンで死去。享年62歳。最後のメッセージをスタッフに託して用意しており、葬儀などを辞退する知らせとともに「恥の多い人生でございました」との名言を残した。