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ドン・アルマゲ

どんあるまげ

ドン・アルマゲとは『宇宙戦隊キュウレンジャー』に登場する敵キャラクター。
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キュウレンジャーに遅れを取った。そうだなエリードロン? 反逆者キュウレンジャーを抹殺せよ」

CV:谷昌樹/ スーツアクター:藤田洋平、清家利一(29話以降)

概要

88星座系を支配する宇宙幕府ジャークマターの頂点に立つショーグン(首領)。

姿が覆い被さるほどのローブを着ており、素顔を確認することが出来ない。
その為、人によってはかの有名なシスの暗黒卿を思い浮かべた人もいるかもしれない(HPを見ると黒い体色をした怪物の様な見た目である事がわかる)。

エリードロンを含むカローにも正体を知られていない謎の存在だが、立体映像でありながらエリードロンを吹き飛ばす程の衝撃波を放てたり、ヒューマノイド型宇宙人であるスコルピオを怪人化させるなど、その力は事実上全宇宙の頂点に立つショーグンの名に恥じない相当な物。

支配体制

物語開始の時点で全宇宙のほぼ全てを支配していると言う、過去の戦隊に登場した敵組織達が霞む程の凄まじい規模と実績を有するジャークマターだが、全宇宙の支配が目的だと仮定すればその組織体制も残酷さを感じる程に合理的な物となっている。
以下の文はそれを具体的に説明する物であり、長期的な計画を練る事が得意だったと言うドン・アルマゲに対するツルギの評価を裏付けている。

理に叶った侵略手順
組織の主な活動目的である、惑星の大まかな侵略手順は以下の三段階になっている模様。

  • 第一段階:カロー率いる侵略部隊の武力制圧
ドン・アルマゲ直属であるカローが指揮する侵略部隊が対象の惑星に攻め込み、圧倒的な武力で蹂躙。抵抗勢力がいれば徹底的に壊滅へ追い込み、惑星の住民の精神を圧し折る。

支配惑星を管理する為派遣されたダイカーンは、後述するプラネジューム採取に関する仕事をこなしていれば支配場所で何をしても構わない。即ち自身の欲望の為に統治の名目で住民をこき使う事が容認されており、それにより住民の心身を疲弊させてジャークマターへの反抗心を摘み取る。

片手間次いでに圧政を敷くダイカーンだが、その目的は第一に、預けられたモライマーズによる支配した惑星のプラネジューム採取を邪魔されない様にする為。そしてそれが完了、プラネジュームを収奪された星は上記している様に爆発して滅んでしまう。そしてこの段階に到り、とうとう自分達の星まで失ってしまった住民は最早ジャークマターへ反抗する気すら失せている事だろう。

全宇宙を未来永劫支配し続けようと考えている勢力に取って、常に付き纏う懸念は反乱分子の出現や台頭であるが、この侵略方法は最初から最後まで支配対象を虐げ、精神を挫き続ける事で反乱を未然に防ぐやり方の為、長期的に見ればかなり理へ叶っている。

内部崩壊の起き難い人事運用
全宇宙に比肩する物の無い規模と戦力を誇るジャークマターでも、所詮それを行使する連中には個々に思想や意志がある。それを完全にコントロール出来なければ独裁体制な組織の内部崩壊に繋がりかねないが、ドン・アルマゲはそれを最小限の労力かつ無理の無い方法で実現している。

  • 疑似生命体にも出世の可能性を示す完全実力主義
下級兵士であるインダベーツヨインダベーは、戦闘用にジャークマターが大量製造した疑似生命体である。だが彼等にも個々の意思がある故、製造時に小細工(忠誠心の刷り込み等)をしても扱いが悪ければ反逆、その膨大な数で組織に大きな被害を齎す可能性を持つ。それを防ぐ為、組織内で実績を積めばそれ相応の階級に昇格出来るジャークマターの実力主義な昇進制度が下級の疑似生命体達にも適用されている。
劇中で度々出て来るダイカーンの位に伸し上がったツヨインダベー達の存在がその証拠であり、それに憧れ自分達も同じ風に出世しようとする形で他のツヨインダベーやインダベーもジャークマターに帰属。結果的に上からの待遇が多少悪くとも離反する気は起らない位のスタンスが下級兵士間に広まり、些細な事では一斉謀反が起こり難い空気となっている。

  • 圧政を『させる』事でのダイカーン達の飼い殺し
侵略手順の第二段階を読んで察した人もいるだろうが、ダイカーン達の支配惑星での圧政を容認するのは支配層で最も数が多い故、忠誠心にバラツキがある(時と場合によっては反旗を翻す可能性も)であろう連中達を手っ取り早く手懐ける手段でもある。だがこれは同時に、ダイカーンとなった宇宙人達を圧政に酔いしれ『させる』事で堕落させ、ジャークマターに謀反を起こす気を無くさせ当人達の武力を衰えさせる一石二鳥どころか三鳥のメリットがある。
実際ダイカーンの中には使い様によってはジャークマターの脅威になりかねない能力を持った者が少なくないのだが、そうした連中は悉く圧政により実現した自らの欲望に溺れており、そのせいで少人数で挑んでくるキュウレンジャーにアッサリ倒され戦死する程度まで戦闘能力が低下している。一方で結局、一惑星の管理者に過ぎないダイカーン達が多少倒されてもジャークマターは痛くも痒くも無い為、そうして実質飼い殺されてしまう。

  • 特権を与えられての勅命=厄介者の追放と処分
下層の不満を抑える為に敷かれた実力主義な昇進制度だが、これを昇り詰めてカローとなった者全てがジャークマターに都合が良い訳では無いのは想像の通り。武闘派が過ぎて自らの安全管理が疎かだったり、ショーグンへの下剋上を内心で企む者等を放っておけば組織にとっての不安材料となる。
どうやら、そうした連中を波風立てずに処分する方法が“戦死するリスクの高い特別な指令=勅命”を下す事らしく、更に別星系を跨いで活動出来る特権も与える事で支配星系に立て籠もるのも封じている模様。劇中前半に出て来た幹部格(ショーグンの刺客2人は例外か)はこの扱いを下されている様で、それと対決して撃破して来たキュウレンジャーはまんまとジャークマターにとっての厄介者を処分する役をさせられていた事となる。

結局、ドン・アルマゲが恐怖を持って自らの都合を自身以外の他者へ押し付けるためにジャークマターは存在している。それはドン・アルマゲ以外のジャークマター構成員とて同じであり、一見傘下へ与した者には寛容な人事運用であってもその背後にはドン・アルマゲからの恐怖があるのが伝わって来る。

支配体制の本当の意味
最初に書いた様に上記の考察はドン・アルマゲが全宇宙の支配を目的としているという仮定に依る物であり、実際にジャークマターの構成員はその多くが全宇宙の支配が目的だと考えているが、ドン・アルマゲにとって全宇宙の支配はただの手段である。
ドン・アルマゲの目的は矛盾に満ち溢れた今の宇宙を破壊し、そこに住む全ての生命を新しい宇宙へと転生させて強制的に救済する事にある。

考察の内容も

  • 理に叶った侵略手順の実態
未来永劫の支配など最初から考えておらず、支配が手段に過ぎないからこそ強固かつ合理的な侵略・支配体制が必要とされる。
合理的な侵略・支配システムは一日も早く救済を実行する、言い換えれば一日も早く宇宙を滅ぼす為のシステムであり、それがたまたま未来永劫の支配に都合のよいシステムでもあったに過ぎない。

  • 内部崩壊の起き難い人事運用の実態
来世での救済という絵に描いた餅では、人はついて来ない。ましてや救済の方法が今ある宇宙を滅ぼす等と言う物ならついてくる方がおかしい。
そこで、救済の為の方便として部下の好き勝手を許す風土を作り上げているのであり、飼い殺しは結果論に過ぎない。

ジャークマターの全ては、ドン・アルマゲの掌で転がされているに過ぎないのだ。

主な経歴

  • Space.4

キュウレンジャーが惑星チキュウへ向かった事を知り、チキュウにある何かしらの秘密を知っているのか、「あの星の秘密を知られてはならん、必ずキュウレンジャーを抹殺しろ」とエリードロンに厳命した。

  • Space.8
チキュウに派遣されたイカーゲンマーダッコに対し「宇宙は誰の物だ?」「チキュウは誰の物だ?」と問い、自身の物であると改めて確かめ、キュウレンジャー殲滅を下知している。

  • Space.15
スコルピオにキュウレンジャーの抹殺を再度命じ、モライマーズの大艦隊を指揮しチキュウに残った全てのプラネジュームを速やかに搾取する様命令。
しかし特殊ではあるものの、宇宙全土からすれば辺境の一惑星に過ぎないチキュウの破壊に力を入れようとするその姿勢から「焦っているのか?」とスコルピオに内心疑念を抱かれている。

  • Space.21
スコルピオがキュウレンジャーに敗れると同時に、キュウレンジャーの前に立体映像越しに初めて姿を現し、チキュウ上のモライマーズをすべて起動させた上でキュウレンジャーを自らの手で始末しようとする。
しかしスコルピオがキュウレンジャーを庇った事で失敗し、アルゴ船から目覚めたホウオウソルジャーに中核であるビッグモライマーズを含めたモライマーズ部隊も破壊され、チキュウの破壊は阻止された。

浮かび上がった謎

  • Space.22

なんと300年前にホウオウソルジャー=鳳ツルギによって倒されたと言う衝撃的な事実がツルギ本人の口から判明した。
しかし何故か生き延びており、その事実を隠すために歴史改竄を行なっていると推察される。つまりチキュウの滅亡を急いでいたのも、そこに眠る自身の天敵を排除する為に他ならなかったのだ。
またツルギからそのことを聞かされたマナビルの様子からして、ジャークマターの関係者であってもその情報は極秘にされているようだ。
同話でスコルピオの敗北、大部隊の全滅を機に最高幹部フクショーグンと呼ばれる3名を召集し、今度こそ完全にツルギを抹殺しようと彼らに命令を下した。

  • Space.24
テッチュウギャブラーの猛攻で劣勢に陥ったツルギとラッキーの前に姿を現し、恐れていた彼がもはや自分の脅威たりうる存在ではなくなったと判断。勝てていたはずのテッチュウ達を「いつでもトドメを刺せるから」と一時撤退させるという余裕を見せつける。
自身が何故死んでないのかと問われたが、答えはせず「思い上がるな!貴様は無駄に不死身の力と仲間の命を失っただけに過ぎん」とツルギを愚弄して消えていった。

明かされたローブの下の姿(Space.29、30)


やはり現在のアルマゲの言うとおり、88星座の戦士が激闘の末に倒した過去のアルマゲは虚影に過ぎず、激闘の後も生き延びていた。

Space.29の舞台である約300年前の世界で、ラッキー達とオライオンに次々倒されていくフクショーグン達。
最後の一人になったククルーガが追い詰められた時、いつもの巨大なホログラムで出現。
そこにラッキー達のオールスタークラッシュが加えられ倒されたかに見えたが…。

煙の向こうから小さな黒い光弾をラッキーに向かって放つ。
気付いた時には後ろで爆発が起こり、あまりに一瞬の事で状況を理解できなかったラッキーだが、腹部に貫通した光弾で重傷を負ってしまい、倒れ込んでしまった。
突然の事態に動揺するキュウレンジャーの元へと歩きながらローブを纏った等身大の姿で現れ、ローブを脱ぎ捨て、ついに真の姿を現した。

「さぁ、次はどいつだ?」

脳味噌や骨を彷彿とさせる部位がある黒い身体、悪魔の様な巨大な翼、全てを制圧するかの様な視線を感じる複数の黄色い眼……。
その姿はまさに「ショーグン」と呼ぶにふさわしい、禍々しく邪悪な姿であった。
自らの背丈ほどもある大鎌を武器に振るい、掌から光線を撃ったり漆黒の雷を生み出して敵へ降り注がせる等、戦闘力も規格外である。

続くSpace.30ではラッキーを瀕死状態にした事で激昂し向かって来たキュウレンジャーを軽く返り討ち。
そのまま仕留めようとしたがオライオンが我が身を顧みず全力で自身の攻撃を防いだため、その隙にツルギがホウオウボイジャーを召喚、撤退されてしまう。
しかし消耗が著しいキュウレンジャーが遠くへ逃げられる訳も無いので、すぐに居場所を突き止めククルーガを差し向ける。
それでもまだ抵抗して来た為、一旦ククルーガを引かせた上で自身も合流。今度こそ止めを刺そうと進軍した先で、ツルギがラッキーを蘇生する時間を稼ごうとするキュウレンジャー3人とオライオンが立ちはだかる。
何度も奇跡を起こして来たラッキーの復活を信じるキュウレンジャー達を見て「ハッハッハ!もはや奇跡にすがることしかできんか?」と見下しつつ規格外の戦闘力を発揮、変身解除させ地面へ倒れ伏させる。

だが止めを刺そうとした本当にギリギリの所で復活したラッキーが割り込み、それで士気を取り戻したオライオンとラッキーが心をシンクロさせた時、自らの血筋によりシシ座とオリオン座の力を併せ持つラッキーに反応しサイコーキュータマが出現。それを使いラッキーが変身した最高の救世主・シシレッドオリオンの誕生を目撃する。
これに対し一足早く攻撃したククルーガがアッサリ返り討たれたのを見て脅威を感じ、直前に倒れたククルーガ含めたフクショーグン3人を巨大化させる事で他のキュウレンジャーを引き離した上で交戦。しかし瞬間移動や空間操作、キューザウェポン等を駆使して戦う相手へ翻弄、圧倒されてしまう。
そして最後はオールスターギャラクシー「インフィニッシュブラスト」を喰らい、「この私が負けるだとォ!!?」と自身の敗北を認められない断末魔を残して爆散した。

そして力尽きたオライオンを埋葬、彼の代わりに宇宙中へ伝説を広める行動を取る事にしたショウ司令チャンプを残したキュウレンジャーは現在へ帰還。
しかしそこでラッキー達を待っていたのは、ダークナーガを連れたフクショーグンや生きて健在のローブ姿のアルマゲが映った数多の映像であり、過去への出発前とまるで変わっていない状況だった……。

未だ続く暗躍(Space.32~40)

ダークナーガを擁した作戦の失敗というアキャンバーの報告を受け、残っている全宇宙のカローに対し「キュウレンジャー全員を倒した者にフクショーグンの地位を与える」と通達した。

ナーガ曰く現時点の彼の潜伏先は「ミナミジュウジ座……らへん」らしく、後にケンビキョウキュータマの力で再びナーガの脳内に侵入したバランスによって、その場所がミナミジュウジ座系の中心部の惑星サザンクロスだと発覚している。

肩乗りショーグン


Space.35にてクジャク座系惑星ピコークでホシ★ミナトの左肩に乗ったマスコットの姿に化けていたが、ハミィの使ったエリダヌスキュータマの力で姿が見えてしまい、三度姿を現す。
近くにいたにも関わらずキュウレンジャーの侵入を許したアキャンバーに対し「使えない奴だ。この場で消されなく無かったら、分かっているだろうな?」と完全に信頼を無くして彼女を脅迫し、自身は巨大化してオリオンバトラーギガントホウオーと交戦の末、オリオンバトラーのオリオン砲を食らって敗れた。
死の間際に「しかし、たとえこの私を倒せても、貴様らに私の命は奪えん!」と挑発するが、この一言によってラッキーとツルギに不死身のカラクリを見抜かれてしまう。

目の前にいるドン・アルマゲ、そして過去で2度に渡って倒したドン・アルマゲは、実は同じ能力と記憶と思考を共有しながら、全宇宙に無数に存在するドン・アルマゲの中の一体に過ぎなかったのである。
しかもこの回で倒したドン・アルマゲは、用意周到なことに全宇宙No.1タレント・ホシ★ミナトを依代とし、陰ながら全宇宙の人々を洗脳していたのだった。

ラッキーとツルギによってこのドン・アルマゲは倒されたものの、ジャークマターを倒す方法が「宇宙全体に無数に存在するアルマゲを全て倒す」という、それは単純ながらも予想以上に困難なものである事を意味していた。
しかしながら「ホシ★ミナトを操っていた個体が過去で戦った個体と比べてあまりにも手応えが無さ過ぎた」というツルギの疑問から、スティンガーは「今まで戦ったドン・アルマゲは分身で、どこかにいる本物を倒せば全てが終わる」と推測している。

この一筋の希望を確かめるべくキュウレンジャーは惑星サザンクロスに向かう事になるが、ミナミジュウジ座には全体にバリアが張り巡らされていると判明。
ツルギによると333年前にカシオペア座・ケフェウス座・アンドロメダ座・ペルセウス座の戦士がバリアを破った所を目撃しており、その術を再現できれば突破ができるとの事。
一行は既に所持しているアンドロメダキュータマ以外のキュータマを確保するべく、まずはそれぞれケフェウス座とペルセウス座へと向かうことになった。

アルマゲもその情報を聞きつけ、space.38でケフェウス座系カシオペア座系それぞれのカローや、ペルセウス座系惑星ゲムにいたアントン博士、そして彼に強化改造を施されペルセウス座系カローに昇進したメカマーダッコにかつてのローブ姿のホログラムで現れ、バリア破壊を阻止するように命じた。

その目的と、隠された姿…?(Space.41~43)

しかしカロー達はことごとく撃破され、Space.41でついにミナミジュウジ座系へと辿り着いたキュウレンジャーによってバリアは破壊され、サザンクロスへの突入を許してしまう。
これに対しアルマゲはククルーガが殺したと思われていたアスランに取り憑き、ジャークマター最凶の戦士・ドン・アスランとして差し向けキュウレンジャー、特にラッキーを精神的に追い込んで抹殺しようと目論む。

その一方でSpace.42終盤~43では、ツルギに対し「二人だけで話がしたい」と言って自身の下に招き寄せ、彼に宇宙を消滅させ、一から作り直すという真の目的を伝える。
「色んな肉体に取り憑き続けて生きる事を不死身って言うなら、愚かだな。宇宙が消えて無くなる。すなわち取り憑く肉体も無い。すなわち、貴様も消えるという事だ」とツルギに指摘されるが

「ツルギ、君に僕の考えは分からないよ」
「僕が何故、君をここに呼んだか…僕の本当の姿を見せたかったからだよ!」

といい、ツルギにのみ自身の正体を明かした(※)。


その後、ラッキーに敗れ洗脳が解けたアスランから放出された邪気から出現。
アルマゲの真の目的を聞き動揺するメカマーダッコに「奴らを倒せば、お前だけは助けてやる」と大鎌を向けて脅し、彼女と共にキュウレンジャーと交戦。
メカマーダッコを盾にしてキュウレンジャーの攻撃を防ぎ交戦するも、力を少しずつ蓄えていったキュウレンジャーに追い詰められてしまう。
大鎌から電撃を放って抵抗するもアスランが投げた剣が腕にあたり、大鎌を手放した隙を突かれインフィニッシュブラスト・オールスタークラッシュ・フェニックスエンドの同時攻撃を受けてメカマーダッコと共に敗北。

消滅と同時に「ただでは死なぬ!!」とアスランを始末するべくレーザーを放つが、あっさり避けられてしまう。
それもそのはず…アルマゲの真の狙いはアスランの後ろにあったブラックホール発生装置で、アスランが避けたら発生装置に当たるようにレーザーを撃っていたのだ。
装置は自動制御を破壊されただけで作動自体には問題が無かったものの、手動になった為に作動させるとブラックホール発生と同時に作動者が飲み込まれて帰ってこれないというリスクが出来てしまったが、アスランが自ら犠牲となって装置を作動させた事で宇宙消滅は免れた。

この時点でまだアルマゲは生きており、「これで私の野望が終わったと思うな。束の間の勝利を味わうがいい…」とジャークマターの恐怖はまだ終わらない事をキュウレンジャーに再認識させた。

(※)この時は一人称が「私」ではなく「僕」となっており、声も少し青年のような声に変わった他、宿敵の筈のツルギに対して「君」と呼びかけている。
本体は眩い光に包まれていて分からなかったが、背中から黒い6つの翼を広げており、その姿を見たツルギは「なんてこった…」と衝撃を受けていた。

明かされるその正体、そして…(Space.44~)

Space.44では(前述の真の目的を知って我が身を案じた為か)ほとんどのカローがジャークマターから離反する中、超弩級のビッグモライマーズヘ潜伏し、1人だけ離反する事なく仕えるアントン博士が開発した新型プラネジューム爆弾(黒いモライマーズから吸い上げたプラネジュームのエネルギーを「ダークプラネジューム」に変化させ、少量でも惑星が滅ぼせる威力を持つ)の実験用にカラス座系の惑星を提供し、次々と爆発させていた。

そしてカラス座系の最後の惑星・ベローナでモライマーズを破壊しようとするキュウレンジャーを襲撃し、ツルギに対し前話でも垣間見せた青年風の声で「ツルギ。僕の正体、ちゃんと伝えてくれたかい?」と自分の正体をラッキー達に教えたかを確認。
そこでツルギが自分の正体を誰にも言わず胸の中にしまっていた事を確認した上で、キュウレンジャー全員の前で本当の正体を現した………



ツルギ「信じたくなかった。すなわち、今のドン・アルマゲは…“俺様の知っている男”だ」



Space.45では、他者が知るアルマゲは黒幕によって作り出された分身であった事が判明。
黒幕がいればキュウレンジャーに倒されても何度でも作り出す事ができるため、アルマゲが現代でも生きているというトリックを仕掛ける事ができ、支配をより長期化させるための影武者に過ぎなかった。













本当の目的(ネタバレ注意)

Space.46で、キュウレンジャーはチキュウに刺さった超弩級ビッグモライーズを破壊、更には真の黒幕も撃破した事で、アルマゲの手から宇宙を救い、長い激闘を制し安堵するキュウレンジャー。

しかし…




「救われた? 愚かな! 本当の地獄はこれからだ!」




なんと撃破したと思われたドン・アルマゲはしぶとく生き延びており、今度はホウオウキュータマの力によって不死身の力を持つ男、すなわちツルギに乗り移る。

アルマゲの真の目的は鳳ツルギの肉体を手に入れ、今まで掻き集めたプラネジュームを取り込んで不死身の肉体を再度得る事で、全宇宙の支配者に君臨する事

ジャークマターという組織はアルマゲの個人的願望を達成する為に作り上げたに過ぎず、アルマゲの中に潜む黒幕と思われた人物も、ツルギを誘き寄せるために用意した捨て石だったのだ。

それでもお前は


ツルギの肉体を取り込んだアルマゲは、キュウレンジャーに向かってプラネジュームを掻き集めて作り出した光線を放ち、ラッキーたちを庇ったショウ司令を取り込み自身の肉体に一部に変えてしまう。
アルマゲは自身の目的を実行に移すべく、チキュウを後にした。


余談

モチーフはおそらく、クトゥルフ神話旧支配者
ローブを着ているホログラムでの姿は即身仏がモチーフであると思われる。
名前の由来は「アルマゲドン」と首領を意味する「ドン」。
漫画版人造人間キカイダーのラスボスである『アーマゲドン・ゴッド』にも掛けていると思われる。
声を演じる谷氏は『未来戦隊タイムレンジャー』の傭兵オーグ以来、17年ぶりの出演となる。

関連リンク

宇宙幕府ジャークマター
アルマゲドン

行動隊長アルマドン(海賊戦隊ゴーカイジャー):名前に共通点のある過去の戦隊怪人。ただしこちらは同名タイトルの洋画の方由来すると思しき点がある
救星主のブラジラ:要するに、ドン・アルマゲがやろうとしている事は彼と同じである(スケールは桁違いだが)。
ドン・ドッゴイヤー(海賊戦隊ゴーカイジャー):宇宙海賊ゴーカイグリーン。特撮戦隊に登場するドン一族繋がり。裏設定では後述するドン・ホラーの孫であった。
ドン・ホラー(宇宙刑事ギャバン):宇宙犯罪組織マクーの首領。
ドン・ハルマゲ(NG騎士ラムネ&40):名前もその由来もほぼ同じ。こっちもラスボス。
クラックス・ドゥガチ:同じ記憶と思考を共有し、複数存在するラスボス
ヴェンデッタACVで谷氏が声を演じるレジスタンスのリーダー、ジャック・バッティの搭乗機。ただし広大な宇宙を領土としていたジャークマターと違い、彼が統治者側の地位を捨て立ち向かった「シティ」は広く見積もってもせいぜい1都市レベルと非常に規模が小さく、それでいて弱者を切り捨てなくては物資のやりくりさえままならなかった。またレジスタンスの悲願自体は後にリーダーの地位を継いだ彼の義娘が成し遂げたが、直後「シティ」に雇われていた「」が裏切り、無差別攻撃を行ったために結果共倒れとなり、再訪時も複数の中小勢力が各地で小競り合いを繰り返す無政府状態となっていた。
キュゥべえ:同じ姿の別個体が複数存在する繋がり。

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