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ドン・アルマゲ

どんあるまげ

ドン・アルマゲとは『宇宙戦隊キュウレンジャー』に登場する敵キャラクター。(イラスト下)
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キュウレンジャーに遅れを取った。そうだなエリードロン? 反逆者キュウレンジャーを抹殺せよ」

CV:谷昌樹 / スーツアクター:藤田洋平、清家利一(29話以降)

概要

88星座系を支配する宇宙幕府ジャークマターの頂点に立つショーグン(首領)。

姿が覆い被さるほどのローブを着ており、素顔を確認することが出来ない。
その為、人によってはかの有名なシスの暗黒卿を思い浮かべた人もいるかもしれない(HPを見ると黒色の体色をしている怪物の様な見た目である事がわかる)。

エリードロンを含むカローにも正体を知られていない謎の存在だが、立体映像でありながらエリードロンを吹き飛ばす程の衝撃波を放てたり、ヒューマノイド型宇宙人であるスコルピオを怪人化させるなど、その力は事実上全宇宙の頂点に立つショーグンの名に恥じない相当な物。

主な経歴

  • space.4

キュウレンジャーが惑星チキュウへ向かった事を知り、チキュウにある何かしらの秘密を知っているのか、「あの星の秘密を知られてはならん、必ずキュウレンジャーを抹殺しろ」とエリードロンに厳命した。

  • space.8
チキュウに派遣されたイカーゲンマーダッコに対し「宇宙は誰の物だ?」「チキュウは誰の物だ?」と問い、自身の物であると改めて確かめ、キュウレンジャー殲滅を下知している。

  • space.15
スコルピオにキュウレンジャーの抹殺を再度命じ、モライマーズの大艦隊を指揮しチキュウに残った全てのプラネジュームを速やかに搾取する様命令。
しかし特殊ではあるものの、宇宙全土からすれば辺境の一惑星に過ぎないチキュウの破壊に力を入れようとするその姿勢から「焦っているのか?」とスコルピオに内心疑念を抱かれている。

  • space.21
スコルピオがキュウレンジャーに敗れると同時に、キュウレンジャーの前に立体映像越しに初めて姿を現し、チキュウ上のモライマーズをすべて起動させた上でキュウレンジャーを自らの手で始末しようとする。
しかしスコルピオがキュウレンジャーを庇った事で失敗し、アルゴ船から目覚めたホウオウソルジャーに中核であるビッグモライマーズを含めたモライマーズ部隊も破壊され、チキュウの破壊は阻止された。

浮かび上がった謎

  • speac.22

なんと300年前にホウオウソルジャー=鳳ツルギによって倒されたと言う衝撃的な事実がツルギ本人の口から判明した。
しかし何故か生き延びており、その事実を隠すために歴史改竄を行なっていると推察される。つまりチキュウの滅亡を急いでいたのも、そこに眠る自身の天敵を排除する為に他ならなかったのだ。
またツルギからそのことを聞かされたマナビルの様子からして、ジャークマターの関係者であってもその情報は極秘にされているようだ。
同話でスコルピオの敗北、大部隊の全滅を機に最高幹部フクショーグンと呼ばれる3名を召集し、今度こそ完全にツルギを抹殺しようと彼らに命令を下した。

  • speac.24
テッチュウの猛攻で劣勢に陥ったツルギの前に姿を現し、恐れていた彼がもはや自分の脅威たりうる存在ではなくなったと判断。勝てていたはずのテッチュウ達を、いつでもトドメを刺せると一時撤退させるという余裕を見せつける。
自身が何故死んでないのかと問われたが、答えはせず「思い上がるな!貴様は無駄に不死身の力と仲間の命を失っただけに過ぎん」とツルギを愚弄して消えていった。

明かされた正体(speac.29以降のネタバレ注意!)

















やはり現在のアルマゲの言うとおり、88星座の戦士が激闘の末に倒した過去のアルマゲは虚影に過ぎず、激闘の後も生き延びていた。

speac.29で約300年前の世界でラッキー達とオライオンに次々倒されていくフクショーグン達。
最後の一人になったククルーガが追い詰められた時、いつもの巨大なホログラムで出現。
そこにラッキー達のオールスタークラッシュが加えられ倒されたかに見えたが…。

煙の向こうから小さな黒い光弾をラッキーに向かって放つ。
気付いた時には後ろで爆発が起こり、あまりに一瞬の事で状況を理解できなかったラッキーだが、腹部に貫通した光弾で重傷を負ってしまい、吐血して倒れ込んでしまった。
そしてローブを纏った等身大の姿で現れ、突然の事態に動揺するキュウレンジャーの元へと歩きながらローブを脱ぎ捨て、ついに真の姿を現した。

ドンアルマゲ


「さぁ、次はどいつだ?」

脳味噌や骨を彷彿とさせる部位がある黒い身体、悪魔の様な巨大な翼、全てを制圧するかの様な視線を感じる複数の黄色い眼……。
その姿はまさに「ショーグン」と呼ぶにふさわしい、禍々しく邪悪な姿であった。
自らの背丈ほどもある大鎌を武器に振るい、掌から光線を撃ったり漆黒の雷を生み出して敵へ降り注がせる等、戦闘力も規格外である。

続くSpace.30ではラッキーを瀕死状態にした事で激昂し向かって来たキュウレンジャーを軽く返り討ち。
そのまま仕留めようとしたがオライオンが我が身を顧みず全力で自身の攻撃を防いだため、その隙にツルギがホウオウボイジャーを召喚、撤退されてしまう。
しかし消耗が著しいキュウレンジャーが遠くへ逃げられる訳も無いので、すぐに居場所を突き止めククルーガを差し向ける。
それでもまだ抵抗して来た為、一旦ククルーガを引かせた上で自身も合流。今度こそ止めを刺そうと進軍した先で、ツルギがラッキーを蘇生する時間を稼ごうとするキュウレンジャー3人とオライオンが立ちはだかる。
何度も奇跡を起こして来たラッキーの復活を信じるキュウレンジャー達を見て「ハッハッハ!もはや奇跡にすがることしかできんか?」と見下しつつ規格外の戦闘力を発揮、変身解除させ地面へ倒れ伏させる。

だが止めを刺そうとした本当にギリギリの所で復活したラッキーが割り込み、それで士気を取り戻したオライオンとラッキーが心をシンクロさせた時、自らの血筋によりシシ座とオリオン座の力を併せ持つラッキーに反応しサイコーキュータマが出現。それを使いラッキーが変身した最高の救世主・シシレッドオリオンの誕生を目撃する。
これに対し一足早く攻撃したククルーガがアッサリ返り討たれたのを見て脅威を感じ、直前に倒れたククルーガ含めたフクショーグン3人を巨大化させる事で他のキュウレンジャーを引き離した上で交戦。しかし瞬間移動や空間操作、キューザウェポン等を駆使して戦う相手へ翻弄、圧倒されてしまう。
そして最後はオールスターギャラクシー「インフィニッシュブラスト」を喰らい、「この私が負けるだとォ!!?」と自身の敗北を認められない断末魔を残して爆散した。


そして力尽きたオライオンを埋葬、彼の代わりに宇宙中へ伝説を広める行動を取る事にしたショウ司令チャンプを残したキュウレンジャーは現在へ帰還。
しかしそこでラッキー達を待っていたのは、ダークナーガを連れたフクショーグンや生きて健在のローブ姿のアルマゲが映った数多の映像であり、過去への出発前とまるで変わっていない状況だった……。

未だ続く暗躍、その本拠地(Space.31以降)

ダークナーガを擁した作戦の失敗というアキャンバーの報告を受け、残っている全宇宙のカローに対し「キュウレンジャー全員を倒した者にフクショーグンの地位を与える」と通達した。

ナーガ曰く現時点の彼の潜伏先は「ミナミジュウジ座……らへん」らしく、後にケンビキョウキュータマの力で再びナーガの脳内に侵入したバランスによって、その場所がミナミジュウジ座系惑星・サザンクロスだと発覚している。

Space.35ではクジャク座系ピーコクで、ホシ★ミナトの左肩に乗ったマスコットの姿に化けて取り憑いており、ホシ★ミナトの記憶を改竄していだが、ハミィの使ったエリダヌスキュータマの力で姿が見えてしまい、三度姿を現す。
近くにいたにも関わらずキュウレンジャーの侵入を許したアキャンバーに対し「使えない奴だ。この場で消されなく無かったら、分かっているだろうな?」と完全に信頼を無くして彼女を脅迫し、自身は巨大化してオリオンバトラーギガントホウオーと交戦する。

オリオンバトラーのオリオン砲を受けて大ダメージを食らうも、「しかし、たとえこの私を倒せても、貴様らに私の命は奪えん!」と挑発するが、この一言によってラッキーとツルギに不死身のカラクリを見抜かれてしまう。

目の前にいるドン・アルマゲ、そして過去で2度に渡って倒したドン・アルマゲは、実は同じ能力と記憶と思考を共有しながら、全宇宙に無数に存在するドン・アルマゲの中の一体に過ぎなかったのである。
しかも、このドン・アルマゲは用意周到なことに全宇宙ナンバーワンタレント・ホシ★ミナトを依代とし、陰ながら全宇宙の人々を洗脳していたのだった。

ラッキーとツルギによってこのドン・アルマゲは倒されたものの、ジャークマターを倒す方法が「宇宙全体に無数に存在するアルマゲを全て倒す」という、それは単純ながらも予想以上に困難なものである事を意味していた。

余談

モチーフはおそらく、クトゥルフ神話旧支配者
ローブを着ているホログラムでの姿は即身仏がモチーフであると思われる。
名前の由来は「アルマゲドン」と首領を意味する「ドン」。
漫画版人造人間キカイダーのラスボスである『アーマゲドン・ゴッド』にも掛けていると思われる。
声を演じる谷氏は『未来戦隊タイムレンジャー』の傭兵オーグ以来、17年ぶりの出演となる。

関連リンク

宇宙幕府ジャークマター
アルマゲドン

行動隊長アルマドン(海賊戦隊ゴーカイジャー):名前に共通点のある過去の戦隊怪人。ただしこちらは同名タイトルの洋画の方由来すると思しき点がある
ドン・ハルマゲ(NG騎士ラムネ&40):名前もその由来もほぼ同じ。こっちもラスボス。
クラックス・ドゥガチ:同じ記憶と思考を共有し、複数存在するラスボス
ヴェンデッタACVで谷氏が声を演じるレジスタンスのリーダー、ジャック・バッティの搭乗機。ただし広大な宇宙を領土としていたジャークマターと違い、彼が統治者側の地位を捨て立ち向かった「シティ」は広く見積もってもせいぜい1都市レベルと非常に規模が小さく、それでいて弱者を切り捨てなくては物資のやりくりさえままならなかった。またレジスタンスの悲願自体は後にリーダーの地位を継いだ彼の義娘が成し遂げたが、直後「シティ」に雇われていた「」が裏切り、無差別攻撃を行ったために結果共倒れとなり、再訪時も複数の中小勢力が各地で小競り合いを繰り返す無政府状態となっていた。
キュゥべえ:同じ姿の別個体が複数存在する繋がり。

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