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チャンプ(キュウレンジャー)

ちゃんぷ

宇宙戦隊キュウレンジャーの登場人物。
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「正義があれば何でもできる! 1、2、3 モウー!」

CV:大塚明夫/スーツアクター:岡元次郎

概要

オウシブラックの変身者。
オウシ座出身のロボットで元は工業惑星で作られた戦闘ロボット、かつその星でのプロレスチャンピオン。一人称は「我が輩」な熱血漢。
年齢は地球人換算で40歳(てれびくんの紹介では30歳と記述されている)。
Space.32で過去に残った影響で、約300年間をコールドスリープ無しにそのまま過ごし、継続活動している実年齢では最年長になった。
1月23日生まれ、血液型はなし。

物語開始時点でメンバー入りしていた1人で、腕と下半身は変身後と同形状。
メンバー共有のジャケットは体が大きくて着れない為か右肩にかけている(ちなみにSpace.6にてパジャマをかけている姿も確認できた)。
プロレスチャンピオンだったのもあってかロボットなのに暇な時は筋トレをしており、ラッキーには「ロボットが筋トレすんなんて、おもしれぇな!」と言われた。

同じ様な過去を持つガルとは気が合いそうと語っており、スペシャルムービー第3話では共に模擬戦を行っている(後に彼からは「チャンプの旦那」と呼ばれている)。
ただし本気になり過ぎてラプターから喧嘩と勘違いされ、止めに向かったハミィからガル共々説教されていた。

悲しき過去と因縁

自らを開発したアントン博士の事を敬愛しており、彼によって人の心を教えられた。
しかし9回目のチャンピオン防衛戦を死守した雨の日…チャンピオンベルトを手に戻った時には博士が何者かに殺害されてしまっていた。
その場で博士の体に自らの尻尾を伸ばしていたスティンガーを博士を殺した犯人と見なして倒そうとするも、彼の毒に動けなくなり取り逃がしてしまう。
以降はキュウレンジャーとしての活動の裏でスティンガーの行方を追っており、Space.3にて惑星ニードルでついにスティンガーと再見。
メンバーを押しのけたり、勝手にオウシボイジャーを発進させるなどの単独行動を取ってでも敵討ちを果たそうとした。

その後もスティンガーの事は敵であると決めつけ続けていたが、Space.5でスティンガーがショウ・ロンポーが送り込んだリベリオンスパイ=最初から仲間であったことが判明し、仕方なくキュウレンジャーのメンバーとしては認めることにした。
だがラッキーとショウ司令によってムリヤリ保留扱いにされていたに過ぎない上、スティンガーの方もその件に関して一切語ろうとしない為に彼を信用しきっていないのは変わらず、Space.7で彼から指示を受けた時は「お前の指図は受けたくねぇが、バランスの為だ」と不満を漏らしたり、Space.10でメンバーの誰かがナーガを襲った疑惑がかかった際には真っ先に「スティンガー、(犯人は)てめぇなんじゃねえのか?」と疑っていた。
この態度はSpace.13まで続いており、苦言を呈したラッキーに対しても「(仲良く)出来るわけないだろう!あいつ(スティンガー)がアントン博士の仇じゃないって言う証拠が出るまではな」と突っぱねている。

スティンガーとの和解

しかし同じくSpace.13にて、アントン博士を殺害した真犯人がスティンガーの兄・スコルピオだったと判明。
上記の回想における「博士の体に尻尾を伸ばしていたスティンガーのシーン」は実際には「博士の解毒を試みたものの間に合わなかったシーン」であり、スティンガーは「兄の罪は俺の罪だ」と生来の不器用な誠実さから弁明を善しとせず打ち明けられずにいたのだ。
兄には自分の手で引導を渡すと意気込むも、未だ大切だった家族の思い出を振り切れないスティンガーの迷いを見抜いたチャンプは、共に過去に決着を付けるべく彼を支える覚悟を決める。

「てめぇ迷ってんのバレバレなんだよ!てめぇが本当にやれるかどうか、我が輩がついて行って確認してやる」

スティンガー「つまらん事を考えるな!これは俺の問題だ!」

「うるせぇ!てめぇにとっては兄かもしれんが、我が輩にとってスコルピオは博士の敵だ! てめぇが出来なくても我が輩がやる。だから… 勝手に一人で背負ってんじゃねぇ!」

この戦いでスティンガーへのわだかまりを捨てたチャンプは、彼を相棒と呼ぶ様になり、共にスコルピオを探す為、オリオン号を一時期離れる事となった。

突然のチャンプショック

Space.15終盤にて、遂にスコルピオと邂逅。
続く次話にて交戦中に居合わせたマーダッコを自ら排除してドン・アルマゲへの翻意を示したスコルピオだったが、それは平和と自由のための宇宙開放目的ではなく己が宇宙の支配者として台頭するという極めて邪な野望の為であり、アルゴ船復活作戦の詳細を掴む為にスティンガーの家族愛さえ利用して踏みにじるまさに外道の所業であった。

「正義がねぇ…心がねぇ…貴様ら絶対許さねぇ!!!」

怒りを爆発させスティンガー救出に駆けつけるチャンプだったが、二人共々スコルピオの圧倒的な力に退けられ、変身解除にまで追い込まれる。
そして…たった一人の家族に最悪の形で裏切られヤケになったスティンガーを庇い、スコルピオのとどめの一撃を喰らって爆散してしまった。
悲しみに呻くスティンガーにチャンプは最後の力を振り絞って、
「バカ野郎…。兄貴しかいねぇとか言いやがるんじゃねぇ…!我が輩がいるじゃねぇか…!」
と檄を飛ばし、自身の敵討ちをスティンガーに託して機能を完全に停止した。

オリオン号の設備では手の打ちようがなく、リベリオン本部で修理されることになったが、バランス曰く「記憶装置に損傷が及んでいたら二度と以前のチャンプには戻れない」らしく、メンバーや視聴者の不安を煽る形での一時退場となってしまった。
精神的に大ダメージを負ったスティンガー同様、完全復活が果たせるかは分からなかったが……。

再起動

Space.20では度重なる危機に瀕したキュウレンジャーを援護する為に小太郎がリベリオンを後にした時、それに反応する様に起動。

続くSpace.21で、気持ちを新たにスコルピオに挑むスティンガー・ラッキー・小太郎。
しかし本気を出したスコルピオの猛攻は激しく、変身解除に追い込まれてしまった三人に止めを刺そうとスコルピオが迫るが、どこからともなくキューアックスが飛んできて阻止された。
一同がキューアックスの飛んできた方を見ると……

待たせたな!

そこには、視聴者が抱いていた記憶喪失の不安すら吹き飛ばし、無事に復活を果たしたチャンプの姿があった。
初めて自分から『相棒』と呼んだスティンガーに「初めて相棒って言いやがったな」と嬉しそうに返したり、スコルピオとの一騎打ちでキュースピアを弾かれたスティンガーに自身のキューアックスをすかさず投げ渡すなど、スティンガーとの確かな絆を垣間見せた。

まさかの第二次チャンプショック

事の始まりはSpace.25。
トケイキュータマを回収するべく惑星トキを訪れたキュウレンジャー達の前に、メンバー達の記憶が幻影となって現れる事態が発生。
チャンプの前に現れたのは当然アントン博士だったが、なんとジャークマターの一員としてツヨインダベーを従えてきた
一時的に動きを封じられて危機に陥るも、この時はスティンガーに救出され事なきを得た。

続くSpace.26ではナーガがフクショーグンの一人・アキャンバーの策によってになってしまい、キュウレンジャーは部隊を二つに分けて一方は現代に残ってナーガを救出し、もう一方は過去に戻ってドン・アルマゲの秘密を探る事となり、チャンプはスティンガーらと過去に戻る部隊に入る。

やがて過去組はオライオンという大きな犠牲を払いながらも、遂にこの時代のドン・アルマゲを倒す事に成功。
しかし本来救世主伝説を残すはずだったオライオンが死んだ事でキュウレンジャーが存在できない可能性が出てきた為、チャンプはショウ司令と共に救世主伝説を伝える為この時代に残る事に。
現代組もナーガの救出に成功するが、過去で負った損傷が決定打となり、キュウレンジャーはオリオン号を失ってしまう。

そしてSpace.33。
ヤギキュータマに残されたショウ司令の伝言で新たな拠点バトルオリオンシップの下に駆けつけたキュウレンジャーは、そこでコールドスリープしていたショウ司令と再会。
司令の話によれば、二人は各地に救世主伝説を残していく道中でドン・アルマゲが生きていた事を知り、オライオンの遺産であるバトルオリオンシップを探し出し地球に封印した後、チャンプはショウ司令にコールドスリープを施してアントン博士の秘密を探るべく旅立ったとの事。
しかし、この回のラストはジャークマターの秘密兵器としてチャンプが現れるという衝撃的なシーンで締めくくられた。
そしてナーガに続きチャンプまでも闇堕ちかと思われた矢先の次回予告に現れたのはどう見てもチャンプとしか思えない謎のマスクマン・ヤギュウジュウベエ
果たしてどちらがチャンプなのか、ヤギュウジュウベエとは一体何者なのか…謎は深まるばかりである…

続くSpace.34で明らかとなったアントン博士の真実と偽チャンプこと牛型汎用破壊兵器ゼロ号の存在、そしてチャンプとヤギュウジュウベエが同一人物という驚愕の事実は、第一次チャンプショックとは別の方向視聴者に衝撃を与えた

自身とアントン博士の真実、そして決別

チャンプの合流により全員が揃い、ドン・アルマゲの潜むジャークマターの本拠地があるミナミジュウジ座系惑星サザンクロスへ赴く事になったキュウレンジャー。
しかしチャンプの身体は、かつての大破時の影響か時折自分でも制御不能になり暴走する様になっていた。
そのリスクを抱えつつも戦い続けていたが、Space.38で訪れたペルセウス座系惑星ゲムでカローとして復活を遂げたメカマーダッコが再生産されたゼロ号とチャンプを意図的に暴走させるリモコンを携えて出現。
続くSpace.39でリモコンの力で暴走させられたチャンプは、仲間を蹴散らされた上でメカマーダッコとゼロ号に連れ去られてしまう。

連れ去られた先のラボでチャンプを待っていたのは、死んだ筈のアントン博士―――もとい、その悪の人格を宿した電子頭脳・アントンブレインだった。
そこで悪の人格が語ったのは、かつて元の身体ごと排除した自身の善の人格が殺戮兵器として作られた直後のチャンプを連れてジャークマターから脱走した事、その善の人格をスコルピオを動かす形で始末したという真実と、チャンプが時折暴走する原因がかつて殺戮兵器とするべく悪の人格が中枢近くへ仕込んだ“暴走回路”の封印が大破した際に解けたからという、チャンプにとっては衝撃が強すぎる事柄ばかりだった。
ようやくチャンプを確保した悪の博士=アントンブレインは、抵抗するチャンプを余所に暴走回路の機能を完全開放、自身の想定していた殺戮兵器の姿へ戻そうとする。

あと少しで解放作業が完全に終わろうとした所でスティンガーがラボに乱入するも、『異世界発生装置』の効果で戦闘能力の無い道化師に変えられていた為取るに足らないと判断したアントンブレインにより、チャンプは作業器材に繋がれたまま操られてスティンガーと戦わされる羽目に。
だが、かつて身体を張ってまで自分を助けてくれた“相棒”を救おうとするスティンガーは、相棒を讃える『オウシ座の歌』を高らかに歌い出す。
スティンガーの歌を聞いたチャンプはかつての苦楽を共にした記憶を思い出し、自力で暴走回路を押え込んで停止。
その隙をついてスティンガーは尻尾を伸ばして暴走回路を破壊するが、この時チャンプの中枢を守る様に善のアントン博士が姿を見せ、回路が壊されたのを見て安堵の笑みを浮かべていた

こうしてチャンプは自分を苦しめていた暴走から完全に解放され、己の正義を取り戻しメカマーダッコを退け、ゼロ号を撃破した。
同時にアントン博士への未練と完全に決別し、悪のアントン博士でもあるアントンブレインを単なる敵と見なし『仲間達』と共に倒す事を決めた(※逆にこの時からアントンブレインはチャンプに対する立場的・精神的な優位を無くしてしまった)。

そしてSpace.45、チキュウにてアントンブレインにようやく引導を渡す事になるが、最早アントン博士への未練が無いチャンプはスティンガーと共にその主導権を自分達との絆が深いチキュウ出身の救世主へと譲ったのだった。

余談

演じる大塚は『魔法戦隊マジレンジャー』の冥府十神・ダゴンを演じて以来12年ぶりのスーパー戦隊シリーズへの出演となる。
またチャンプは初期メンバーの戦隊ブラックでは初めて人間態の無い戦士である(追加戦士を含めると黒騎士ブルブラックに続く)。

その外見のためか日曜もアメトーーク!スーパー戦隊大好き芸人」回にて、変身前の集合写真を見た宮迫博之から「敵がおるやん!」と言われてしまった。
ドラマパートでは巨大化した野球仮面テレビ朝日本社を攻撃した時チャンプのぬいぐるみだけが床に落ちてしまい、スタジオに来た相棒のサソリオレンジに(偶然とはいえ)足蹴にされるという理不尽な扱いを受けている。

関連タグ

宇宙戦隊キュウレンジャー

大岩大太/キレンジャー:同じく一時退場したスタメン。ただし大岩は後任の殉職により現場復帰する事になっており、因果関係がチャンプと逆になっている。

ライダー(Fate/Zero)中の人繋がり且つ、神牛二頭立ての戦車を駆るムキムキの比類なき王者(チャンプ)など、イメージが似ている。
バトー:中の人繋がり且つ、機械の体ゆえに効果がほぼないのに筋トレが趣味という共通点持ち。
アントニオ猪木:上記口上の元ネタ

マーシャル・D・ティーチ(ONEPIECE):時間帯がかぶる中の人繋がり。

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