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番外戦士

ばんがいせんし

番外戦士とは、グループヒーロー物におけるヒーローのカテゴリの一つ。本記事では主に「スーパー戦隊シリーズ」に登場する番外戦士について取り扱うものとする。
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概要

スーパー戦隊シリーズに登場する番外戦士は、追加戦士とは違う立ち位置におり、レギュラー戦士から見て司令官、一家の大黒柱、太古の昔より戦っていた先輩、はたまた敵が変身する闇の戦士と、目線の違う者が多い。

一応の傾向として、

  • 立場上登場が限られている。
  • 外見が他のメンバーと一線を画する。
  • 他メンバーと程遠い強大な戦闘力。
などのいずれかが当てはめられる。 

追加戦士とは異なり、必ずしも公式な括りとして用いられている訳ではなく(※)、その定義が曖昧な点に注意。
例えば海賊戦隊ゴーカイジャーでは10本の番外戦士キーが登場したが、ニンジャマンガンマジンはレンジャーキーになっていない(ニンジャマンは大いなる力枠で登場した)。

その他、キョウリュウジャーゼンカイジャー等は、番外戦士にあたるキャラの出番・活躍が非常に多く、実質的なレギュラー戦士にも近い扱いとなっている。

また、番外戦士の中でもさらに特殊な立ち位置である戦士は特別枠として記載。
例としては、複数の作品に登場するアカレッドや、ドンブラザーズに登場する戦士だが、システム自体はゼンカイジャーと同系列のゼンカイザーブラック

(※ 公式に番外戦士が取り扱われた一例としては、2006年放送の『轟轟戦隊ボウケンジャー』のミニコーナー「30戦隊大全集スペシャルファイル」が挙げられる。ここでは「番外ヒーロー」という括りで、下記の番外戦士のうちニンジャマン、ガンマジン、シグナルマンの3人が紹介された)


一覧

90年代

忍者戦隊カクレンジャー
超力戦隊オーレンジャー
  • ガンマジン
    • 鍵を手に入れた者の願いを叶える謎の魔人で何故か、時代劇口調で話す。鍵の持ち主によっては正義にも悪にもなる厄介者。第三勢力としているが、正義や愛の心を持っており全体としてみればオーレンジャー寄り。
激走戦隊カーレンジャー
  • シグナルマン
    • 6人目、青の戦士(頭部・肩部は白色)、人間態を持たない。名前の通り信号機をモチーフにしている。交通ルールを何よりも重んじており、どんな緊急事態であってもそっちを優先してしまう。戦隊史上初の妻子持ちの戦士。
星獣戦隊ギンガマン


00年代

特捜戦隊デカレンジャー
  • デカスワン / 白鳥スワン
    • 8人目、白・オレンジのツートンカラーの戦士。変身・戦闘は1話限りだが、最終回にも姿のみ登場し、レジェンド大戦にも参戦した。変身者はデカレンジャーのメカニック担当の女性でレギュラー出演。本人曰く「4年に1度の変身」なのだがその真意は不明。
魔法戦隊マジレンジャー
轟轟戦隊ボウケンジャー
  • ズバーン
    • 7人目、金の戦士の手持ち武器(大剣)と巨大戦力を兼任。人間態は持たず、また、独自の言語(「ズンズン!」、「ズバーン!」など)を発する。
獣拳戦隊ゲキレンジャー
  • 黒獅子リオ / 理央
    • 6人目、黒の戦士。冒頭から敵の首領として登場し、目的は「強さ」のみ。しかし終盤で共闘し、VSシリーズやレジェンド大戦に参戦したためスーパー戦隊入りとなった。
  • 獣人メレ / メレ
    • 7人目、緑の戦士リンリンシーとして自分を蘇らせた理央に愛を尽くしており、理央に敵対する者には容赦しない。理央と同じように敵幹部として登場し、終盤で共闘。それが戦隊の一員に認められた為初の女性グリーンとなった。
侍戦隊シンケンジャー
  • シンケンレッド / 志葉薫
    • 7人目、戦隊シリーズ初の女性レッド。終盤で登場。能力は他のシンケンジャーを凌ぎ、若い女性でありながらも侍口調。付き人は偉そうだが本人は平等に接してくれる懐の深い人物。


10年代

獣電戦隊キョウリュウジャー
  • キョウリュウグレー / 鉄砕
    • 8人目、戦隊シリーズ初のグレー(灰色)戦士。1500年前の戦士で、上記のラミレス同様、戦う魂のみの存在。中国人の拳法家でスキンヘッド(のヅラを被った被り物好き)。「俺はすこぶる頭が硬い」が口癖。拳法と石頭を武器とする。
  • キョウリュウバイオレット / ドクター・ウルシェード
    • 9人目、紫の戦士。ブレイブ21・24回想・47・ファイナルに登場。獣電戦隊の結成前までに戦っていた。テンションが高い天才科学者で、キョウリュウジャーの変身道具の開発者。体の衰えのため初登場から早々に戦士から引退し、孫娘の弥生に地位を託した。
  • キョウリュウバイオレット / 弥生ウルシェード
    • キョウリュウバイオレットの2代目である9人目。紫では初の女戦士となる。ドクター・ウルシェードの孫娘。ガブルキャノン銃剣モードの唯一の使用者。中盤から登場したものの、戦力開発などのサポートに回ることが多いため、準レギュラー扱い。
動物戦隊ジュウオウジャー
騎士竜戦隊リュウソウジャー


20年代

機界戦隊ゼンカイジャー
暴太郎戦隊ドンブラザーズ
  • ソノイ
    • 7人目、紺青の戦士。脳人三人衆の一人として、ドンブラザーズと敵対していた脳人の戦士。その為、当初はヒトツ鬼と化した人間を容赦なく消去するなどの行動が多かったが、物語が進むにつれ人間界へと馴染み、ドンモモタロウ/桃井タロウとはライバル関係となった末、次第に打ち解けていった。ドン46話ではソノニ、ソノザ共々とうとう元老院によって脳人から追放されてしまい、共通の敵を持つドンブラザーズと正式に組み、9人体制として戦う事となった。
  • ソノニ
    • 8人目、純白の戦士。脳人三人衆の一人として、ドンブラザーズと敵対していた脳人の戦士。「人間界の恋愛」に興味を持っており、物語が進むにつれ次第にイヌブラザー/犬塚翼に接近していった。ドン46話ではソノイ、ソノザ共々とうとう元老院によって脳人から追放されてしまい、共通の敵を持つドンブラザーズと正式に組み、9人体制として戦う事となった。
  • ソノザ
    • 9人目、灰茶の戦士。脳人三人衆の一人として、ドンブラザーズと敵対していた脳人の戦士。オニシスター/鬼頭はるかが描いた漫画『初恋ヒーロー』に魅了され、以降は編集担当者の様な立ち振舞いで彼女とは次第に打ち解けていった。ドン46話ではソノイ、ソノニ共々とうとう元老院によって脳人から追放されてしまい、共通の敵を持つドンブラザーズと正式に組み、9人体制として戦う事となった。
王様戦隊キングオージャー
  • オオクワガタオージャー / ラクレス・ハスティー
    • 7人目、銀の戦士。シュゴッダムの国王であり、ギラの実の兄。表向きは世界の平和を願うカリスマある為政者で、国民からの信頼も篤い。しかしその裏ではバグナラクの復活に乗じ他国を侵略する事も厭わない傲慢な独裁者。当初はギラにオージャカリバーを強奪され、変身能力を持たなかったが、第8話にてオージャカリバーZEROを使い変身を遂げた。ただし一度も味方になっておらず番外戦士扱いであるかどうかを疑問視する声もある。


特別枠

スーパー戦隊シリーズ
暴太郎戦隊ドンブラザーズ
王様戦隊キングオージャー


ゲスト戦士

1話もしくは数話限りやVシネマ、果てはコスプレなどで登場している戦士も存在し、
それらは「ゲスト戦士」と呼ばれる。

太陽戦隊サンバルカン
超電子バイオマン
  • マグネ戦士 / 山守正太
    • 第36話に登場(変身者は第35話にも登場)。黒の戦士。野性児のお調子者。新帝国ギアに騙されてマグネ戦士にされバイオマンと敵対。後に共闘するが、変身後ではなく生身で闘っていた。敵戦士扱いとされてるが、当時の人気は高く6人目追加の参考となった模様。第36話の次回予告では正太が変身ポーズをとっていたが、本編ではそのような流れもシーンも一切無かった。いわば予告詐欺
光戦隊マスクマン
  • X1マスク / 飛鳥リョオ
    • 第39話に登場。緑の戦士。マスクマンのプロトタイプ。武道の達人だが恋人を守れなかったショックで戦士から遠ざけた。しかしレッドマスクの説得で闘いを決意。最後に爆破を受けて変身機能を失ったが、子供達に武道を教える道へ進む。
高速戦隊ターボレンジャー
  • ブルーターボ / 山田健一
    • 第43話に登場。青の戦士。勉強は得意だが運動が苦手。ガンマンボーマに襲われていたところを助けられ、自分もターボレンジャーに入りたいと懇願するも、断られてしまう。その後、浜洋平から盗んだターボブレスによって、ブルーターボへの変身を遂げた。しかし、ガンマンボーマに立ち向かうも敗北してしまう。さらに洋平が人質にされ、自分にも出来る事があると「銃に装填して撃つと暴発する弾丸」を開発。再び変身してガンマンボーマに弾丸を取り憑けるが銃撃を受け、解放された洋平にターボブレスを返還する。そして彼の作った弾丸は戦いに大いに役立つこととなった。
鳥人戦隊ジェットマン
  • 鳥人ダン
    • 第24話に登場。裏次元ディメンシアの戦士のダンが変身する。当初はアコをからかう等、子供っぽい一面が目立っていたが、仲間がラディゲに殺されたうえにバードガルーダも奪われたため、変身してラディゲとの激闘の末ラディゲを撤退させてガルーダを奪還する。しかし、その際に重傷を負い、アコに見守られながら息を引き取り死亡した。
  • ネオジェットマン(J1・J2・J3・J4・J5)
    • 第40・41話に登場。敵怪人との戦闘で変身不可に陥ったジェットマンの後任。ジャッカー電撃隊以来となるサイボーグ5人の戦隊。当初はジェットマンを見下していたが、上司の本性を知ったりジェットマンに何度も助けられたりしたことで考えを改め、全エネルギーを与えて変身能力を復活させた。
激走戦隊カーレンジャー
救急戦隊ゴーゴーファイブ
  • ジークジェンヌ / 速瀬京子
    • Vシネマ『激突!新たなる超戦士』に登場。金の戦士。ジークから力を貰い変身した。装甲ジークとは異なる姿をしている。変身者はTV本編でレギュラー出演。
未来戦隊タイムレンジャー
忍風戦隊ハリケンジャー
爆竜戦隊アバレンジャー
特捜戦隊デカレンジャー
  • デカゴールド / マリー・ゴールド
    • 劇場版「フルブラスト・アクション」で登場。金の戦士。変身した瞬間ダメージを受けて解除された為、姿がほぼ見えず終いとなった(雑誌では公開されている)。変身者はレスリー星の女性。
炎神戦隊ゴーオンジャー
侍戦隊シンケンジャー
  • シンケンブラウン / リチャード・ブラウン
    • 第十四幕に登場した外国人のポッチャリ系青年。思い込みが激しい人物で殿のセリフを奪い取った事もあるが変身は出来ない為、能力的には一般人程度しかない。その後シンケンゴールドが正式に6人目として加入した事もあり、ゲスト枠に落ち着いている。それと、(一応)初の茶色の戦士。
天装戦隊ゴセイジャー
特命戦隊ゴーバスターズ
帰ってきた特命戦隊ゴーバスターズ VS 動物戦隊ゴーバスターズ
獣電戦隊キョウリュウジャー
帰ってきた獣電戦隊キョウリュウジャー100YEARS AFTER
烈車戦隊トッキュウジャー
  • チケット6号 / チケット
    • 第17駅にて、変身アイテム『アプリチェンジャー』で車掌さん&チケットくんがトッキュウ6号にトッキュウチェンジしようとした際にチケットくんのみが見事に変身した姿。
  • リョーナイト
    • 第25駅「おとぎ話が飛び出して」に登場した人物。トカッチが昔考えた、彼の憧れの兄・渡嘉敷涼をモチーフにしたヒーローである。
手裏剣戦隊ニンニンジャー
  • アカニンジャー / 伊賀崎旋風
    • 忍びの45・46に登場。赤の戦士。天晴風花の父親。若い頃に忍者の力を奪われて忍術を使えなくなってしまってたが、忍びの45で取り戻して変身した。タスキがけの黒部分が灰色に変色。
動物戦隊ジュウオウジャー
  • ジュウオウヒューマン/森真理夫
    • 第44話に登場。(一応)戦隊シリーズ初の男性ピンクで名乗り口上も存在する。レギュラーキャラのコスプレだがクオリティは高く、似たようなポジションのホワイトレーサーやアバレピンクとは雲泥の差である(無論外見に限る)。
快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー
  • もう一人のパトレン2号 / 東雲悟
    • TTFCオリジナル作品『~もう一人のパトレン2号~』に登場。本来は彼が2号の予定だったが、ギャングラー怪人と戦闘した末に重傷を負ってしまいフランス支部へと異動。変身こそしていないが、まともな装備が無い時代から共に戦った仲間の称号として2号と語られる。本編#43・44にも登場した・・・のだが・・・
新たな快盗
騎士竜戦隊リュウソウジャー
先代リュウソウジャー
  • リュウソウブラウン / セトー
    • 第46話に登場、(正式な)茶色の戦士。見た目は茶色のガイソーグ。魂は戦士だが肉体はごく普通のおっさんな為、動きがコミカルですぐにバテる。戦闘面では他の戦士の力を更に上乗せさせて攻撃力を上げるサポートを見せた。
魔進戦隊キラメイジャー
キラメイジャー 魔進バージョン
  • キラメイゴールド / 博多南無鈴
    • エピソード30に登場。金色の戦士。7人目の戦士として登場、ではなく、兄・宝路が変身すると思い込んで妄想の中で作られたヒーロー。珍しく他者から作られた妄想ヒーローであり、かつスーツまでしっかり作られていた。
機界戦隊ゼンカイジャー
  • ツーカイフリント / フリント・ゴールドツイカー
    • 『機界戦隊ゼンカイジャー』シアターGロッソに登場。銀の戦士。新しいギアを受け取ったゾックスがギアダリンガーに装填…した所でステージワルドに体を操られてしまい、フリントに誤射してしまったことで誕生したツーカイザーの亜種。武器は変身前にも用いていたフリントロックピストルを引き続き使用している。
暴太郎戦隊ドンブラザーズ
  • オニシスター(2代目) / 前田真利菜
    • ドン10話に登場。ドンブラザーズを脱退した鬼頭はるかに代わりオニシスターとなったが、その代償として写真家としての名声を失ったことを知ったはるかが復帰したことにより元に戻った。
  • サルブラザー(先代) / 白井
    • ドン21話に登場。かつてサルブラザーの変身者に選ばれるも、その力を私利私欲に用いた為、変身資格を剥奪される結果で終わった。当代の猿原真一とは先輩後輩の関係だが、直近か数代跨ぎなのかは不明。
  • イヌブラザー / 乾龍二
    • ドン31話に登場。売れない路上ミュージシャンであったが、天装鬼との戦いで吹っ飛ばされた本来のイヌブラザーの変身者である犬塚翼と衝突し、その際に彼が落としたサングラスを拾い一時的だがイヌブラザーの変身者となった。
  • サルブラザー(未来) / 猿原真一(未来)
    • ドン43話に登場。現代の真一とは違い、青いスーツを身にまとっている。さらに、俳句ではなく短歌を嗜み、詠む際は専用のデバイスを用いている。なんと未来でははるかと結ばれており、お互い「真ちゃん」「はるちゃん」と呼び合う程の仲となっている。
暴太郎戦隊ドンブリーズ

オリジナル追加戦士

ここでは、スーパー戦隊の米国リメイク版・パワーレンジャーのみに登場した追加戦士について表記する。原典と同じく登場した追加戦士については割愛。

Power Rangers Jungle Fury(原典:獣拳戦隊ゲキレンジャー
スカーチ(原典のロンに相当)が生み出した特殊な悪のパワーレンジャーであるスピリットレンジャーが登場。エレファント、バット、シャークの三人が存在するが全員が後に仲間になった。変身するのではなく、マスター(原典の拳聖に相当)の分身のような存在で、味方になってからは召喚方式で呼び出される。スーツ形状はスーパーゲキレンジャーに近い。
  • エレファントレンジャー
    • 緑の戦士。鉄球(ゲキハンマー)を扱い、怪力技も放つ。後に日本にも緑の象が登場する。
  • バットレンジャー
    • 黒の戦士。鉄扇(ゲキファン)を扱い、飛行も備えている。日本版含めても唯一のコウモリモチーフの戦士。
  • シャークレンジャー
    • 海外版では初の水色の戦士。双刀(ゲキセイバー)を扱う。武器は必殺技でも合体させず二刀流で闘う。

他にもスーパー戦隊シリーズに関する番外、ゲスト戦士がいたら紹介して下さい。

関連タグ

戦士 東映 東映ヒーロー
スーパー戦隊シリーズ 追加戦士 6人目の戦士

非公認戦隊アキバレンジャーシーズン痛:主題歌に「伝説なんてまだ早い 番外の戦士」という作品そのものを体現した歌詞がある。

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