演:木下あゆ美
概要
キョウリュウジャーの面々からは「優子さん」と呼ばれている(空蝉丸のみ優子殿)。また、優子の方はダイゴのことを「キング君」と呼んでいる。
生真面目で気が強い性格だが、娘想い。ノブハルがキョウリュウブルーだということは中盤まで知らなかった。序盤はデーボス軍とキョウリュウブルーの戦いに理香が巻き込まれて怪我をしたと思い込んでいたため、彼のことを快く思っていなかったが、ブレイブ8でブルーに助けられたのを機に考えを改め始める。しかし、正体を知らないため年配のオヤジ扱いして酷評することもしばしば。ノブハルはそれとなくフォローを試みるが優子の評価は覆らないのが定番。
ブレイブ15にてキョウリュウレッドがダイゴだと勘づき始め、ブレイブ31にてようやくブルーの正体に気付いた(実際に変身してる所を見た訳ではなく、言動で確信している)。その後も隠し通そうとしているノブハルを立てて、以降も知らないふりをしていたが、ブレイブ47では自らも前線に立つという事もあり、遂に兄にその事をカミングアウトしたのだった。
「なんでもや まるふく」を営む福井賢一と結婚したが、交通事故で死別。現在はなんでもやを受け継いだ兄と娘の理香と3人で暮らしている。3人で一緒にいる姿は、しばしば親子と間違われる。
また兄譲りの怪力の持ち主で、劇中ではラミレスを振り回すなど怪力振りを発揮していた。
この事があってかブレイブ47では、ラミレスが鉄砕と共に大地の闇に向かうのに伴い、キョウリュウシアンを襲名、前線に赴くことになった。
「トッキュウジャーVSキョウリュウジャー」でも登場。変身後の姿(声のみ)での登場だったが、創造主デビウス撃退に加勢した。
『王様戦隊キングオージャー』第33話「シューゴー!キングとキョウリュウ!!」ではゾーリ魔を蹴散らすシーンはあったものの、変身はしなかった。
演者について
木下あゆ美はかつて『特捜戦隊デカレンジャー』でデカイエロー・礼紋茉莉花(ジャスミン)を演じている。いわば戦隊の先輩である。
また、同役で『海賊戦隊ゴーカイジャー』にもゲスト出演、『キョウリュウジャー』以降も『特捜戦隊デカレンジャー 10 YEARS AFTER』『スペース・スクワッド ギャバンVSデカレンジャー』で出演しているなど、特撮作品での木下あゆ美の代表的な役である。
ブレイブ40ではゾーリ魔に抵抗する場面で、デカレンジャーのサイレンが鳴っているなかで「エマージェンシーよ!」という台詞と共に変身ポーズをとるなど、セルフパロが披露された。
彼女はクールだが時折流行語(時代遅れのおやじギャグ)を口にするなどコミカルな性格をしており、今回の役は本人は至って真面目だが兄のノブハルがやはりおやじギャグ(ダジャレ)を好む性格で、言葉遊びに縁があるようである。
9作前の戦隊ヒロインということもあり、ノブハル役の金城大和より年上なのだが、その差は1歳未満でほぼ同世代である。
※中の人繋がりでこんなイラストもある。
関連タグ
獣電戦隊キョウリュウジャー 有働ノブハル 福井理香 2代目キョウリュウシアン
モネ(ゴセイジャー):役柄は妹だが、演者の年齢は兄役の人よりも上、という点が共通している。