「はぁあ!?鬼!?」
「もう……訳……分かんねえ……」
プロフィール
概要
オニシスターに変身するのに通う、漫画家を目指す女子高生。メンバー最年少且つ紅一点。
ボケ役に回ると主導権を握る事もあるが、ドン3話からツッコミ役にもなりつつある。……ドン7話に至っては予告時点で公式がツッコミ役にする気満々である。
更に、回を重ねる毎に明らかに本来ヒロインがやるべきじゃない顔芸やリアクションを披露する事が増えて来ており、半ば自らコミカル的な立ち位置に回っているうえ、視聴者の笑いをしっかり取っており、監督だけで無く演者までノリノリ所か拘っている(詳しくは余談)。ドン28話では顔芸ではないがキャンバスに描かれた。しかも本人の性格もあって嫌がる様子は無く、(スケッチの途中だったのもあって)ヒトツ鬼が現れても猿原に連れて行かれるまでその場を離れようとしなかった。
漫画家を目指しており、最年少で漫画賞を受賞して単行本を出す所まで上り詰めていた。因みにジャンルは少女漫画で受賞作は『初恋ヒーロー』、知名度もそれなりにあった為か、当初のSNSのフォロワー数は91,903だった。
更に本編開始時点では、クラスでも人気者的存在で、クラスメイトの花村ひとしと交際する彼氏持ちである等、順風満帆な人生を歩むリア充であった。
しかし、(不本意ながらも)戦士に選ばれ、不思議なサングラスを手にした日を境に、「見知らぬ作品を盗作している」とする身に覚えの無い疑惑を掛けられ、弁解も聞き入れて貰えないまま、処女作は連載中止・打ち切り。既に発売していた単行本も回収処分となり、漫画賞も受賞取り消しとなる。
自身は「泥棒」の汚名を着せられ、彼氏やクラスメイト達からも掌を返す形で突き離されてしまい、これまで手にしていた物、手にしつつあった物全てを一挙に失ってしまう転落人生に。
突然の転落に戸惑いつつも、失意の底に沈む中、自分に接触して来た桃井陣から告げられた「桃井タロウを探せ。そうすれば失った物を取り戻せる……」との言葉に従い、彼の捜索を決意し戦いに身を投じて行く。
盗作騒ぎの直後より、五色田介人がオーナーを務める喫茶店「どんぶら」でアルバイトを始めた。
世間からは「盗作マンガ家」と非難されたり、報道を真に受けた人々からの偏見の目に晒されている事情から、周囲の目から逃れる為に変装としてヒゲメガネを利用している。五色田に一応禁止されているが使った所で特に叱られない模様。
学校こそ一応、引き続き通えているが、同級生からは「トウサク」と不名誉極まり無い仇名で呼ばれ、パシりにされたり、発言権もロクに無い等、盗作騒動が起きる前とは一転してスクールカーストの最下位に落ちぶれ、村八分の様ような扱いを受けているが、本人は多少辟易している程度で、深くは気にしていない模様。寧ろドン10話の時点でその「トウサク」の仇名に慣れたかの様に受け入れナチュラルに同級生と仲良くやっている様子。
また、ドンブラザーズの活動やバイトの傍ら、汚名を返上すべく、新作マンガの製作にも取り組んでもいる様で、新作のネームを編集部に持ち込んでいるが、やはり盗作疑惑の悪印象のせいか、中々編集側のお眼鏡に叶う作品ができず、担当者の金村花子からは「盗作疑惑を晴らす為には初恋ヒーローを超える物じゃないと」「もっと人生経験を積んだ方が良い」とアドバイスされるが、その意味を少々変な方向に解釈したのか、これ以降、漫画のネタになる「人生経験」を探す為に、自ら修羅場に乗り込んだり、危ない橋を渡る様な軽率な言動を見せる様になってしまう。
ドン5話で犬塚翼に「一目惚れ」の大嘘に乗せられ、人質にされた際には「人生経験を得るチャンス」と内心大いに盛り上がって、彼の真意に気付かず、偶然その場に居合わせた雉野つよしからその素性を明かされるも、今度は滅多になれない人質の立場であると知るや、それはそれで 「漫画のネタ作りの為の経験のチャンス」として盛り上がってしまう。
更には「折角の機会を逃すものか」とばかりに、警察に通報しようとしたつよしを妨害したり、翼本人からも解放されたにも拘わらず、何故か「意志が弱い」と叱咤して、自分を人質にして立て籠りを続ける様に頼んだりと、危機管理能力に欠けた言動で場を引っ掻き回し、つよしだけで無く翼さえも振り回す事態を起こした。
刑事である叔母のゆり子と2人暮らしで、両親については語られてはいないが、ドン30話でのアノーニの調査ではゆり子以外の家族は「居ない」と結論付けられており、メンバーの中で唯一天涯孤独ではない人物。
ドンブラザーズのメンバー中、タロウ以外のメンバーについてはドン11話までは猿原真一とだけ互いにドンブラザーズの一員である事を認識していた。そして残るメンバーの内、つよしとは同話において、真一共々漸く互いにメンバーである事を理解した。
「実質的主人公」の概念
…さて、そんなはるかにはもう1つ「決定的な特徴」がある。
彼女を見た視聴者は口を揃えてこう言った。
「…コイツの方が主人公っぽいよな?」と。
確かに「作品としての『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』の“主人公”は桃井タロウ」であり、字幕放送では彼が(主人公扱いたる)黄色表記であり、そのキャラクター性もけっして埋没する様な薄っぺらい物では無い。
しかし、本作の展開やあらすじは彼女視点で描かれる事が多く…えっ「それなら“狂言回し”とか“もう一人の主人公”で片付ければ良いだろ?」だって?
他の作品ならそれでも良いだろうが、彼女は違う。決定的に違うのである。
彼女に関しては一般的に「狂言回し」や「もう1人の主人公」で片付けられる程の「露出時間」では無く、逆に「寧ろ桃井タロウを“もう1人の主人公”扱いにした方がしっくり来る」位には目立っているのが「鬼頭はるかの“最大”の特徴」と言い切っても過言では無いからだ。
長い歴史の中で数多も存在する戦隊ヒロイン達にも「キャラが立った」面々は居ただろうが、それでも「チームの協調性」によって「作劇のパワーバランスを保てる程度」には抑えられていた。
だが、はるかの「戦隊ヒロイン」の性質は異質であり、寧ろ「平成ライダー」寄り…それも具体的に例えると「ミラーワールドへと突入する安達明日夢」と表現した方が最も的確だろうか。
戦闘時にその場に集められる点は『龍騎』を彷彿とさせ、タロウ本人の性格はともかく「ダブル主人公」の「距離感」的にはヒビキが一番近しい。
あるいは、「定義の異なる主人公」をタロウとはるかがそれぞれ受け持っていると言えるか。
実際、当初は(何所ぞのマジーヌよろしく)「もう訳分からぬ…」と彼女を受け入れられなかった視聴者達も「ドンブラザーズを“多人数ライダー”に例えたら違和感が減った」と評する声も少なくない。それだけ彼女の「浮きっぷり」が目立ったのである。
更に、終盤ではロボタロウとは別の専用の強化形態をドンモモタロウ以外では唯一与えられた事から、この「主人公っぽさ」に拍車が掛かる事になる。
インタビューによると、はるかの立ち位置は等身大の人物の位置付けとの事である。
また、コレは本当にオマケ的な話になるが、『ゼンカイジャー』のロボとされているドンゼンカイオーを除いた『ドンブラザーズ』の初期メンバー5人の関連するロボには必ず「オニ」のワードが入っている、強化形態にも「ドン」のワードが入った点でもある意味扱いは良いと言えるかもしれない。
コレまでドンブラザーズのメインであるドンモモタロウの「ドン」のワードもロボの名前に入っていたが、強化ロボでゴールドンオニタイジンを除いてトラドラオニタイジン、トラドラオニタイジン極には「ドン」のワードが無くなっている。
また、冒頭のナレーションを担当する事が1番多い。重要な局面のドン最終話、後日談でもはるかのナレーションから始まった。
オマケに、後日談では充実した生活を手に入れた上にジロウが戦いを型にしてしまった事でドンブラザーズに飽きてしまっていたが、唯一ジロウの援助を受けずにのし上がっている。
人物像
明るくてノリも軽い今時の女子高生その物で、現代っ子らしく漫画を描く際はペンタブレットを使用している。
また、気が強い一面も。
剥奪されたが漫画賞を取った漫画家=クリエイティブな職業と実績(?)があるだけに、好奇心も人より大きめだが、一度それに火が付くと常識的に考えて有り得ない方向に暴走する、先述の通り刑事が身内に居たり、オニシスターに選ばれてはいるが、ストックホルム症候群じゃないのに、漫画創作の為に人質を続行したり、翼に協力したりと、本質的に過剰にポジティブな部分がある。
また、『初恋ヒーロー』を描いただけあって番外編では「もっとヒーローらしい活動をしたい」(要約)と口にしたり、ドン37話にて名乗りをする際には「名乗り、好き!」と内心テンションが上がる、『ドンゼン』でゼンカイジャーと対面した際には自分が漫画家である事を2度もアピールしているので、実際にその手のモノが好きである様子。
また、若くして成功を収め周囲から「先生」と呼ばれ、かなりチヤホヤされていた為か、自らを「天才」「漫画の神様に愛されている」と内心豪語したり、自分を襲って来たチンピラがタロウのアシストで倒されたのを「自分の力による物」と勘違いして思い上がる、自分の方を向きながら狂信的に絵を描いている画家を見て、勝手にモデルにされていると思い込む等、自分の才能や容姿に対する自惚が強く、調子に乗り易い一面や、何事においても少々自分の都合の良い様に解釈し、確たる証拠も無い内から、自らの推測や仮説だけで物事を確信し、周囲の話に耳を傾けようとせずに勝手に納得した結果、勘違いしたまま、筋違いな方向に進んでしまいがちな一面が玉に瑕。
漫画賞を受賞した直後には、記者からの質問を「つまらない質問」と内心小馬鹿にしたり、自分を称賛・祝福する同級生達を「皆の衆」呼ばわりしたりと、やや傲慢な態度を見せる等、完全に自分の栄光と充実した生活に胡坐をかいていた。鬼よりかは寧ろ天狗。
そのせいか、転落後はアッサリと彼氏を含む周囲から軒並み掌を返されてしまい、誰1人味方になってくれない等、ソレまでの周囲からの敬愛や称賛は上辺だけに過ぎず、殆ど人望も無かった実態が明らかになった。
上記の様に、優位な状況では際限無く増長する反面、反対に悪くなると現実逃避に陥ったり、プライドを簡単に捨て易い傾向もある。
結果、上述の彼氏の情けない人柄や、ソノイの素性・本性を最後まで見抜けなかったり、「桃井タロウ」を探す中、個人的な苦手意識を抱くドンモモタロウだけは、まさかと思っても候補から除外したがる等、人を見る目も欠けている。
また、家に配達にやって来た当時他人同然であるタロウに対して、叔母から頼まれた皿洗いを(冗談のつもりで)丸投げしてしまう不用心且つ図々しい一面や、手を上げるつもりが無い理由があるとは言えチンピラ相手に呆気無く倒されたタロウに対して「意外と弱い」と見做して以降、やや偉そうな態度を向ける不遜な一面、助けようとした人間を殺され、消沈状態だったタロウの心境を顧みずに忠誠を誓って導いて貰おうとする等、空気が読めない一面もある。
加えて、少々気が短く、口より先に手が出るタイプでもある様で、ストレスが臨界点を超えると鉄製のトレーを素手で捻じ曲げてしまう程の怪力を見せたり、マジ切れすると、近くにある物を掴んで殴り掛かる傾向がある。但し、この行動を行う際は基本的に相手側に落ち度がある事が多い。
特に自身の転落の切っ掛けとなった「盗作」は一種のNGワードとなっており、他者から度々冗談や誂い半分でソレに触れられると、忽ち不機嫌になる一方で、盗作騒動以降は同級生達から付けられた「トウサク」の渾名については当初は辟易していたが、ドン10話の時点で普通に受け入れている。
この様に何かと自分本位且つ無神経で偏狭な部分が散見されるも、ヒトツ鬼になった知人や巻き込まれた一般人に対しては何とか助けようとし、それらを無慈悲に殺める脳人には抗議する等、しっかりとした道徳も持ち合わせており、完全に自己中心的な訳でも無い。
実際、自分と同じ境遇に陥った前田真利菜の苦しみと葛藤を理解する等、人の痛みが分かる共感性も備えている。
加えて、濡れ衣によって社会的な名誉を失い、実社会では後ろ指を指され、学校生活では半ばいじめに近い扱いを受ける等、人によっては心が折れ兼ねない苦境に陥りながらも、不貞腐れたり、自暴自棄にもならず、ひたすら名誉回復の為の道を探り、自分なりに努力や精進を積もうとする等、雰囲気に反して鋼の様に屈強な精神力の持ち主である他、ヒトツ鬼に恐怖しつつも“戦士に選ばれた自覚”を振るい立たせ、彼女なりに果敢に戦おうとする正義感の強さや、目の前で命の危機に瀕した人がいれば、それがたとえ自分を邪険に扱った同級生であったとしても、公私混合せずに救おうと尽力する公明正大さも併せ持っている。
プライベートで不愉快な出来事があったのを戦闘時にまで引きずり、無関係の相手に八つ当たりしてウサを晴らそうとする真一や、「愛する人に危害を加えた悪人」と線引を設ける形で、自らの裁量によって他者を見殺しにする非情な判断を下す事も辞さないつよしとは対極的。
また、タロウを家に上げたせいであらぬ誤解を招いてしまい、彼が叔母に誤認逮捕された時も事情を話して庇う等、後先を考えない場当たりな行動こそ多いが、無責任な訳でも無い。
他にも、快盗鬼の一件で見た迷惑客の態度と真一の言葉を、上記のタロウへの不遜な態度に重ねて反省する等、その本質も決して悪人では無い。
また、上述した漫画に対する情熱や創作意欲から見せる、後先考えない位に過剰な好奇心や豪胆さに加え、後述の才能に対するしっかりとしたプロ意識も持ち合わせており、時にその一面を垣間見た人間から「漫画の為にココまで出来る娘が盗作なんてする訳が無い」と感心させ、図らずも自身への信頼に繋がっている。
メンバーでは唯一の未成年且つ最年少なのも合わさって、良くも悪くも自分で「こう」と決め込んだら迷わず突き進めるタイプであり、それがプラスに働けば「戦士」としての速い自覚に繋がり、逆にマイナスになると見当違いな早とちりを繰り返してしまうと、前述の数々の言動はそれが原因なのかも知れない。
この辺りは彼女の叔母にも見られる。
とは言え、勘違いや早とちりはあるが漫画と後述の運転さえ絡まなければ基本的には常識人寄り。
総じて「本質的には情味に溢れる人物だが、“若さ”や“(主に挫折等の苦い)経験の少なさ”が故に、その場限りの感情に呑まれ易く、その度に多少のしくじりを犯してしまう」と、正しく「未熟者」と評するタイプ。
本当の意味で「発展途上」な彼女だが、果たして戦いの中で新たに見付ける物とは?
掃除やお茶汲み等の家事や、看病等、他人に奉仕する行為はソコまで得意では無い模様。
一応、炊事に関しては他者に料理を振る舞える程度は嗜んでいる様だが、ドン12話でタロウに得意料理のビーフストロガノフを振る舞った際には、その腕前を「25点」と採点され「食わんで良し!」と怒って皿を下げた。
後のシーンでは、この一件のせいで、ビーフストロガノフが作れなくなったと愚痴をこぼすはるかだったが、タロウから「それは良かった!」と失礼極まりない一言を返されてマジ切れしていた。
もっとも、コレについては同話で最終的にアイドルデビューに成功した吉良きららの歌唱力や、ドン24話のゲスト東智子の手料理にもタロウは同じく25点の採点をしていた事や、タロウと共に相伴していた叔母は何事も無く食していた事、ドン25話でタロウが「32点」と評したつよしが作ったラーメンを「美味かった」とも評していた事から、単にタロウの評価基準が厳し過ぎるだけであり、ある番組スタッフ曰く「タロウの採点を一般標準で考える場合、採点された数字に2倍計算して考える様に」との事で、その証言に合わせて考えると、はるかのビーフストロガノフをはじめ、タロウから「25点」と採点された物は一般的には「50点」=と平均的な点数であるらしい。
ドン40話にて、18歳になったのを機に王苦ミライ自動車教習所にて運転免許を取得……したのだが、教習所では「教官殺し」と呼ばれる程壊滅的な状態で、その酷さはこの道30年のベテラン教官である武藤をもってして「恐ろしい程運転の才能が無い…」と評され、教習中に教官の首を何人も破壊する程の問題児ぶりである。ハンドルを握ると性格が変わるらしく、この危険なドライビングテクニックでドンムラサメに単独で完勝してしまった。
実は運転中に襲撃して来た敵を、ドア開閉まで攻撃手段に使う形で応用を利かせる運転技術は簡単に出来るモノでは無い。コレを仮免許の教習中に自分の技術として会得し、ぶっつけ本番で行なって見せたのがはるかなのである。つまり卓越した運転技術の才能を持ち、ソレを即開花させる上達ぶりを見せた一方、いざハンドルを握ると安全性の概念が消える上にルール無用の振る舞いになってしまうので、彼女の運転する車は高い技術力を倫理観無く振るう暴走車にしかならず、現代日本の生活基準では活用する要素が無いのが問題点なのだ。
技術的云々では無く社会的な基準で完全にアウトだった試験結果にも拘わらず、教習所側(恐らくは武藤)は恐るべき事にはるかを合格にして卒業を認め、彼女はその後の運転免許試験(現実の制度と同じならここでは運転技能は問われない)に無事通ったのだろう、運転免許証を手にする事になってしまった(それでいいのか…)。
早速タロウ,雉野,猿原を呼び出してドライブに誘うはるか。
「ジャジャーン!」
猿原「免許証?何時の間に…」
「へへ〜ん!と言う訳で皆…」
「ドライブ行こ」
だがそこにあった新車は、杜撰な補修だらけの姿であった。
タロウ・雉野・猿原「………」
タロウ「逃げるぞお供達!」
雉野「は…はい!」
「待て〜ッ!ドライブ行こ〜!!」
猿原「逃げろーッ!!」
・・・あのタロウに明確な恐怖を覚えさせ、逃げの一手を取らせたのは後にも先にも彼女だけである。
ドンブラザーズの脱退と影響、その影響を目にしたはるかは…
ドン10話にて五色田介人にゼンカイザーブラックに変身した事等を問い詰めた際に、彼から「貯まったキビ・ポイントを使用すればドンブラザーズを脱退出来る」と言われ、躊躇いも無く脱退を選択した。
ポイント使用後は一度は失った物を全て取り戻し、オニシスターに変身する前の生活を取り戻した。そんな中、唯一ポイント使用前の記憶を保持しており、サイン会の際に謎の女性から握手と同時にメモを渡される。全てを取り戻したハズだが、「自分以外の4人は今どうしているのか」や「1度は会ってみたかった」等寂し気な様子も見せていたが、復縁した形になったひとしから「漫画家が失踪している」話を聞かされ気を付ける様に言われる。その後、1人で歩いていた所を先程サイン会で会った女性に後をつけられ、彼女をストーカーと勘違いし、偶然通りすがっていた男性に助けを求めたのだが、運悪くその男性が漫画家を失踪させていた海賊鬼だった。既にドンブラザーズを脱退して戦えないはるかはピンチに陥るがそのピンチを救ったのが先程まで自分を追っていた女性だった。
その女性はオニシスターに変身し、はるかは「超・超・超展開」と驚愕。ドンモモタロウに膝を着き忠誠を誓った新たなオニシスターに「跪くのか…」と内心突っ込む。その後、自分を除いた「新たなドンブラザーズ」を目の前にし、新たな行動を移す。
先ずは嘗て自分がバイトをしていた喫茶店「どんぶら」に赴き、新たなオニシスターの変身者と話をする事に。この時、介人に自分の事をアピールするが、彼からは「は?」と知らない人に知り合いの様に話し掛けられたかの様な反応をされ、彼からも忘れられた事に寂しさを見せる。その後は自己紹介された真利菜と共に猿原の家に行き、猿原の世話をする真利菜を「戦隊内恋愛」と関係を探るが「放って置くと何もしないから世話をしているだけ」とバッサリ切り捨てられ、猿原が真利菜に「君あってのドンブラザーズだ、頼りにしているよ」と言った事で対抗心を燃やして掃除の手伝いを申し出たがドジを踏んで壺を割ってしまった。
次はタロウに弁当を持って行く真利菜に同行し、「シロクマ宅配便」でタロウを見つめてに自分を覚えているかを確認したが、タロウからは「何ボサッっと突っ立っている、目障りだ」と厳しい言葉を投げ掛けられる。ここでも対抗心を燃やしてお茶を入れるが、今度は土瓶を割ってしまう。
その後はレストランに場所を移し、ドジを反省したのだが、彼女から慰められ、内心で「く…屈辱…」と悔しがるが、ある写真に突如ナイフを突き刺し、「コレはパクリよ、元は私が撮った物なの!」と話した真利菜に動揺する。
そして、「彼女がドンブラザーズになる前はカメラマンだった事」、「ある日戦士になると同時に全てを失った事」、「作品を盗作呼ばわりする者が現れた事」等、嘗て全て自分に起こった不幸と全く同じ状況に遭った事を聞かされる。
彼女の父の「ベタ…でも良い」意志を継いで虹の写真を撮っていた彼女は不幸により「カメラを触ると手が震える」為、カメラを捨てた事まで聞かされる。それを聞いたはるかは「自分の代わりに真利菜がドンブラザーズになったから真利菜が不幸になってしまった」と罪悪感を抱いてしまう。
そんな中、急にひとしが現れ、「母さん(ママ)のビーフシチューをはるかに食べさせる」為にはるかを無理矢理連れて行こうとするが、そこに再度海賊鬼が出現し、ひとしははるかを見捨てて自分だけ逃げだしてしまう。
海賊鬼に動機を聞くが、「漫画家になりたかったが自分には才能が無いから才能を奪う」為に襲っている事を明かされ、
「ふざけんなボケ!」
「才能は奪うもんじゃない、自分の努力で磨き育て上げる物よ!」
と啖呵を切り、真利菜もそれに同意してオニシスターに変身する。他の4人も合流し乱戦になる中、急に彼女の手が震えてドンブラスターを落としてしまう。
彼女の手が震える原因を聞いていたはるかは、「まだ真利菜が写真の夢を諦めていない」事を知り、
「(私のせいだ…)」
「(ん?私のせいなのか…?)」
「(盗作なんかしてないのに?)」
「(私が悪い?)」
「(いや、悪くないんじゃない?)」
「(なりたくてなった訳じゃない)」
「(やっぱりオニシスターは私がやるべきだったんだわ…)」
「(真利菜さんだってなりたくてなった訳じゃないのに……)」
等様々な感情が交錯する中、ある決意をしたはるかは自身に掛かった電話を取り、
「(決めなきゃ……私が決めなきゃ!)」
とネームの打ち合わせをしようとした担当者に
「すいません!今までお世話になりました…」
「私…漫画家辞めます!」
と謝罪して「どんぶら」に駆け出し、介人に
「マスター!本当は私の事覚えてるよね?」
「なんせ…管理人なんだから…」
「覚えてるんだろコラ!!」
介人「あぁ…覚えてます…」
「やっぱドンブラザーズ辞めるの辞めた…だから私を元のオニシスターに戻して!」
と詰め寄り、自身をオニシスターに戻す事を頼み込む。
そして、ポイントの使用をリセットした彼女の目に移ったのは再度オニシスターに変身して戦っている最中の状況だった。
再度、オニシスターとして戦う事を決意したはるかは
「オニシスター!はるか!見参!」
と名乗りを挙げる。それに対しドンモモタロウは「んな事分かっている、今更何を言ってるんだ?」と聞かれるが
「こっちは色々あったんだー!!」
とオニシスターの専用装備である「フルコンボウ」を使用して初めて単独でヒトツ鬼を圧倒する。
その勢いのまま、オニシスターロボタロウにアバターチェンジし、
「真利菜さん!アナタは自分の人生を…」
「コッチは私がー!!」
と海賊鬼を撃破寸前まで追い詰め、トドメの「前人未桃・打ち上げ花火」で海賊鬼を撃破する。
海賊鬼の撃破後は真利菜は写真家として賞を受賞し、生活を取り戻し、はるかは以前の生活に逆戻りしたがはるかは落ち込んだ様子は見られず、元気に日常を過ごすのだった。
「お、虹!」
同話にて明かされた事実を併せて推測した一部の視聴者からは、ドン1話ではるかの身の内に起きた盗作騒ぎと、それから不自然なまでにトントン拍子に連鎖した不幸について「“先代のオニシスター”が、今回のはるかの様にキビ・ポイントを使ってドンブラザーズを脱退した事によって起きた物」であると推測する声も上がっている。
……そして、ドン12話で元喫茶どんぶらのバイトだったアイドルが登場していたりする。
ヒーローとしての素質
元々、はるかはドン2話の時点でヒーローの素質があると言われており、ドン10話までは猿原に次いでヒーローの素質があると言われていたが、上記の通り、「はるかがドンブラザーズを脱退する代わりに新しい人が不幸に陥る」状況に陥ったのだが、はるかは「失った物を取り戻したい」が「自分以外の人が自分と同じ不幸な状況に遭ってまで失った物を取り戻したい訳じゃ無い」と思っており、「誰かが不幸になるなら自分がオニシスターを続ける」選択は「自身の身を呈して誰かを守る」事でもある為、「猿原にも負けない位、ヒーローに相応しい」と改めて評価されている。
この話まで『ドンブラザーズ』の主題歌である『俺こそオンリーワン』は当然ながらタロウの曲だと断定されていたが、ドン10話の内容はこの歌詞と通ずる物があり、改めて曲を聴き直した人達からは「はるかの曲でもある」と認識され始めている。
他にも、キビ・ポイントの影響で車椅子生活を余儀無くされても戦う意思は衰える事は無かった事も、はるかの強いメンタルを更に評価される形となっている。
「ドンブラザーズというシステム」がある日突然何の審査も無いまま力を手にした一個人にさせられるものなので、自身をヒーローへ昇華できる人物自体稀であるし、ヒーローに至れるとしてもその過程や期間は各々かなり違う。したがってはるかはヒーローとの親和性がかなり高いと言える。
ドンブラザーズを続けた理由についても上記に加えて、変人ばかりだったがメンバーと知り合い前より人間が好きになったとコメントし、ドンブラザーズの出来事を漫画にすると意気込んでいる。
鬼頭はるか(未来)
並行世界の未来から現れた、もう1人のはるか。
詳しくは当該記事参照。
関連人物
上記の人物像で説明した通り、ヒロインポジション(しかも女子高生)にしてはやたら周囲からの扱いが悪い(彼女自身の性格にも問題があるのだろうが、やはりモチーフが鬼だからだろうか……)。
何故か複数の人間、しかも全員男性に最新話時点で、タロウ、翼、(ヒトツ鬼になっていたとは言え)つよし、ソノイ、ソノザの5人から足蹴をされている。
戦士となって、全てを失ったはるかは、失った物を取り戻す為に、彼を探して忠誠を誓うのを目標とするが、上述の性格や、街中や戦いの場で出会ったタロウ本人の性格に対する忌避感から、何度か会遇し、名前を確かめる機会があったにもかかわらず、中々その正体に気付かなかったが、ドン3話での一件で漸くその正体に気付き、忠誠を誓おうとしたが、タロウはその難儀な性格に加えてこの時は気が荒れており、はるかが空気を読まなかったのも一因ながら結果として理不尽にも蹴飛ばされてしまった。
その後も何度か戦闘以外の場で接触して、その心中を探ろうと試みるが、何故か毎度の如く接触出来なかったり、双方共にトラブルに巻き込まれたり、タロウ自身が曖昧な返答しかしない等で、中々その心中を把握出来ず、難儀するが、共に戦う内に、夕食に招待したり、諸事情で居辛くなってしまったバイト先の仕事の代役を頼む等、少しずつ打ち解けるようになる。彼がソノイの手にかかり消滅した際には、キビ・ポイントの過剰使用で足が不自由になり、命の危険があると警告されても尚彼の復活を願う程、掛け替えの無い大きな仲間となっている模様で、タロウの方も復活して以降は多少なりとも態度を軟化させる等、はるかやお供達に対する信頼が少しずつ深くなっている事を思わせる言動を見せている。
ドン4話にて、バイクに撥ねられそうになった親子連れをそれぞれアバターチェンジで助けた事がきっかけで、タロウを除いたドンブラザーズの仲間の中では、いち早くお互いの素性を把握し合い、本心の読めないタロウの奇行について相談したり、タロウの窮地に際して共に手を貸す等、何かと協力し合っており、ドンブラザーズメンバーの中では一番行動を共にする事が多く、正体を把握していないイヌブラザー=翼を除くメンバーの中では唯一「さん」付けで呼ぶ等、最も気兼ね無く対等に話し合える仲となっている。ドン22話では漫画のストーリーであるもののタロウ、犬塚、雉野、ソノイまでが主人公はるかに告白しているのに猿原だけは省かれており、はるかの中で恐らく猿原は特に異性として意識していないのだと考えられる。
…と思ったらドン43話で未来で付き合っている状態の2人と出会ってしまった際には物凄くイヤそうな反応をしていた。
尚、劇中でも公式サイトでも「未来」の「別次元」、「別時空」等と強調されていた事に加え、普段の猿原が触るのがイヤなお金を普通に手にしている描写等、かなり掛け離れている描写も多い為、あくまでも「そうなる可能性の1つ」であり、本編では実際にそうなるとは限らない可能性の方が高い(寧ろ限り無く無いに等しい)。
長い事互いにメンバーである事を知らなかった。冤罪を掛けられて、社会から追われる身となった点ではるかと共通しており、実際にドン5話では翼から自身の境遇を同情されると共に、はるかもシンパシーを感じたのか彼を激励していた。
ドン10話ではるかがポイントで脱退した際に、「次代の戦士に罪状まで引き継がれる」事態が起こった為、「彼の冤罪も先代から引き継がれた物では?」と予想する声がある。
何気にタロウを除いたドンブラザーズのメンバーの中では最初に素顔で接触しており、その際には実際にアバターチェンジをする場面も見ていたにもかかわらず、ドン5話において再会した際には彼を完全に覚えておらず、公式からもハッキリと「忘れられてる」と記載され、ドン11話での回想シーンでは、顔がへのへのもへじで表現されている程度にしか覚えられていなかったが、同話で漸く互いに素性を把握する事が出来た。
その後も、メンバー最年長であるにも拘わらず、「雉野」と呼び捨てで呼ぶ等、扱いはかなり雑だが、ドン15話で彼が激走鬼になった際は元に戻る事を願ったり、無事に元に戻った後、ドン16話で自責の念に駆られていた彼を励ます等、仲間としては大事にしている様子。キレたはるかが相手に殴り掛かろうとした際に、制止して宥めるのは専ら彼の役目(但し、上記の通りどう考えてもほぼ100%はるかを怒らせた方が悪い)。
タロウとは違うベクトルでマイペース且つ自分本位な彼の性格に辟易する一方、恐ろしい趣旨の発言を、笑顔を浮かべながら平然と言い放てる二面性やもう一つの更に危険な人格である「怖いジロウ」を警戒しており、(真一共々)彼をドンブラザーズメンバーに加える事については懸念を示している。彼が別人の様に豹変し、暴走した際には強烈なビンタを炸裂させて、結果的に正気に戻す事に成功した。
同じ高校の交際相手……だったのだが、盗作疑惑ではるかが同級生達から後ろ指を指される様になると、自身も「ママ」の忠告を言い訳にしながら掌を返す形ではるかを見捨て、そのまま破局する顛末を迎えた。ドン10話ではるかの盗作騒動が無かった世界線では寄りを戻したのだが、既にその本性を理解していたはるかからはやや冷めた態度で見られていた。また、この世界線でも「(怒った態度で)母親を優先してはるかの用事を無視する」、「怪物が現れたらはるかを見捨てて自分だけ逃げ出す」等のかなり自分勝手な言動を見せた為、完全に見切りを付けられた(視聴者からの目線も概ね同じ)。
ドン19話では何故か心変わりして「母親をダシにして復縁を迫るLINEを一方的にしつこく送り付ける」行動をしており今度は違う方向で、自分勝手なうえマザコンな一面を披露していた。だが、ドン30話の時点で、学校を長い間休んでいる事が判明。更に彼の母親が獣人に成り変わられている事を知ったはるかからは流石にその安否を心配されている。
バイト先のマスター。盗作騒動で打ち切りになった自身の漫画を読んで「コレ盗作したの?」と訊く等、デリカシー皆無な面が有るが、上述の件で世間的に叩かれて社会的に居場所が無くなった彼女をバイトとして雇ったり、突発的な私用で休暇を要請されても二つ返事で了承する等、良くも悪くも彼女の身の上や素行は気にしていない模様。
また、ドン9話でのタロウの不調に加え人々を次々と消し去る特命鬼に苦戦を強いられていた際、ゼンカイザーブラックとして変身した際にははるかからも驚かれた。ドン10話にてはるかがオニシスターへの復帰を希望する為に彼に詰め寄った際には、彼は終始はるかの圧に押されており、それ以降もはるかの機嫌が悪い時には強く言えない事から「(同一人物かはさて置き)あの五色田介人を簡単に屈服させられる女」とはるかの強さを評価する声も。
また、ゼンカイザーブラック変身後に色々聞こうとしてもはぐらかされているが、当のはるかはゼンカイザーブラックを「ヒーロー」として認識しており、「ヒーロー仲間」として意外と友好的に接している。
また、本人が居ない所でも「信頼出来る謎の男」と評して全面的に信頼している。
初めてヒトツ鬼に襲われた際に、成り行きで助けられた事から、初対面にもかかわらず、「リアル初恋ヒーロー」と呼び、当初は彼こそが桃井タロウであると勘違いしていたが、後にその素性と本性を知った際には、その凶行を非難している。当のソノイからは2度目の会遇時に見せた奇行のせいか「虫けら」扱いされてしまっている。
偶然目にした『初恋ヒーロー』を読んだ事から作品のファンとなった。
敵対する立場ではあるが幸いにも正体は知られておらず、漫画家として続編を描く事を乞われて拉致監禁される某ホラー映画の様な状況にはなったが、はるかの漫画に対する情熱とファンを超えて正しく中身を読み取るソノザの言動がかみ合い、何故か鬼編集長と漫画家の関係に落ち着いた。
しかしこの漫画家と鬼編集長としての(ある意味師弟とも言える)関係と、脳人とドン王家に与する者の敵対関係は別であるらしく、正体が露見した34話では「編集長〜」と呼びかけた際にソノザから「甘えるな、戦いは戦いだ」と言い切られてしまった。が、その後紆余曲折を経て、何とソノザの方がドンブラザーズへの加入を希望する事になった為、ある意味奇跡が起きた。
同居している叔母。
皿洗いの押し付け合いの末に、はるかが新作漫画を製作しているのを知った際には「また盗作?」と冷やかしていたが、関係が特に険悪な訳では無い。
ドン39話で18歳になったのを機に、運転免許の取得をはるかに勧めている。
はるかがキビ・ポイントを使って漫画家として返り咲いた事で、代わりにオニシスターとなって戦う運命を課せられてしまったカメラマンの女性。こちらも自身が受賞した写真が盗作だと言う疑惑を掛けられて転落し、どんぶらでバイトをする羽目になる等、はるかと全く同じ不幸が降り掛かったが、はるかが元のオニシスターに戻った事で返り咲く事が出来た。当然、はるかは悪意があって彼女を不幸にした訳ではないため、自分の行動で真利菜が自分の不幸を丸々継いでしまったことに罪悪感を抱いていた。
ちなみにドンブラザーズのメンバー、タロウや猿原の扱いがはるかよりも上手い。真利菜が加入後は、はるかがいた時よりも戦隊らしくなっていたため、はるかがオニシスターになった事によってタロウ達がより暴走している状況なのは否定できない。
また上述した通り、彼女の顛末から、はるか以前にもオニシスターとなって戦っていた者がおり、その人物がドンブラザーズを脱退したことによる代償ではるかが全てを失うことになった可能性もゼロでは無い。
実際、ドン21話にて先代サルブラザーが登場した点や、現在のメンバーになる以前に何と5000人もの人間が戦士として選ばれるも資格を失った事が明かされた点から、少なくともはるか以前にオニシスターとなった者は間違い無く存在していたと考えられる。とは言え、資格がはるかに移った点から先代のオニシスターの人格はヒーローの器どころか人としてマトモではなかったかも知れない。
ドン12話にて「どんぶら」に新たに入って来た女性。彼女のぶりっ子キャラと客からの持て囃されっぷりに不快感を示し、彼女の幾つかの嘘で信用していなかったが、宇宙鬼に本当に襲われた際には信じなかった事を後悔している様な描写が見られ、宇宙鬼の撃破に尽力した。
自身に盗作漫画家の汚名を着せた張本人であり、漫画家としてのライバルとして敵愾心を燃やす相手。だがその正体は何の因果か、並行世界のはるか自身であった。
余談
- 戦隊イエローを女優が演じるのは、快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャーのルパンイエロー/早見初美花役の工藤遥以来4年ぶりである。
- 2022年7月10日放送のドン19話放送後の公式ブログで、制作側が「亀頭はるか」と盛大に誤字ってしまっていた。(しかもニチアサの、それも女性キャラクターにあるまじきど下ネタである。尚、流石にマズかったからか公開から数十分後に即修正された様である)。本編だけで無く現実でも不幸な目に遭っている彼女が不憫でならないが…。
- 回を重ねる毎に毎回の様に強烈な変顔を見せており、すっかり可愛さを殺してしまっている。
- 後に演者の実姉である志田音々女史が桜井沙羅役で『仮面ライダーギーツ』に登板することとなり、姉妹で同年のニチアサに出演することになった。しかも物語が後半に入り、沙羅も仮面ライダーハクビなるライダーに変身した為、ジャンルは違えど姉妹でのヒーローへの変身まで実現した。
関連・類似キャラクター
- ハルカ/イエローマスク:同名のイエローヒロイン繋がり。戦隊ヒロイン同士の名前被りは八神洋子/ピンクレーサーと宇佐見ヨーコ/イエローバスターに続いて2件目であり、同色なのは初である。
- 津古内真也/2代目キョウリュウグレー:漫画家繋がりの戦隊キャラ。こちらは雑誌に連載を持つプロの少女漫画家。
関連イラスト
関連タグ
鬼頭はるかに轢かれるドンムラサメ:ドン40話にて教習所の車を乗り回してムラサメを轢くようなアクションをしたことからちょうど同時期に流行ったMVネタを想起した人もいた。
???(ドン43話のネタバレ注意):ドン43話で判明した未来の姿。
五色田介人/ゼンカイザー:前作に登場する別世界のマスター。『暴太郎戦隊ドンブラザーズVSゼンカイジャー』で共演。